パリ五輪がまさかのブラックフライデー…公式グッズ最大7割引

2024パリ五輪がオリンピックポスター、スポーツウエア、アクセサリー、コレクターズアイテムなどをブラックフライデーとして最大70%引きで12月2日まで発売する。*「あなたやあなたの大切な人への完璧なギフトです!」と言うものの、売れ残った公式グッズなどが対象。

フランスでは法律で1年に2回、夏と冬にソルド(バーゲンセール)をすることが義務付けられ、ソルドの期間は法律で定められていますが、Black Fridayなどソルド以外の名前を使ってそれ以外の期間で値引きが行なわれることもある。

今回のセールは対象商品に限り、12月2日まで有効なオファー。オファーは他のプロモーション、割引、クーポンと併用できない。

パリ2024は終了したが、新しいオリンピックの章が始まろうとしている。オリンピック冬季大会ミラノ・コルティナ2026が2月6日から22日まで開催される。

●2024パリ五輪セールのホームページ

【ヒマラヤ未踏峰に挑む連載再開!】Episode 5/苦闘を乗り越えて決行したファーストアタックだったが…

ヒマラヤにある標高6524mの未踏峰プンギに挑む日本山岳会学生部。総隊長・井之上巧磨(青山学院大学体育会山岳部)、登攀隊長・尾高涼哉(東京大学運動会スキー山岳部)、装備全般・中沢将大(立教大学体育会山岳部)、渉外・会計・記録・横道文哉(立教大学体育会山岳部)、会計・芦沢太陽(中央大学山岳部)がいよいよネパールのアンナプルナ山域へ。その足跡を各隊員が克明にレポート。今回は中沢将大がコトからファーストアタックまでの苦闘を綴った。

メタ村まで来ると少しずつ遠くに雪峰が見えてきた

屈強なロバたちに登山道具から食料までベースキャンプに運んでもらう

コト村からはトレッキングが始まりました。4700m地点のベースキャンプまで、休息日を挟みながら10日間ほどの日数をかけて進みます。初日は標高3600mに位置するメタ村まで行きます。まだモンスーンの季節であるため、道中は他のトレッキング観光客はほとんど見受けられません。

メタ村まで来ると、少しずつ遠くに雪峰が見えてきました。メタ村は丘の上に村を作ったようで、そこで生活する人も見受けられます。

メタ村の次は、チャク村です。標高は富士山頂と同じくらいです。この村には草原が広がっており、たくさんのロバが黙々と草を食べ続けています。実はこのロバたちは、私たちの遠征を支えてくれた重要なポーターさんでもあります。高所でも屈強なため、上りでもグイグイと登り、私たちの登山道具や食料などのほとんどの荷物をベースキャンプまで運んでくれました。

チャク村。ロバが黙々と草を食べ続けている

時が流れても変わらぬ生活を送る人や集落に衝撃を受ける

その後、3900mのキャン村、そして最後の村であるプーガオンに向かいました。プーガオンまで来ると茶色く荒涼とした風景が広がります。トレッキング街道の一番奥の村でとても静かですが、そこには驚きの景色が広がっていました。散歩のついでに村を見渡せる場所まで上がった時に見えたものは、丘の下に階段状に並んでいる土壁でできた住居と、住居の前のスペースで農業の仕事をしている20〜30人の人々の姿でした。

ここまで来るのに、車の通っているコト村から歩いて最低3日はかかりますが、そんな僻地で自給的な生活が行われていたのです。私たちがいつも過ごしている世界とは全くもって異なる、過去に始まって変わらなかった時の流れの中で、人々が生活を送っている世界がそこにはありました。

プーガオンまで来ると茶色く荒涼とした風景が広がる

ついにプンギに出会う。双眼鏡を手渡しながら目を凝らして見た

また、仏教の色も濃く感じます。村の近くにある丘の上には、タシ・ラカンという立派な寺院がありました。チベット文字が刻まれた石と、小さな仏塔が多く並んでいて、村の人々の信仰において重要な場所であるように感じました。

