小学生からプロへと続く地域一貫指導…シエルブルー鹿屋が資金募集

小▶︎中▶︎高▶︎大▶︎プロと続く地域一貫指導プロジェクトを行うシエルブルー鹿屋GM兼総監督の黒川剛さんが、その資金調達のためのクラウドファンディングへの協力を呼びかけている。
①シエルブルー鹿屋に育成選手登録された4名を含む鹿屋体大生の支援
②小中学生自転車教室の支援

「人材育成」で大隅・鹿屋から目指す自転車メジャー化 !

鹿児島県大隅半島は温暖な気候に恵まれた、自然豊かな地域です。

私はここ大隅・鹿屋を発信源とした「日本においての自転車メジャー化」を目指しています。

「あの日、世界最強の選手を多数輩出するベルギーで見た、大人も子どももみんなが自転車を楽しんでいる光景を日本にもつくりたい。」私が目指す形のモデルは明確です。

30年ほど前まで鹿児島県は全くの自転車後進県でしたが、今ではここ大隅半島にシエルブルー鹿屋、鹿屋体育大学、南大隅高校といった各世代(カテゴリー)で全国トップを争えるチームが存在するまでになりました。

私自身が指導者として、絶好の走行環境や鹿屋体育大学での科学トレーニングをふんだんに活用し、63名の全国チャンピオン、50名超の日本代表(内5名がオリンピアン)を輩出するなど一定の実績を残せましたので、日本の隅っこにある大隅半島が自転車選手の育成に向いていることは証明できたと自負しています。

シエルブルー鹿屋GM兼総監督の黒川剛さん

しかしながら、本当に世界に通用する選手が数多く輩出できたかと言われたら、答えは「NO」です。

そして自転車が“まち”に溶け込み、市民の誰もが楽しめる文化になったかと言われたら、答えは「NO」です。

そこで『人育て』により、ここ大隅・鹿屋で発掘・育成された子どもたちが、将来『世界で戦えるエリート選手』として羽ばたいて行い、さらには応援する市民も自転車を楽しめるような『常に自転車が身近にある社会』を創る夢を叶えたいという思いで、今回の新たなアタックを決意しました。  

先ずは長期的な目標として、人材(選手やスタッフ)を育てるために、大隅・鹿屋という一つのエリア内に於いて、幼児からプロ選手までを一貫して教育ができる日本初の仕組みを創ります。

その中核を担うのが、子ども達が自転車を楽しみながら地域と繋がれる「シエルブルー・エスポワール計画」です。

シエルブルー鹿屋

同計画には2つの大きなミッションがあり、①自転車好きな子どもたちを増やし才能を伸ばす活動と、②そこから生み出されたトップ選手の育成。どちらも欠かすことのできない、私たちの大切な取り組みだと考えています。

これらは日本国内で初めてとなる自転車選手の「地域一貫育成システム」の創設です。この計画が成功すれば、この活動は全国各地の人材育成のロールモデルになる重要な役割を担うはずです。

ここ大隅・鹿屋から、「エスポワール(希望の人材)」が育ち、自転車の魅力を全国に発信していくために、そして自転車を生かしてこの地域が元気になるために精一杯がんばりますので、皆さまの温かいご支援を、ぜひともよろしくお願いいたします!

●シエルブルー鹿屋クラウドファンディングページ

デュムランが今季限りで引退…最後の勝負は世界選手権タイムトライアル

オランダのトム・デュムラン(ユンボ・ビスマ)が2022シーズンを限りに引退することを、自信のインスタとfacebookで6月3日に明らかにした。31歳。

トム・デュムラン © LaPresse -Gian Mattia D’Alberto

2017年のジロ・デ・イタリアで総合優勝したデュムランだが、2022年大会は第14ステージでリタイア。「体力面で疲れている」ことを引退の理由としている。

ツール・ド・フランスへの出場予定はなく、「9月末にオーストラリアで開催される世界選手権のタイムトライアルに参加できるように、最後の頑張りを見せたい」と語った。

エルサレムで行われたジロ・デ・イタリア第1ステージでマリアローザを獲得したトム・デュムラン © LB/RB/Cor Vos
サーベロとの契約を報じたプロモーションビデオ。トム・デュムランがどんな役どころで登場するのか見どころ
トム・トム・デュムラン(左)とクーン・ボウマンのオランダ、ユンボビスマコンビ ©Fabio Ferrari/LaPresse

佐渡汽船の佐渡日帰り自転車パックに注目…直江津港発着

佐渡汽船が日帰り型旅行として「直江津港発着佐渡日帰り自転車パック」の発売を開始した。直江津港からの往復ジェットフォイルと佐渡島内での電動アシスト付きレンタサイクル、佐渡産みかんジャムやわかめなどのお土産が付く。

