NBAのトニー・パーカーがツール・ド・フランス休息日にサイクリング

NBAで活躍するフランスのプロバスケットボール選手、トニー・パーカーが7月16日、ツール・ド・フランスが休息日として過ごすアルプスのアルベールビルを訪れ、カチューシャ・アルペシンのマルセル・キッテルらとサイクリングした。パーカーはツール・ド・フランス公式タイムキーパーであるティソ社のアンバサダーで、今回の訪問が実現した。

ロードバイクで走るトニー・パーカー

「プロの自転車選手と一緒にサイクリングするという、とても貴重な体験ができた。ボクは効率的なギヤチェンジとかよく分からないけれど、こういったユニークなプロジェクトを考えてくれるティソに感謝したい。かけがえのない時間が過ごせたよ」とパーカー。

トニー・パーカーがツール・ド・フランスでカチューシャ・アルペシンチームに合流

「トニー・パーカーと一緒に走れるなんて、とてもクールなサイクリングだったと思うよ。他のスポーツ選手と交流が持てるのは貴重な経験だ」とキッテル。

トニー・パーカーとマルセル・キッテル

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休息日前日はすべてが異例…パリ〜ルーベの聖地もテレビ中継車が乗り込む

ツール・ド・フランス取材者日記第9ステージ。朝はアミアン大聖堂まで片道3.5kmのジョギング。シャルトルもアミアンも遠くから大聖堂が見えるので、それを目指して走れば到達できます。そしてGPSデバイスを起動しているので、「スタートに戻る」ボタンを押せば帰り道も案内してくれるので安心。ただしバッテリー残量が残り少なかったので、とりあえず帰りの道も頭で覚えておきました。

ルーベの新しい室内ベロドローム。ポロシャツのバックポケットがなにげに便利

2018年は各地の観光局から画像を送ってもらったので、アミアン大聖堂や河岸のカフェテラスや、大聖堂が望める有名な橋も記憶にあって、走りながらそれらを見つけるとうれしくなりました。普段なら次のステージに向かってホテルから直行するので、そんな観光はしないんですが。朝のジョギングっていいなあ。道行く人もほとんどいないので、荘厳な大聖堂の外観も、巨大なステンドグラスに朝日が差し込んでいる光景もたっぷりと楽しめました。ジョギングなのでスマホを持っていないので、心に取り込んでおきました。

ボクがホテルにたどり着いた8時には、ツール・ド・フランスの全日程を取材するキッズジャーナリストチームが出発。熱心ですね。頭が下がります。ボクはサッパリとシャワーを浴びて、質素だけど走ったあとはなんでもおいしい朝ごはんを食べて、原稿をちょっと整えてから出発。

この日のゴールはルーベ。A1高速でルーベへ。高速道路の渋滞情報などを知らせる電光掲示板が、「アレ、レ・ブルー」。レ・ブルーってサッカーのフランス代表のことです。

パリ〜ルーベでホコリまみれになった選手はここで「選手は右」という矢印のとおりに進むと旧ベロドロームに入場できる

ところがルーベのゴールまでは迂回路からの案内板がなく、とりあえず方向感覚を頼りに進むことに。GPSでゴールのルーベ自転車競技場を検索してたどり着きましたが、当然フェンス1枚の違いでアクセス不能。こういうときは残り数km地点まで大回りで戻って、コースインしてから入り直します。とんでもなく無駄な動きですが、これがツール・ド・フランスなので仕方ないです。

ようやく目的地に到着すると、あのパリ〜ルーベのゴールで知られる旧ベロドロームを目撃。きょうはテレビ中継車のゾーンテクニックです。ゴールは近くの路上。ツール・ド・フランスは規模が違うので古い競技場にはゴールできないんですね。

休息日前日の15日はかなり異例の動きでした。レースに帯同しないメカニックはホテルから直接、チームバスも選手をスタートで降ろしたら休息日のアヌシーに向かっています。普段よりも1時間早い午後4時にゴール予定。選手たちはルーベ自転車競技場でシャワーを浴びてリール空港へ。チャーター機でシャンベリーにひとっ飛びです。

