パリ五輪ローイングに5選手、パラ1選手…米川志保らは最終選考会へ

男子シングルスカルの荒川龍太(NTT東日本)、男子軽量級ダブルスカルの宮浦真之・古田直輝(ともにNTT東日本)、女子軽量級ダブルスカルの大石綾美(アイリスオーヤマ)・廣内映美(明治安田生命)がパリ五輪ローイング日本代表に。

パリ五輪出場を決めた古田直輝、廣内映美、大石綾美、宮浦真之 ©日本ローイング協会

パリパラリンピックのPR1男子シングルスカルに森卓也(CHAXパラアスリートチーム/医療法人養和会)が出場する。日本ローイング協会が5月1日に臨時理事会を開催し、パリ五輪とパリパラリンピックの内定選手を承認し、発表した。

パリ五輪出場を決めた古田直輝と宮浦真之 ©日本ローイング協会
廣内映美、大石綾美 ©日本ローイング協会

米川志保、櫻間達也・武田匡弘ペアらは世界最終予選へ

また、パリオリンピックの世界最終予選がスイスのルツェルンで5月19日から21日まで行われ、女子シングルスカルの米川志保(トヨタ自動車)、男子ダブルスカルの櫻間達也(NTT東日本)・武田匡弘(関西電力)、女子フォアの中条彩香(デンソー)・高野晃帆(関西電力)・榊原春奈(デンソー)・木野田沙帆子(明治安田生命)が出場する。世界最終予選では、全種目とも2位以内に入るとパリ五輪出場権を獲得。

パリ五輪出場を決めた女子軽量級ダブルスカルの大石綾美、廣内映美

U23ローイング世界選手権

2024年U23ローイング世界選手権が2024年8月18日から25日までカナダのセントキャサリンで開催され、日本代表が決まった。

女子軽量級ダブルスカル:新見萌恵(東京海洋大)・猪野日向子(早稲田大)
男子シングルスカル:宮口大誠(日本大学)
男子ペア:上戸慧太(明治大)・中島広大(日本大)

2024 FISU World University Championship Rowing

2024 FISU World University Championship Rowingが2024年7月4日から6日にオランダのロッテルダムで開催される。

女子軽量級ダブルスカル:新見萌恵(東京海洋大)・猪野日向子(早稲田大)
男子シングルスカル:宮口大誠(日本大)
男子ペア:上戸慧太(明治大)・中島広大(日本大)
男子フォア:田辺翔万(日本大)・津志田匠太郎(日本大)・若崎晴斗(富山国際大)・倉内洋輝(富山国際大)
女子シングルスカル:浅井奏音(仙台大)

U19ナショナルチームメンバーが発表される

【女子】
江田歩未(美方高)、中島真央(成立学園高)、志賀祐月(美方高)、中世古那奈(美方高)、栁千尋(小松川高)、濵岸希空(若狭東高)、伊藤詩野(会津高)

【男子】
成瀬瑶太朗(日本大)、和田潤誠(新居高)、杉原清斗(京都工学院高)、永坂日鼓(東レ滋賀)、渡邉ルーク(会津高)、中田凉雅(美方高)、山本葉玖(立命館大)

U19ナショナルチームは、アジアローイングジュニア選手権(9月中旬・中国瀋陽)と、U19ローイング世界選手権(2024年8月18日〜25日カナダ・セントキャサリン)に出場。派遣種目・派遣選手については、今後の合宿を経て決定。

東京2025世界陸上まで500日…先行チケット購入はまずID登録

東京2025世界陸上競技選手権大会の開催まであと500日となった5月1日、東京2025世界陸上財団がチケット販売概要を発表した。

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まず、東京2025世界陸上公式サイト内で、東京2025世界陸上ファンID登録受け付けを開始した。先行販売でチケットを購入するためにはID登録が必要。登録者には大会最新情報がメールで届けられる。

