ションカがコースレコード、室屋義秀が2位…レッドブル・エアレース第4戦

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズンの第4戦が6月23日にハンガリーのブダペストで開幕。初日の予選ではチェコのマーティン・ションカがコースレコードを記録して1位に。室屋義秀(ファルケン)が0.032秒という僅差で2位になった。

レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト大会 © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

ファンの中で人気が高い開催地のひとつとして知られるハンガリーの首都はこの日も多くのファンを集めた。2年連続の総合優勝をねらう室屋は、前節の第3戦千葉大会で失格しただけに、仕切り直しのレース。シリーズ総合優勝を争う実力者のションカにわずかに及ばなかったものの、千葉大会のショックは完全に忘れ去られるほどの積極的なフライトだった。

レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト大会 © Mark Somay / Red Bull Content Pool

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「すこやカラダ大作戦」で福島のこどもたちの元気なカラダづくりを支援

小野薬品工業とスポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構が福島県相馬市で、元気なカラダづくりを推進する「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」を開催。3月18日のキックオフイベント以降、5月までに3回にわたって運動習慣定着への事後プログラムを開催した。

長距離トラック元オリンピック代表の弘山晴美さんにリレーやマラソンの給水を教えてもらった

このプロジェクトは糖尿病・がん領域に注力している小野薬品と、スポーツを通じた社会貢献に取り組む同機構が中心となり、東北3県で課題となっている小児肥満の改善をはじめ、次世代を担う子どもの健康の推進と元気なカラダづくりを支援する取り組み。キックオフイベントでは、アスリートと一緒に3つのスポーツを体験するとともに、生活習慣病の専門医による健康に関するセミナー、2018年は地元食材を使った食育(炊き出し)も行った。また事後プログラムとして、継続的に運動する機会を提供し、「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え、食生活や生活習慣に変化を与えていくことを目指して実施した。

プロジェクト4年目の「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」では、3月18日に開催したキックオフイベントに加え、5月までに3回にわたってさまざまなスポーツを体験する事後プログラムを開催。2018年は6~9歳の子どもたち延べ131名が参加した。小児肥満改善の啓発を目的に、運動の楽しさに継続してふれることで、習慣化のきっかけを提供するとともに、保護者のに子どもたちのすこやかな身体づくりに向けた食事などの生活習慣を考えてもらう活動を行ってきた。

復興支援活動「すこやカラダ大作戦」
主催:「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会
実施実績:2015年/福島県大沼郡会津美里町(参加人数:延べ233名)
     2016年/宮城県石巻市(参加人数:延べ381名)
     2017年/岩手県大船渡市(参加人数:延べ207名)
     2018年/福島県相馬市
参加対象:福島県、宮城県、岩手県の小学校低学年
実施内容:スポーツ選手のパフォーマンス、スポーツリクリエーション、生活習慣セミナー(保護者対象)など

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レッドブル・エアレース第4戦は鎖橋の下をくぐり抜けるブダペストで開催

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズンの第4戦が6月23日(土)、24日(日)にハンガリーのブダペストで開催される。ファンの中で人気が高い開催地のひとつとして知られるハンガリーの首都は常に多くのファンを集めていて、2009シーズンにはドナウ川の両岸に65万人もの観客を集めた。

レッドブル・エアレース第4戦はブダペストで開催される © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

ブダペストはレーストラックのスタートセクションがユニークなことから、シーズンハイライトのひとつとして扱われている。トップパイロットたちがセーチェーニ鎖橋の下をくぐり抜けてレーストラックに進入する姿は、ファンなら見逃せない名シーン。

ドナウ川両岸に広がるブダペストは、ブダとペストという2地区から成り立っている。ペスト側の川岸に建てられているネオゴシック建築の国会議事堂を含む両岸の見事な景色は、レースアクションに美しいパノラマビューを加えてくれる。ブダ側にはゲッレールト山頂の自由の女神とツィタデラも確認できる。ブダペストはこのような美しい建築物や観光地を数多くあるため、「世界で最も美しい都市ベスト10」に定期的にランクインしている。

