アスタナが2020シーズンはウィリエールに乗る

カザフスタンのワールドツアーチーム、アスタナがロッサーノ・ヴェネト社が持つウィリエール・トリエスティーナとの新しいコラボレーションを発表した。2017年から2019年まではアルゴン18を使用していたが、15シーズン目となる2020年はイタリアのバイクブランドに乗ってレースを開始する。

「ウィリエール・トリエスティーナと仕事を始めるのはとてもうれしい。長い歴史を持つ非常に成功した会社であり、常に家族経営をしている。アスタナプロチームのスタッフとライダーのメンタリティに完全にフィットし、私たちはプロのサイクリングの最高レベルで15シーズン目も勝利に向けて、家族のような強い力を発揮したい」とアスタナのゼネラルマネージャー、アレクサンドル・ヴィノクロフ。

「ウィリエールのロードモデルとTTバイクをテストしたが、どちらも優れた機材だ。アスタナプロチームでは、このバイクが2020年さらに多くのレースに勝つために役立つことを願っている。私は彼らのチームへの信頼に感謝し、成功したパートナーシップを楽しみにしている」

●アスタナのホームページ

アスタナがTTTを制しロペスがマイヨロホ…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャが8月24日(土)にコスタブランカ地方のトレビエハで開幕。第1ステージはサリナスデトレビエハ〜トレビエハ間の13.4kmでチームタイムトライアルが行われ、カザフスタンのアスタナチームがトップタイムをたたき出して優勝。先頭でゴールを切ったコロンビアのミゲルアンヘル・ロペスが首位のリーダージャージー「マイヨロホ」を着用した。

第1ステージを制したアスタナ ©Photogómez Sport

「チーム全員で全力を出して走りきった。最後のコーナーでは先頭から2番目の位置にいたが、ゴルカ・イサギレが先頭でゴールするように声をかけてくれた。リーダージャージーを着るつもりはなかったけど、とても名誉なことだ」とロペス。

トレビエハの塩湖からスタートしたチームタイムトライアル ©Photogómez Sport

ツール・ド・フランスの同種目で優勝したユンボ・ビスマは途中で落車があり、40秒遅れの18位と苦戦。エースのプリモシュ・ログリッチェ(スロベニア)は総合99位からのスタートとなった。

優勝候補のユンボ・ビスマは落車で40秒遅れ ©Photogómez Sport

「思い描いていたイメージの中では再考のスタートができた」とアスタナのアレクサンドル・シェファー監督。
「実力のあるチームなのでベストな結果が出せると思っていたが、優勝できたなんて素晴らしい。もちろんレースはまだ始まったばかりで、これから毎日激しい闘いをしなければならないが、まずはハッピー。カザフスタン、チームのファン、パートナーやスポンサーに喜んでもらえたのが一番うれしい」

モビスター ©Photogómez Sport

●第1ステージ結果(13.4km)
1 アスタナ(カザフスタン) 14′ 51”
2 ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー) 02”
3 サンウェブ(ドイツ) 05”
4 EFエデュケーションファースト(米国) 07”
5 ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ) 13”
6 CCC (ポーランド) 15”
7 モビスター(スペイン) 16”
8 グルパマFDJ(フランス) 16”
9 ミッチェルトン・スコット(オースラトリア) 18”
10 ロット・スーダル(ベルギー) 19”
11 イネオス(英国) 25”
12 バーレーン・メリダ(バーレーン) 26”
13 カチューシャ・アルペシン(スイス) 33”
14 ディメンションデータ(南アフリカ) 34”
15 トレック・セガフレード(米国) 35”
16 カハルラル・セグロスRGA(スペイン) 37”
17 AG2Rラモンディアル(フランス) 37”
18 ユンボ・ビスマ(オランダ) 40”
19 コフィディス(フランス) 43”
20 エウスカディバスクカントリー・ムリアス(スペイン) 46”
21 UAEエミレーツ(UAE) 1′ 07”
22 ブルゴスBH(スペイン) 1′ 22”

ボーラ・ハンスグローエ ©Photogómez Sport
サンウェブ ©Photogómez Sport
2019ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージを制したアスタナ ©Jose Antonio MIGUELEZ

マイヨロホを着用したミゲルアンヘル・ロペス ©Photogómez Sport

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)
マイヨベルデ(ポイント賞)該当者なし
マイヨルナレス(山岳賞)該当者なし
□マイヨブランコ(新人賞)ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア、アスタナ)

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アスタナがチームバスやホテルの滅菌マシンを導入

第102回ジロ・デ・イタリアに参戦中のカザフスタンチーム、アスタナは自転車レースの滞在ホテルや移動用バスの環境消毒を行っているイタリアの会社インフィニティバイオテクノロジーと新しいコラボレーションを開始した。