タシ・ラカンは丘の上に位置しているため、そこからは多くの山々を望むことができますが、私たちがこれから登る「プンギ」を初めて目にしたのもこの場所でした。遠くにあるプンギを、みんなで一つの双眼鏡で代わる代わりに、目を凝らしながら見たことを覚えています。

仏教の信仰も色濃く感じる

9月21日。標高4700mに位置するベースキャンプ(BC)に到着しました。その日の夜ご飯はコックさんがカツを出してくださり、持参したうなぎも一緒に食べました。久しぶりの日本食に感動しました。ベースキャンプに滞在している間、ずっと美味しい食事を作ってくださったコックさんには感謝しかありません。

ベースキャンプの食事は最高においしい

翌日は、エージェントの方々を含め全員で、和やかな雰囲気の中でプジャ(お祈り)を行ないました。途中から雨が降るとても寒い中、30分ほど登山の安全をお祈りしました。

冷たい雨が途中から降る中でプジャ(お祈り)

ペースキャンプを発って標高5000mの場所にキャンプ1を設置

9月24日。この日、初めてベースキャンプより上にキャンプを設置しに行きます。いよいよ登山の始まりです。道はなく、まずは手探りでプンギの方向に向かって石がゴロゴロと転がる谷を歩きます。3時間ほど歩くとテントが張れそうな平地があり、綺麗な水も流れていたため、標高5000mのこの場所にキャンプ1(C1)を設置することにしました。プンギに登るための尾根にはまだ達していませんが、山はすぐ近くに見えました。

キャンプ1から目指す山がすぐ近くに見えた

降雪でC1から退避、雪が落ち着くまでは雪合戦をして待つしかない

いったんBCに戻り、またC1に上がった翌日の26日。この日は標高5250mまで偵察を行いました。テントに戻ってゆっくりしていると、雪が降り始めました。夜通し雪は降り、朝になっても雪が止まないため、一度BCに戻ります。雪は、翌日まで止まず、50〜60cmほど積もってしまいました。

日が上って気温が上がると、キャンプの周りの斜面では岩と混じる雪崩が各方面で起きています。雪の積もった斜面が落ち着くまでは日数を要するため、次のアタック予定日を後ろにずらし、数日間停滞することにしました。停滞日は、みんなじっとすることもできず、雪合戦で盛り上がりました。

標高5000mにキャンプ1を設置

巨岩の崩落、雪に押しつぶされたテント…気分は壊滅的

10月1日。斜面がだいぶ落ち着いてきたため、ファーストアタックに向けてC1に向かいました。途中、左側の斜面から岩が崩れ落ちる音が聞こえたかと目を見上げると、軽自動車大の岩が転げ落ちてきました。咄嗟に走り逃げましたが、落ちてきた場所は100mほど先でした。これまで見たこともない大きさの落石だったため、命の危機を感じました。

さらにこの日は災難が続き、C1に到着すると、張っておいたテントが雪で潰されてポールが折れていました。テントの中にあった、荷物も雪が溶けた水で水没していました。これから山頂に向かっていくというのに、早々に気分はめためたにされました。

落ち込んでいても仕方がありません。持ってきてあった修理道具でテントを直し、翌日に向けて備えました。 翌日は、みんなで意見を出し合いながらルートを探り、C2まで向かいました。尾根にのり、標高5500m地点にテントを張ります。私は朝起きると、高所の影響で頭痛と吐き気があり、偵察をみんなに任せることにしました。

みんなで意見を出し合いながらルートを探る

あまり体調はよくならず、翌朝は症状を改善するダイアモックス錠を飲み、C2を出発しました。ルートは岩の稜線を選択しましたが、登りやすくて安全なルートはここではなく、稜線下の斜面をトラバースするルートでした。

懸垂下降でルートに復帰できるポイントまで向かうことにしますが、岩がボロボロですぐ崩れてしまいそうな場所であるため、ロープを繋いで慎重に行きます。落ちることが許されない中、なんとかみな無事に通過でき、懸垂下降でルートに復帰します。怖さもありましたが、ハラハラなクライミングをしている感覚が楽しかった気持ちもありました。

