競泳金メダリスト萩野公介が九十九里トライアスロンに挑戦

競泳金メダリストの萩野公介が、2023年10月8日に千葉県の一宮海岸周辺で開催される九十九里トライアスロンにエントリーした。

萩野公介

第1パートのスイムは当然のことながらトップフィニッシュ!?

萩野は2016リオデジャネイロ五輪競泳400m個人メドレーの金メダリスト。親交のあるパラトライアスリートの秦由加子や先輩の松田丈志がトライアスロンに出場しているのを見て、自分も挑戦してみたいと思い、まずは初級者でも優しいホノルルトライアスロン出場を決めた。

「自分の挑戦を見て一人でも多くの方がスポーツに限らず新しいことにチャレンジするきっかけになればうれしい」と萩野。

2023年5月に行われたホノルルトライアスロンでデビュー。第1パートのスイムは当然ながらトップフィニッシュした。そして次なる挑戦の場として九十九里トライアスロンを選んだ。

競泳金メダリスト萩野公介

大会の主催はアスロニアで、プロトライアスリートの白戸太朗とのトレーニングを経て、楽しくレースをしたいという思いを強めたという。

●九十九里トライアスロンのホームページ

木の根や岩などのトレイル特有の悪路も鮮明に見える軍事用アイウエア

米国No.1ミリタリーアイウエアブランド「ESS」から新たに「OUTDOOR COLLECTION」が登場。フレームカラーは、ハンティング含め、あらゆるアウトドアシーンに溶け込む「SPIN CAMO」 と「STEALTH OLIVE」の2カラー全5モデルを発売。

CROSSBLADE SPIN CAMO BONE
ESS CROSSBLADE SPIN CAMO BONE 3LS。3万9500円(税別)

ミリタリースペックを有したファッションアイテムとしても活躍

「ESS」はもともとオークリーの軍事・警察・消防向けアイプロテクター部門からスピンアウトしたブランド。「SPIN CAMO」は Urban Spin Camo(OAKLEY SI)と Kokoro Meguro Spin(OAKLEY)をコンセプトに Oakley/ESS のデザイナーによって生まれた迷彩パターン。

ESS 5B SPIN CAMO BONE。2万7000円(税別)

スピニングブレードによってペイントされたフレームは、1本1本異なる光彩を放ち、同じ模様のないプレミアムなアイウエアとなる。

STEALTH OLIVE
ESS CROSSBOW STEALTH OLIVE 2LS。2万9500円(税別)

全てのモデルには、薄暗い森の中でもコントラストを高め、木々や葉々はもちろん、木の根、岩などのトレイル特有の悪路も鮮明に見える「ハイデフブロンズレンズ」を装備。

5B STEALTH OLIVE。2万7000円(税別)

●ノーベルアームズのホームページ

世界最⾼峰の 1on1 ブレイキンバトルRed Bull BC Oneに出る?

Red Bull BC One Cypher Japan 2023(レッドブル・ビーシーワン・サイファ ー・ジャパン)の予選エントリーが6⽉9⽇に始まる。2023年8⽉に全国5カ所で予選を実施し、予選を勝ち抜いたダンサーが9⽉10⽇に⼤阪府⼤阪市で開催される決勝で⽇本代表の座をかけて戦う。

Red Bull BC One

勝者は10⽉19⽇にフランス・パリで⾏われる 「Last Chance Cypher」への出場権を獲得し、世界最⾼峰のダンサーたちと、Red Bull BC One World Final 2023(レッドブル・ビーシーワン・ワールドファイナル)の出場権をかけて戦y。

B-Girl YURIE and B-Girl AYU ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull BC One とは

Red Bull BC One はレッドブルが開催する世界最⾼峰の 1on1 ブレイキンバトルイベント。2023年で開催20回⽬を迎え、世界30カ所以上で60を超える予選とプログラムを開催している。

B-boysとB-girlsが16⼈ずつRed Bull BC Oneのステージで総⼒戦を⾏う権利を得るが、チャンピオンに輝くのは各1名のみ。Red Bull BC One World Final 2023は、10⽉21⽇にパリのスタッド・ローランギャロスで開催される予定。

