karrimor 2019 Spring & Summer Collection ビジュアル公開【field】

英国のアウトドアブランド「karrimor(カリマー)」がオフィシャルwebサイトで2019 Spring & Summer Collectionを公開した。

trail fleece jkt(14,000yen),comfy convertible pants(14,000yen),trek carry hip belt pouch(2,300yen),trek carry shoulder pouch(2,000yen),ridge 40 small(22,500yen)+ tax

「field」と「lifestyle」各シーンのビジュアルに表現された今シーズンのコレクションは、カリマーのアイデンティティを継承しているリュックサックラインがリニューアルする他、シェルジャケットに”breathability”(=通気)というテーマを設け、快適さを提供するラインナップで展開する。

summit jkt stretch(28,000yen),macapa pants(12,000yen),sudare hat Ⅲ(6,000yen),ridge 30 medium(20,800yen) + tax

これからのシーズンに向けた色鮮やかなカラーバリエーションを誇るニューコレクション。このページでは「field」を紹介。

summit pro jkt (67,000yen),boma NS pants (27,500yen),compact P/E ventilation cap (5,200yen),cougar 75-95 (33,000yen) + tax

カリマーのリュックサックラインを牽引するridge seriesがリニューアル

英国発祥のアウトドアブランド『karrimor(カリマー)』は、ブランドが誇るリュックサックである『ridge/リッジ』を19SSコレクションよりリニューアルして発売した。

今期のモデルリニューアルでは、テーマをSEE WHATEVER YOU WANT TO SEE〈いまだ見ぬ風景、その先へ。〉とし、初めて登山をする人から、チャレンジングなフィールドへ挑んでいきたい人に向けて、幅広い山行シーンにフィットするオールラウンダーモデルへと進化を遂げた。

“ridge”は1999年の発売開始以来、流行の形状や素材、軽量化などに左右されることなく、山行中の疲労軽減・快適性を最優先に考え、開発・改良を重ねてきたモデル。現在もなお、多くのユーザーに支持されている従来の使いやすさ・機能はそのままに、フロント部の大容量ギアポケット・背面の活性炭加工を施したメッシュを新しく採用。

収納性に優れたマチ付きのフロントギアポケット。表面にはジッパーマップポケットも配置。山行中に脱いだジャケット・ヘルメットなども入ってしまう大容量のサイズ
雨蓋の四隅にはギアの携行に重宝し、拡張性を高めるアタッチメントループを配置
チェストベルトはより安定性に優れるタイプを採用。ホイッスル付き
身体に触れる部分には「活性炭加工」を施したエアメッシュ素材を配置。活性炭の練り込まれたメッシュは、吸汗・速乾性に優れ、快適さを長続きさせる
ハイドレーション対応。雨蓋のホールを経由し、ボディ内部にハイドレーション本体を収納できる
ヘルメットホルダー配置(雨蓋を開くと、背面側に配置)。カラビナなどで固定し、ヘルメットなどを落下防止する役割がある

ボディのカラーはワントーンのシンプルなデザインに仕上げ、旬な形へ進化した。ridge 40は2万4300円(税込み)、ridge 30は2万2464円(税込み)。

ridge 40(ツリートップ)

“ridge series”は、2019年2月中旬頃より、全国のカリマー取り扱い店舗・カリマーのWebサイトで発売を開始している。

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一般参加できる日本初のアイスクロスダウンヒル大会は天候影響で急きょ中止

アイスクロスダウンヒル競技のシリーズ戦として世界各地で開催されているATSX大会の中で、一般参加者も挑戦しやすいATSX100が2月23日(土)に長野県の菅平パインビークスキー場で開催される予定だったが、21日の降雨の影響で中止となった。

ATSXシリーズとして最高峰の1000カテゴリーとなるレッドブル・クラッシュドアイス第2戦ユバスキュラ大会 ©Andreas Schaad/Red Bull Content Pool

大会は一般参加ができる日本初のATSX100レースとして注目され、24日(日)には競技普及のための体験会も予定されていた。両日とも大雨によるコースコンディション悪化により、中止の判断をせざるを得なくなったという。

●日本アイスクロスダウンヒル協会より
私たちも初めての国内レース展開による、アイスクロスダウンヒル競技の発展と選手育成ならびに少しでも多くの方に競技を知ってもらう機会として、準備してまいりました。
菅平という本州のなかで雪が少なく、かつ気温が低い環境において、コース設営は順調に進んでいたものの、予想外の大雨により、安全にレースを開催することは不可能という判断となりました。
皆様のなかには、初めてコースを滑ることを楽しみにされてた方はもちろん、このレースをきっかけに世界選手権参戦を考えていた方、ちょっと挑戦してみようと申し込まれた方など多くの期待に応えられず、運営側としも非常に苦しい判断となります。
来シーズンには、再度開催に向けて、活動してまいりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。