同社の専門家のチームは、グランツール中に選手の健康と高いパフォーマンスを維持するために、特別な機材を開発した。以下の2点がポイントだという。

全ステージに帯同するチームバスの内部を消毒。20分のマシン稼働で選手が移動するときに滞在するチームバスの内部を殺菌する。バス内の空気を浄化して、感染症を予防して選手の健康被害を防止する。

選手やスタッフが宿泊するホテルの部屋を消毒する。選手がホテルに到着する前に20分の消毒で効果を発揮。汚染されていない環境で睡眠と休息をしっかりと取ることで、環境疾患によって引き起こされる可能性のある感染症の予防が期待できる。

パリ〜ニース第4ステージはコルトニールセン…首位はクウィアトコウスキー

パリ〜ニース第4ステージが3月13日に行われ、アスタナのマグナス・コルトニールセン(デンマーク)が独走で優勝した。首位のディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユンボ・ヴィスマ)は大きく遅れ、ポーランドのミカル・クウィアトコフスキー(ポーランド、スカイ)が首位に立った。

パリ〜ニース第4ステージで優勝したアスタナのマグナス・コルトニールセン ©Justin Setterfield/Getty Images

アレクセイ・ルツェンコがツアー・オブ・オマーンを連覇

中東のオマーンで開催されていた6日間のステージレース、ツアー・オブ・オマーンは2月21日に最終日を迎え、アスタナのアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)が2018年に続いて総合優勝した。

ツアー・オブ・オマーン総合優勝のルツェンコを中央に、左が2位ポッツォビーボ、右が3位エラダ ©Justin Setterfield/Getty Images

2位は44秒差でバーレーン・メリダのドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア)、3位は47秒差でコフィディスのヘスス・エラダ(スペイン)。

「大会を2連覇できてうれしい。6日間を通してとても好調で、チームのアシストもあってステージ3勝できるなど昨年よりも成果を修めることができた。シーズン最初の目標を達成することができて、今後もこの走りを維持していい1年にしたい」とツルェンコ。

ツアー・オブ・オマーンで2連覇を達成したアレクセイ・ルツェンコ ©ASO

ルツェンコが流産で双子を失った妻に捧げる3勝目…オマーン

アスタナのアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)が2月20日に開催されたツアー・オブ・オマーン第5ステージで優勝し、区間3勝目を飾るとともに翌日の最終日を控えたレースで2年連続の総合優勝に大きく前進した。

アレクセイ・ルツェンコがツアー・オブ・オマーンで区間3勝目 ©Justin Setterfield/Getty Images

この日はグリーンマウンテンと呼ばれる山岳にゴールする重要なステージ。深紅のリーダージャージを着用したルツェンコは独走でこのステージを制した。

「この勝利は、昨年12月に生まれてくるはずだった双子を流産のために失った妻に捧げたい。ボクたちはとても困難な日々を支え合って過ごしたからだ」とルツェンコ。

「その間、チームも最大限のサポートをしてくれた。それに報いることができてとてもうれしい」

大会は2月21日に最終日を迎える。

ルツェンコがオマーンで連勝…アスタナチームは8日間で8勝

カザフスタンチャンピオンのアレクセイ・ルツェンコ(アスタナ)が2月18日に開催されたツアー・オブ・オマーン第3ステージで優勝。第2ステージに続く連勝で、総合成績でも首位に立った。アスタナチームは8日間で8勝を挙げる活躍を見せている。

ツアー・オブ・オマーン第3ステージを制したルツェンコ ©Justin Setterfield/Getty Images

この日は激しいアップダウンに加えて横風が吹き荒れるという厳しいレースに。集団な何度も分断と合流を繰り返し、最後の上り坂に。残り500mでルツェンコがアタックし、2連勝。総合成績での首位に立ち、大会2連覇に向けて前進した。

バーレーン・メリダの新城幸也は区間102位。

ルツェンコが第2ステージで独走勝利…ツアー・オブ・オマーン

ツアー・オブ・オマーンは2019年2月17日に第2ステージが同地で行われ、前年の総合優勝者であるアスタナのアレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)が混戦から単独で抜け出し、アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、UAEエミレーツ)ら2位集団に3秒差をつけて優勝した。

ツアー・オブ・オマーン第2ステージを制したアスタナのルツェンコ©Getty Images

総合成績ではクリストフが首位を守り、ルツェンコが3秒遅れの総合2位に浮上した。バーレーン・メリダの新城幸也は区間60位。

「この日の目標はゴールまで逃げて勝つことだった。ハードな戦いだったが、やり遂げてうれしい。明日は勝負どころのグリーンマウンテンで、ボクにとっては絶好の勝負どころだ。他にも上りに強い選手はいると思うが、シーズン前にチームメートととてもいいトレーニングが積めたので、自信を持って臨みたい」とルツェンコ。

アスタナのルツェンコが追撃を振り切る ©Muscat Municipality / A.S.O. / Pauline Ballet