Road toさいたまクリテリウムが9月21日に埼玉スタジアムで開催

さいたまスポーツコミッションは、さいたまクリテリウム当日の参加につながる一般参加型のライドイベント「Road toさいたまクリテリウム2019 in 埼玉スタジアム2〇〇2」の参加者募集を6月5日(水)12時から開始する。

藤田涼平がRoad toさいたまクリテリウムでトップタイムを記録し、本戦への出場権を獲得

埼玉スタジアム2〇〇2公園内にコースを特設し、個人タイムトライアルと複数人で参加するチームエンデューロの2種目を実施する。個人タイムトライアルは特設コース1周約2.6km、チームエンデューロは特設コース1周約2.1kmを周回する。

個人タイムトライアルの各カテゴリーの勝者は、さいたまクリテリウム大会当日に実施予定の個人タイムトライアルレースに招待される。また、チームエンデューロに参加したチームの中から抽選で「男子」カテゴリーの4チーム、「女子」「男女混成」「ファミリー」の各3チームを、さいたまクリテリウム大会当日に実施予定のオープニング走行または一般体験走行に招待。

Road toさいたまクリテリウム2019in埼玉スタジアム2〇〇2

Road toさいたまクリテリウムの女子クラスで優勝した田上萌々子

■主催 一般社団法人さいたまスポーツコミッション
■共催 さいたま市
■競技主管 一般社団法人埼玉県自転車競技連盟
■協力 埼玉県サイクリング協会、公益財団法人埼玉県公園緑地協会、Y’sRoad
■開催日 2019年9月21日(土)
■会場 埼玉スタジアム2〇〇2公園(埼玉県さいたま市緑区美園2-1)
■種目
①個人タイムトライアル
②チームエンデューロ
■募集期間 2019年6月5日(水)12:00~8月30日(金)12:00(先着)

■申込方法 さいたまクリテリウム大会公式ホームページより

7月10日 第5ステージ サンディエデボージュ〜コルマール

ポイント賞1位のマイヨベールを着用するボーラ・ハンスグローエのペテル・サガン(スロバキア)がゴール勝負を制し、今大会初優勝。大会通算12勝目を挙げた。総合1位のジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)は同タイムの同一集団でゴールし、首位のリーダージャージー、マイヨジョーヌを守った。

サガンが2019ツール・ド・フランスでまず1勝目 ©ASO Alex BROADWAY

サガンが7年ぶりに見せた超人ハルクポーズ

ヤンチャで、いかにも悪ガキっぽい雰囲気が人気のサガン。しかし幼少期からMTBで修得した自転車操縦技術、そして隠れたところで鍛錬する体幹の強さはピカイチ。やはりゴール勝負ではサガンの実力が抜きんでている。「キング・オブ・スプリンター」の称号であるマイヨベールは2012年から1年を除いて6回受賞。これは最多タイ記録だ。唯一2017年のみ逃しているが、これはゴールスプリント時に微妙な危険走行判定を受けて失格になったためだ。

サガンがいきなり頭角を現したのが2012年の第1ステージ。その年は破竹の勢いで3勝し、歯に衣着せぬコメントでにぎやかした。この日のガッツポーズは「超人ハルク」をマネしたもので、2012年にも見せた得意の雄姿。テレビ番組の主人公がいざというときになると緑色に変化することにちなんだという。

キャラバン隊がやって来た ©ASO Thomas MAHEUX

この日はドイツ国境に近いアルザス地方の丘陵地がコースで、前日に勝利したドゥークニンク・クイックステップのスプリンター、エリア・ビビアーニ(イタリア)ら純粋なスプリンターは途中で遅れていた。サガンの強さは起伏がちなコースでも先頭に位置して、最後のゴール勝負に加われることもある。

「勝利を目指して常に積極的に行かなくちゃいけない。平たん部分を含めてチームメートが完ぺきにコントロールしてくれた。だから最後にボクたちチームが目指していた勝利をつかむことができたんだ。まずはチームメートの働きに感謝したい」とサガン。

みんなこの日を待っていた! ©ASO Alex BROADWAY

かつては若気のいたりで、表彰式女性のお尻にタッチして問題に。事後に謝罪するという失態もあった。しかし3年連続で世界チャンピオンになると、人間としても成長。サインをもらうために出待ちをしている子どもたちの前に必ず立ち止まり、握手や写真を一緒に撮ったりする。

