安治川部屋公認の頑丈で安心・快適な高耐荷重設計自転車発売へ

大阪府吹田市に本社を置くダイワサイクルと、相撲の安治川部屋がダイワサイクル史上初の高耐荷重設計自転車「デュラシック100」を開発し、販売を開始した。同部屋に所属する力士による半年間の試乗とアンケート調査を参考にして市販化した。

大相撲・安治川部屋公認のデュラシック100

自転車の「新しいアタリマエ」を経営理念とするダイワサイクルは、これまで自転車の出張修理サービスやプライベート自転車の企画・開発を行ってきた。今回は身体の大きな人の悩みとして、スポークが破損するなど自転車が壊れやすいかったり、特に雨の日に止まりにくくて不安があるとの声があったため、独自開発の耐荷重タフネス技術を採用した「デュラシック100」を発売した。

安治川部屋の現役力士に協力してもらい、半年間の試乗とアンケートを実施。自転車の頑丈さや安全性が満足できるレベルに達したことにより、「デュラシック100」が「安治川部屋公認」自転車としてお墨付きを得たという。

「タイヤも太く、頑丈なフレームを採用しているため、走行時のガタツキなどを感じることもなく安心して乗れた」
「一般の自転車と比較してブレーキの効きがよかった」
「大型のギヤと7段の変速で快適な漕ぎ心地を体感できた」

商品は全国のダイワサイクル、ダイワサイクルスタイル、ダイワサイクルオンラインストアで販売。税込み5万7200円。

2025ツール・ド・フランス開幕地のトップが挙げた大会招致することのメリット

2025ツール・ド・フランスは開幕からの3日間と大会4日目のスタート地をフランス最北部のオー・ド・フランス地域圏に舞台設定した。この地域における自転車文化から自転車を利用した観光事業まで、そして自転車が市民に与える恩恵などをこの地域のトップが語った。

第4ステージのスタート、アミアン ©Hauts-de-France Tourisme-Laurène Philippot
フランソワ・ドゥコステ―ル(オー・ド・フランス地域圏議会 文化・遺産・地域言語および国際関係担当副議長) ©Hikaru Ogawa / Atout France

フランスでは自転車と観光が表裏一体の蜜月

2025年7月5日に開幕する第112回ツール・ド・フランス。第1ステージはリールメトロポールを発着とする185km。7月6日の第2ステージはロワンプランクからブローニュシュルメールまでの212km。7月7日の第3ステージはバランシエンヌからダンケルクまでの178km。そして7月8日の第4ステージでアミアンメトロポールを出発する。ここまでがオー・ド・フランス地域圏だ。

アラス ©Hauts-de-France Tourisme -Anne sophie Flament
シャンティイ ©Hauts-de-France Tourisme-Vincent Colin

オー・ド・フランス(Hauts-de-France)の「オー」はオートクチュール(高級洋服)のオーと同じで、「高い」という意味。高低差でも「高い」ところをさすが、地図上の上、つまり「北」もオーと呼ばれるので、北フランスという意味がある。

ソンム湾 ©Hauts-de-France Tourisme-Stéphane Bouilland

欧州にある4つの首都、フランスのパリ、ベルギーのブリュッセル、オランダのデンハーグ、英国のロンドンをつなぐルートの十字路に位置するリール、大聖堂で有名なアミアンなどの大都市が戦いの舞台となり、多くのレースファンがやってくるのみでなく、それを迎える市民も今から選手たちがやってくるのを楽しみにしているという。

第2ステージのゴール、ブローニュシュルメール ©Hauts-de-France Tourisme-Benoit Bremer
ブラン・ネ岬 ©Hauts-de-France Tourisme – Fabien Coisy

地元の人たちはどんな接し方で自転車を活用し、それをそれぞれの生活に取り入れて快適化しているのだろうか? オー・ド・フランス地域圏のフランソワ・ドゥコステ―ル副議長に話を聞くと、自転車専用レーンの整備、サイクルツーリズムの促進、そして2025年に開催されるツール・ド・フランスへの期待感を3つのワードとして口にした。

第3ステージのスタート、バランシエンヌ ©Hauts-de-France Tourisme – Anne Sophie Flament
第3ステージのゴール、ダンケルク ©Hauts-de-France Tourisme-Frédérik Astier