優勝者とマイヨジョーヌも、ゴールのインタビューカーでの遠隔インタビューではなく、ルーベ新自転車競技場での対面インタビュー。午後5時からサッカーW杯決勝が始まっていて、彼らが退席したあとにテレビがサッカー中継に。サルドプレスはそのままサッカーのプレスセンターになったと思いますが、クルマを運転する関係者は780kmの移動をどうこなすんでしょう。

ボクは、ベルギー国境に近いルーベからアルプスを目指す高速を運転しながらラジオでフランスの優勝を聞きました。もうどの局も「シャンピオン・デュ・モンド!!」の大合唱。200kmほど南下したランスで本日は力尽きました。

これがルーベ自転車競技場だ。傾斜角のゆるい雨ざらしのバンクだが、有名だよね

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世界⼀アツい氷上バトル⽇本初上陸! 参加者募集開始…12⽉に横浜で

アイスホッケー、ダウンヒルスキー、スノーボードクロスの要素を取り⼊れた「アイスクロスダウンヒル競技」の世界選⼿権、ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップの2018‒19シーズン開幕戦が12⽉7⽇(⾦)と8⽇(⼟)に神奈川県横浜市で⽇本初として開催される。

ATSXレッドブル・クラッシュドアイス・ワールドチャンピオンシップの開幕戦が横浜で開催

レッドブル・クラッシュドアイスは、アイスホッケーのプロテクターを付けた選⼿が最⾼時速80kmのスピードで、街中に設置された最⻑600mの⾼低差がある氷の特設コースを⼀⻫に滑り降りるレース。レースは1ヒート4選手で⾏われ、コース途中に設置されたヘアピンカーブやバンクコーナー、連続バンプや段差などの障害物をかわしながら選⼿たちが猛スピードで駆け抜ける様⼦は圧巻。

2001年に初開催、2010年より世界選⼿権となり、これまで49⼤会を開催している。そして記念すべき50回⽬の⼤会を横浜市で⽇本初開催することが発表された。参加者募集も同時に開始された。

どの会場も⼤勢の観客で埋め尽くされる © Yorick Carroux/Red Bull Content Pool

レッドブル・クラッシュドアイス(横浜)参加者募集ページ

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日本にも楽しさを伝えたい! レッドブル・クラッシュドアイスに挑む山本純子

安床ブラザーズ。インラインスケートの王者がクラッシュドアイスに挑む

4選手が⼀⻫に滑る4クロス形式。⼥⼦レースもある © Sebastian Marko/Red Bull Content Pool

レッドブルは究極の三次元モータースポーツ「レッドブル・エアレース」をはじめ、これまで数々の世界的なスポーツイベントを⽇本で開催し、好評を得てきた。今回⽇本で初開催するレッドブル・クラッシュドアイスは、これまでケベック・シティ(カナダ)、ストックホルム(スウェーデン)、プラハ(チェコ)、ヘルシンキ(フィンランド)、ミュンヘン(ドイツ)、モスクワ(ロシア)など、世界有数の都市で開催。それぞれ街中にコースを設置し、街と⼀体となって開催することで⼤勢の人が楽しめる。2016-17シーズンの最終戦、オタワ⼤会では地元カナダのジャスティン・トルード⾸相もこのレースに魅了され、観戦に訪れている。氷上レースという特性上、これまで⼤会は寒冷地で開催してきたが、技術⾰新とコース設置技術の向上により、2017年1⽉に温暖な気候のマルセイユで初の⼤会を成功させている。

温暖なマルセイユでも開催された © Jorge Mitter / Red Bull Content Pool

Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018(レッドブル・クラッシュドアイス横浜2018)
会場:横浜市
⽇程:2018年12⽉7⽇(⾦)=予選、12⽉8⽇(⼟)
レースのフォーマットとルール
主催:レッドブル・ジャパン
チケット発売時期は9⽉中旬を予定

