The Rugby World Cup France 2023
ラグビーワールドカップ2023(2023年9月8日~10月28日)
世界で最も視聴されるスポーツイベントのひとつで、南アフリカ、アルゼンチン、アイルランド、日本まで幅広い地域から20カ国が参戦。この大きなスポーツの祭典は、ボルドー、リール、リヨン、マルセイユ、ナント、ニース、パリ・サンドニ、サンテティエンヌ、トゥールーズの9つの開催都市と、フランスのすべての地域にとってその土地の歴史遺産や食文化、ライフスタイルを、ラグビーの価値観の中で文化や祭典を通して発信する機会になる。
大会は2023年9月8日から10月28日まで。
POOL A
9月8日 | フランス×ニュージーランド | サンドニ |
9月9日 | イタリア×ナミビア | サンテティエンヌ |
9月14日 | フランス×ウルグアイ | トゥールーズ |
9月15日 | ニュージーランド×ナミビア | トゥールーズ |
9月20日 | イタリア×ウルグアイ | ニース |
9月21日 | フランス×ナミビア | マルセイユ |
9月27日 | ウルグアイ×ナミビア | リヨン |
9月29日 | ニュージーランド×イタリア | リヨン |
10月5日 | ニュージーランド×ウルグアイ | リヨン |
10月6日 | フランス×イタリア | リヨン |
POOL B
9月9日 | アイルランド×ルーマニア | ボルドー |
9月10日 | 南アフリカ×スコットランド | マルセイユ |
9月16日 | アイルランド×トンガ | ナント |
9月17日 | 南アフリカ×ルーマニア | ボルドー |
9月23日 | 南アフリカ×アイルランド | サンドニ |
9月24日 | スコットランド×トンガ | ニース |
9月30日 | スコットランド×ルーマニア | リール |
10月1日 | 南アフリカ×トンガ | マルセイユ |
10月7日 | アイルランド×スコットランド | サンドニ |
10月8日 | トンガ×ルーマニア | リール |
POOL C
9月9日 | オーストラリア×ジョージア | サンドニ |
9月10日 | ウェールズ×フィジー | ボルドー |
9月16日 | ウェールズ×ポルトガル | ニース |
9月17日 | オーストラリア×フィジー | サンテティエンヌ |
9月23日 | ジョージア×ポルトガル | トゥールーズ |
9月24日 | ウェールズ×オーストラリア | リヨン |
9月30日 | フィジー×ジョージア | ボルドー |
10月1日 | オーストラリア×ポルトガル | サンテティエンヌ |
10月7日 | ウェールズ×ジョージア | ナント |
10月8日 | フィジー×ポルトガル | トゥールーズ |
POOL D
9月9日 | イングランド×アルゼンチン | マルセイユ |
9月10日 | 日本×チリ | トゥールーズ |
9月16日 | サモア×チリ | ボルドー |
9月17日 | イングランド×日本 | ニース |
9月22日 | アルゼンチン×サモア | サンテティエンヌ |
9月23日 | イングランド×チリ | リール |
9月28日 | 日本×サモア | トゥールーズ |
9月30日 | アルゼンチン×チリ | ナント |
10月7日 | イングランド×サモア | リール |
10月8日 | 日本×アルゼンチン | ナント |
QUARTER-FINALS
10月14日 | ウェールズ(プールCの1位)×アルゼンチン(プールDの2位) | マルセイユ |
10月14日 | アイルランド(プールBの1位)×ニュージーランド(プールAの2位) | サンドニ |
10月15日 | イングランド(プールDの1位)×フィジー(プールCの2位) | マルセイユ |
10月15日 | フランス(プールAの1位)×南アフリカ(プールBの2位) | サンドニ |
SEMI-FINALS
BRONZE FINAL
10月27日 | 3位決定戦(セミファイナルの敗者2チーム) | サンドニ |
FINAL
10月28日 | 決勝戦(セミファイナルの勝者2チーム) | サンドニ |