宿根木集落は小木港から自転車で約20分

廻船業で栄えた江戸時代の面影を残す「宿根木集落」や、たらい舟体験も

直江津港からのジェットフォイルが到着する佐渡の小木港周辺には、廻船業で栄えた江戸時代の面影を今に残し国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっている「宿根木集落」がある。小木付近の海岸でサザエやアワビなどの漁で実際に利用され、今では観光用として佐渡名物になっている「たらい舟」など、楽しめるスポットがたくさんある。

佐渡の自然や文化を感じながら、電動アシスト付き自転車で佐渡を走るのにちょうどいい。

電動アシスト付きレンタサイクル。佐渡産みかんジャムやわかめのお土産つき

南佐渡観光案内所で自転車受け付け

直江津港発着『佐渡日帰り自転車パック』
●出発設定日 
5月28日(土)~10月31日(月) 

●行程 
直江津港(8:55 出港)~~ジェットフォイル~~(10:10 到着)小木港・・・徒歩(約5分)・・・ 南佐渡観光案内所(自転車受付)==自由行動(自転車貸出約5時間*)==南佐渡観光案内所 ・・・小木家(お土産受取り)・小木港(15:45*出港)~~シジェットフォイル~~(17:00 到着)直江津港
*7 月 30 日(土)~8 月 21 日(日)の間は、 小木港 16:45 発~直江津港 18:00 着のジェットフォイルとなる。 (自転車貸出時間は約6時間)

矢島・経島のたらい舟。小木港から自転車で10分

●旅行代金 
大人 14,000 円/小児 10,000 円
※旅行代金には往復ジェットフォイル乗船代、電動アシスト付き自転車(ヘルメット代、修理保証金含む)、お土産代、消費税等諸税が含まれる。 
※たらい船や西三川ゴールドパーク、博物館の入場料は料金に含まれない。

 ●自転車 
電動アシスト付きのクロスバイク(eバイク)。 
※乗車適用目安は身長159cm以上。身長等により利用できない場合は、現地でシティタイプの電動アシスト自転車(乗車適用目安145cm)または、空きがあればeバイクミニ(乗車適用目安145cm)に変更できる。(変更により旅行代金の返金はなし)
※子供用自転車はない。小児が利用する場合も、上記大人用自転車となる。 
※荷物は南佐渡観光案内所に預けることができる。 

砂金採り体験ができる佐渡西三川ゴールドパーク。小木港から自転車で約40分

●お土産 
佐渡産みかんジャム、あごだしラーメン、佐渡番茶、さしみわかめの4点セット。 
※復路乗船前に、小木港隣接の「小木家」に立ち寄って受け取る。

 ●定員 
各日2名(2台)。 
※3名以上となる場合は電話で問い合わせ。 

●予約受付について 
インターネット予約または直江津総合案内所(TEL:025-544-1234/営業時間08:30~17:00)で。 インターネット予約は出発日の3日前 16:00 まで、 電話予約は前日 16:00 まで。

Yahoo! MAPが自転車ルート機能を追加…音声やパネルで案内

ヤフー(Yahoo! JAPAN)が提供する「Yahoo! MAP」がルート検索に自転車を追加し、交差点などで進行方向を音声や案内パネルで案内する機能「自転車 ターンバイターン方式のナビ」の提供を開始した。

また、自転車のルート検索は、雨雲レーダーと連動しているため、ルート上で1時間前から最大6時間先の雨雲の動きと降水量が確認できる。

雨雲レーダーと連動し、ルート上で最大6時間先の降水量が確認可能

国土交通省によると、高速道路へ自転車や歩行者などの誤進入が年々増加している。また、近年首都高速道路で発生した誤進入のうち、約3割はナビアプリの自動車モードなどの利用に起因することがわかっている。 

Yahoo! MAPは、ユーザーがスムーズにひとつのアプリであらゆる場面の移動をできるように機能拡充を進めた。これまで車や公共交通機関、徒歩のルート検索を提供してきたが、「自転車のルート検索」の提供開始により、ユーザーが自転車移動の際に最適化されたルートを確認できるようになり、高速道路への誤進入を防ぐためにも役立てられる。 

また「自転車 ターンバイターン方式のナビ」により、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時に加え、目的地までの目印となる交差点の案内を「画面地図」案内だけでなく、「音声案内」も組み合わせて利用できる。「音声案内」を活用することにより、どのくらい先に次のポイントがあり、右折なのか左折なのかなどの情報を音声で確認できるため、ユーザーは自転車の運転中に画面を見る危険性を低減させ、安全に目的地へ到着できる。 

さらに、地図上で雨雲のマークのボタンをタップすると「雨雲レーダー」が起動し、検索した自転車のルート上で雨雲の動き(1時間前~最大6時間後)と降水量が一目で確認できる。「自転車のルート検索」と「雨雲レーダー」を連動して使うことで、いつ、どのルートで雨が降るかなどを確認できる。 