⽇本からは⼭本純⼦(写真左)が⻑年にわたって参戦している © Mihai Stetcu / Red Bull Content Pool

募集概要
内容:Red Bull Crashed Ice Yokohama 2018 に参加できる人。⽇本⼈ライダー猿渡亮、⼭本純⼦、安床兄弟とともにアイススケートとインラインスケートで⾏う練習会に参加。選考会を通過した選手が開催国出場枠として本戦に出場できる
条件:
(1)16歳以上の健康な男⼥(未成年の場合は保護者の同意が必要)
イベント期間中16〜21歳はジュニアカテゴリーでの参加
(2)以下の1〜3回練習会(最低1⽇)、選考会と本戦に参加できる人
第1回:7/20(⾦)〜22(⽇) ⻄宮市、神⼾市(詳細は応募先HP 参照)
第2回:9⽉予定 関東(会場と時間は後⽇発表)
第3回:10⽉予定 関⻄(会場は第1 回と同じ)
選考会:11⽉予定 〃
本戦期間:12/6(⽊)〜12/8(⼟)横浜
※23時以降に⾏われる練習会には保護者の同伴が必要
(3)アイススケート靴、アイスホッケープロテクター⼀式を⽤意可能な人。
アイスホッケー、アイススケート、インラインスケート、スキークロス、アルペンスキーなどの経験者が望ましい。
定員:各回20名(男性、⼥性合わせて)
締切:第1回… 7⽉18⽇(⽔)23時59分(先着順)
第2回以降の練習会応募締切は、応募先のイベントページにて順次お知らせ
参加費:練習/選考会:要会場使⽤料(宿泊/交通費は⾃⼰負担、要スポーツ保険加⼊)
本戦:無料(宿泊/交通費は⾃⼰負担、要スポーツ保険他、各種保険加⼊)

アイスホッケーがベースなのでボディコンタクトは迫⼒満点 © Andreas Langreiter / Red Bull Content Pool

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マーティン・ションカ優勝。室屋義秀11位…レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズンの第4戦が6月24日にハンガリーのブダペストで決勝を行い、前日の予選でコースレコードを記録して1位になったチェコのマーティン・ションカが本戦でも力を発揮して優勝した。室屋義秀(ファルケン)は予選で0.032秒という僅差で2位になったが、本戦は11位だった。

セーチェーニ鎖橋の下をくぐり抜けるチェコのマーティン・ションカ © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

ドナウ川の両岸に13万5000人の観衆を集めた第4戦。飛行機で約1時間のチェコで生まれ育ったションカにとっては地元とも言える大会で、見事な実力を発揮して今シーズン初勝利を飾った。2017年は2勝して総合2位となりながら、今季開幕から2戦は機材面の失格で成績を残せなかった。今大会はフリープラクティス1からファイナル4までの7回のフライトで、ペナルティはおろか全て58秒台以下で飛行。予選はトップタイムという手がつけられない速さを見せた。

「レース期間中、観客から多くのエナジーをもらった。表彰台の頂点からの眺めはとても美しく、いつも楽しい。チームの技術陣がハードワークをして機材を仕上げてくれ、気持ちよく飛ぶことができた。チェコからも多くのファンが駆けつけてくれて、彼らに特別なプレゼントを提供することができたことがうれしい」とションカ。シーズン総合成績はオーストラリアのマット・ホールが45点で首位を堅持したが、ションカは34点で総合3位に浮上。
「総合成績で上位陣に食らいつけているので、シーズン中盤で勝てたことは非常に重要。我々には技術的な問題が山積みで、この瞬
間のために全員ハードワークに徹した」

またフランスのミカ・ブラジョーが2位となり、自身のキャリア初の表彰台を獲得した。これによりランキングも総合4位に浮上した。

室屋義秀は11位とふるわなかった ©
Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

2017年の総合優勝者である室屋は第3戦の千葉大会と同様に、本戦の1回戦で「オーバーG」の失格。14人中の11位に終わり、総合成績は19点の5位と苦戦を続ける。

前回千葉大会では予選3位通過ながら、決勝1回戦のラウンド・オブ14で今季2戦目優勝の強敵マット・ホール(オーストラリア)と対戦し、リスクを負ったフライトでGが最もかかる垂直上昇から反転して下降するバーティカルターンマニューバー(VTM)で規定の12Gを超えてオーバーGで失格。今大会も予選2位と好成績で通過したが、ラウンド・オブ14では今シーズン開幕戦で優勝し、驚異的な速さを見せているマイケル・グーリアン(米国)と2戦続けて強敵とのマッチアップ。先にフライトしたグーリアンが57秒504の好タイムを出すと、それを超えるべくフライトしたが、千葉大会同様にバーティカルターンマニューバーでオーバーGとなる。