「フランスの多くの都市で自転車専用レーンが整備されており、これが日常的な移動手段として自転車の利用を促進している。また、ユーロヴェロルートという大規模な自転車ルートを整備し、自転車観光客を受け入れるホテルの認証制度も構築している」

エスタミネ ©Hauts-de-France Tourisme-Anne Sophie Flament

フランスにおける自転車インフラの整備

「フランスの多くの都市では数十年前から自転車専用レーンが整備されている。都市整備の際には必ず自転車レーンが作られ、これにより自転車が快適で日常的な移動手段の一つとなっている。また、安全性を確保するために、自転車レーンは車が走る道路と完全に分離されているのが特徴」

クレールマレ ©Hauts-de-France Tourisme-

サイクルツーリズムの成長

「フランスでは近年サイクルツーリズムの機運がこれまで以上に高まっている。1つの具体策として、ユーロヴェロルートという大規模な自転車ルートが注目されている。このルートは約100kmにおよび、観光客がその途中で町や田舎を見学しながら走ることができる。また、自転車観光客を受け入れるホテルの認証制度があり、自転車の修理や保管ができる設備を提供している」

アラン・ジェスト(アミアン・メトロポール議長) ©Hikaru Ogawa / Atout France
エステル・レオ―(オー・ド・フランス地方観光局 広報・マーケティングディレクター) ©Hikaru Ogawa / Atout France
クリストフ・デュフォセ、シャトー・ド・ボーリュー オーナーシェフ(ミシュラン2つ星、グリーンスター) ©Hikaru Ogawa / Atout France

「ツール・ド・フランスもたまにやってくるけど、このエリアには石畳の道が舞台となる伝統のパリ〜ルーベが毎年開催されている。それはもうフランスの自転車文化の象徴だ。2025年はツール・ド・フランスの開幕地として4つのステージを展開する。自転車専用道の整備環境、バカンスを利用したサイクリング、そしてペダルを漕ぐ頂点に位置するツール・ド・フランスは常にリンクする。市民にさまざまな恩恵をもたらしてくれるのは確かだ」

クレシー・アン・ポンティユーの森 ©Hauts-de-France Tourisme-Stéphane Bouilland
ルーヴル・ランス ©Hauts-de-France Tourisme -Nicolas Bryant
アンリ・マティス美術館 ©Hauts-de-France Tourisme-Xavier Alphand
ノシカ水族館 ©Hauts-de-France Tourisme-Anne Sophie Flament
ルーベのラ・ピシーヌ美術館 ©Hauts-de-France Tourisme – Nicolas Bryant
サン・ヴァレリ・シュル・ソンム ©Hauts-de-France Tourisme – Stéphane Bouilland
トゥケ・パリ・プラージュのビーチ 
エリクールのテリル(ぼた山) ©Hauts-de-France Tourisme-Fabien Coisy
国際フランス語博物館 
リールのグランプラス ©Hauts-de-france Tourisme – Stéphanie Gheeareart

自転車NAVITIMEで茨城県と土浦市のサイクリストにやさしい宿をチェック

ナビタイムジャパンの自転車ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」が茨城県と土浦市の「サイクリストにやさしい宿」の検索機能を追加した。

「サイクリストにやさしい宿」検索機能は、茨城県が実施する認定制度「サイクリストにやさしい宿」で認定を受けた、愛車を安心して保管でき、ともに宿泊できる、茨城県と土浦市の宿泊施設を検索できる。専用のアイコンを用いて地図上に表示し、地図からの検索なども可能。

土浦市の専用ポータルサイトはサイクリストにやさしい宿検索に加え、サイクルサポートステーションの検索機能を利用できる。さらに、今後は土浦市の歴史や自然を感じられるサイクリングコースや土浦市の見どころ、サイクリスト優待店といった、サイクリング関連のコンテンツ情報を配信する予定。配信するスポットやサイクリングコースは、経路検索や音声案内を含む自転車ナビゲーションを利用することも可能。

サイクリストにやさしい宿」検索(茨城県、土浦市)
茨城県と土浦市が認定したサイクリストにやさしい宿情報をナビタイムジャパンが受領してデータ化し、『自転車NAVITIME』内に表示。専用のアイコンを用いて地図上に表示し、地図からの周辺検索、フリーワード検索を利用できる。

