キナンがシーズン第2ピリオド本格始動…シマノ鈴鹿ロードで脚試し

キナンサイクリングは8月19日に三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催されるシマノ鈴鹿ロードレースクラシックに参戦。2018年で35回目を迎えるロードレースの祭典「シマノ鈴鹿」は、晩夏のサイクルイベントとして完全に定着。サイクリストのスキルや好みに合わせたさまざまなレースカテゴリーのほか、多数の企業ブース出展、さらには老若男女問わず参加が可能なウィーラースクール(自転車安全教室)と、会場である鈴鹿サーキットが大盛り上がりとなる。

シマノ鈴鹿ロードに出場するキナンのメンバー

なかでも、レースイベントの大トリを飾る「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」は、国内のトップチームが集い、タイトルをかけた熱戦が展開される。キナンは4年連続の出場。2018年は初優勝をねらっての参戦となる。

鈴鹿サーキット1周5.807kmをフルに使って行われるレースは全10周回・58kmで争われる。レースにおける安全対策のため、進行方向はモータースポーツ開催時とは逆の反時計回り。全行程アップダウンが繰り返され、スピード感に富む下り基調のヘアピンカーブやS字カーブはこのレースの醍醐味とも言える。そして、最終コーナーからフィニッシュにかけての約400mは、数々の名場面が生まれたポイント。スプリンター、逃げをねらう選手、登坂力に長けた選手などあらゆる選手にチャンスがめぐってくるレースでもある。

2018年から日本自転車競技連盟(JCF)公認・大阪府自転車競技連盟主管大会となり、2019年6月開催予定の「第86回全日本自転車競技選手権大会ロードレース」の申込資格取得大会に認定。30位までに入ると同大会への出場資格が得られる。

キナンは山本元喜、椿大志、塚本一樹、中西健児、雨乞竜己、トマ・ルバ、中島康晴、新城雄大がエントリー。今大会をシーズン第2ピリオド(後半戦)の導入に位置づけ、この先に控えるビッグレースに向けた足がかりとなる一戦としていく。

そのほか、この日は午前と午後にそれぞれ行われるウィーラースクールにもキナンメンバーが講師として参加を予定。レース参戦にとどまらず、多くのサイクリストと交流を深めていきたいという。

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