ブリヂストンサイクルが園児向け自転車教室サポート

ブリヂストンサイクルは、子どもたちに自転車に親しむきっかけを与え、さらにはオリンピック選手やパラリンピック選手を目指すという夢へつなげる活動の一環として、伊豆市主催のランニングバイク出前教室をサポート。2019年は全7回を予定。5月には5つのこども園で145名の子供たちが参加した。

ランニングバイクに挑戦する園児

教室は、東京2020大会のビジョンのもと、スポーツだけでなく、文化芸術や地域での世代を超えた活動、被災地への支援など、参加者自らが体験・行動し、未来につなぐ「東京2020参画プログラム」の一環として、伊豆市が主催となり伊豆市内の保育園とこども園の5歳児に正しいランニングバイクの乗り方を教えるもの。

ブリヂストンサイクルは自転車競技チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling」のアスリートやオリンピアンなどを講師として派遣し、活動をサポートしている。

参加した園児の声
「すごく楽しかった。もっとたくさん乗りたい」「金メダルをもらえてうれしかった」

参加した先生の声
「子どもたち全員でランニングバイクにふれる大変いい機会になった。園にもランニングバイクはあるが、全員が楽しんでいるわけではないので、これを機会に多くのこどもたちが楽しんでくれると思う」

ブリヂストンサイクルは今後もオリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーとして、地域貢献活動や自転車の交通安全啓発について活動していきたいという。

伊豆市主催の園児向け自転車教室

伊豆市内保育園及びこども園の園児を対象としたランニングバイク出前教室
・開催日:2019年5月8日(水)~2019年5月29月(水)
・主催:伊豆市
・協力:一般財団法人日本サイクルスポーツセンター、ブリヂストンサイクル株式会社
・場所:認定こども園あゆのさと、土肥こども園、あまぎ認定こども園、なかいず認定こども園、修善寺東こども園
・アスリート:TEAM BRIDGESTONE Cycling 石橋学、 徳田優、鈴木光広(ソウル1988オリンピックロードレース出場)、飯島誠(シドニー2000、アテネ2004、北京2008オリンピックポイントレース出場)

ピーターズがプロ初勝利、総合でカラパスがリード【ジロ・デ・イタリア第17S】

第102回ジロ・デ・イタリアは5月29日、コンメッザデューラ〜アンテルセルバ間の181kmで第17ステージが行われ、AG2Rラモンディアルのナンス・ピーターズ(フランス)が中盤に形成された18人の第1集団から残り16kmで単独アタックし、ゴールまで逃げ切ってプロ初勝利を決めた。

トップ3のカラパス、ニーバリ、ログリッチェがお互いの走りをうかがう ©Fabio Ferrari – LaPresse

ピーターズが国際大会で優勝したのはジュニアカテゴリーのものしかなく、グランツールでいきなりステージ優勝したのは異例。フランス勢のステージ優勝は66回目。1910年の第2回大会、第2ステージでイタリア以外の外国選手としてジャンバプティスト・ドルティニャックが最初。AG2Rラモンディアルチームとしては大会通算3度目の勝利。

「アマチュア最上級のカテゴリー1でも勝ったことがないボクがこの大会で勝利? 素晴らしいよ。スプリントも上りも強くない。だから逃げるしかない。1回だけアタックしようと決めていた。そのタイミングが正解だったんだね」とピーターズ。

ジロ・デ・イタリア第17ステージ優勝 ©Marco Alpozzi – LaPresse
ピーターズがジロ・デ・イタリア第17ステージ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

総合優勝争いでは首位リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)が、総合2位ビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)、同3位プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)に7秒差をつけてゴール。26回目の誕生日にマリアローザを守った。誕生日の表彰台でマリアローザを着用したのは大会史上6人目。

「ミゲルアンヘル・ロペスがアタックしたのを見逃さず、これに着いていった。わずか7秒の差だけど、最終日のベローナで行われる個人タイムトライアルで重要になってくる」とカラパス。
「チームとしてミケル・ランダとともに最終日の表彰台に立ちたいと思っている」

ジロ・デ・イタリア第17ステージ優勝 ©Fabio Ferrari – LaPresse
ライバルに7秒差をつけてゴールするカラパス ©Fabio Ferrari – LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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ログリッチェ脱落、区間勝利はチッコーネ【ジロ・デ・イタリア第16S】