怖さもあったが、クライミングをしている感覚が楽しかった

南峰まであと少しのところで想定外のクレバス帯

その先は急な雪面が続いています。みんなで交代交代にラッセルを行いましたが、かなり消耗させられました。雪面を乗り上げ、「さあ、南峰まであと少しのところだ」と思っていましたが、目の前に広がっていたのは予想もしていないクレバス帯でした。

時間もかなり押していたため、そこでキャンプを設置し、クレバスの偵察に向かうことにします。クレバスを通過するにはロープを繋ぎ合い、雪が繋がっている箇所を縫うようにして進みますが、今にも崩れてしまいそうな箇所もあります。恐怖を抑えて慎重にロープを伸ばし、なんとか攻略することができました。

クレバスを通過するときはロープを繋ぎ合い、雪が繋がっている箇所を縫うようにして進む

いよいよ登頂に向けてアタック…しかし高度順化がうまくいかなかった

10月5日。山頂に向けてアタックします。この日で仕留める必要がありますが、やはり高所順応がうまくいっておらず、思うように体が動きません。積雪は膝下くらいですが、すぐ息が上がってしまうため、時間がとてもかかります。山頂へとつながる稜線に合流しますが、その先はだんだんと細くイヤらしくなっていきます。ロープの支点を作りながら、一人ずつ慎重に行くことにしました。

10月5日、山頂に向けてアタック。この日で仕留める必要があったが…

ロープが足りなかった…ファーストアタックはここで撤退

2ピッチくらいロープを伸ばすと岩峰に差しかかりました。尾高がトップで行きますが、先に行くには下10mほどのギャップを通過しなくてはいけないようです。通過にはロープを新たに設置する必要がありますが、設置に使えるロープは持っていませんでした。その時点で時間も12時過ぎだったため、ファーストアタックはそこで撤退の判断を下し、ロープなどの必要な装備を持って再度挑戦することにしました。

下山もかなり疲労していたため、BCに戻るまでも大変だったことを覚えています。今までの山の人生の中でも最も辛い数日間でした。(Episode 6に続く)


中沢将大の愛用品

「写ルンです」

軽くて、操作がシンプルなため、過酷な環境でもすぐにシャッターを切れます。今回の遠征では、途中で水没してしまいましたが、帰国後になんとか現像することができました。すぐには写真を確認できないですが、現像して写真を確認する時のワクワク感もたまらないです。

チャレンジを終えて…中沢将大

プンギ遠征を終えた今、新たに課せられた挑戦は、「就活」という大きな山を乗り越えること。どっぷり大学人生を山岳部に捧げてきた今、机と向き合ってじっとしていることが大変ですが、カトマンズで買ってきたお香を焚いて、紅茶を飲めば、なんとか頑張れそうです。恋しくてたまらないネパール。就活が終わり次第、戻りたいと思います。


これまでのバックナンバーは下記PHUNGI 6524特集トップページにもくじがあります。

デフリンピック1年前特別イベントを渋谷区役所で12月9日まで開催中

デフリンピック気運醸成の常設展示が渋谷区役所本庁舎で11月16日に始まった。初日に行われた、「デフ卓球体験」では渋谷区役所本庁舎15Fにあるスペース428を会場として、卓球台を設置して、小中学生を対象に、擬似的にきこえにくい環境を作って卓球を体験した。期間は12月9日まで。

デフ卓球体験で耳栓・イヤーマフをして挑戦する平野早矢香さん

ゲストは、デフ卓球メダリスト亀澤理穂、山田瑞恵。そして現在はスポーツキャスターや解説など幅広く活動する平野早矢香さん、2024年夏のパリパラリンピックでの活躍も記憶に新しいパラ卓球 岩渕幸洋。

左から亀澤理穂、山田瑞恵、平野早矢香さん、岩渕幸洋

最初に山田がデフ卓球の特徴や魅力について話した。 デフ卓球のルールは、健聴(きこえる人)の卓球と同じ。しかし、台やラケットにボールが当たる音がきこえず、ボールの軌道を「見て」判断している ので、とても集中力が必要になる。

