太田海也と佐藤水菜アジア選手権スプリントで優勝

2025トラックアジア選手権は大会3日目の2月23日、マレーシアのニライにあるベロドローム・ナショナル・マレーシアでエリート男女のスプリントが行われ、男子は太田海也 (楽天Kドリームス)、女子は佐藤水菜 (楽天Kドリームス)が優勝。男子の2位は中野慎詞 (楽天Kドリームス)。

アジア選手権エリート男子スプリント優勝の太田海也(右)と2位中野慎詞 ©日本自転車競技連盟

太田はエリート男子チームスプリントと合わせて二冠

前日に準決勝進出を決めていた太田と中野は、この日の準決勝で海外勢を2本先取で封じ込め、日本人同士の決勝1-2位決定戦に持ち込んだ。この戦いでも太田が圧倒的なパワーで2本先取して優勝を決めた。

アジア選手権エリート男子スプリント、日本人対決となった決勝は、太田海也が2本先取して優勝 ©日本自転車競技連盟

エリート女子スプリントでも佐藤が準決勝、決勝1-2位決定戦ともに2本を先取して優勝。このあとは世界チャンピオンとしてエリート女子ケイリンに挑む。

佐藤水菜がアジア選手権エリート女子スプリント優勝 ©日本自転車競技連盟
佐藤水菜がアジア選手権エリート女子スプリント優勝 ©日本自転車競技連盟

窪木一茂がアジア選手権エリート男子パシュート優勝

エリート男子個人パシュートでは1-2位決定戦に進出した 窪木一茂(アイサンレーシング)が4分08秒669の日本新記録&アジア新記録で優勝した。同日に開催されたスクラッチでも2位になった。

窪木一茂がアジア選手権エリート男子パシュートで優勝 ©日本自転車競技連盟

内野艶和と橋本英也がアジア選手権エリミネーション優勝

2025トラックアジア選手権は大会2日目の2月22日、マレーシアのニライにあるベロドローム・ナショナル・マレーシアでエリート男女のエリミネーションが行われ、女子は内野艶和(楽天Kドリームス)、男子は橋本英也(キナンレーシング)が優勝した。

内野艶和(中央)がアジア選手権エリート女子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

エリミネーションは「最後尾の除外レース」

エリミネーションは英語で「除外」という意味で、規定周回ごとにコントロールラインを最後尾で通過した選手が1人ずつレースから除外されていく。最後は2選手による争うとなり、最終コントロールラインで先着した選手が優勝。

橋本英也がアジア選手権エリート男子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

内野は同日に開催されたエリート女子チームパシュートとともに大会2冠。内野・橋本はともに日本では競輪選手として登録されているが、同時にプロロードチームにも所属し、長距離種目も得とする逸材。

内野艶和(中央)がアジア選手権エリート女子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟
橋本英也(中央)がアジア選手権エリート男子エリミネーション優勝 ©日本自転車競技連盟

内野艶和と池田瑞紀が世界に爪痕を残す走り‥トラックネーションズ

自転車トラックネーションズカップ第3戦は大会最終日となる2024年4月14日に女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)が10位、池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)が13位になった。

女子オムニアムを走る池田瑞紀。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

暫定10位で最終のポイントレースを迎えた内野は、思うようにポイントを積み上げることができず苦しい展開となったが、最終のポイント周回で世界の強豪を相手に1着10点を積み上げて合計73ポイントの10位でフィ ニッシュ。

女子オムニアムを走る内野艶和。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

暫定18位で迎えた池田も、なかなかポイント争いに絡めない中、1ラップ獲得の好走を見せ順位を13位にまで押し上げてレースを終えた。

男子マディソンの今村駿介、窪木一茂。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

男子マディソンは今村駿介・窪木一茂ペアが6位、橋本英也・兒島直樹ペアが13位。日本は上位勢に対してなかなかポイント獲得争いに絡めない厳しいレース展開の中、今村・窪木ペアが 1ラップ獲得、一矢報いる形で20ポイントを加算して6位フィニッシュ。橋本・兒島ペアは13位でレースを終えた。

