エンド金具の装着は難しいから、横型輪行袋は場合によっては便利

自転車通販サイトのワールドサイクルのオリジナルブランド、R250が初めて横型輪行袋を発売した。エンド金具がいらない横型でも、輪行のルール(3辺合計250cm以内)に収まっているので、とりわけ近郊の在来線やフェリー輪行、ホテルの部屋に持ち込むときなどは便利。

リヤディレーラーが上方に来るので基本的にエンド金具がいらない

ホテルの部屋やフェリー乗船なら超薄型の横型で問題なし

エンド金具はリヤディレーラーを保護したり、チェーンの暴れを抑えたり、縦型輪行袋を地面に置くときの安定感を高めるための必要部品。しかしその装着にはコツがいり、とりわけディスクブレーキ用のエンド金具の装着は難しい。通常のクイック用エンド金具より、練習してできるようになるまでの時間がかかる。

ハンドルとサドルで倒立するので安定感もある

新幹線や特急電車をつかって輪行するときは車内の配置スペースが小さくなる縦型がいいが、横型でも問題ないケースもある。そんなときのために考えられた輪行袋だ。

地面から輪行袋が離れるのが横型のメリット

超薄素材を使用したシンプルな横型輪行袋。重量195gは業界最軽量級。R250では初めての横型輪行袋。バイクをさかさまにして、サドルとハンドルで自立する。ハンドルは正面を向けたままでも収納可能。

ディスクブレーキ、リムブレーキはもちろん、標準的なサイズのグラベルバイクにも対応。緊急用に持ち運んでも苦にならない軽さ。ホテルの宿泊時や、長距離フェリー乗船時にもサクッと輪行できて便利。

車両の末端に乗車して輪行袋を置くのがいい

袋を地面に広げたときに、袋の中央が赤いステッチですぐにわかるようになっている。3本のワンタッチバックルによって、簡単にフレームとホイールを固定できる。巾着紐を閉じたら、5カ所のベルクロでしっかり口を閉じるのがコツ。開口部にチェーンがあるので、空いていると担いだ時に服が汚れる可能性があるからだ。

わかりやすいイラストのマニュアルが付属。輪行の歴史とマナーについても解説。

R250初の横型輪行袋

素材:高密度タフタ 20デニール 本体の巾着紐は黒色
本体サイズ:1400 x 1100mm マチなし
収納サイズ:(縦)150mm x (横)80mm (厚み)45mm
重量:約195g(本体138g、3本ストラップ24g、肩紐28g、収納袋5g)
販売価格:5,500円(税込)

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