亀澤理穂、山田瑞恵

平野さん、岩渕が耳栓とイヤーマフを装着して、「デフ卓球体験」を体験した。つけた瞬間に音がきこえにくくなり、いつもと全く違う感覚に戸惑う2人。難なくラリーを続けているように見えたが、「打球音がきこえない分、しっかり狙った場所に入っているのかがすごくわかりにくい」と、通常プレーする時との違いを体感した。

子どもたちもデフ卓球に挑戦。卓球経験のない子どもたちも、選手にラケットの持ち方や打ち方を教わりながら体験。最後には、ボールを的に当てるゲームにもチャレンジ。選手のサポートを受けながら、子どもたちも小さな的にボールを当てようと頑張った。1人がボールを当てるたびに拍手が沸き起こり、会場が盛り上がった。

デフスポーツ競技特集コーナーではメダルなどの展示も

会期中、渋谷区役所本庁舎15Fの会場では、デフリンピックにまつわる常設展示を行っている。デフリンピック100年の歴史を振り返る年表展示や、各競技のデフアスリートのインタビューなど、見応えのある充実の内容。小さな子どもと一緒に、親子でくつろげる芝生の絵本コーナーも用意。子どもから大人まで楽しみながら学べるイベントだ。

大谷翔平、岡慎之助、坂本花織が2024アスリートオブザイヤーにノミネート

国際スポーツプレス協会(AIPS)の2024アスリートオブザイヤーの投票が2024年11月23日に始まり、最優秀男性アスリート、最優秀女性アスリート、最優秀チーム、最優秀大会の候補リストがスイスのローザンヌで発表された。

大谷翔平、岡慎之助、坂本花織がノミネート

パリ2024夏季オリンピック、ドイツのUEFA欧州選手権、インドのICC男子クリケットワールドカップなど注目すべきイベントが波状的に開催され、忘れられないさまざまなスポーツシーンが記憶に残る。

投票は世界各国のAIPS会員が行う。2024年の男女ベストアスリート、チームに加え、スポーツ大会のプレス施設も投票される。ジャーナリストに最高の労働条件を提供したスポーツイベントを表彰する機会でもあるという。各会員はカテゴリーごとに1位、2位、3位を投票。締め切りは2024年12月29日午後11時59分(中央ヨーロッパ時間)。発表は年末になる。

日本選手は最優秀男性アスリートにプロ野球の大谷翔平と体操の岡慎之助、最優秀女性アスリートにフィギュアスケートの坂本花織がノミネートされた。2020年にはテニスの大阪なおみが最優秀女性アスリートに選ばれている。

羽生結弦は1世紀のベストアスリートで6位

AIPSは2024パリ五輪期間中に、1924年から2024年までの100年間におけるベストアスリートを発表。テニスのセリーナ・ウィリアムズ(米国)とボクサーのモハメド・アリ(米国)が今世紀最高のアスリートとして表彰された。日本勢はフィギュアスケートの羽生結弦が男性アスリートの6位になった。

