レッドブル・クラッシュドアイスに挑む4人のドキュメンタリー完結編

異なるバックグラウンドを持った4人の日本人アスリート。母国でのレッドブル・クラッシュドアイス初開催までのそれぞれの道のりを追ったドキュメンタリーシリーズ 「Road to Yokohama エピソード3」が公開された。今回は実際に横浜で開催された本大会に挑む姿を追い続け、結果をふまえての気持ちや次大会にかける意気込みが語られる。

Road to Yokohama エピソード3(画面キャプチャーなのでクリックしても動きません)

⚫Road to Yokohama ドキュメンタリーシリーズ
インラインスケートで圧倒的な強さを誇り、その強みを生かし異競技に挑む安床ブラザーズ、日本人女性として長年一人でレッドブル・クラッシュドアイスを戦ってきた山本純子。そして山本純子の背中を追いかけ競技に初挑戦する佐藤つば冴。レッドブル・クラッシュドアイスの横浜大会に向け、各々アスリートが動き出す。

⚫Red Bull Crashed Iceとは?
アイスホッケー、ダウンヒルスキー、そしてスノーボードクロスの要素を取り入れた競技 「アイスクロス・ダウンヒル」。世界選手権 ATSX Red Bull Crashed Ice World Championship (ATSX レッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップ) の2018‒19シーズン開幕戦を12月7日(金)、8日(土)に横浜市にある臨港パークで日本「初」開催された。

⚫関連ニュース

レッドブル・クラッシュドアイス横浜に挑む4人を追いかけたドキュメンタリー第1弾

レッドブル・クラッシュドアイス横浜に挑む4人を追いかけたドキュメンタリー第2弾

レッドブル・クラッシュドアイスの関連ニュースまとめ

羽生結弦と小平奈緒がアスリートオブザイヤーにノミネート

2018年に最も輝いた選手を選出するアスリートオブザイヤーにフィギュアスケートの羽生結弦とスピードスケートの小平奈緒がノミネートされた。AIPS・国際スポーツプレス協会に所属する世界各国のスポーツ記者が投票するもので、2018年12月末に今季の最優秀選手が発表される。同賞は男子、女子、チーム、大会の4部門がある。

アスリートオブザイヤーは世界各国のスポーツ記者が選出するもので、国際的な視点で評価されるため、日本国内の報道の比重と差異があることがうかがえる。ノミネートされた選手は日本ではあまり報じられないスポーツの競技者も多いが、2018年は日本選手2人がダブルエントリーされた。

日本勢は2014年、バドミントン男子チームがノミネートされた。同年5月にインドで開催されたバドミントン国別対抗戦のトマス杯で日本が優勝したことが国際的に高く評価された。2013年はレスリング女子の伊調馨、2016年は体操の内村航平、2017年も体操の白井健三が名を連ねた。上位に食い込むことはできなかったが、世界のスポーツ記者に認められた存在であることを証明した。

AIPSアスリートオブザイヤー 男子選手部門のノミネート

AIPSアスリートオブザイヤー 女子選手部門のノミネート

2017年のアスリートオブザイヤーは、女子がセレーナ・ウィリアムス(米国)、男子がロジャー・フェデラー(スイス)。ともにテニス選手。112カ国・517人の所属記者の投票によって選出された。

フェデラーは928票(得票率19.94%)でサッカーのクリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)とリオネル・メッシ(アルゼンチン)を押さえて1位に。通算4度目の受賞で、最多6度のウサイン・ボルト(陸上競技)に近づいた。

セレーナ・ウィリアムスは651票(得票率13.99%)で5度目の受賞。競泳のカティンカ・ホッスー(ハンガリー)、陸上競技のアリソン・フェリックス(米国)を制した。

AIPSアスリートオブザイヤー チーム部門と大会部門のノミネート

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【アスリートオブザイヤー】2017年の最優秀選手はフェデラーとS・ウィリアムス

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ミクシィがコンディショニングジム出店…AI技術で身体の状態を可視化

ミクシィグループのスマートヘルス社がゲームソフト開発などに使うAI機器を駆使し、それぞれの身体特徴に応じてコンディショニングプログラムを作り、それを実践することで健康維持・増進を目指そうというシステムを開発。女性専用コンディショニングジム「ココサイズ」を2019年1月23日にオープンさせる。

東京都世田谷区桜新町にオープンするココサイズ1号店

東京都世田谷区桜新町に女性専用ジム1号店「ココサイズ」を出店。7000円という安価でパーソナルなコンディショニングメニューが提案され、それを実践していつまでも健康ライフをというのがねらい。「将来的にコンビニ店舗より多い、1万店を全国に出店させたい」と荻野泰弘代表取締役。