ペトル・コプシュタ © Predrag Vuckovic/Red Bull Content Pool

ブダペストのドナウ川上空を飛ぶ © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

シリーズは第6戦の開催地がウィーナー・ノイシュタットに決定し、レッドブル・エアレースが生まれ故郷オーストリアに舞い戻ることになった。ワールドチャンピオンを巡る戦いの緊張感が高まろうとするタイミングで、レッドブル・エアレースのパイロットたちは新開催地へ向かうことになる。

オーストリアの首都ウィーンの南に位置するウィーナー・ノイシュタットは、2003年にオーストリアで誕生したレッドブル・エアレースの母国凱旋にふさわしいロケーション。ウィーナー・ノイシュタットの澄み切った山の空気は、2018シーズンの行方を左右する可能性を秘めているレースに最高のコンディションを提供してくれると期待されている。

●レッドブル・エアレース日程
2月2〜3日 アブダビ(UAE)
2月21〜22日 カンヌ(フランス)
5月26〜27日 千葉(日本)
6月23〜24日 ブダペスト(ハンガリー)
8月25〜26日 カザン(ロシア)
9月15〜16日 ウィーナーノイシュタット(オーストリア)
10月6〜7日 インディアナポリス(米国)
11月=開催期日と開催地調整中

マット・ホールとマイケル・グーリアンのフライト © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

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戸田ボートコースの藻が異常繁殖で全日本社会人選手権の会場変更へ

7月7日(土)から8日(日)まで埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開催予定だった第68回全日本社会人選手権が、宮城県登米市の宮城県アイエス総合ボートランド(長沼ボート場)に変更されることになった。戸田ボートコースは藻の繁殖がひどく、施設管理者である埼玉県を中心に多数のボート関係者も加わって懸命に除去作業を行ってきたが、2000mでの安全な通常のレースができると断言できる状態にないことから、場所を移しての開催となった。6月18日に日本ボート協会から発表された。

戸田ボートコースの水草(藻)の異常繁殖は2017年から確認されていた。コースの両側から水草が生長し、真ん中まで届く勢いに。ボートのブレードに水草が引っかかって、オールが手から抜けてしまうほど。水草が異常繁殖した理由は不明だが、近年の水質浄化努力によってコースの透明度が高くなり、太陽光が湖底近くまで届くことによって水草が育ち、水草が育ったことによってさらに水質がよくなり、水草が爆発的に増えたのではないかとの予測。水温が高くなるとさらに育成が進むと予想されている。

戸田ボートコースは1964年に開催された東京オリンピックのボート競技会場。戦争のため幻のオリンピックとなった1940年東京オリンピックにあわせて建設されたボートコースを再整備して使用された。2020年の東京五輪では、現在の国際会場の規格に合わなくなっていることから、建設中の海の森水上競技場が会場となる。それでも戸田は現在でも首都圏を代表するボートコースとして、大学や実業団のトップクラスの選手から一般市民まで幅広く活用されている。

1964東京五輪の会場だった戸田漕艇場は現在の国際大会を開催する基準に満たないことから、2020年は新設会場の海の森水上競技場で行う

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想像してたけど想像以上にツラい! 日本一長い石段を駆け上がるRed Bull白龍走

日本一の長さを誇る3333段の石段を駆け上がるステアクライムレース、Red Bull白龍走(はくりゅうそう)が6月17日(日)に熊本県下益城郡美里町で開催された。4回目の大会は北海道から沖縄県まで、過去最大の962人が参加した。

Red Bull 白龍走に過去最多の962人が参加 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

大会は、過去のRed Bull白龍走で男子35分、女子45分以内にゴールしているエキスパートクラスと、一般クラスに分けて実施。一般クラスに男性797人(完走656人)、女性133人(完走90人)が出場し、男性は27分04秒でゴールした田中飛鳥(たなかあすか、28歳、福岡県在住)、女性は33分23秒でゴールした岩村聖華(いわむらせいか、33歳、熊本県在住)が1位となった。エキスパートクラスには男性28人、女性4人が出場し、24分42秒でゴールした五郎谷俊(ごろうたにしゅん)と33分22秒のクルーパ理智(くるーぱりち)が優勝し、優勝の褒賞として石段横の大会記念碑にそれぞれの名前が刻まれることになった。

3333段を駆け上がるRed Bull 白龍走 © Jason Halayko/Red Bull Content Pool

Red Bull 白龍走を制した五郎谷俊(中央)。右は2位永里剛城、左は3位荒木諭志 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

