ジロ・デ・イタリアの首位選手が着用するバラ色のジャージ、マリアローザの2023年版デザインが12月5日にイタリアのミラノで発表された。制作はサイクリングアパレルのカステリ社で、リサイクル&サスティナブル繊維を駆使し、デジタル進化した。

新作ジャージはクリスマスエディションとして12月5日から公式ショップでオンライン発売。2023年2月からはその他のチャンネルでも購入できるようになる。



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ジロ・デ・イタリアの首位選手が着用するバラ色のジャージ、マリアローザの2023年版デザインが12月5日にイタリアのミラノで発表された。制作はサイクリングアパレルのカステリ社で、リサイクル&サスティナブル繊維を駆使し、デジタル進化した。
新作ジャージはクリスマスエディションとして12月5日から公式ショップでオンライン発売。2023年2月からはその他のチャンネルでも購入できるようになる。
アウトドアブランドのモンベルがオリジナルデザインの「けん玉」を発売した。玉にモンベルロゴとモンタベアの顔がプリントされているものの2種類がある。どちらも税込み2500円。
山形県長井市にある、競技用けん玉「生産日本一」認定工場の山形工房が作る、精度と品質に優れた木製のけん玉。日本けん玉協会が定める規格に準じて作られているので、級・段位試験を受けたり、全国各地で行われるけん玉大会に参加することができる。老若男女問わず、屋外でも楽しめるのでキャンプにもおすすめ。
説明書に記載されている山形工房の公式アプリをダウンロードすると、日本語・英語でけん玉本体や技の解説などHOW TO動画が見られる。
山形工房は約50年にわたり、日本の熟練職人の目と手で本格派仕様のけん玉を作ることにこだわり、競技用けん玉の製造を手がける。多くの種類の技に対応できるよう、精度と品質にこだわって一つひとつていねいに仕上げている。
社是は「自然の恵み 木の美しさ 伝統と現代的な技」。大自然の恵みに感謝し、木の美しさを最大限生かした製品をつくること。そして、伝統を重んじながらも、現代の先端技術を駆使し、時代に合ったモノ作りに励んでいく会社の姿勢を示す。
Y’sRoadの植竹海貴が11月30日に開催されたアミノバイタル全日本最速店長選手権 in Zwift 2ndの女性店長 and 女性スタッフカテゴリーで優勝し、2021年に続いて連覇を達成した。
八重洲出版の自転車月刊誌サイクルスポーツの名物企画「全日本最速店長選手権」のオンライン版である「アミノバイタル全日本最速店長選手権 in Zwift」は、バーチャルサイクリングアプリ「Zwift」上で開催される。スポーツサイクルショップ店長や女性スタッフの中で最速の選手を決定する大会だ。
今回は、「男性店長」と「女性店長 and 女性スタッフ」の2つのカテゴリーで実施され、植竹が参戦した「女性店長 and 女性スタッフ」カテゴリーには8選手が参加した。
植竹は序盤、男子選手に交じり先頭集団を牽引。レース全体を通して高パワーをキープした走りで終始独走態勢を崩さず、2位以下を引き離して優勝し、連覇を達成した。
レース後に植竹は、大会を振り返って次のようにコメント。
「去年に引き続き優勝できてうれしかったです! 今回は男性選手と同時スタートだったので、男性の集団についていく作戦でしたが、2回目のアタックで集団からドロップしてしまい、そこから独走になってしまいました。Zwiftのレースは実走とは違い、アイテムの使用ポイントなどが難しかったので、もっと練習したいです。応援ありがとうございました!」
SARISサポートライダーである植竹は、実走練習に加え、SARIS社のスマートトレーナー 「SARIS H3」とバーチャルサイクリングアプリ「Zwift」を組み合わせたインドアトレーニングも取り入れ、競技力の強化に取り組んでいる。このトレーニングの結果、「Jフェミニンツアー」 で、2022年度に参加した12戦中8勝を挙げ、2022年の年間総合優勝を達成し、2021年に続く2 年連続のタイトル獲得が実現した。
デンマーク・コペンハーゲン発のeバイクブランド、MATE.BIKE(メイトバイク)が世界に先駆ける新たな移動手段として、e-CARGO BIKE「MATE SUV」を12月2日(日本時間)に発表。2023年冬に世界同時発売する。
自動車に代わる新たな移動手段として開発設計されたMATE SUVは、最先端テクノロジーと未来を感じさせるスタイリッシュなデザイン性を兼ね備えた、フロント二輪の三輪e-CARGO BIKE(電動アシスト三輪自転車)。
自転車先進国であるデンマークカルチャーにインスピレーションを受け、ドイツで技術開発、イタリアで生産されたこの革新的なモビリティは、現代のライフスタイルをよりよいものにするだけでなく、今までにない新たな移動体験を可能にしそうだ。
MATE SUVは12月1日(日本時間12月2日午前1時に公式HP内特設サイトで情報を解禁。ニュースレターに登録すると優先的に最新情報を配信する。発売日・価格・カラー展開については、順次公式ページ・SNSで公開予定。
R250のサコッシュがモデルチェンジを行った。「輪行サコッシュ2」は改良を加えてより使いやすくなった、ずれないサコッシュ。
94%以上のサイクリストが経験しているのがサコッシュのずれ問題。真っ向からそれを解決したクロスストラップ付き軽量大型サコッシュだ。2サイズx2カラーの合計4タイプ。