BEST MALE ATHLETE NOMINEES

  1. Alcaraz Carlos, Spain (Tennis)
  2. Araújo Gabriel, Brazil (Para swimming)
  3. Bellingham Jude, England (Football)
  4. Carvajal Daniel, Spain (Football)
  5. Crouser Ryan, USA (Athletics)
  6. Curry Stephen, USA (Basketball)
  7. Djokovic Novak, Serbia (Tennis)
  8. Doncic Luka, Slovenia (Basketball)
  9. Duplantis Armand, Sweden (Athletics)
  10. Dupont Antoine, France (Rugby)
  11. Durant Kevin, USA (Basketball)
  12. Evenepoel Remco, Belgium (Cycling)
  13. Fan Zhendong, China (Table tennis)
  14. Ferreira Alex, USA (Freestyle skiing)
  15. Francesco Friedrich, Germany (Bobsleigh)
  16. Ingebrigsten Jacob, Norway (Athletics)
  17. James LeBron, USA (Basketball)
  18. Jokić Nikola, Serbia (Basketball)
  19. Jung Michael, Germany (Equestrian)
  20. Kim Woo-jin, South Korea (Archery)
  21. Lamparter Johannes, Austria (Nordic combined)
  22. Lookman Ademola, Nigeria (Football)
  23. López Mijain, Cuba (Wrestling)
  24. Lyles Noah, USA (Athletics)
  25. Marchand León, France (Swimming)
  26. Mbappe Kylian, France (Football)
  27. Milák Kristóf, Hungary (Swimming)
  28. Nadeem Arshad, Pakistan (Athletics)
  29. Odermatt Marco, Switzerland (Alpine skiing)
  30. Ohtani Shohei, Japan (Baseball)
  31. Oka Shinnosuke, Japan (Gymnastics)
  32. Park Tae-Joon, South Korea (Taekwondo)
  33. Pintado Brian, Ecuador (Athletics)
  34. Pogačar Tadej, Slovenia (Cycling)
  35. Rasovszky Kristóf, Hungary (Swimming)
  36. Riner Teddy, France (Judo)
  37. Roberts Toby, Great Britain (Sport climbing)
  38. Rodri, Spain (Football)
  39. Saravi Mohammadhadi, Iran (Wrestling)
  40. Scheffler Scottie, USA (Golf)
  41. Sinner Jannik, Italy (Tennis)
  42. Talakhadze Lasha, Georgia (Weightlifting)
  43. Tebogo Letsile, Botswana (Athletics)
  44. Tentoglou Miltiadis, Greece (Athletics)
  45. Tola Tamirat, Ethiopia (Athletics)
  46. Verstappen Max, Netherlands (Formula 1)
  47. Vinícius Junior, Brazil (Football)
  48. Wang Chuqin, China (Table tennis)
  49. Wanyonyi Emmanuel, Kenya (Athletics)
  50. Yamal Lamine, Spain (Football)

BEST FEMALE ATHLETE NOMINEES

  1. Alfred Julien, Saint Lucia (Athletics)
  2. Andrade Rebeca, Brazil (Gymnastics)
  3. Biles Simone, USA (Gymnastics)
  4. Bonmatí Aitana, Spain (Football)
  5. Carrington Lisa, New Zealand (Canoeing)
  6. Chebet Beatrice, Kenya (Athletics)
  7. Chepngetich Ruth, Kenya (Athletics)
  8. Clark Catlin, USA (Basketball)
  9. Diggins Jessie, USA (Cross-country skiing)
  10. Fox Jessica, Australia (Canoeing)
  11. Garnbret Janja, Slovenia (Sport climbing)
  12. Gauff Cori, USA (Tennis)
  13. Girma Naomi, USA (Football)
  14. Graham Hansen Caroline, Norway (Football)
  15. Gu Eileen, China (Freestyle skiing)
  16. Gulyás Michelle, Hungary (Modern Pentathlon)
  17. Hassan Sifan, Netherlands (Athletics)
  18. Kaori Sakamoto, Japan (Figure skating)
  19. Kiefer Lee, USA (Fencing)
  20. Kim Gilli, South Korea (Speed skating)
  21. Kipyegon Faith, Kenya (Athletics)
  22. Kopecky Lotte, Belgium (Cycling)
  23. Krejčíková Barbora, Czechia (Tennis)
  24. Ledecky Katie, USA (Swimming)
  25. Lim Sihyeon, South Korea (Archery)
  26. Mahuchikh Yaroslava, Ukraine (Athletics)
  27. Marie Hagen Ida, Norway (Nordic combined)
  28. Marta, Brazil (Football)
  29. McIntosh Summer, Canada (Swimming)
  30. McKeown Kaylee, Australia (Swimming)
  31. McLaughlin-Levrone Sydney, USA (Athletics)
  32. Miroslaw Aleksandra, Poland (Sport climbing)
  33. Paralluelo Salma, Spain (Football)
  34. Pérez María, Spain (Athletics)
  35. Quan Hongchan, China (Diving)
  36. Rodman Trinity, USA (Football)
  37. Sabalenka Aryna, Belarus (Tennis)
  38. Shiffrin Mikaela, USA (Alpine skiing)
  39. Sjöström Sarah, Sweden (Swimming)
  40. Smith Sophia, USA (Football)
  41. Sun Yingsha, China (Table tennis)
  42. Swanson Mallory, USA (Football)
  43. Swiatek Iga, Poland (Tennis)
  44. Thiam Nafissatou, Belgium (Athletics)
  45. Thomas Gabby, USA (Athletics)
  46. Vittozzi Lisa, Italy (Biathlon)
  47. von Bredow-Werndl Jessica, Germany (Equestrian)
  48. Wilson A’ja, USA (Basketball)
  49. Zhang Yufei, China (Swimming)
  50. Zheng Qinwen, China (Tennis)
各カテゴリーで1位から3位までを投票する