第102回ジロ・デ・イタリアは5月28日、ローベレ〜ポンテディレーニョ間の194kmで第16ステージが行われ、山岳賞ジャージを着用するトレック・セガフレードのジュリオ・チッコーネ(イタリア)が優勝。初出場の2016年に続く大会通算2勝目を飾った。

アスタナのヤン・ヒルト(左)とジュリオ・チッコーネが抜け出した ©Fabio Ferrari / LaPresse

大会最高峰のガビア峠が冠雪で通行不可となり、距離194kmに短縮されたレース。そして冷たい雨に見舞われ、レースは一層過酷なものになった。

山岳賞のマリアアッズーラを着用したチッコーネはスタート直後に形成された第1集団に加わり、山岳ポイントで得点を量産。最後はアスタナのヤン・ヒルト(チェコ)と2人になったが、ヒルトはメイン集団にいるチームエースのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)のアシスト役であり、チッコーネと協力せず。チッコーネはいらだちを見せたが、それでもゴール勝負でヒルトをかわして区間勝利を挙げた。

「モルティローロ峠という伝説の舞台でいい走りができてとても満足している。この大会での最大の目標はステージ優勝で、山岳ジャージの獲得はその次なんだ。でも今は得点でアドバンテージを握っているから、山岳賞もねらっていきたい」とチッコーネ。
「エースのバウケ・モレマも総合成績の上位につけているので、彼のアシストをすることも重要な役目だ」

ニーバリがメイン集団からアタック ©LaPresse
ジロ・デ・イタリア第16ステージ、ログリッチェが遅れた! ©POOL Luca Bettini/ LaPresse

総合優勝争いでは3位のビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ)がモルティローロ峠でアタックを見せた。弟のチームメート、アントニオも決死のアシストを行い、総合2位の位置にいたプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)を突き放してゴールした。

首位リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)はニーバリとタイム差なしでゴールし、翌日に控えた26回目の誕生日にマリアローザを着用することができた。その一方でログリッチェはメイン集団から1分22秒遅れた。ニーバリはログリッチェを逆転して総合2位となり、2013、2016年に続く総合優勝に一歩前進した。

ニーバリ(右)はカルパスを突き放せなかったが、ログリッチェに差をつけてゴール ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
モルティローロ峠に懸けられたパンターニ賞を獲得したチッコーネ ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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ルイガノからトレンドカラーを採用したジュニア、キッズ用バイク

LOUIS GARNEAU(ルイガノ)日本総販売代理権を持つあさひは2019年7月下旬より、J(ジュニア)シリーズ、K(キッズ)シリーズにトレンドカラーを取り入れた10色のジュニア、キッズ用バイクを全国のルイガノ取扱販売店で販売を開始する。販売に先駆けルイガノ取扱販売店では6月1日より先行予約の受付を行う。

J20plus

今回の新色追加によって、人気のジュニア用バイクJ22plus、J20plusでは、選べるカラー展開が各2カラーから各3カラーになる。また、キッズ用バイクの定番K16plus、K16では、カラーラインナップの見直しを行った。新たに Jシリーズでは各3カラー展開、K16plusは4カラー展開、K16は5カラー展開に。一人ひとりの感性に合わせた自転車選びができるようになった。

Jシリーズはツーリングできるスポーツバイク

こどもに適したスポーツバイクシリーズ。親子でツーリングが楽しめる。

J22plus

J22plus
販売日   :発売中(新色:2019年7月下旬)
販売価格:44,280円(税込)
カラー   :LAVENDER/LG NAVY/LG WHITE
サイズ   :270mm(適正身長120cm~135cm)
変速      :SHIMANO TOURNEY(内装6段変速)
重量      :11.4kg
取扱い   :全国の取扱販売店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗も

J20plus アクアマリン

J20plus
販売日      :発売中(新色:2019年7月下旬)
販売価格   :42,120円(税込)
カラー      :AQUAMARINE/TERRA COTTA ROSE/LG WHITE/
サイズ      :250mm(適正身長110cm~125cm)
変速         :SHIMANO TOURNEY(内装6段変速)
重量         :11.0kg
取扱い      :全国の取扱販売店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗も