男子マディソンの橋本英也、兒島直樹。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

●大会のホームページ

窪木一茂がトラックネーションズカップ第3戦オムニアムで2位

自転車トラックネーションズカップ第3戦は2024年4月13日に大会2日目を迎え、男子オムニアムで窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)が2位になった。

男子オムニアムで窪木一茂が2位に。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

暫定2位で最終のポイントレースを迎えた窪木は、上位勢でポイントを分けながら迎えた最終周回を1位でフィニッシュ。10点を積み上げたが、土壇場で英国のイーサンエドワード・ヘイターのラップを許してしまい2位でレースを終えた。

男子オムニアムで窪木一茂が2位に。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

橋本英也(ブリヂストンサイクリング)は13位。

男子オムニアムで窪木一茂が2位に。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

男子エリミネーションで今村駿介2位。トラックネーションズカップ第3戦

UCIトラックネーションズカップ第3戦がカナダのミルトンで4月12日(日本時間13日)に開幕し、男子エリミネーションで今村駿介(ブリヂストンサイクリング)が2位になった。

男子エリミネーションで今村駿介が2位。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

橋本英也(ブリヂストンサイクリング)と今村の2選手が参戦したエリミネーションは、今村が2位。橋本は7位でレースを終えた。

垣田真穂が女子エリミネーションで15位。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

女子エリミネーションで垣田真穂(楽天Kドリームス/早稲田大)が15位、水谷彩奈(楽天Kドリームス/日本体育大)が20位。

女子チームパシュートを走る池田瑞紀、水谷彩奈、内野艶和、垣田真穂。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

女子チームパシュートで日本(池田瑞紀、水谷彩奈、垣田真穂、内野艶和)は8位。男子チームパシュートで日本(橋本英也、兒島直樹、今村駿介、窪木一茂)は4位。

男子チームパシュートで橋本英也、兒島直樹、今村駿介、窪木一茂は4位に。UCIトラックネーションズカップ第3戦 ©JCF

太田海也がスプリントV…ケイリンとともにネーションズ二冠

香港で開催されている2024UCIトラックネーションズカップ第2戦は大会3日目となる3月17日、男子スプリントが行われ、太田海也(楽天Kドリームス)が優勝した。

太田海也が男子スプリントでマシュー・リチャードソンを撃破。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

太田男子ケイリンに続く優勝

日本勢は山﨑賢人(楽天Kドリームス)、小原佑太(楽天Kドリームス)、太田中野慎詞(楽天Kドリームス)が出場。予選2位通過の太田は1回戦免除で2回戦へ進出。予選12位の小原も1回戦をクリアして2回戦へ進出。日本人対決となった中野と山崎は、中野が先着して2回戦へ進出。山崎はここで敗退。

太田海也が男子ケイリンに続いて男子スプリントでも優勝。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

2回戦で勝った太田は準々決勝に進出。中野も相手の棄権により準々決勝へ。小原はここで敗退した。準々決勝で太田は2本先取して準決勝へ進出。中野は1本目を先取したが、2・3本目で先着を許し準々決勝敗退。

太田は準決勝も2本先取して1-2位決定戦に進出。2位以上が確定。そして3本とも僅差の接戦となった1-2位決定戦。太田は1本目を先取されたが、逆転で優勝した。

太田海也が男子スプリント優勝。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

窪木一茂と橋本英也のマディソンは3位

男子マディソンでは、日本の窪木一茂(ブリヂストンサイクリング)・橋本英也(ブリヂストンサイクリング)ペアが途中ラップポイントを獲得する好走を見せ、スペインと同ポイントながら最終の着順で3位となった。

橋本英也・窪木一茂が男子マディソンで3位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

今村駿介(ブリヂストンサイクリング)と兒島直樹(ブリヂストンサイクリング)ペアは12位。

今村駿介、兒島直樹が男子マディソンで12位。トラックネーションズカップ第2戦 ©日本自転車競技連盟

●日本の出場選手一覧