ポイント賞争いでは頭ひとつ飛び抜けている。最多記録更新となる7回目の受賞も夢ではない。

2019ツール・ド・フランス第5ステージ ©ASO Alex BROADWAY
ボージュ山系を走る ©ASO Alex BROADWAY

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第5ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
サンディエデボージュ、教会の中庭 ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
サンディエデボージュ盆地のながめ ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
サンディエデボージュ、ツールドラリベルテ ©Ville de Saint-Dié-des-Vosges
コルマール ©Office du Tourisme Colmar
コルマール ©CRTA Zvardon
コルマール ©Office du Tourisme Colmar

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第4ステージにもどる≪≪   ≫≫第6ステージにすすむ

7月9日 第4ステージ ランス〜ナンシー

ドゥークニンク・クイックステップのスプリンター、エリア・ビビアーニ(イタリア)が大集団によるゴール勝負を制して初優勝。チームはジュリアン・アラフィリップ(フランス)に続く2日連続のステージ優勝となり、さらに前日に首位に立ったアラフィリップがその座を守った。

2019ツール・ド・フランス第4ステージはランス大聖堂をスタート ©ASO Pauline-BALLET

ビビアーニ初優勝。マイヨジョーヌのアラフィリップも勝利をアシスト

フランス北東部のナンシーにはこれまで15回ゴールしているが、地元フランスの4勝を上回っているのが、5勝のイタリア勢だ。この町はイタリアから移民してきた人が多い。フランスの元サッカー選手ミシェル・プラティニもイタリア移民だが、国内リーグではこのナンシーでデビューしている。それだけにイタリア選手が頑張らないわけがない。

序盤からステージ優勝を目指した選手らが先行したが、有力スプリンターを擁するチームが逃がすわけはない。ゴールまでの残り距離を把握しながら徐々に差を詰めていき、終盤にすべての選手を吸収した。こうなれば瞬発力のあるスプリンターがいて、それをけん引するアシスト陣がいるチームが主導権を握る。

マイヨジョーヌのアラフィリップ ©ASO Pauline-BALLET
2019ツール・ド・フランス第4ステージで逃げ続ける3選手 ©ASO Pauline-BALLET

抜きんでた力を発揮したのはドゥークニンク・クイックステップだ。残り1kmからは首位のマイヨジョーヌを着るアラフィリップがけん引役を引き受けた。さらに2人のアシストがハイペースで引っ張り、ビビアーニが最も得意とする残り180mから一気にスパートし、アヌシーでイタリア勢の6勝目を記録した。

ビビアーニはジロ・デ・イタリア5勝、ブエルタ・ア・エスパーニャ3勝を誇るトップスプリンターだが、ツール・ド・フランスには2014年しか出場していない。2015年から2017年はスカイ(現イネオス)に所属していて、メンバーはクリストファー・フルームを総合優勝させるためのアシスト選手が選ばれたので、ビビアーニに出場機会はなく、これが初勝利となった。2018年に現チームに移籍したのが成功の引き金となった。

ビビアーニ(右から2人目)がツール・ド・フランス初優勝 ©ASO Pauline-BALLET

「今年最大の目標が達成できた。第1ステージで勝利を逃したけど、昨日アラフィリップが勝ってくれてチームに勢いがついた。これでミッションがコンプリートできたと感じている」

これで三大大会全制覇。もともとリオ五輪トラック競技の金メダリストで、2020年東京五輪ではトラックに復帰することも計画されている。

ステージ優勝のビビアーニ(左)マイヨジョーヌのアラフィリップ ©ASO Alex-BROADWAY
2019ツール・ド・フランス第4ステージ ©ASO Alex-BROADWAY

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨベール(ポイント賞)ペテル・サガン(スロバキア、ボーラ・ハンスグローエ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ティム・ウェレンス(ベルギー、ロット・スーダル)
□マイヨブラン(新人賞)ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)

2019ツール・ド・フランス第4ステージのコースマップ(クリックすると拡大します)
ランスの大聖堂 © Cyrille Beudot
ランス近郊ヴェルゼネ © Cyrille Beudot
ランス、シャンパーニュ・メゾンのテタンジェ ©Carmen Moya
ナンシーの街、夜の風景 ©Regine Datin
ナンシーのカリエール広場 ©Regine Datin
ナンシーのスタニスラス広場 ©Regine Datin

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第3ステージにもどる≪≪   ≫≫ 第5ステージにすすむ

ツール・ド・フランスを記念した特別ホイールセット発売

アメアスポーツジャパンのMAVICは、2019年7月に106回大会を迎えるツール・ド・フランスの開幕を記念して、ステージよりインスパイアされたデザインのホイール3モデル、SPECIAL EDITION WHEELSETSを2019年6月4日(火)より発売する。