土浦市の専用ポータルサイト提供(土浦市)
『自転車NAVITIME』アプリ内に土浦市専用ページを新規開発し、土浦市内のサイクルツーリズムに関するコンテンツや関連リンクなどを集約したポータルサイトを提供。「サイクリストにやさしい宿」検索のほか、サイクリストのための休憩スポットである「サイクルサポートステーション」情報や土浦市内の5つのサイクリングコースを掲載してルート検索から多言語音声ナビへの連携、土浦市の見どころとして観光スポットの表示にも対応。

世界のサトミナが競輪祭を制してガールズグランプリ出場へ

大阪・関西万博協賛ガールズグランプリ2024の出場7選手が決まった。小倉競輪の第2回競輪祭女子王座戦を制したケイリン世界チャンピオン、佐藤水菜が出場権を獲得した。ガールズグランプリは2024年12月29日に静岡競輪場で開催される。

ケイリン世界チャンピオンの佐藤水菜(中央)。左は2位ファンデオーウ(オランダ)、右は3位マーチャント(英国) ©日本自転車競技連盟

出場選手は児玉碧衣(福岡)、石井貴子(千葉)、佐藤水菜(神奈川)、坂口楓華(愛知)、尾崎睦(神奈川)、尾方真生(福岡)、石井寛子(東京)。

サイクルベースあさひ港北高田店が横浜市営地下鉄駅至近にオープン

快適な自転車ライフを提供するあさひが2024年11月21日に「サイクルベースあさひ港北高田店」を横浜市港北区にオープンさせる。

サイクルベースあさひ港北高田店

港北高田店はシティサイクルをはじめ、幼児・子供用、電動アシスト自転車など幅広い自転車を取り扱う。修理・点検などの各種サービスを提供し、地域に「わくわく」「安心」「便利」な自転車ライフを届けたいという。

この港北高田店のオープンを記念して11月21日(木)から12月22日(日)までの期間、電動アシスト自転車やスポーツサイクルなどがお得に購入できるオープニングセールを開催。同期間中、港北高田店近隣の日吉店でも協賛セールを実施。

セールは、サイクルベースあさひ公式アプリ登録者が対象。

サイクルベースあさひ港北高田店
住所 :  〒223-0065 神奈川県横浜市港北区高田東1-46-12
営業 :  10時~20時 5月21日から2月20日の期間の平日の営業時間は11時~20時
定休日:  年末年始、棚卸日(2月と8月に、各1日)
TEL :  045-531-0530
駐車場:  あり
アクセス: 電車:横浜市営地下鉄グリーンライン「高田」駅から東へ徒歩約3分
バス:東急バス「高田駅前」停留所から東へ徒歩約3分
車 :県道102号線(日吉元石川線)沿い「高田東小学校入口」交差点からすぐ

●オープニングセールの詳細ページ

スペシャライズドが秋冬アパレル旧カラー・旧モデルに限って40%オフ

米国の自転車総合ブランド、スペシャライズドが寒さが厳しくなるこのタイミングで、秋冬のアパレルを旧カラー・旧モデルに限ってアウトレットに追加した。最大40%オフとなるので、この絶好の機会に高性能サイクリングウエアを手に入れて、冬の寒さにも負けず快適にペダリングしよう。

Packable Down Jacket
38,500円 → 23,100円(40%オフ)

旧カラー・旧モデルに限り最大40%オフ

サイクリングはその運動量の多さから発汗が激しくなる一方で、風を切って走るために体温が急激に下がることがある。このため、適切なウエア選びが非常に重要。スペシャライズドのサイクリングウエアは、保温性と通気性に優れ、寒冷な気候でも体温を適切に保つ。

Trail Alpha Jacket
27,500円 → 16,500円(40%オフ)

さらに、動きやすさを追求したデザインで、長時間のライドを快適にサポート。スタイルと機能性を兼ね備えたアイテムで、毎日のライドをより快適にサポートしてくれる。

SL Expert Soft Shell Bib Tights
28,600円 → 17,160円(40%オフ)
Drirelease Merino Neck Gaiter
4,400円 → 2,640円(40%オフ)

●スペシャライズドのアウトレットページ