J20plus LG ネイビー

Kシリーズがオシャレでかわいいデザイン

K16plus アプリコット

お洒落で可愛らしいデザインのキッズ向け自転車。軽さにもこだわり作っている。

K16plus
販売価格 :35,640円(税込)
カラー  APRICOT/TERRA COTTA ROSE/
      LAVENDER
/LG WHITE
サイズ    :220 mm(適正身長95cm~115cm)
重量       :9.9kg
取扱い    :全国の取扱販売店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗も

K16plus テラコッタローズ
K16plus ラベンダー

K16
販売価格 :33,480円(税込)
カラー  :LG NAVY/BUTTERFLY BLUE/
LEMON YELLOW/LG WHITE/LG RED
サイズ    :220 mm(適正身長95cm~115cm)
重量       :8.9kg
取扱い    :全国の取扱販売店
※一部の店舗では、取り寄せ対応となる店舗も

K16 LG ネイビー
K16 バタフライブルー
K16 レモンイエロー

フィジークのバーテープに数量限定生産のBICOLOR

あらゆる要求に対応する豊富な表面加工とカラーバリエーション、高い質感とデザイン性を兼ね備えカテゴリーを牽引し続けるトップランナーでありながら、さらなる進化を求めフルモデルチェンジを行ったfi’zi:k(フィジーク)のバーテープから、繊細で美しいラインアートでカラーが切り替わる特別な限定生産モデル「BICOLOR」発表された。

VENTO MICROTEX TACKY “BICOLOR”(ヴェント マイクロテックス タッキー バイカラー)
厚さ2mmのMicrotex(マイクロテックス)構造。粘着性があり、あらゆる過酷な条件下で高いブリップ力を発揮するタッキータッチ。ドロップの真ん中あたりからカラーが切り替わるバイカラー。価格は3880円(税別)。7月初旬入荷予定。

カラー:ブラック×ピンク、ブラック×イエロー、ブラック×チェレステ、ブラック×オレンジ、ブラック×ホワイト、ブラック×レッド、ブラック×グレー、ネオンイエロー×ブラック、ネオンオレンジ×ブラック、ネオンピンク×ブラック 全10色

34歳のダリオ・カタルドがジロ・デ・イタリア初優勝

第102回ジロ・デ・イタリアは5月26日、イブレア〜コモ間の232kmで第15ステージが行われ、34歳のベテラン、アスタナのダリオ・カタルド(イタリア)が初優勝した。同選手はアンドローニジョカットリ・シデルメックのマティア・カッタネオ(イタリア)と200km以上を逃げ続け、ゴール勝負で一騎打ちを制した。

ニーバリをマークするマイヨジョーヌのリカルド・カラパス ©Fabio Ferrari – LaPresse

14km地点でカッタネオが集団を飛び出すと、これにカタルドが加わった。
「3日間苦しんでいたので、スタート前は積極的に行こうなんて思っていなかったが、走り出してみたらなんの問題もなかった」というカタルドは、機材故障で停車したカッタネオを待つなど、終始冷静な走り。協力しながらゴールを目指し、追撃集団から逃げ切った。

これまでに2着が2回あるカタルドにとってはうれしい初勝利となった。2012年のブエルタ・ア・エスパーニャに続くグランツールの区間勝利。プロレースの優勝としては2014年のセッティマーナコッピ・バルタリの個人タイムトライアルでの時以来。ベテラン選手の優勝としては2016年にアレハンドロ・バルベルデが36歳で優勝したときに続く記録。

ジロ・デ・イタリア第15ステージ ©Fabio Ferrari – LaPresse

ジロ・デ・イタリア第15ステージで逃げ切りを決めたカッタネオ(左)とカタルド ©Fabio Ferrari – LaPresse

7秒遅れの総合2位プリモシュ・ログリッチェ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)はレース終盤にメカトラブルに見舞われ、チームメートから自転車を譲り受けた。さらにコーナーで落車するなどで、最終的に40秒をロス。総合2位の位置は守ったものの、首位リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)との差が47秒に広がっただけでなく、最大のライバルであるバーレーン・メリダ(イタリア)が1分後に迫ってきた。

大会は2回目の休息日を過ごし、28日から最難関の山岳ステージを含む最後の6日間。6月2日にベローナにゴールする。

逆転をねらってアタックするサイモン・イェーツ ©Fabio Ferrari – LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)リカルド・カラパス(エクアドル、モビスター)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ジュリオ・チッコーネ(イタリア、トレック・セガフレード)
□マリアビアンカ(新人賞)パベル・シバコフ(ロシア、イネオス)

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