東京2025世界陸上のチケットの多くが1万円以下で購入可能

総販売枚数約70万枚のうち、約7割が1万円以下。2025円の企画チケットを各セッションで2025枚販売。

より多くの人が気軽に観戦できるように決勝が数多く行われるセッションをはじめ、全日程で、こども・高齢者・ 障害者を含む家族やグループ全員が、1枚2025円で購入可能な企画チケットを各セッションで2025枚販売(2名以上での入場が必須)。

販売方法は、大会公式チケット販売サイトを通じて販売するとともに、プレイガイドを活用した販売も実施予定。

販売開始時期は2024年夏、プレイガイドでの一次先行販売を予定。2024年秋に大会公式チケット販売サイトでの二次先行販売を予定
※先行販売においてチケットを購入するためには、東京2025世界陸上ファンID登録が必要。
※一般販売は2025年に入ってから行う予定。

●東京2025世界陸上ファンID登録ページ

●公式サイト内「500日前特設ページ」

森卓也がパリパラリンピック出場へ‥ローイング大陸選考で1位選手失格

韓国の忠州で4月21日に開催されたパリオリンピック・パラリンピックのアジア・オセアニア大陸予選で、PR1男子シングルスカルで2位になった森卓也が1位となったカザフスタン選手の失格によってパラリンピック出場権を得た。

Screenshot

World Rowingが翌日朝、1位となったカザフスタン選手のトランクストラップに問題があり除外とし、パリパラリンピック出場権は日本に帰属するという記事を出した。

パリ五輪は男女軽量級ダブルスカルでも出場権獲得

廣内映美、大石綾美 ©日本ローイング協会

アジア・オセアニア大陸予選では男子軽量級ダブルスカルの古田直輝・宮浦真之(ともにNTT東日本)、女子軽量級ダブルスカルの大石綾美(アイリスオーヤマ)・廣内映美(明治安田生命)がパリ五輪日本代表に内定。大石は3大会連続出場。他の3選手は初出場。

2023年の世界ローイング選手権で荒川龍太(NTT東日本)が男子シングルスカルでの出場枠を獲得。自身がそのまま日本代表選手となった。

大石綾美・廣内映美、古田直輝・宮浦真之がパリ五輪ローイング代表へ

韓国の忠州でパリオリンピック・パラリンピックのアジア・オセアニア大陸予選が開催され、最終日の4月21日の決勝で、男子軽量級ダブルスカルの古田直輝・宮浦真之、女子軽量級ダブルスカルの大石綾美・廣内映美が1着になったことでパリ五輪日本代表に内定した。

パリ五輪出場を決めた女子軽量級ダブルスカルの大石綾美、廣内映美 ©日本ローイング協会
パリ五輪出場を決めた男子軽量級ダブルスカルの古田直輝、宮浦真之 ©日本ローイング協会

日本クルーの結果

女子シングルスカル:米川志保 2着
男子軽量級ダブルスカル:古田直輝 宮浦真之 1着
女子軽量級ダブルスカル:大石綾美 廣内映美 1着
PR1男子シングルスカル:森卓也 2着
PR1女子シングルスカル:市川友美 3着

宮浦真之 ©日本ローイング協会
古田直輝 ©日本ローイング協会
廣内映美 ©日本ローイング協会
大石綾美 ©日本ローイング協会

日本ローイング協会は2023年12月18日に「2024年パリオリンピック・世界ローイング選手権日本代表選手選考方針」を発表し、この中でアジア・オセアニア大陸予選における考え方を示している。

① 1位になった種目が1種目のみの場合、あるいは1位となった種目が2種目の場合、当該1位となった種目が出場権を獲得。
② 1位になった種目が3種目の場合、日本ローイング協会が2種目を選択し、出場権の獲得種目を確定。
③ 1位となった種目がない場合には、最上位の順位を獲得した種目が出場権を獲得。
④ 複数種目が同順位となった場合、アジア・オセアニア大陸予選決勝におけるレースの%IDTを用いて決定します。