今回の大会はマイヨ・ジョーヌの誕生100年とツール・ド・フランスで5勝しているエディ・メルクスの初優勝から50年を祝う106回大会となり、2019年7月6日にメルクスの故郷ベルギーの首都ブリュッセルで開幕。大会史上前例のない、標高2000m越えの頂上ゴールが3ステージ含まれた過酷な山岳コース、この3ステージにちなんで、3つのフィールド、3種類のリム高、3つのグラフィック、3つの勝利と“3”にこだわったコレクションになっている。

3つのグラフィックが用意される

COMETE PRO CARBON

コメット。新しいUSTロードチューブレステクノロジーが特徴である最新のエアロホイールシステムにより、抵抗を最小限に抑えることで転がりを速める

◆デザインコンセプト
スプリンターより切望された、第106回ツールドフランスのステージよりインスパイア。ユニークなグラフィックのこのスペシャルエディションは2019ツール・ド・フランスのルートにおける最速ステージを記念。

COSMIC PRO CARBON

コスミック。新しい45mmリム高の形状とチューブレステクノロジーによって、このオールラウンドホイールはどのような地形でもパフォーマンスを促進

◆デザインコンセプト
第106回ツールドフランスのパンチのある起伏の厳しいステージよりインスパイア。ユニークなグラフィックのこのスペシャルエディションは2019ツール・ド・フランスが訪れた場所で最も象徴的な土地を記念。

KSYRIUM PRO CARBON

キシリウム。軽量カーボンホイールで、登りやコーナーを速く駆け抜け、同時にUSTの性能を備える

◆デザインコンセプト
第106回ツールドフランスの神話に出てくるような山岳ステージよりインスパイア。ユニークなグラフィックのこのスペシャルエディションは2019ツール・ド・フランスにおける山岳である山中の道を通るルートを記念。

●マビックの日本語ホームページ

島田遼と早川優衣がJBMXF大東建託シリーズ第2戦で優勝

早川優衣が女子チャンピオンシップを制した

2019JBMXF大東建託シリーズ第2戦が6月1日と2日、埼玉県秩父市の秩父滝沢サイクルパークで開催された。2009年に開場した秩父滝沢サイクルパークは、2019年秋の着工で国際規格の8mスタートヒル増設が予定されているなど、日本国内でも屈指のハイレベルなスキルが求められるトラックだ。 

男子は島田遼、女子は早川優衣が優勝 

男子チャンピオンシップは島田遼が優勝

開幕戦の覇者、池上泰地が前日の練習で転倒し、欠場となる波乱のなかで行われた男子チャンピオンシップ。初戦のモトから準決勝、決勝まですべてトップでゴールした島田遼が今季初優勝を挙げた。2位には秩父をホームコースとするベテランの高山一成、3位には開幕戦でも2位に入賞した深川匠が入った。 

島田遼のコメント
「転倒せず、コーナーのインだけを押さえることだけを考えて走った。練習と比べるとパフォーマンスは出ていないが、優勝という結果を出せて素直にうれしい」 

島田遼

女子チャンピオンシップは、開幕戦をUCI BMXスーパークロス・ワールドカップ出場のため欠場していた早川優衣が出場。開幕戦を制した酒井亜樹とのジュニア同士の戦いは、3ヒートの合計で争われ、すべて早川が1着でゴールし優勝した。 

早川優衣のコメント
「内容的には不本意な部分もあったが、優勝できてうれしい。次戦の全日本選手権も頑張りたい」 

早川優衣

次世代ライダーが集まるレースは坂と西村が優勝 

2020年で17歳、つまりジュニアの年齢を迎える選手たちのカテゴリーは、次世代のトップライダーが集まっているといっても過言ではなく、注目のレースだ。男子15-16歳は、坂望加(ばん もか)。女子15歳オーバーでは、西村寧々花がそれぞれ優勝した。 

坂望加が男子15-16で優勝
西村寧々花が女子オーバー15で優勝
入賞者には特製の楯が、優勝者には大東建託の公式キャラクター「だいとくん」のぬいぐるみが贈られた
坂望加が男子15-16で優勝

男子15-16結果
優勝 坂 望加(愛知県/中部BMX協会、表彰中央) 
2位 中林 凌大(埼玉県/秩父BMX協会、表彰左) 
3位 早川 敦哉(岡山県/岡山県BMX協会、表彰右) 

西村寧々花が女子オーバー15で優勝

女子15オーバー結果
優勝 西村 寧々花(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰中央) 
2位 野村 凪沙(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰左) 
3位 岡本 彩桜(茨城県/茨城県BMX協会、表彰右) 

男子チャンピオンシップ優勝の島田遼

男子チャンピオンシップ結果
優勝 島田 遼(広島県/広島県BMX協会/GAN TRIGGER AIC OSHU、表彰中央) 
2位 高山 一成(埼玉県 / 秩父BMX協会/モトクロスインターナショナル、表彰左) 
3位 深川 匠(埼玉県/秩父BMX協会、表彰右) 