Red Bull⽩⿓⾛が6月16日開催…参加募集は2月22日から

エナジードリンクブランドのレッドブルが、6⽉16⽇(⽇)に熊本県下益城郡美⾥町で、⽇本⼀の⻑さを誇る3333 段の⽯段を駆け上がるレース「Red Bull ⽩⿓⾛(レッドブル・ハクリュウソウ)」を開催する。

© Jason Halayko/Red Bull Content Pool

この⼤会は北海道から沖縄まで全国各地から多くの参加者が集まる人気レース。エキスパート部⾨で優勝すると褒賞として男⼥それぞれの優勝者の名前が、ゴール地点に建てられている⼤会記念碑にそのタイムとともに刻まれる。

⽇本⼀⻑い⽯段3333段を含む、総距離3333mの上り坂レースは2015年の初開催から5 年⽬を迎える。2018年同様、レース前⽇の6⽉15⽇(⼟)に⾼校⽣・⼤学⽣を対象とした1チーム4名によるチーム戦も開催される。6⽉16⽇(⽇)の個⼈戦への参加者999⼈と、6⽉15⽇(⼟)の学⽣限定チーム戦への参加33チーム132名を、2⽉22⽇(⾦)12時より募集開始。

●Red Bull ⽩⿓⾛の参加者募集サイト

3333段の⽯段は、1200年の歴史を持つ釈迦院の表参道の御坂に1980年から8年かけて作られたという。完成当時は⽯段を上空から⾒ると、まるで⽩⿓がうねり昇る姿に⾒えたため、記念碑には「⽩⿓が昇るが如し⽯段は3333 段で⽇本⼀」と刻まれている。

日本一の長さを誇る3333段の石段を駆け上がるRed Bull白龍走 © Hirotada Arimori / Red Bull Content Pool

第5回Red Bull ⽩⿓⾛
会場: 美⾥町 ⽇本⼀の⽯段 (熊本県下益城郡美⾥町坂本)
エントリー⽅法:redbull.com/hakuryusou で申し込む(2/22 12:00〜エントリー開始予定)
エントリー締め切り:5⽉24⽇(⾦) 学⽣限定・個⼈戦ともに定員チーム数、⼈数に達し次第締め切り
主催: Red Bull ⽩⿓⾛ 実⾏委員会
後援: 美⾥町
協⼒: Universal Field

■学⽣限定チーム戦
開催⽇時: 6⽉15⽇(⼟) 13:00スタート (受付 10:00-11:30)
内容:  ⽇本⼀の⽯段3333段を含む3333mを駆け上がるチームリレーのタイムレース。各ランナーにチップを付け、スタート通過からゴール通過のタイム計測。チーム合計タイムで順位を決定。カットオフタイムはなし。
特典: 完⾛証、佐俣の湯⼊浴券
表彰: チーム1〜3位、個⼈1〜3位
定員: 33チーム132人(1チーム4名)
参加資格: ⾼校⽣、専⾨学校⽣、⼤学⽣(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費: 1チーム4444 円(税込み、スポーツ障害保険含む)

■個⼈戦
開催⽇時: 6⽉16⽇(⽇) (受付8:30-10:30)
12:00スタート(⼀般男⼥)、13:00スタート(エキスパート男⼥)
内容:  ⽇本⼀の⽯段3333段を含む3333mを駆け上がる⼀⻫スタートのタイムレース。各ランナーにチップを付け、スタート通過からゴール通過のタイムを計測。カットオフタイムは60分
特典: 完⾛証、佐俣の湯⼊浴券
表彰: 男⼦と⼥⼦それぞれの1〜3位
エキスパート男⼥1位の名前とタイムを⽯段の横に建つ⼤会記念碑に刻印
定員: 999⼈(男⼥先着順)
参加資格: ⼀般:16歳以上の健康な男⼥(未成年の場合は保護者の同意が必要)
エキスパート:男⼦(過去実績35分以内)、⼥⼦(過去実績45分以内)
参加費: 4444円(税込み、スポーツ障害保険含む)

© Jason Halayko/Red Bull Content Pool

吉田安里沙17歳。レッドブル・クラッシュドアイスは第1章が終わったばかり

女子高生ながらインラインスケート全日本選手権2位の実力を持つ吉田安里沙が過激なウインタースポーツ、レッドブル・クラッシュドアイスに挑んだ。初の海外連戦で常に紙一重の予選落ち。その中でなにかをつかみかけ、このスポーツを突き詰めていこうと決意を固める。

決勝進出にタイムトライアル順位でひとつ届かなかった吉田安里沙

17歳の高校2年生。特設された氷のスロープを、アイスホッケーあるいはバイクモトクロスのような防具に身を包んだ4人が一斉にスタートし、2位までが勝ち上がる。クォーターファイナル、セミファイナルと選手が強豪ばかりに絞り込まれ、生き残った4選手が頂点をかけてファイナルに挑む。

吉田は小学3年生からインラインスケートを始める。この世界のスーパースターである安床ブラザーズ(安床エイト、武士)の指導のもと、現在JASPA(アグレッシブインラインスケート全日本選手権)女子2位の実力者に。さらには女子高生でありながらインラインスケートのインストラクターもしている。師匠である安床兄弟からのすすめで、レッドブル・クラッシュドアイスに挑戦することになった。