「日本一の階段ということで、どれだけツラいか自分の頭の中でイメージしながら階段の方まで向かってきました。いざ走ってみると想像のさらに上を行くツラい階段が続いて、まさに心臓破りの階段でした」とエキスパート男子の部で優勝した五郎谷。
「いつもトレーニングをしているのですが、階段で足もパンパンになりました。このような場所は日本中探してもここしかないので、人生でとてもいい経験になりました。また来年参加できれば、記録更新をねらっていきたいと思います」

クルーパ理智が女子のトップタイムを記録 © Jason Halayko/Red Bull Content Pool

2017年に一般の部で初出場してエキスパート優勝者を上回る大会新記録で優勝したクルーパは、今大会はエキスパートで参戦。2017年の自身の記録を大きく更新して優勝した。
「今年2回目の参加だったのですが、エキスパートで優勝できて、また全体でも1位だったので感無量です! うれしい!」とコメント。

●第4回Red Bull白龍走記録
エキスパート男性
五郎谷俊(ごろうたにしゅん、埼玉県在住、25歳、タイム24分42秒)
2位 永里剛城(ながさとごうき、鹿児島県在住、28歳、タイム26分02秒)
3位 荒木諭志(あらきさとし、熊本県在住、33歳、タイム26分32秒)

エキスパート女性
1位 クルーパ理智(くるーぱりち、福岡県在住、46歳、タイム33分22秒)
2位 青木佐和(あおきさわ、熊本県在住、52歳、タイム36分23秒)
3位 下村亜夕美(しもむらあゆみ、福岡県在住、40歳、タイム36分33秒)

一般男性
1位 田中飛鳥(たなかあすか、福岡県在住、28歳、タイム27分04秒)
2位 福迫誠(ふくさこまこと、鹿児島県在住、38歳、タイム28分12秒)
3位 エース栗原(えーすくりはら、山梨県在住、30歳、タイム29分21秒)

一般女性
1位 岩村聖華(いわむらせいか、熊本県在住、33歳、タイム33分23秒)
2位 俵千香(たわらちか、福岡県在住、34歳、タイム34分51秒)
3位 前田美帆(まえだみほ、長崎県在住、22歳、タイム35分42秒)

エキスパートクラスの激闘 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

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カリマーのトリビュートシリーズに新しく4つのモデルがラインナップ

英国発祥のアウトドアブランド「 karrimor( カリマー)」がアウトドアで培ってきたあらゆるシーンで機能するツールをライフスタイルにフィードバックしたトリビュートシリーズ。同シリーズから新たに4つのモデルが発売される。シリーズはアフターワークアクティビティをテーマに、ライフスタイルをより便利に、快適に、というコンセプトのもとに開発。コーディネートしやすいよう、シンプルなデザインを踏襲し、多様なライフスタイルにフィットするバッグがラインナップ。ビジネスやトラベルなどで活躍する機能を搭載したトリビュートシリーズは、2018年6月中旬より全国のカリマー取扱店で発売開始。

カリマーのトリビュートシリーズ

tribute 25
トラベルやデイリー使用はもちろんのこと、ビジネスでも活躍するスタンダードなデイパック。専用設計のPCホルダーを採用し、パッド入りのため高い保護性を備え、A4 サイズの書類なども出し入れしやすい設計。

tribute 20
タウンからビジネスまで対応するデイリーユースパック。PCホルダー、オーガナイザー付きポケット、横持ちできるサイドハンドルなど用途に合わせた機能を搭載させたスマートなデザイン。

tribute tote
デイリーユースはもちろん、出張やトラベルで活躍する利便性と大容量を実現した、トートバッグのハイエンドモデル。

tribute crossbody pouch
財布やパスポートなどの大切なアイテムをオーガナイズするバッグインバッグ。コーディネートしやすいベーシックな形状の2WAY仕様。

カリマーはアルピニズム発祥の英国のアウトドアブランド。その語源は「carry more=もっと運べる」。1946年にカリマーはチャールズ&メアリー・パーソン夫妻によって誕生した。最初のクライミングザックが登場してから現在に至るまで世界の高峰、極地、熱帯雨林へと無数の挑戦をし続けている。

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