スマートヘルスの荻野泰弘代表取締役が記者発表で概要説明

スマートヘルス社が、超高齢大国ニッポンにおいて健康寿命延伸を目的とした新しい業態の「コンディショニングジム」を出店する。生涯現役を実現し、国の財政を圧迫することで社会問題になっている社会保障給付費(年金、医療、福祉、介護に係る費用)の削減を目指すという。

AIを用いて姿勢・バランス・柔軟性・身体の動かし方を測定することで、これまでプロのスポーツトレーナが目視で判断していた「個々の身体の状態」をシステムで判断。診断結果に合わせて運動プログラムを個別に提供することが可能になった。

大掛かりな測定機器の導入も必要とせず、運動もグループトレーニングにすることで、コンディショニングプログラムを適正価格で提供。東京都世田谷区桜新町にオープンするコンディショニングジム「ココサイズ」は月額7000円(税別)で何回でも使える。

身体の状態をAI駆使機器で計測。わずか5分でチェックできる

改善のためのプログラムをコーチが説明してくれる
個別コンディショニングが提案されるのでそれを実践
AIが最適の運動方法を提供してくれる

■スマートヘルス社による「コンディショニングジム」とは
個々の身体の状態を測定することで不調をきたす原因を把握し、結果に合わせた適切な運動プログラムにより身体の状態を整える。この定期的な測定と適切な運動プログラムを繰り返すことで、自己改善を促し、ひいては健康寿命の延伸を目指す。

ミクシィグループとは
ミクシィグループは『新しい文化を創る』をミッションに掲げ、1997年の「Find Job!」創業以来、日本発のSNS「mixi」やマルチプレイで楽しめるスマホアプリ「モンスターストライク」をはじめ、コミュニケーションの可能性を広げるサービスを提供。

高価なマシンは使わず気軽に、そして月額7000円(税別)でエクササイズ

■「株式会社スマートヘルス」とは
株式会社スマートヘルスは、「テクノロジーを駆使した身体の状態評価」と「エビデンスに基づく運動プログラム」、「ミクシィグループで培ったコミュニケーション設計のノウハウ」を融合させた新しいウェルネス業態の展開をはじめ、ヘルスケアアプリの提供、サービス利用者のPHR(Personal Health Record)を蓄積したデータベースの構築など、多角的なアプローチで日本の健康寿命延伸に取り組む。日本の超高齢社会を背景に増大し続けている社会保障給付費削減の一助となることを目指す。

施設は月額7000円(税別)の利用料で何回も利用できる

レッドブル・クラッシュドアイスがフジテレビで12月16日深夜に放送

日本で初開催されたレッドブル・クラッシュドアイスの模様がフジテレビの「サンデーMIDNIGHT」で12月16日(日)25:55~26:55に放送される。16日の25時55分とは、17日(月)の未明・午前1時55分のこと。

前年覇者スコット・クロクソールを追う安床武士(右から2番目)、山内⽃真(右) © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

今世界で最もアツい氷上スピードバトルとして日本上陸したスポーツ。大迫力&大興奮の横浜大会をリポート武井壮、解説清水宏保でお伝えする。番組では街中に突如現れる氷のコースで行われる世界最速のスピードスケートレースに密着。会場はライトアップされ、音楽が鳴り響く、まさにスポーツとフェスの融合をレポート。世界で人気が急上昇している「クラッシュドアイス」の魅力に迫っていく。

●フジテレビの詳細サイト

レッドブル・クラッシュドアイスの関連ニュースまとめ

福岡トライアスロンは2019年6月30日開催…12月11日エントリー開始

スイム1.5km、バイク40km、ラン10kmで争われる福岡トライアスロンが2019年6月30日に開催されることが決まり、2018年12月11日からエントリーを開始した。「漢委奴国王」の金印(国宝)の発掘場所として有名な志賀島などを舞台にした大会で、大自然があふれ、美しい海と山を感じることできる最高のロケーションが魅力。

ランは福岡市内を一望しつつ、森林浴も味わえるフラットコース

大会は2017年に「産・学・官・民」を軸とした、福岡市で初めてスタンダードディスタンスで行われたトライアスロンとして初開催された。855名のエントリーがあり、大会後のアンケートでは87.4%の参加者がよかったと評価した。また、開催場所については93.7%、ボランティア、沿道の応援、スイムコース、バイクコースにおいては80%以上の人が満足した。2018年は準備が整わず見送られたので、今回が2回目の開催となる。