今までのサコッシュは財布やケータイなど、ちょっとしたものを入れるのには便利なサイズだったが、輪行の時にバイクから外したバッグやヘルメット、お土産などを入れには小さすぎた。
そこで、大容量サイズのサコッシュを開発。開口部にはボタン付きで、中身も飛び出さない。帰りに道の駅で地元の野菜を買って帰るとか、最後の輪行からの組み立て後、輪行袋をたたまずざっくり入れておくとか、使い方は変幻自在。
ショルダーベルトは長さ調整式。そしてライディング時にバッグが背中からずれないように、メッセンジャーバッグのようなクロスストラップ付き。表裏のないデザインなので、左右どちらの肩でも背負うことができる。
畳んでくるくるっと巻いてゴムでとめれば、コンパクトに収納できる。
サイズ:W410mm x H320mm 底マチ90mm(ミディアム)、W440 x H400mm 底マチ120mm(ラージ)
収納時サイズ:150 x 60 x 20mm
素材:リップストップ生地
重量:55g(ミディアム)、61g(ラージ)
カラー:ブラック、パープル
販売価格:2,200円(税込)
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2024年に開催される第111回ツール・ド・フランスが大会史上初めてパリあるいはその近郊に最終ゴールせず、地中海沿岸のニースに到着することが2022年12月1日に発表された。しかも35年ぶりに最終ステージがタイムトライアルとなり、最終日の逆転劇もありうる設定となった。
ツール・ド・フランスのフィナーレといえば首都パリのシャンゼリゼ大通り。ここを完全封鎖してサーキットとする一大スペクタクルなシーンだ。世界で最も美しいと言われるシャンゼリゼにツール・ド・フランスの選手たちが凱旋するようになったのは最近のことで、じつは1975年からだ。
1903年の第1回大会はこのイベントに対する評価がまだ得られなかったことがあり、パリには入城できなかった。ポルトと呼ばれる城門の外に位置するビルダブレーにゴールするのが精いっぱいだったようだ。
その翌年から1966年まではパリ16区のパルク・デ・プランスに。当初は自転車競技場だった施設だが、現在はサッカープロチームのPSGが拠点とするサッカースタジアムとなっている。そして1967年から1974年までは、ブローニュの森とはパリ中心地をはさんで反対にあるバンセンヌの森にゴールした。
1975年からようやくシャンゼリゼがゴールとなり、2013年の100回記念大会からは、それまでエトワール凱旋門前で折り返していたコースを変更し、凱旋門を大回りするコースに変更された。
2019年には、その年の4月に火災で大きな被害を受けたノートルダム大聖堂があるセーヌ川の中洲、シテ島を走った。パリの象徴であり、火災によって多くの市民が涙を流して悲しんだ大聖堂をツール・ド・フランスが見舞ったのである。
2024年のツール・ド・フランスのコースはまだ発表されていないが、後述する理由で通常よりも1週間早い6月29日に開幕すると想定されている。一方、今回の発表で、最終日は7月21日となることが明らかになり、史上初めてニースにゴールする。最終日前日はニース近郊の山々を走る山岳ステージで、最終日がニースの目抜き通り、パリならシャンゼリゼに相当する「プロムナード・デザングレ」で個人タイムトライアルが行われる。
ツール・ド・フランスが個人タイムトライアルを最終日に行うのは1989年以来35年ぶり。フランス革命200周年を祝う大会はまさかの最終日、50秒遅れの総合2位につけていた米国のグレッグ・レモンが当時はトライアスリートしか使用していなかったDHバーを駆使して激走。首位に立っていたフランスのローラン・フィニョンを総合成績で大逆転。史上最僅差となる8秒で総合優勝を遂げた。
その時のフランス人のショックははかり知れず、以来ツール・ド・フランスが最終日に個人タイムトライアルを設定することはなく、パリ・シャンゼリゼは総合優勝者の凱旋パレードという位置づけでフィナーレを迎え続けていた。
ツール・ド・フランスは常にパリに凱旋する。110年も続いたこの伝統を2024年に打ち消すのには明確なわけが存在する。ツール・ド・フランスが終了して5日後の7月26日金曜日にパリ五輪が開幕するからである。
パリ五輪開幕のわずか数日前となれば、すでにシャンゼリゼ通りを封鎖する物流上の問題があり、五輪組織委員会から要請によって運営面で条件付けられた。その解決策としてツール・ド・フランス主催者A.S.O.は話題性醸成とともにニース凱旋を英断したのである。
五輪の慣例で自転車男子ロードレースは競技初日の7月27日に開催予定。セーヌ川にかかるエッフェル塔横のエトナ橋が発着となり、シャンゼリゼもコースの一部になる。このあたりの注目度の重複も回避した。
一方のニースの思わく。紺碧に輝くコートダジュールの観光地は2020ツール・ド・フランスの開幕地として世界中にその魅力を発信するはずだった。しかし新型コロナウイルス感染拡大により異例の大会順延・秋開催。そしてスタートやゴールに観客を入れないという感染防止対策を余儀なくされた。今回は再び観光大国フランスの重要なリゾート拠点であることをアピールする狙いがある。
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