トレック直営店でメンテナンスするとバーテープ交換無料・洗浄注油も

全国のトレック直営店で8月8日から9月7日まで「夏のメンテナンスキャンペーン」を開催。対象メニューを利用するとバーテープまたはグリップをプレゼント(交換工賃も無料)。さらに、チェーン洗浄&注油1回無料券(6カ月以内有効)も進呈。

秋のライドシーズンを最高のコンディションで迎えてもらおうと、他社メーカーのバイクも歓迎。酷暑を走り抜けたバイクに、上質なメンテナンスを提供します。

■概要
期間:8月8日(金)から9月7日(日)

対象店舗:全国のトレック直営店
※仙台青葉通一番町店は対象外
内容:対象のメンテナンスメニューを利用するとバーテープまたはグリップをプレゼント。さらに、チェーン洗浄&注油1回無料券も。対象メニューは下記。


特典詳細:
クロスバイク・マウンテンバイクの場合:TREK・Bontrager製グリップ
ロードバイクの場合:TREK・Bontrager製バーテープより選べる
グリップ交換工賃(通常1,000円)、バーテープ交換工賃(1,500円)も無料で取り付け。
※他ブランドのバーテープは対象外

【直営店でメンテナンスをするメリット】
・預かりから作業完了まで24時間を目指して作業。予定に間に合うよう、スピーディな作業を心がける。
・不具合箇所や気になる点は一緒に状態を確認し、作業開始前に必ず金額を伝える。
・経験豊富なメカニックが転車をしっかりと点検。
・他メーカーのスポーツバイクも持ち込み可能。

【対象メンテナンスメニュー】
・Level 1 7,000円(税込):安全チェックとフレームのクリーニングを希望する人におすすめ。
・Level 2 15,000円(税込):自転車全体のパフォーマンス回復を希望する人におすすめ。
・Level 3(ディスク)36,000円(税込)、リムブレーキは33,000円(税込):自転車全体のパフォーマンス向上を目指す人におすすめ。

※対象はスポーツバイクのみ。一般車(ママチャリ・シティサイクル)はメンテナンス・修理の対象外。
※KeePerコーティング、セール品は対象外。
※その他キャンペーンや割引との併用はできない。
※メンテナンスは完全予約制。利用の際は店舗まで電話、またはメールで連絡。

●トレックの詳細ページ

世界のサトミナがガールズ初のグランドスラム&グランプリスラム

ケイリン女子の世界チャンピオン、佐藤水菜がグランドスラムとグランプリスラムを達成。8月10日に宇都宮競輪場で開催された第1回女子オールスター競輪(GⅠ)最終日第12レース(決勝)で1着となり決定した。ガールズケイリン選手におけるグランドスラム達成は初めて。また、佐藤は2023年のガールズグランプリを勝利しているため、グランプリスラムも達成。

グランドスラムとグランプリスラムを達成した佐藤水菜

グランドスラムとは全GⅠレース優勝のこと。グランプリスラムとはこれに加えてGP優勝のこと。

グランドスラム達成選手は井上茂徳、滝澤正光、神山雄一郎、新田祐大、脇本雄太で、これに砂糖が加わった。2023年5月に制定されたグランプリスラムはこれまで脇本だけだった。

スペシャライズドS-Worksヘルメットのプロチームカラー発売

スペシャライズド製ヘルメットのS-Works Evade 3とPrevail 3の両モデルにプロチームカラーが加わる。全国のスペシャライズド正規販売店と公式オンラインストアで2025年8月8日に発売。

©Eloise Mavian / Tornanti.cc

空力性能と冷却性能を極限まで高めたヘルメット

S-Works Evade 3 は、ワールドツアーに参戦するプロレーサーから、より高性能でオールラウンドなレースヘルメットが欲しいとの要望を受け、定評ある空力性能を損なわずに、冷却性能をさらに高めて進化したモデル。より多くのステージで選ばれるヘルメットになった。Soudal Quickstep、FDJ Suez、SD Worxと3つのチームカラーを発売。

