男子スプリントで深谷知広2位、新田祐大3位…W杯第4戦

2019-2020トラックワールドカップ第4戦が12月8日にニュージーランドのケンブリッジで開催され、男子スプリントは日本から出場した深谷知広がこの種目で日本史上初となる準優勝を果たした。新田祐大が3位。新田は自身初めてのワールドカップ・スプリント種目でメダルを獲得した。

男子スプリント2位の深谷知広(左)、3位の新田祐大 ©JCF

深谷知広のコメント
悔しい気持ちです。勝ち越していた相手だったので、自分のレースをするのが課題だったのですが、ちょっと今日は朝から落ち着きすぎている部分があって、レースでも考えてしまっていたので、今日の悪い部分が出てしまいました。銀メダルで悔しい思いをするということは、しっかり成長できている証拠だとも思うので、次の世界選手権に向けてしっかりと練習したいです。

男子スプリント決勝の深谷知広(左) ©JCF

新田祐大のコメント
ケイリンで負けて火が付いたという感じです。まだ2セットくらい行けます! 3位決定戦の相手は後半の伸びがあまりなかったので、ボクの走りが最後に伸びたんだと思います。スプリントは戦えるだけ戦って、あとは自己ベストを出すという気持ちだったのがよかったのかもしれません。

男子スプリント3-4位決定戦を走る新田祐大(左) ©JCF

●レース結果
男子スプリント

優勝 マテウス・ルディク(ポーランド)
2位 深谷知広
3位 新田祐大

男子スプリント3-4位決定戦を制した新田祐大(左) ©JCF

男子ケイリン
5位:脇本雄太(ブリヂストンサイクリング/日本)
25位:新田祐大(日本)

男子オムニアム
4位:橋本英也(日本)

男子マディソン
10位:日本(橋本英也、今村駿介)

男子スクラッチ
DNF:沢田桂太郎(日本)

男子スプリント優勝のマテウス・ルディク(ポーランド)を中央に左が2位深谷知広、右が3位新田祐大 ©JCF

●日本自転車競技連盟のTwitter (速報配信)

梶原悠未がトラックW杯で2大会連続優勝…NZ大会オムニアム

梶原悠未(筑波大)が12月8日にニュージーランドのケンブリッジで行われた2019-2020トラックワールドカップ第4戦の女子オムニアムで優勝。第3戦香港大会に続いて2大会連続の金メダルを獲得した。

トラックワールドカップ第4戦女子オムニアム。優勝の梶原悠未を中央に左が2位ジェニファー・バレンテ(米国)、右が3位アリソン・ベバレッジ(カナダ) ©JCF

梶原悠未のコメント
2連覇とか金メダルを獲ったことではなく、バレンテ選手やベバレッジ選手たち、今までかなわなかった選手たちと一緒に戦って勝てたことがうれしいです。キツい練習をしてきて一段一段階段を登ってきて、やっとここまで来られたこと、それがうれしいです。

女子オムニアムで梶原悠未が第3戦香港大会に続いて2大会連続の優勝 ©JCF

女子スプリント
13位:太田りゆ(日本)
20位:小林優香(ドリームシーカー/日本)

女子ケイリン
8位:小林優香
17位:太田りゆ

女子オムニアム
優勝:梶原悠未
2位:ジェニファー・バレンテ(米国)
3位:アリソン・ベバレッジ(カナダ)

女子オムニアムを走る梶原悠未(筑波大) ©JCF

女子マディソン
9位:日本(梶原悠未、古山稀絵)

女子スクラッチ
12位:鈴木奈央(日本)

トラックワールドカップ第4戦の女子オムニアムで梶原悠未が優勝 ©JCF

●日本自転車競技連盟のTwitter (速報配信)

チームスプリントで日本が優勝…トラックW杯第4戦

雨谷一樹、新田祐大、深谷知広からなる日本チームが日本新記録を2度も更新する走りで、2019-2020トラックワールドカップ第4戦ニュージーランド大会を制した。大会は12月6日に開幕し、男子チームスプリントは初日に行われた。大会は8日まで。

男子チームスプリント、先頭から雨谷一樹、新田祐大、深谷知広 ©JCF

12月6日、ニュージーランドで行われたトラックワールドカップ第4戦の男子チームスプリント決勝で、日本チームがポーランドに勝利。2003年以来16年ぶりに金メダルを獲得した。1回戦では42秒842で、2013年の日本記録(43秒092)を6年ぶりに更新。決勝ではさらにそれを上回る42秒790を記録。この快挙により、日本チームはオリンピック出場枠の獲得へ一歩近づいた。