レース後に室屋は「練習から予選までいいフライトが続いていましたが、最初の(バーティカルターンマニューバーで操縦桿を引き上げる)プルアップの時に、ガスト(突風)を感じて、12Gを超えないようにリアクションをしたのですけど、ちょっと間に合いませんでした」とコメント。

レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト大会を飛ぶマイケル・グーリアン © Joerg Mitter / Red Bull Content Pool

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室屋義秀は予選3位。緒戦で今季総合2位の強豪と対決…レッドブル・エアレース千葉

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ションカがコースレコード、室屋義秀が2位…レッドブル・エアレース第4戦

究極の三次元モータースポーツRed Bull Air Race World Championship(レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップ)2018年シーズンの第4戦が6月23日にハンガリーのブダペストで開幕。初日の予選ではチェコのマーティン・ションカがコースレコードを記録して1位に。室屋義秀(ファルケン)が0.032秒という僅差で2位になった。

レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト大会 © Armin Walcher / Red Bull Content Pool

ファンの中で人気が高い開催地のひとつとして知られるハンガリーの首都はこの日も多くのファンを集めた。2年連続の総合優勝をねらう室屋は、前節の第3戦千葉大会で失格しただけに、仕切り直しのレース。シリーズ総合優勝を争う実力者のションカにわずかに及ばなかったものの、千葉大会のショックは完全に忘れ去られるほどの積極的なフライトだった。

レッドブル・エアレース第4戦ブダペスト大会 © Mark Somay / Red Bull Content Pool

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「すこやカラダ大作戦」で福島のこどもたちの元気なカラダづくりを支援

小野薬品工業とスポーツ・コミュニティ・アンド・インテリジェンス機構が福島県相馬市で、元気なカラダづくりを推進する「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」を開催。3月18日のキックオフイベント以降、5月までに3回にわたって運動習慣定着への事後プログラムを開催した。

長距離トラック元オリンピック代表の弘山晴美さんにリレーやマラソンの給水を教えてもらった

このプロジェクトは糖尿病・がん領域に注力している小野薬品と、スポーツを通じた社会貢献に取り組む同機構が中心となり、東北3県で課題となっている小児肥満の改善をはじめ、次世代を担う子どもの健康の推進と元気なカラダづくりを支援する取り組み。キックオフイベントでは、アスリートと一緒に3つのスポーツを体験するとともに、生活習慣病の専門医による健康に関するセミナー、2018年は地元食材を使った食育(炊き出し)も行った。また事後プログラムとして、継続的に運動する機会を提供し、「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝え、食生活や生活習慣に変化を与えていくことを目指して実施した。

プロジェクト4年目の「すこやカラダ大作戦 in ふくしま」では、3月18日に開催したキックオフイベントに加え、5月までに3回にわたってさまざまなスポーツを体験する事後プログラムを開催。2018年は6~9歳の子どもたち延べ131名が参加した。小児肥満改善の啓発を目的に、運動の楽しさに継続してふれることで、習慣化のきっかけを提供するとともに、保護者のに子どもたちのすこやかな身体づくりに向けた食事などの生活習慣を考えてもらう活動を行ってきた。

復興支援活動「すこやカラダ大作戦」
主催:「すこやカラダ大作戦」プロジェクト実行委員会
実施実績:2015年/福島県大沼郡会津美里町(参加人数:延べ233名)
     2016年/宮城県石巻市(参加人数:延べ381名)
     2017年/岩手県大船渡市(参加人数:延べ207名)
     2018年/福島県相馬市
参加対象:福島県、宮城県、岩手県の小学校低学年
実施内容:スポーツ選手のパフォーマンス、スポーツリクリエーション、生活習慣セミナー(保護者対象)など

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潮田玲子らが相馬市の子どもたちに「スポーツやカラダを動かす楽しさ」を伝える

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