B-Girl YURIE and B-Girl ERi  ©Suguru Saito / Red Bull Content Pool

●Red Bull BC One Cypher Japan 2023の詳細ページ

大野均がフランス観光親善大使に…W杯フランス大会を盛り上げる

元ラグビー日本代表の大野均氏が2023年度フランス観光親善大使に就任した。2023年はラグビーのワールドカップがフランスで開催されるが、その事前プロモーションとして大野氏が起用され、日本戦の会場となる開催地を精力的に回っていた。

大野均さん

フランス観光親善大使のタイトルは2000年、フランス観光開発機構の前身であるフランス政府観光局が創設し、フランスに縁のある著名人の個人的な視点からフランスの魅力を発信してもらうことを目的にこれまで46人が任命されている。

フランスは2023年にラグビーワールドカップ、2024年にオリンピック・パラリンピック競技大会と二つの国際スポーツイベントの開催を控えることから、スポーツを観光プロモーションの主テーマに据え、スポーツ関連の著名人を観光親善大使として任命することを決定した。

大野均さんとフィリップ・セトン駐日フランス大使

任命されたのは元ラグビー日本代表で、現在は東芝ブレイブルーパス東京のアンバサダーを務める大野氏。大野氏は三度のワールドカップ出場と、国際試合98回の出場記録から、選手時代に遠征や合宿でルアーブル、ボルドー、リヨン、トゥールーズなどフランス各地に滞在した経験を持つ。

また2022年には、フランス観光開発機構が実施したラグビーワールドカップ2023年大会の開催地域への視察旅行(トゥールーズを含むオクシタニー地方、ニースを含むプロバンス・アルプ・コートダジュール地方、ナント)に参加し、さまざまなメディアを通じて滞在地の魅力を発信した。

フレデリック・マゼンク在日フランス観光開発機構代表、大野均さん、フィリップ・セトン駐日フランス大使

ワールドカップイヤーとなる2023年、フランス観光開発機構は大野氏を「2023年度フランス観光親善大使」に任命し、観光立国フランスの広報活動へさらなる協力を依頼した。


2023年5月31日にフランス大使館で行われた任命式では、フィリップ・セトン駐日フランス大使、カロリーヌ・ルブシェ フランス観光開発機構総裁が署名する任命状が、セトン大使より大野氏へ手渡されました。

ケアンズなら時差1時間…マラソンやMTBレースに参戦するのも悪くない

日本から1番近いオーストラリアの都市ケアンズで、日本人も参加できるマラソン、トライアスロン、自転車レースなどが開催されている。時差が1時間で、日本人には好条件。自然体験や観光だけにとどまらず、スポーツイベントもプランのひとつ。

ケアンズマラソン

2022年7月ジェットスターによる直行便の再開に加え、2023年6月にはヴァージン・オーストラリアによる羽田〜ケアンズ便の新規就航が予定され、アクセスがさらによくなるという。

ケアンズマラソン2023(7月16日開催)

フルマラソンの他にハーフマラソン、10km、5km、5kmウォーク、キッズも多く参加する2km ミニマラソンなどの種目に参加できる。海を眺めながらのフラットなコースは初心者から経験者まで楽しめる。

ケアンズマラソン

2022年の大会ではアンバサダーである福島和可菜さん・舞さん姉妹がレースに参加し、見事女子で1位と2位を受賞。

2023年はアンバサダーの福島姉妹をはじめ、日本からの参加者も含めた約2500人が参加予定。オンライン締め切りは7月14日(金)日本時間16:00、現地時間17:00まで、現地でのエントリー締め切りは開催前日の7月15日(土)16:00までなので、まだまだこれからのエントリーも間に合う。

クランクワークス ケアンズ マウンテンバイクフェスティバル ©Crankworx

●ケアンズマラソンのホームページ

クランクワークス(5月17〜21日開催)

クランクワークス ケアンズ マウンテンバイク フェスティバルは、2023年に開催される「クランクワークス 2023ワールドツアー」の中で2番目の開催地で、熱帯雨林のトラックで行われる レースが特徴。

ダウンヒル、デュアルスラローム、スロープスタイル、スピード&スタイル、公式オーストラリアウィップオフ選手権など、5日間にわたるイベントスケジュールはマウンテンバイク愛好家にとって見逃せない。