BEST TEAM NOMINEES

  1. Argentina Men’s Football Team, Argentina (Football)
  2. Barcelona Women’s Football Club, Spain (Football)
  3. Boston Celtics, USA (Basketball)
  4. Croatia’s Sinković Brothers Rowing Team, Croatia (Rowing)
  5. Denmark Men’s Handball Team, Denmark (Handball)
  6. Europe’s Ryder Cup Team, Europe (Golf)
  7. France Blind Football Team, France (Blind football)
  8. France Men’s Rugby Team, France (Rugby)
  9. France Men’s Volleyball Team, France (Volleyball)
  10. Hungary Men’s Epee Fencing Team, Hungary (Fencing)
  11. India Men’s T20 Cricket Team, India (Cricket)
  12. Ireland Men’s Rugby Team, Ireland (Rugby)
  13. Italy Women’s Volleyball Team, Italy (Volleyball)
  14. Kansas City Chiefs, USA (American Football)
  15. Los Angeles Dodgers, USA (Baseball)
  16. Manchester City Men’s Football Club, England (Football)
  17. McLaren Formula 1 Team, Great Britain (Formula 1)
  18. Netherlands Men’s Quadruple Sculls Team, Netherlands (Rowing)
  19. Netherlands Women’s Field Hockey Team, Netherlands (Field Hockey)
  20. New Zealand Sailing Team, New Zealand (Sailing)
  21. Real Madrid Men’s Football Club, Spain (Football)
  22. Red Bull Racing Formula 1 Team, (Formula 1)
  23. Romania Women’s Eight Rowing Team, Romania (Rowing)
  24. South Africa Men’s Rugby Team, South Africa (Rugby)
  25. South Korean Men’s Sabre Fencing Team, South Korea (Fencing)
  26. Spain Men’s Football Team, Spain (Football)
  27. Spain Women’s Waterpolo Team, Spain (Waterpolo)
  28. Sweden Men’s Curling Team, Sweden (Curling)
  29. USA Men’s Basketball Team, USA (Basketball)
  30. USA Women’s Basketball Team, USA (Basketball)
  31. USA Women’s Football Team, USA (Football)
  32. USA Women’s Gymnastics Team, USA (Gymnastics)

BEST PRESS FACILITY

  • America’s Cup, Spain (Sailing)
  • Biathlon World Championships, Czechia (Biathlon)
  • Biathlon World Cup Ruhpolding, Germany (Biathlon)
  • Copa America, USA (Football)
  • Davis Cup Final 8, Spain (Tennis)
  • European Athletics Championships, Italy (Athletics)
  • European Men’s Handball Championship, Germany (Handball)
  • FIBA Basketball World Cup (Basketball)
  • Formula One World Championship (Formula 1)
  • Paris 2024 Olympic Games (Olympics)
  • Tour de France (Cycling)
  • UCI Road and Para-cycling Road World Championships, Switzerland (Cycling)
  • UEFA Euro, Germany (Football)
  • Wimbledon, England (Tennis)
  • World Aquatics Championships, Qatar (Swimming)
  • World Artistic Gymnastics Championships (Gymnastics)
  • World Indoor Athletics Championships, Scotland (Athletics)

4年に一度の地球一周ヨットレース、ヴァンデ・グローブ開幕…白石康次郎3度目の挑戦

単独無寄港無補給世界一周ヨットレース、ヴァンデ・グローブが2024年11月10日、フランス大西洋岸のレサーブルドロンヌを出発する。日本の白石康次郎も参加し、地球を一周して再びレサーブルドロンヌのゴールを目指す。

