ヴィンゲゴーが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ初優勝に王手

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月13日、ロブレド・デ・チャベラ 〜 ボラ・デル・ムンド プエルト・デ・ナバセラダ間の最後の山岳コースで第20ステージ(165.6km)が行われ、ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)がライバルを振り切って独走。今大会3勝目、大会通算6勝目を挙げるとともに、初の総合優勝をほぼ確実にした。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.

総合2位は1分16秒遅れでジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
マイヨロホのヴィンゲゴーを守るチーム。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.
ヴィンゲゴーが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ優勝 ©A.S.O.
リッチテッロが逆転で2025ブエルタ・ア・エスパーニャ新人王に ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)マシュー・リッチテッロ(米国、イスラエル・プレミアテック)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第20ステージ ©A.S.O.

【ブエルタ・ア・エスパーニャ19S】フィリプセン3勝目、ヴィンゲゴーが4秒獲得

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月12日、ルエダ 〜 ギフエロ間の161.9kmで第19ステージが行われ、アルペシン・ドゥクーニンクのヤスペル・フィリプセン(ベルギー)がゴールスプリント勝負を制して、今大会3勝目、大会通算6勝目を挙げた。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.

首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)は中間スプリントポイントを2着で通過してボーナスタイム4秒を獲得。総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)との差を40秒から44秒に広げ、最後の山岳となる第20ステージに挑む。

フィリプセンが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ優勝 ©A.S.O.
カハルラル・セグロスRGAのヤコブ・オトルバが単独で先行した。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
カハルラル・セグロスRGAのヤコブ・オトルバ。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
ヴィンゲゴーが中間スプリントを取りにいく。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第19ステージ ©A.S.O.

【ブエルタ・ア・エスパーニャ18S】ガンナ最速タイム、総合2位アルメイダが40秒差に詰める

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日、バリャドリードを発着とする個人タイムトライアル(距離12.2km)が第18ステージとして行われ、トップガンナのニックネームで知られるイネオス・グレナディアーズのフィリッポ・ガンナ(イタリア)が最速タイムで優勝。

ガンナが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ優勝 ©A.S.O.

50秒遅れの総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)が8秒遅れの3位と好走し、首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)との差を40秒に縮めた。

イタリアチャンピオンのガンナがスタート。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
ヴィンゲゴーが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージで首位を守った ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.
ヴァインは0.9秒差で区間2位に。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第18ステージ ©A.S.O.

手のひらサイズの電動携帯空気入れ、ナノポンプの気になる価格は?

手のひらサイズの電動携帯空気入れ「nano.pump(ナノ・ポンプ)」が2025年9月18日に発売いたします。

nano.pumpは、手のひらサイズの軽量コンパクト設計ながら、最大120PSI対応の高性能モデル。ロードバイクやクロスバイクはもちろん、シティサイクルや子ども用自転車、さらにサッカーボール・バスケットボール、浮き輪などといったレジャー用品まで幅広く対応可能。手軽に持ち運びができ、保管に場所も取らず、楽々空気を入れられる。空気入れの新しいスタイルを提案。

手のひらサイズ、重さも約129gと超軽量設計

自転車のサドルバッグやバックパックに収納でき、家庭での保管時にも場所を取らない。外出先での急なトラブルや、レジャーへの持ち運びにもストレスはない。

使い方は簡単。空気圧を設定してスタートボタンを押すだけ。設定値に到達すると自動停止する。「どのくらい入ればよいのかわからない」「空気を入れすぎてパンクが心配」という不安を解消。初心者や子どもでも、家族みんなで安心して使える。

USBフル充電で自転車タイヤ約3本分に対応

リチウムイオン充電池を内蔵し、USB Type-CでPCやモバイルバッテリーから手軽に充電可能。乾電池が不要なので環境にも優しく、ランニングコストを抑えられるのも家庭向けの大きな魅力。フル充電で自転車タイヤ約3本分に対応可能(タイヤサイズ700x25C。80PSIでのテスト結果)。

オープン価格で、予想市場価格は税込み9000円前後。

●製品の詳細ページ

新人王のペリツァーリがグランツール初V【ブエルタ・ア・エスパーニャ17S】

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月10日、オ・バルコ・デ・バルデオラス〜アルト・デ・エル・モレデロ間の143.2kmで第17ステージが行われ、ヤング・ライダー賞の純白ジャージを着たジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が残り4kmでアタックして初優勝。

山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

首位ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)は、48秒遅れの総合2位ジョアン・アルメイダ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ・XRG)に2秒先着し、その差は50秒になった。

ペリツァーリが2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ優勝 ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
左からマルク・ソレル、山岳賞ヴァイン、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.
新人賞のペリツァーリ、マイヨロホのヴィンゲゴー。2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ヨナス・ヴィンゲゴー(デンマーク、チーム ヴィスマ・リースアバイク)
マイヨベルデ(ポイント賞)マッズ・ピーダスン(デンマーク、リドル・トレック)
マイヨルナレス(山岳賞)ジェイ・ヴァイン(オーストラリア、UAEチームエミレーツ・XRG)
□マイヨブランコ(新人賞)ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.

ブエルタ・ア・エスパーニャ個人タイムトライアルが妨害デモ対策で距離半減

第80回ブエルタ・ア・エスパーニャは9月11日にバリャドリードを発着とする第18ステージ・個人タイムトライアルの競技距離を27.2kmから12.2kmに変更した。現地10日夜に「ステージの安全確保を強化するため、ブエルタ・ア・エスパーニャ主催者はバリャドリッド市議会と連携し、コミッショナー協会と協議した結果、明日のタイムトライアルをのコースで実施し、スタートとフィニッシュは当初の予定通りとすることを決定した」と発表した。

2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第16ステージの短縮ゴール後に安堵のヴィンゲゴー ©A.S.O.

イスラエルとパレスチナの紛争がさらに悪化し、親パレスチナ活動家による妨害行為が想定される。第5ステージのチームタイムトライアルでも現在標的となっているイスラエル・プレミアテックの選手が足止めを余儀なくされている。その対策として警備体制を強化するとともに、距離を短縮して沿道をガードする方針だ。

大会は、9月3日の第11ステージがゴールのビルバオでの妨害行動によりレース終盤で打ち切り。9月9日の第16ステージもゴール地点の抗議活動により急きょ距離短縮の153.1kmとなった。事態がさらに深刻化した場合、2025ブエルタ・ア・エスパーニャは打ち切られることもあるという。

山火事の焼け跡を走る2025ブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージ ©A.S.O.