●レース結果
男子チームスプリント

優勝:日本(雨谷一樹、新田祐大、深谷知広)※決勝42秒790・日本新記録
2位:ポーランド
3位:ニュージーランド

男子チームパーシュート
7位:日本(今村駿介、窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎)※1回戦 3分56秒287・日本新記録

女子チームパーシュート
8位:日本(古山稀絵、梶原悠未※予選は鈴木奈央、上野みなみ、吉川美穂)

男子チームスプリントの新田祐大、雨谷一樹、深谷知広は日本新記録を2度も更新 ©JCF
トラックワールドカップ第4戦の男子チームスプリントで日本が優勝 ©JCF

雨谷一樹のコメント
自分のこれまでの最高の成績は銀メダルだったので、それを超えることができてとてもうれしいです。

新田祐大のコメント
この色に勝る色はないと感じました。香港大会でのミスもあり、新たな目標を立てることができました。この3人の中ではオリンピックでもメダルを狙えるのではないかと話をしていて、今回の金メダルで日本のチームスプリントの立ち位置を変えられるのではと思い、強い想いで臨みました。結果が出てよかったです。

深谷知広のコメント
来る前からメダルは狙っていましたし、前回の1回戦で感触はつかめたので、力はすぐに上げることはできないですが、テクニックや気合で達成できてよかったです。

トラックワールドカップ第4戦ニュージーランドで日本勢が優勝 ©JCF

●日本自転車競技連盟のツイッター速報

小林優香がトラックワールドカップのケイリンで3位に

競輪選手の小林優香が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位になった。小林は今季のワールドカップ初参戦。優勝はイ・ヘジン(韓国)。

小林優香がトラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンで3位 ©JCF

●レース結果
女子スプリント
13位:小林優香(ドリームシーカー/日本)
16位:太田りゆ(日本)

トラックワールドカップ第3戦の女子ケイリンを走る小林優香 ©JCF

女子ケイリン
優勝:イ・ヘジン(韓国)
2位:リウボフ・バソワ(ウクライナ)
3位:小林優香(ドリームシーカー/日本)

女子スクラッチ
14位:鈴木奈央(日本)

深谷知広がワールドカップのスプリントで2大会連続3位

競輪選手の深谷知広が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位になった。深谷は2大会連続となる銅メダルを獲得した。優勝はハリー・ラブレイセン(オランダ)。

深谷知広がトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位 ©JCF

深谷知広のコメント
前回よりもうれしい気持ちがあります。2大会連続のメダルなので、前回がまぐれではなかったことが証明できたと思います。この2連戦で世界トップの2人との力の差は感じたので世界選手権までには埋めたいと思います。次はもっといい色のメダルを目指して頑張りたいと思います。

●レース結果
男子スプリント
優勝:ハリー・ラブレイセン(オランダ)
2位:ジェフリー・ホーフラント(オランダ)
3位:深谷知広(日本)

深谷知広(右)がトラックワールドカップ第3戦の男子スプリントで3位 ©JCF

男子ケイリン
5位:新田祐大(日本)
10位:河端朋之(JPC/日本)

男子スクラッチ
10位:沢田桂太郎(ブリヂストンサイクリング/日本)

男子オムニアム
11位:窪木一茂(ブリヂストンサイクリング/日本)

男子チームスプリント
6位:日本(雨谷一樹、新田祐大、深谷知広)

男子チームパーシュート
7位:ブリヂストンサイクリング(今村駿介、窪木一茂、近谷涼、沢田桂太郎)

男子マディソン
10位:ブリヂストンサイクリング(今村駿介、窪木一茂)

梶原悠未がオムニアム優勝…トラックワールドカップ第3戦

梶原悠未(筑波大)が11月28日から12月1日まで中国・香港で開催された2019-2020UCIトラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで優勝した。今シーズン初優勝。梶原は同種目のアジアチャンピオン、日本チャンピオン。

トラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで逆転優勝した梶原悠未 ©JCF

梶原悠未のコメント
最初の2種目がうまくいきませんでしたが、後半の2種目で盛り返せてよかったです。ここ数日はオムニアムの夢を見るほどオムニアムのことを考えていました。第2戦が終わってから持久力を鍛えてきたので、最後は自信を持って走れました。

女子オムニアムの最終種目ポイントレースを走る梶原悠未 ©JCF

女子オムニアム
優勝:梶原悠未(日本)
2位:マリア・マルティンス(ポルトガル)
3位:ジョリエン・ドホール(ベルギー)

梶原悠未がトラックワールドカップ第3戦の女子オムニアムで優勝 ©JCF

女子チームパーシュート
6位:日本(梶原悠未、鈴木奈央※予選は古山稀絵、上野みなみ、吉川美穂)

女子マディソン
11位:日本(梶原悠未、古山稀絵)