2020ヴァンデ・グローブのスタートシーン ©Vendée Globe – Alea – JL.Carli

海を帆走するというより、時速80kmで海の上を飛ぶレース

4年に一度の地球一周ヨットレース。世界中から40人が参加し、単独・無寄港・無補給。「80日間世界一周」の書籍の世界を上回る74日が最高記録(2016-17年優勝者)。140日かけて完走した人も勝者として迎えられる。最新艇はフィンが付いていて、時速80kmで海の上を飛ぶ。当然海面に落ちるので操舵するセーラーは常にヘルメットをかぶっているという。

ヴァンデ・グローブに参加する最先端ヨット ©DMG MORI

鎌倉育ちの第一人者、白石は8年前の初挑戦時はNHKで壮絶なリタイア特集が報じられたが、4年前は完走。今回は3回目の挑戦となる。

白石康次郎(DMG MORI SAILING TEAM)©Hikaru Ogawa

男女や身体ハンデに関わらずチャレンジ…完走した全員が勝者

ヴァンデ・グローブのジェネラルディレクター、ローラ・ルゴフは、このヨットレースについて、「ひとつの海、ひとつの船、ひとりのスキッパー、それだけで構成される単純明快なコンセプトで、誰もが理解できるレースだ」と説明。その一方で、「海のエベレストと呼ばれるほど苛酷なレースでもあり、これまで完走できた人の数は宇宙に行った人の数より少ない」とレースの厳しさについて言及した。

「外洋航海のあらゆる困難をたった一人で克服せねばならない状況は、まさにスキッパーを中心としたヒューマンアドベンチャーであり、男女の差や身体のハンディキャップの有無に関わらず、誰もが同じ条件とカテゴリーで戦う世界で最もインクルーシブなスポーツ大会のひとつである」とも述べた。

ヴァンデ・グローブに参加する最先端ヨット ©DMG MORI

白石は、「ヴァンデ・グローブを日本で例えるなら箱根駅伝。観客がトップから最終走者までを同じ熱狂度で応援する醍醐味がある。レースを通じて感動を共有したい」と2024年大会への意気込みを語っている。

2005年のツール・ド・フランスゴール後、宿への抜け道として通ったパッサージュ・デュ・ゴワ。次第に潮が満ちてきて心が落ち着かない

ヴァンデ県は干潮時にしか通行できないパッサージュ・デュ・ゴワがあって、ツール・ド・フランスでも2回コースになっている。2024年1月に来日したヴァンデ・グローブの関係者によると「地中海は内海で、潮の満ち引きもなければ波もない」と西海岸の誇りを強く語っていた。

●ヴァンデ・グローブのホームページ

東京2025世界陸上に大会ボランティアとして参加してみたい

東京2025世界陸上財団が2025年9月に東京・国立競技場で開催する「東京2025世界陸上競技 選手権大会」の運営をサポートするボランティアの募集を開始した。

東京2025世界陸上ボランティアに支給されるウエア。シューズデザインは今後決定

東京2025世界陸上は、2025年9月13日(土)から21日(日)までの9日間に渡って開催され、 世界中の約200の国や地域から約2000人のアスリートと大会関係者が参加し、世界中から多くの観客が来場する。

ボランティア経験が豊富、語学スキルや陸上競技の知識を活かしたい、ボランティア活動の第一歩を踏み出したいなどの熱意がある人はぜひ。

募集期間は11月1日10時から12月16日正午まで

■募集人数:3000人程度
■募集期間:2024年11月1日 (金)10:00から12月16日(月)12:00(正午)まで
■応募要件 ※以下のすべてを満たすこと
○2025年4月1日時点で満18歳以上 ※応募時に18歳未満である場合は、保護者の承諾が必要
○活動期間中において、日本国籍または日本に滞在する資格を有する
○各種研修への参加が可能であること
■活動期間:2025年8月30日から9月23日までのうち7日間程度
1日8時間程度(休憩時間を含む)、連続での活動は5日以内
■活動場所:国立競技場、ロード競技会場、練習会場、都内ホテル、羽田・成田空港

●東京2025世界陸上公式サイト内ボランティアページ