自転車のルート検索、自転車 ターンバイターン方式のナビの使い方と特徴

〈使い方〉
1.「Yahoo! MAP」を起動後、検索窓や周辺検索ボタンなどから目的地を検索
2.「ルート検索」ボタンをタップ
3.「自転車」ボタンをタップすると画面下部に、現在地から目的地までの所要時間と距離が表示
4.「雨雲レーダー」にて天候を確認する場合は、「雨雲ボタン」をタップ
5. 「ナビ開始」ボタンをタップすると現在地からのナビが開始

■「雨雲レーダー」の使い方
画面下部のスライダーを動かすことで、1時間前から最大6時間後の雨雲の動きと降水量を確認可能

「車のルート検索」と「自転車のルート検索」の比較

自転車での走行に最適化したルートを提案

■目的地に到着するまでの「音声案内」
「自転車 ターンバイターン方式のナビ」により、ユーザーは目的地に到着するまでの右左折時に加え、目的地までの目印となる交差点の案内を「画面地図」案内だけでなく、「音声案内」も組み合わせて利用可能

参加費無料で街がテーマパークになるライドアラウンドin多賀城with七ヶ浜

「ライドアラウンドin多賀城with七ヶ浜 ~多賀城創建1300年 724年-2024年~」が2022年6月1 日(水)から8月31日(水)の3カ月間、宮城県多賀城市・七ヶ浜町で開催される。2021年に続き2回目の開催となり、実施期間の拡大、ポイント交換対象スポットの追加、期間限定スポットの出現などを予定して、より楽しめる内容になった。

全国各地でサイクルツーリズム事業(=自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが企画運営。多賀城創建1300年記念事業実行委員会が主催。

期間型エリア探索サイクリングイベント「ライドアラウンド」は、一般社団法人ルーツ・スポーツ・ ジャパンが展開する新しい形のサイクルツーリズムコンテンツ。今回のエリアでは多賀城創建1300年に向けて復元中の多賀城南門、そして街中から七ヶ浜の絶景海岸線まで、さまざまな風景に出会える。

●ライドアラウンドin多賀城with七ヶ浜のホームページ

エンド金具の装着は難しいから、横型輪行袋は場合によっては便利

自転車通販サイトのワールドサイクルのオリジナルブランド、R250が初めて横型輪行袋を発売した。エンド金具がいらない横型でも、輪行のルール(3辺合計250cm以内)に収まっているので、とりわけ近郊の在来線やフェリー輪行、ホテルの部屋に持ち込むときなどは便利。

リヤディレーラーが上方に来るので基本的にエンド金具がいらない

ホテルの部屋やフェリー乗船なら超薄型の横型で問題なし

エンド金具はリヤディレーラーを保護したり、チェーンの暴れを抑えたり、縦型輪行袋を地面に置くときの安定感を高めるための必要部品。しかしその装着にはコツがいり、とりわけディスクブレーキ用のエンド金具の装着は難しい。通常のクイック用エンド金具より、練習してできるようになるまでの時間がかかる。

ハンドルとサドルで倒立するので安定感もある

新幹線や特急電車をつかって輪行するときは車内の配置スペースが小さくなる縦型がいいが、横型でも問題ないケースもある。そんなときのために考えられた輪行袋だ。

地面から輪行袋が離れるのが横型のメリット

超薄素材を使用したシンプルな横型輪行袋。重量195gは業界最軽量級。R250では初めての横型輪行袋。バイクをさかさまにして、サドルとハンドルで自立する。ハンドルは正面を向けたままでも収納可能。

ディスクブレーキ、リムブレーキはもちろん、標準的なサイズのグラベルバイクにも対応。緊急用に持ち運んでも苦にならない軽さ。ホテルの宿泊時や、長距離フェリー乗船時にもサクッと輪行できて便利。

車両の末端に乗車して輪行袋を置くのがいい

袋を地面に広げたときに、袋の中央が赤いステッチですぐにわかるようになっている。3本のワンタッチバックルによって、簡単にフレームとホイールを固定できる。巾着紐を閉じたら、5カ所のベルクロでしっかり口を閉じるのがコツ。開口部にチェーンがあるので、空いていると担いだ時に服が汚れる可能性があるからだ。

わかりやすいイラストのマニュアルが付属。輪行の歴史とマナーについても解説。

R250初の横型輪行袋

素材:高密度タフタ 20デニール 本体の巾着紐は黒色
本体サイズ:1400 x 1100mm マチなし
収納サイズ:(縦)150mm x (横)80mm (厚み)45mm
重量:約195g(本体138g、3本ストラップ24g、肩紐28g、収納袋5g)
販売価格:5,500円(税込)

●ワールドサイクルの商品紹介ページ