今大会の結果は①に該当するため、強化委員会は男子軽量級ダブルスカルと女子軽量級ダブルスカルの4選手をパリ五輪代表として選考委員会に推薦。4月22日以降に開催される選考委員会と臨時理事会の承認をもって正式に内定となる。

廣内映美、大石綾美 ©日本ローイング協会
宮浦真之、古田直輝 ©日本ローイング協会

パラ種目については「パリ パラリンピック アジア・オセアニア予選日本代表選考について」において
A )各種目とも1位がパリパラリンピック出場権を獲得 
B)1カ国は1種目しか出場権を得られないルールのため、複数種目が1位となった場合、各種目の2023年世界選手権優勝タイムと予選最終出漕レースタイムとの比較で優位の種目を選択する。

今大会の結果は、ABともに該当しないためパラローイング委員会は今大会でのパリパラリンピック代表選手は内定せず。

ブルーデーもアクティブに…アウトドアのミレーがサニタリーショーツ

1921年創業のフランスを代表するアルパインブランド、ミレーがアクティブな女性をサポートするためのフェムテック製品・吸水サニタリーショーツ「ドライナミックメッシュ アブソーベントショーツ」を3月1日に発売した。カラーはノワール(ブラック)。4950円(税込)。

「汗」による不快感を軽減するために独自開発したアンダーウェア、ドライナミックメッシュ”のテクノロジーを活かした。

どんな日でも登山を楽しむ女性をサポートしたい

運動に特化した吸水サニタリーショーツは、汗ムレを軽減するドライナミックメッシュならではの快適なはき心地と、ふつうの日用ナプキン6枚分の吸収力を持った肌触りのいい吸水素材でどんな日でも登山を楽しむ女性をサポート。ブルーデーの長時間の登山でも不快感を軽減する。

登山中の汗は不快なだけでなく、長時間放置していると体力を奪い、低体温症を引き起こすリスクにもなる。その汗を効率的に肌から引き離し、常に肌面をドライに保つためにミレーが独自開発し、多くの登山愛好家にも支持を受けているのが「ドライナミックメッシュ」。

そのドライナミックメッシュをベースに、高い吸水力を備えた、先進の登山向け吸水サニタリーショーツ。メッシュ部分は、肌面の汗を素早く吸い上げ拡散。また、吸水部分は30ml(ふつうの日用ナプキン6枚分)の吸水量を実現し、漏れを防いで心地よい肌触りを持続する。

洗濯して繰り返し使用可能で、洗った後も乾きやすい速乾素材。登山のみならず、汗や水で濡れるアクティビティ全般においても非常に有用。

●ミレーの詳細ページ

ジャケットやレインウェアがコインランドリーで洗濯・撥水コートできる

アウトドア総合メーカーのモンベルとランドリーサービスを全国展開するオクラボが共同開発した、アウトドアウェアなどに撥水加工を施せる「モンベル撥水コース」が全国展開。Baluko Laundry Place 小清水町ワタシノ、代々木上原に続き、2024年3月14日より関西で初めてBaluko Laundry Place 天理丹波市(奈良県)、西区新町(大阪府)でサービス提供を開始する。


コインランドリーで手軽に衣類をメンテナンスして、長く愛用する。そんな環境負荷の少ないサスティナブルなライフスタイルの提案を目指して、Baluko Laundry Placeとモンベルが共同開発した「モンベル撥水コース」。利用料は1700円(容量5kg)。

モンベル撥水コースは撥水加工の落ちてしまったアウターや寝袋などの汚れを落とし、撥水加工を施して乾燥させるコース。乾燥機で熱を加えることで撥水剤が定着し、効果を発揮する。

ダウンジャケット、レインウェアなどのアウターと寝袋(中綿が羽毛またはポリエステルのもの)に使える。撥水効果が落ちてしまったアイテムもコインランドリーでメンテナンスし、長く愛用できる。

●モンベルの詳細ページ