S-Works Evade 3 – Team Replica
カラー:3色(2025 FDJ Suez、2025 SD Worx、2025 Soudal Quickstep)
サイズ:S、M、L (Round Fit)(2025 SD WorxはLサイズ展開なし)
価格:¥38,500 (税込)
©Eloise Mavian / Tornanti.cc

S-Works Prevail 3 は、スペシャライズド史上最高の冷却性能を誇るヘルメット。夏の酷暑、長く険しい坂、山岳ステージなどで優れたパフォーマンスを発揮し、体温調節のメリットを重視するライダーに最適。Soudal Quickstep と FDJ Suez の2つのチームカラーを発売。

S-Works Prevail 3 -Team Replica
カラー:2色(2025 FDJ Suez、2025 Soudal Quickstep)
サイズ:S、M、L (Round Fit)
価格:¥38,500 (税込)

日本国内で販売される両モデルは、Round Fitサイズを採用。アジア人の頭の形によりフィットする丸型形状で、S・M・Lの3サイズ展開。

フェランプレヴォがツール・ド・フランスファムで初出場・初制覇

フランスのポーリーヌ・フェランプレヴォ(ヴィスマ・リースアバイク)が2025年7月26日から8月3日まで行なわれたツール・ド・フランスファムで総合優勝した。最終日の第9ステージでも優勝し、その実力を見せつけた。

ツール・ド・フランスファム最終ステージ、マイヨジョーヌを着用したフェランプレヴォが制し、総合優勝を決めた © A.S.O./ Pauline Ballet

アルプスのマドレーヌ峠で主導権を握った翌日、マイヨジョーヌを着たフェランプレヴォはデミ・フォレリング(2位)とカタジナ・ニエウィアドマ(3位)を抑えて初のツール・ド・フランスファム優勝を果たした。

ツール・ド・フランスファム第9ステージ © A.S.O.

シャンパーニュ出身のフェランプレヴォは、この最終ステージでも優勝を果たしたため、ゴールラインで両手を2倍に上げることができた。レースは終盤に6人に絞り込まれた集団の中で、フェランプレヴォはフィニッシュまであと6.7kmの地点でアタック。2度目のステージ優勝を果たし、最終的にもマイヨジョーヌを手にした。

マイヨジョーヌのポーリーヌ・フェランプレヴォ © A.S.O.

後継者を祝福するためにシャテルを訪れたジャンニー・ロンゴ(1987年、1988年、1989年)に続き、女子ツール・ド・フランスを制した2人目のフランス人女性となった。

ツール・ド・フランスファム第9ステージはスイスアルプスでの戦い © A.S.O.
ツール・ド・フランスファム第9ステージで優勝を争う第1集団にフェランプレヴォ(先頭から2人目)も加わった © A.S.O.
ツール・ド・フランスファム第9ステージ © A.S.O.
アンナ・ファンデルブレッヘンが第9ステージで意地を見せて敢闘賞 © A.S.O.

●総合成績
1位 ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)29時間54分24秒
2位 デミ・フォレリング(オランダ、FDJ・スエズ)3分42秒遅れ
3位 カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム)4分09秒遅れ

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベール(ポイント賞)ロレーナ・ウィーベス(オランダ、チームSDワークス・プロタイム)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)エリーズ・シャベイ(スイス、FDJ・スエズ)
□マイヨブラン(新人賞)ニンケ・フィンケ(オランダ、チーム ピクニック・ポストNL)

ツール・ド・フランスファムの4賞。左から山岳賞のエリーズ・シャベイ、総合優勝のフェランプレヴォ、新人賞のニンケ・フィンケ、ポイント賞のロレーナ・ウィーベス © A.S.O.

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感想(1件)

フランスのアイドル、フェランプレヴォが独走勝利で総合1位に

第4回ツール・ド・フランスファムの最難関ステージ、シャンベリー〜マドレーヌ峠間の111.9kmで第8ステージが8月2日に行われ、チーム ヴィスマ・リースアバイクのポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス)が優勝。総合成績でも初めて首位に立った。大会は3日までで総合優勝に王手をかけた。

フェランポレヴォがマイヨジョーヌを獲得 ©A.S.O.