ラグビーファンがフランスに行ったらここに行かなきゃ
2023ラグビーW杯フランス大会に行く人にぜひ行ってほしいお店が、ナルボンヌの市場の中にあるレストラン「シェ・ベベル」。オーナーが元ラグビー選手で、オーダーが入ると隣の肉屋から料理に使われる食材がパスされてくるんです。隣の肉屋はスクラムハーフだと思います。
ラグビーワールドカップ2023フランス大会の開催都市
世界に名だたるワインの都
北フランスの玄関口
歴史ある街並みと食の都
地中海の古都と現代建築
想像性に富んだ街づくり
コートダジュールの宝石
常に進化するフランスの顔
ル・コルビュジェ建築と
デザインの街
ラグビー文化が浸透する
バラ色の都市
日本の試合日程と会場
ラグビーワールドカップ2023フランス大会の日程が決定
日本はプールDで伝統国イングランドと対決
ラグビーワールドカップ2023フランス大会のプール組み合わせ抽選は2020年12月14日に、さらに全試合の日程発表が2021年2月26日に行われた。2019日本大会8強の日本は同準優勝イングランド、南米の強豪アルゼンチンと一緒のプールDに入り、ラグビー人気の高いトゥールーズで2試合を行う。
ラグビーワールドカップ2023プール
【プールA】ニュージーランド、フランス、イタリア、ウルグアイ、ナミビア
【プールB】南アフリカ、アイルランド、スコットランド、トンガ、ルーマニア
【プールC】ウェールズ、オーストラリア、フィジー、ポルトガル、ジョージア
【プールD】イングランド、日本、アルゼンチン、サモア、チリ
「大きなチャレンジ」と日本のジョセフコーチ
ラグビーワールドカップ2023のプール組み合わせ決定から一夜明け、日本代表のジェイミー・ジョセフヘッドコーチはプールDで同組となったイングランド、アルゼンチンという強豪との対戦を「大きなチャレンジ」と語り、2大会連続8強進出を目指す日本の新たな挑戦を歓迎した。
挑戦しがいのあるいいプールに入った…リーチ・マイケル
サッカーボールを両手でつかんでから200年の節目
1823年11月、ウィリアム・ウェッブ・エリスの頭の中で、なにか普通でないことが渦巻いていました。うまく進まないフットボールの試合の途中、この英国人の生徒は、ボールを両手でつかみ、相手の選手全員を注意深くかわしながら、相手陣のゴールまで突進したのです。
狂った行為? いいえ、それは新しいなにかを生み出す行為でした。ラグビーが生まれた瞬間だったのです。2023年、喜ばしくも私たちが史上10大会目のワールドカップという機にその200周年をフランスで祝うとする、ラグビーの誕生でした。
ラグビーは、多くの点において独自性を持つスポーツですが、そのことが最もよく表れる機会となるのがワールドカップです。この「唯一の格闘系チームスポーツ」は、同時に「他競技がすれ違うだけであるのに対し、お互いが真に出会う唯一のスポーツ」でもあります。矛盾しているでしょうか? いいえ。ラグビーが理知的に保ち続けるべき《激しさ》と《良識》の二つは、その間に違いが存在しながらも互いに調和するものなのです。
ラグビーがどこに向かうのかを理解するためには、それがどこから生まれたのかを、決して忘れてはなりません。「ラグビー校」のフィールドから、ウィリアム・ウェッブ・エリスの自由の突進から生まれたことを。本能的な衝動、予測不能なことへの嗜好、この「因習破壊」の欲求から生まれたことを。その根源的な激しさはラグビーのDNAを成すものであり、かつラグビーを際立たせるものであるため、ラグビーは決してそれを放棄してはならず、そこから離れてはならないのです。
ラグビー創造のエスプリに立ち戻ること、そして、共有価値を基にひとつのジェネレーションを生み出すこと。これこそが2023年ラグビーワールドカップに課されたミッションなのです。これら全ては、チームワークの力によって、新しいコミュニティに接することによって、そして新たな地平を拓くことによって可能となります。2023年ラグビーワールドカップでは「私たち」という集団が、その全ての意義を担うのです。
クロード・アチェ(ラグビーワールドカップ2023フランスCEO)
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