早川優衣が女子チャンピオンシップを制した

女子チャンピオンシップ結果
優勝 早川 優衣(岡山県/岡山県BMX協会、表彰中央) 
2位 酒井 亜樹(大阪府/関西BMX競技連盟/DEUX ROUES ELITE TEAM、表彰左) 
3位 瀬古 遥加(三重県/中部BMX協会/IRC TIRE、表彰右) 

開会式に登壇し選手にエールを送る大東建託の鈴木康仁氏

モビスターのカラパスがエクアドル勢としてジロ・デ・イタリア初優勝

第102回ジロ・デ・イタリアは6月2日に23日間の日程を終え、ベローナの古代円形劇場にゴール。モビスターのリカルド・カラパスがエクアドル勢として初めての総合優勝を遂げた。南米出身選手の優勝は2014年のナイロ・キンタナ(コロンビア)に続く2度目。どちらもモビスターに所属。

ベローナのアレーナでトロフィーを掲げるカラパス ©Fabio Ferrari / LaPresse

近年のジロ・デ・イタリアでは2012年のカナダ(ライダー・ヘシェダール)、2014年のコロンビア(キンタナ)、2017年のオランダ(トム・デュムラン)、2018年の英国(クリストファー・フルーム)とこれまで総合優勝していなかった国が栄冠を手中にしている。

総合2位は1分05秒遅れで、バーレーン・メリダのビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)。グランツールでのポディウム(総合成績でのトップ3)は11回目の登壇となり、フルームに並んだ。歴代最多はジャック・アンクティル(フランス)の13。それに続くのがフェリーチェ・ジモンディ(イタリア)、エディ・メルクス(ベルギー)、ベルナール・イノー(フランス)の12。

総合3位は2分30秒遅れで、ユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)。スロベニア選手としてグランツールで初めてポディウムに登壇した。ログリッチェのこれまでの最高位は2018ツール・ド・フランスの総合4位。

第21ステージの個人タイムトライアルを制したチャド・ハガ(サンウェブ) ©Fabio Ferrari / LaPresse

第21ステージは17kmの個人タイムトライアルで、サンウェブのチャド・ハガ(米国)がトップタイムをマーク。ハガはグランツールで初のステージ優勝で、2013年以来のプロ2勝目。

2019ジロ・デ・イタリア総合優勝のカラパスを中央に左が2位ニーバリ、右が3位ログリッチェ ©Fabio Ferrari / LaPresse
ジロ・デ・イタリア総合優勝のリカルド・カラパス ©Fabio Ferrari / LaPresse
エクアドル国旗がベローナのローマ遺跡でうち振られる ©Massimo Paolone / LaPresse

カラパスは第4ステージで2年連続の区間勝利を挙げると、第14ステージで独走勝利して一躍首位に。モビスターチームは当初ミケル・ランダ(スペイン)がエースだったが、第9ステージの個人タイムトライアルの成績がよくなく、カラパスとのツートップ態勢に変更した。

カラパスは山岳ステージでもモビスターチームのアシスト陣に援護されてマリアローザを死守。最終ステージの個人タイムトライアルで総合2位ニーバリに1分54秒差から同05秒差まで詰め寄られたが、山岳ステージで稼いだ貯金を利して逃げ切った。大会前半は絶好調だったログリッチェが後半に胃痛から調子を落としたこともあり、まさかの伏兵が逃げ切った。

「この勝利はここに来ている妻と2人の子どもたちと喜びたい。両親には電話をするよ。こんな栄冠を手中にできてとても誇り高い。グランツールで総合優勝するのが夢だったからね。子どものころに抱いた夢は絶対に忘れちゃいけないんだ。それは決意を込めて努力すれば現実になる」とカラパス。

「すでに4年間、欧州ロードレースに身を投じているが、夢をつかみにいかなければダメだと気づいた。第15ステージで30秒のタイムを稼いだことがすべて。ニーバリとログリッチェがけん制し合っていた隙だった。今年のジロ・デ・イタリアはそこで決まったと思う。ボクにとってこれはスタートだ。ボクたちチームはさらにその上の目標に挑んでいきたい」

2019ジロ・デ・イタリア ©LaPresse
最終日の個人タイムトライアルを走るカラパス ©Fabio Ferrari / LaPresse

NIPPOヴィーニファンティーニ・ファイザネの初山翔は6時間05分56秒遅れ、最下位の142位ながら、2区間でアタックを決めるなど果敢な走りを見せ、日本勢として6人目の完走を果たした。

ガッツポーズでカラパスがゴール ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)パスカル・アッカーマン(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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