自由自在にマウンテンバイクを操り競い合う姿は、初めて見る人でも超人技だと分かるほど迫力満点。公式YouTubeでは、前回大会で優勝となったダイナミックな技を見ることができる。

●クランスワークスの公式YouTube

アイアンマンケアンズ
グレートバリアリーフ・マスターズゲーム ©GBRマスターズゲーム_1 (c)


福田穣が2年連続世界チャンピオン…追いつかれるまで逃げ続けるラン

ウィングスフォーライフ財団が日本時間の5月7日20時、全世界で一斉にスタートするランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングスフォーライフ・ワールドラン)」を開催。日本の福田穣が2022年に続き男子の世界チャンピオンに輝いた。

東京の明治神宮外苑大会がスタート ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成が目的

開催10回目となる2023年は192の国籍、計20万6728人が参加。 世界158カ国で同時にスタートし、福田が4時間11分後に69.01km地点で世界で最後にキャッチャーカーに追いつかれた。今回のイベントで集まった寄付金580万ユーロ(約8億7600万円)の全額は脊髄損傷の治療法発見のために使われる。

アプリの中でキャッチャーカーに追われる ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

ランニング後、福田は「Wings for Life World Runは、自分が走ることで走れない人のためになる素晴らしいレース。自分が好きな走るっていうことで人に勇気を与えられるから自分にとってとても特別なものです」と語った。

「今大会は2カ月前に怪我をし、思うように練習できなかったのでタフなレースになることは想定できました。しかし、勝ちたい気持ちがとても強かったので前に進めました」

福田穣が2年連続で世界チャンピオンに ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

Wings for Life World Runは通常のランニングイベントとどう違うか

世界中のランナーが一斉にスタートするだけでなくゴールがない。スタート30分後にキャッチャーカーと呼ばれる追跡車がスタートから走り出し、参加者たちを追いかける。アプリではバーチャルのキャッチャーカーを表示。キャッチャーカーは最初ゆっくり走り、所定の時間ごとにスピードを上げていく。キャッチャーカーに抜かれた参加者はレース終了となり、世界で最後まで残った男女に世界チャンピオンの称号が贈られる。

レッドブルアスリートでモータードライバーの笹原右京とMTBライダーの西窪友海も ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

大会は2014年に スタートし、2015年に渡邊裕子(56.33 km)、2016年に吉田香織(65.71 km) そして、2022年に福田穣(64.43km)が世界チャンピオンとなった。今大会は2連覇の福田(69.01km)とポーランドのKasia Szkodaさん(55.07km)が世界チャンピオンに輝いた。

モータードライバーの笹原右京も参加 ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

日本からはスマホアプリを使って普段のコースを走るアプリランと、アプリラン参加者が会場に集って走るアプリラン・イベント(全国6カ所で開催)に合計3200人が参加。 アンバサダーとして、現役時代に試合で脊髄を損傷し、それが原因で引退した元プロ野 球選手の赤星憲広さんが大会に参加した。

元プロ野球選手で脊髄損傷により引退した赤星憲広さんが大会アンバサダー ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

赤星さんはイベントについて「選手時代から車椅子の寄贈活動を続けてきましたが、皆さん『自分の足でもう一度立ってみたい』 『もう一回歩いてみたい』と仰っています。脊髄損傷を負った人の多くは回復を諦めておりますので回復への期待感があるだけでも全く違います。脊髄損傷の治療方法発見を目指しているWings for Life World Runに、このように参加させてもらってることは感謝しかありません。これから僕の役割は大きいなと思っています」とコメントした。

車いすYouTuberの渋谷真子さんは明治神宮外苑会場でアスカ製の WPAL-G(ウーパル)を使って歩行しながら大会に参加した。事後、渋谷さんは「外を歩くことができてすごく楽しかったです。本当にしんどかったですけど、皆さんすれ違う度に『頑張れ頑張れ』って言ってくださったので頑張れました。普段の生活ではない頑張り、体験ができてすごくよかったと思いました」と語った。

女優でマラソンランナーとしても知られる福島和可菜がアプリ内の日本語ナレーションを務めた ©Jason Halayko for Wings for Life World Run