福岡トライアスロンの特徴
福岡トライアスロンは、全国的にも珍しい陸繋砂州である「海の中道」をメイン会場とし、かつて米軍基地のあった「西戸崎」を通り、金印(漢委奴国王印)で有名な「志賀島」を巡る。メイン会場の海の中道海浜公園は、かつては飛行場で、終戦後から1972年までは米空軍基地として使用されていた。西戸崎にあった通称ブレディ基地にはマリリンモンローも訪れている。

志賀島は多くの神話に登場する神の島であり、古くは大陸との海上交易の出発点として栄えた歴史を持つ。また、志賀島を守る志賀海神社は日本書紀や古事記に登場するなど、日本の始まりを感じさせるエリア。

スイムは福岡市内を一望する博多湾

福岡トライアスロンが目指すもの
活力ある社会を作り出すには、障がい者も含めた全ての世代の医療、福祉、保健のほか、行政、学問、文化、産業など、さまざまな領域の協働が必要。福岡トライアスロンはスポーツ競技大会としての側面のみならず、まちづくりや教育、産業への寄与など、それらをつないで社会問題を解決するプラットホームとなることを目指す。
バイクは福岡市内の離島や、美しい海を眺める志賀島外周コース

福岡トライアスロン2019
■開催日程:2019年6月30日(日)
■公式ホームページ
■競技距離:スタンダードディスタンス (スイム1.5km/バイク40km/ラン10km)
■主催:福岡トライアスロン 大会実行委員会
■開催地:福岡県福岡市東区一帯
スイム:福岡市東区西戸崎博多湾海岸
バイク:国営海の中道海浜公園内特設コース~福岡市東区西戸崎~志賀島一帯
ラン :福岡市東区西戸崎 国営海の中道海浜公園内特設コース
■参加定員(予定)950名(一般部門:931名、福岡トライアスロン応援アスリート枠:19名)
■参加資格 
大会当日満19 歳以上(高校生不可)の健康な男女で、水泳・自転車・マラソン等の大会に出場経験があり、競技ルール・大会規則を理解し守り、スポーツマンとしてのマナーを身に付け、制限時間内に余裕を持って完走できる体力、気力を有すると認められる方。2019 年度JTU 登録会員である方。公式日程に定める、前日受付登録、競技説明会に出席できる方。大会規約並びに誓約書を熟読し、誓約事項を承認の上、ご本人署名(チェック)をいただける方
■表彰
・総合1位~6位
・女子1位~6位
・年代別賞 男女1位のみ(~29歳、30代、40代、50代、60歳~)ただし、総合1~ 6位入賞者は年代別表彰の対象外
・県内男女各1位    
・特別賞 最高齢男女各1名
■制限時間
スイム 08:48※最終ウェーブスタートから45 分後
バイク 10:50※志賀島2 周回後の(青少年海の家入口)公道最終制限時間
※その他(3.9㎞地点9:10、22.2㎞地点10:00、26.6㎞地点10:15、36.1㎞地点10:40)
※制限時間のタイムを超過した選手はそこから一般の自転車通行者としてメイン会場まで戻ります。
ラン  12:25※スタート後4.5 時間
■申し込み期間  2018年12月11日~2019年5月7日(予定) ※先着順
■申し込み方法  インターネット「MSPO ENTRY」
■大会規定
・天候不順や自然災害などによる中止決定。
・人や動物に関し、地域に重大な影響を及ぼす病原性伝染病などによる中止決定。
・その他、行政など協力団体との会議による実行委員会での中止決定。
また、参加条件や大会規定、競技規則等、要項内容をよくご確認の上、お申込みください。
地元のおもてなしも楽しみ!

⽇本初上陸のレッドブル・クラッシュドアイスは1万人が大興奮

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、そしてスノーボードクロスの要素を取り⼊れたアイスクロス・ダウンヒル競技の世界選⼿権 ATSX Red Bull Crashed Ice World Championship(ATSX レッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップ)の2018‒19シーズン開幕戦が、12⽉7⽇(⾦)・8⽇(⼟)に横浜市にある臨港パークで⽇本初開催された。

横浜を象徴するビル群を背に猛スピードで駆け抜ける選⼿たち © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

レッドブル・クラッシュドアイスは、アイスホッケーのプロテクターを付けた選⼿が、街中に設置された⾼低差がある氷の特設コースを最⾼時速80kmに達する中、⼀⻫に滑りおりるレース。レースは1ヒート4選手で⾏われ、コース途中に設置されたヘアピンカーブやバンクコーナー、連続バンプや段差などの障害物をかわしながら猛スピードで駆け抜
ける。2001年に初開催、2010年より世界選⼿権となり、記念すべき50回⽬の⼤会を今回アジアで初開催した。