吉⽥安⾥沙 © Lisa-Marie Reiter / Red Bull Content Pool

2018年12月にアジアで初開催となる横浜大会が実現し、それに合わせて参入を目指す選手らがトレーニングを積み重ねた。日本代表選考で吉田は、アイスホッケー選手の佐藤つば冴に次ぐ女子2位で初出場を決めた。そして本番ではこの世界の第一人者である山本純子とともに予選を突破。ファイナル1回戦で敗退したものの、高い順応性を見せつけた。

横浜大会の最終結果は15位。年が変わってシリーズ第2戦となるユバスキュラ(フィンランド)へ。さらにロシアのイゴラで規模の小さい大会にも参戦。そして最終戦のボストンにすべてを懸けた。

「ロシアのイゴラとユバスキュラは氷面がボコボコだったのに対して、ボストンは氷がきれいなのにビックリしました。氷を見ただけでテンションが上がりました。普段からやっているインラインスケート寄りのコースだったので、滑っていて楽しかったです」と吉田。

しかし予選のタイムトライアルであと一歩の差で本戦に進めない。4人で一斉にスタートする本戦に出場することは、経験値の少ない吉田にとっては貴重な練習を兼ねる。それがタイムカットで経験することさえ阻まれる。

ユバスキュラは結局25位。ボストン(米国)では21位。最終的に世界選手権2018-19シーズンの女子総合18位という記録だけを残した。

吉田安里沙は初出場の横浜大会で予選を突破。日本女子選手で2人だけというファイナル進出を遂げた ©Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

「氷の上での練習はなかなかできませんが、それだけにその部分はまだ伸びしろになるんじゃないかなと思います。普段のインラインスケートと靴が変わるだけで、まったく違う動きが求められるので、(好成績を修めるのは)簡単じゃないと思います」

「この遠征で参戦した3つの大会すべてLCQ(本戦出場を目指す敗者復活戦)一歩手前で予選落ち。これが今の自分の実力なんやなってのが凄く分かりました」と自身のツイートでも自己分析。自分が出場できなかったレースを見ていて悔しさがこみ上げたという。それでも遠征を続けていくうちに確かな感触をつかむことができるようになり、最終戦ボストンでは一番いい滑りができたという。

「もっとこの世界で戦えるように、この遠征で学んだことを生かしてこれからも練習頑張っていきたいと思います!」

山本純子(左)と吉田安里沙

世界で最も過酷な400m走「RED BULL 400」が5月18日に大倉山ジャンプ場で開催へ

最高斜度37度の壁を駆け上がれ! 世界17カ国で開催される「RED BULL(レッドブル)400」が2017、2018年に続いて日本で行われることが決まった。2019年5月18日(土)に北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場で開催されることになり、その参加者募集が2月16日に始まった。

ゴールは視線の先にある © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

個人フルディスタンス男女それぞれの勝者は7月にカナダのウィスラーで開催されるRED BULL 400世界選手権に招待される。

K点の壁では心拍数がほぼMAX

世界で最も過酷な400m走と言われるレースは、スタートから100mを過ぎたあたりからスロープの斜度が30度を超え、立ったまま登ることが困難になりはじめる。その後に待ち構える最高斜度37度に達するK点の壁では心拍数がほぼMAXに。高さ3mを超えるジャンプの踏み切り台とのギャップを埋めるために設置されたスロープをクリアして最後の100mへ。

立ったままでは登れない最大斜度37度のスロープ © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

【RED BULL 400エントリー情報】
・個人フルディスタンス400m男子
・個人フルディスタンス400m女子
・男子400mリレー(男子4名)
・オープン400mリレー(男女混合または女子のみの4名)
・学生対抗400mリレー(4名全員が高校生・大学生・専門学校生、男女問わず)
・自衛隊隊員対抗400mリレー(4名全員が自衛隊員、男女問わず)
各カテゴリー定員に達し次第受け付け終了

【参加資格】16歳以上の健康な男女。20歳未満は保護者の承諾が必要。
【参加料】
・個人フルディスタンス(一般) 6000円/人
・個人フルディスタンス(学生) 3500円/人
・学生対抗リレー 1万円/チーム
・その他リレー 1万4000円/チーム
(税込み・スポーツ傷害保険含む) 【問い合わせ】Red Bull 400 大会事務局
070-3622-0001(平日10:00~18:00)info@deporte.jp
【協賛】SALOMON
【ルール】スキージャンプ競技場のスロープを一番上まで駆け上がるタイムレース
【定員】1000名
【参加特典】
・イベントロゴ入りオリジナルTシャツ
・イベントロゴ入りオリジナルナップサック
・完走メダル(完走者のみ)
・ランチ付き
・無料ボディーケアサービス(スポーツマッサージ/鍼灸)

レッドブル400の詳細・エントリーページ

レッドブル400の参戦記をレポートしてくれた反中祐介さん © Suguru Saito / Red Bull Content Pool