ジャニー・ロンゴ以来となる史上2人目のマイヨジョーヌ

フェランプレヴォは女子レースのツール・ド・フランスファムで個人総合1位のマイヨジョーヌを着用した初のフランス選手になった。同大会の前身である1980年代のツール・ド・フランスフェミニンを含め、1989年7月23日にジャニー・ロンゴが最後に優勝して以来、36年と10日ぶりのマイヨジョーヌ着用となる。ロンゴはマイヨジョーヌ着用日数(36日)の記録保持者であり、マイヨジョーヌを着用した唯一のフランス選手だった。

フランスのアイコン的存在フェランポレヴォがアタック ©A.S.O.

五輪マウンテンバイクの金メダリストであるフェランプレヴォ、誰にも止められない勢いで恐ろしい最後の登り (18.6 km、8.1%) を駆け上がり、自身初のツール・ド・フランス優勝を果たし、レース終にマイヨジョーヌを身につけた。

ロード界でも元世界チャンピオン、シクロクロスやマウンテンバイクでも何度も世界を制してきた逸材は2025年にロード選手としてカムバックした。33歳のこのフランス選手は、頂上まであと12kmの地点でサラ・ジガンテ(AGインシュランス・スーダル)の鋭いアタックに追従し、3 km地点でこのオーストラリア選手を引き離した。

マイヨジョーヌや山岳ジャージを持つ選手がフェランポレヴォを追う ©A.S.O.

その後、レース途中でバーチャルマイヨジョーヌだったエビータ・ムジックを含む先行選手集団の最後の生き残りを捉え、残り5kmでニアム・フィッシャーブラックを置き去りにした。ジガンテは1分45秒差で2位となり、総合順位でフェランプレヴォに2分37秒差となる2位になった。2023年の覇者デミ・フォレリングは総合成績で3分18秒遅れ、2024年のカシア・ニエヴィアドマは3分40秒遅れ。フィニッシュ前日の時点で3分以上遅れている。

フェランポレヴォがアルプスで逃げた ©A.S.O.

フランスのアイコン的存在だがツール・ド・フランスは初出場

わずか数カ月前にレースに復帰したばかりのフェランプレヴォだが、総合優勝に向けて大きな一歩を踏み出した。最終日のスイス・シャテルでマイヨジョーヌを守れば、1989年のロンゴ以来となるフランス人優勝者となる。

フェランポレヴォが独走優勝して総合でもトップに ©A.S.O.

ポーリーヌ・フェランプレボがMTB世界選手権で二冠獲得

クロスカントリーオリンピック(XCO)の世界チャンピオンとなり、アルカンシエルを着用したフェランプレボ ©Bartek Wolinski / Red Bull Content Pool

2025ツール・ド・フランスは記録づくめ! モンヴァントゥーの視聴率は65%

2025年7月5日から27日までフランスを一周するコースで開催された第112回ツール・ド・フランスが高いテレビ視聴率で盛り上がりを見せたと、主催するA.S.O.が8月1日に発表した。

モンヴァントゥーは最後のこのコーナーがきつい ©A.S.O.

欧州のテレビ視聴者
約1億5000万人

2025ツール・ド・フランス第13ステージ ©A.S.O.

●生放送のテレビ視聴時間
7億時間超

2025ツール・ド・フランス第11ステージ ©A.S.O.

●フランスでのテレビ放送
フランス・テレビジョンがスタートからゴールまで全ステージをフルカバー
放送時間は100時間超

ベン・ヒーリーが2025ツール・ド・フランス第10ステージでマイヨジョーヌ ©A.S.O.

平均視聴率42.6%(2024年から7ポイント増)
15〜34歳の視聴者・視聴率39.8%(2024年から7.6ポイント増)

2025ツール・ド・フランス第21ステージはモンマルトルを3回上るコースになった ©A.S.O.
アレンスマンのこのシーンがインスタで3600万ビュー
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