⾼低差22m、⻑さ350mの造成したコース上に、中をマイナス14度の冷却剤が流れるチューブが連なるシートを敷き、上から⽔をまいて厚さ約10cmの氷のコースを張るのだが、あいにくの暖冬により凍っては溶けるを繰り返す緊急事態に。急きょ50トンの氷を購⼊し、徹夜で応急処置を施すなどコース設営は難航を極めた。

⽔を撒くスタッフ。コース造成は夜通し⾏われた © Suguru Saito / Red Bull Japan

また競技⾃体も、氷の状態を元に戻せるかの⾒通しが⽴ちにくい状態が続いたため、7⽇午前に予定していたタイムトライアルを急きょ6⽇(⽊)深夜に実施するなど、スケジュールを⼤幅に変更し、7⽇の最終予選と8⽇決勝の開催に漕ぎつけた。

⼤会には男⼥あわせて146選⼿が出場。最終予選と決勝は両⽇で約1万⼈の観客が⾒守る中で実施された。

男⼦は2015-2016年と2016-2017年シーズンのワールドチャンピオン、キャメロン・ナーズ(Cameron Naasz、米国)、⼥⼦は2017-2018年のチャンピオン、アマンダ・トルンゾ(Amanda Trunzo、米国)が優勝した。ナーズは「昨シーズンは総合優勝を逃したので、今シーズンは⾮常にいいスタートが切れてうれしい。⽇本での初開催は、⼤会および競技にとってとても有意義だったと思う。運営チーム、チームともに素晴らしく、ここで優勝できたことをうれしく思う」とコメント。アマンダ・トルンゾは「純⼦は⻑年に渡ってこの競技にかかわっていて、この⼤会を機に⽇本の選⼿がきっと増えると思うので、⼤会の成功は数年後にもみられると思います。私と張り合ってくれる選⼿が現れたらうれしい」とコメントした。

前年覇者スコット・クロクソールを追う安床武士(右から2番目)、山内⽃真(右) © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

⽇本からは2017-2018シーズンランキング10位の⼭本純⼦、インラインスケートのハーフパイプで幾度も世界チャンピオンに輝いている安床エイトと安床武⼠の安床兄弟ら15⼈が参加。決勝の男⼦64名、⼥⼦16名の枠に、2本滑って好タイムで順位が決まるタイムトライアル(男⼦は上位32名、⼥⼦は上位8名が決勝進出)で安床武⼠が28位、⼭本が6位で進出。

続いて7⽇に開催されたLast Chance Qualifier(最終予選)を、同志社⼤アイスホッケー部の⼭内⽃真と、現役⾼校⽣の吉⽥安⾥沙が勝ち抜き、計4⼈の⽇本⼈選⼿が決勝に駒を進めた。

迎えた決勝では、1回戦(Round Of 64)で安床武⼠と⼭内が同組、かつ2017-2018シーズンのワールドチャンピオンのスコット・クロクソール(Scott Croxall、カナダ)と同組になり、残念ながら両名とも敗退した。

レース後、安床武⼠は「体調、精神⾯ともにいい状態で、初めて決勝トーナメントに進めたのですが、(昨シーズン世界チャンピオンの)スコットの滑りが、あまりにもレベルが⾼すぎてちょっと焦り、レース中に1回転倒したのが⼼残りです。しかし、思いっきり⾏けたので満⾜しています。すごくたくさんの⽅が応援してくれていることが本当に⾃分たちにとって⼒になり、⾃分の実⼒以上のタイムが出せたので感謝しています。レッドブル・クラッシュドアイスに
これからも出場し続け、再び⽇本で開催されるように頑張りたいです」と語った。

これまで単身で海外大会を転戦してきた山本純子にとっては夢にまで見た国内大会だった © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

⼥⼦も⼭本と吉⽥が1回戦から当たる組み合わせとなったが、⼭本が準々決勝(Round Of 16)を勝ち抜き、準決勝は3位で敗退したが、5〜8位決定戦(Small Final)で2位に⼊り、6位で初戦を終えた。

⼥⼦準決勝の映像
⼥⼦5〜8位決定戦の映像

⼤会を振り返って⼭本は「決勝に出場した選⼿は、誰もがレベルの⾼い選⼿ばかりで、ファイナル⽬指していたのですが届きませんでした。⾃分のベストを尽くして最後まで⾛れたのでよかったと思います。⾛っている時に⾃分の名前を呼んでいる声が聞こえてきて、すごく勇気づけられました。海外から来た選⼿もレースを楽しんでいたし、コースを造る⼈、レースを運営する⼈など、たくさんの⽅々によって⼤会を成功できたと思います」と語った。

レッドブル・クラッシュドアイスの関連ニュースまとめ