マイヨベールのギルマイがツール・ド・フランスさいたまに出場

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム10回記念大会は2024年11月2日、さいたま新都心駅周辺で開催されるが、アンテルマルシェ・ワンティのビニヤム・ギルマイ(エリトリア)が初出場する。

2024ツール・ド・フランス第8ステージで2勝目を挙げたギルマイ ©A.S.O. Billy Ceusters

ギルマイは2024ツール・ド・フランスで、自身初となるポイント賞のグリーンジャージを獲得。さらにステージ3勝を達成するなど、2024年のツール・ド・フランスで大きく飛躍し、これからの活躍が期待される若手選手。

「こんにちは日本のみなさん。ビニヤム・ギルマイです。2024年のマイヨベール獲得者として、さいたまクリテリウムに初めて参加することを大変うれしく思っています。私が憧れているカベンディッシュ選手とさいたまで一緒に走ることができるなんて信じられない思いです。2024年は記念すべき 10 回大会と聞いています。こんな特別な年に日本に訪れ、日本のファンに会えることが待ちきれません。11月2日、さいたまで会いましょう」とギルマイ。

2022ジロ・デ・イタリア、ビニヤム・ギルマイがファンデルプールを制して優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

すでに出場を発表している、マーク・カベンディッシュ(英国)も含め、人気・実力を兼ね備えた世界トップのスプリンターが集結する。

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

【ツール・ド・フランス第12S】ギルマイが3勝目でポイント賞争いの大本命に

11/07/2024 – Tour de France 2024 – Étape 12 – Aurillac / Villeneuve-sur-Lot (203,6 km) – Rocamadour
2024ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
2024ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
ステージ3勝目で、マイヨベール獲得に大きく前進したギルマイ ©A.S.O. Billy Ceusters
2024ツール・ド・フランス第12ステージ ©A.S.O. Charly Lopez

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

こんな道をえんえんとクルマでたどって宿探し

【ダイヤモンド・オンライン】
ツール・ド・フランス2024の副読本
世界の一流スポーツ選手が「日本人マッサージ師」に注目する意外な理由【明日のパフォーマンスを高める「休み方」】

日本でもホテルでよく見かけるようになったバゲージラックだが、これはシラミ対策グッズだ
中央山塊の丘陵地で一泊し、朝に雲海を望む
朝のランニングで見た牧草地
シャンブルドットの朝食はいろいろなものをオーダーできるスタイルだった
ビルヌーブは新町という意味で、フランスの各地にあるので、ビルヌーブ・シュルロット(ロット県の新町)と入力しないととんでもない場所に連れていかれる
村の人に聞いてたどり着いたシャンブルドット
暑いので渓流で泳ぐ人も

【東京中日スポーツ】
第12Sタイム差なし2位ファンアールト  パリ五輪ではロードで金候補~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」~

【ツール・ド・フランス第8S】アフリカの有色選手ギルマイがステージ2勝目

06/07/2024 – Tour de France 2024 – Étape 8 – Semur-en-Auxois / Colombey-les-Deux-Églises (183,4 km) – POGACAR Tadej (UAE TEAM EMIRATES), GIRMAY Biniam (INTERMARCHÉ – WANTY)

【東京中日スポーツ】
アフリカ・エリトリア出身の新星ギルマイ 区間2勝目「両親にささげたい」~山口和幸の「マイヨジョーヌを追いかけて」~

2024ツール・ド・フランス第8ステージ ©A.S.O. Billy Ceusters
スタートの町の郊外に設置されるレース開始地点 ©A.S.O. Billy Ceusters
山岳賞のアブラハムセンがアタック ©A.S.O. Billy Ceusters
2024ツール・ド・フランス第8ステージで2勝目を挙げたギルマイ ©A.S.O. Billy Ceusters

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
マイヨベール(ポイント賞)ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ヨナス・アブラハムセン(ノルウェー、ウノXモビリティ)
□マイヨブラン(新人賞)レムコ・エベネプール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)

アグリツーリズム2泊目の朝食
チーズが食べ放題
どんよりとした天気なのでこの日は農家の裏庭に面した軒先で
フランスの農家は軒先さえおしゃれ
フランスのシャルル・ド・ゴール初代大統領が眠る丘
2024年はフランスで行われたすべてのステージで国内牛の消費を推奨する団体が各地の特産品でアレンジした肉料理をふるまった
路面に2024パリマークが点々と
聖火リレーがいよいよパリ近郊に近づいてきた
シャルル・ド・ゴール初代大統領の乗ったシトロエン
聖火リレーがやってきた
パリ近郊の町のディナー時
ツール・ド・フランスと聖火の到着に合わせてお祭り

ギルマイがシャンパンファイトで左目を負傷してリタイア

第105回ジロ・デ・イタリアの第10ステージで、エリトリア選手として初めて、アフリカ勢として2人目のステージ優勝を飾ったビニヤム・ギルマイ(アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)が、表彰式で用意された発泡ワインのコルクが左目を直撃し、翌ステージを出走しないことになった。

ジロ・デ・イタリア第10ステージの表彰式で左目に発泡酒のコルクが当たったギルマイ ©Massimo Paolone/LaPresse

エリトリアのギルマイは、5月18日のジロ・デ・イタリア第11ステージをスタートしないことになった。第10ステージのステージ優勝者として表彰台に登場した際、自らが手にしたプロセッコ(イタリア産の発泡ワイン)のコルクが左目を直撃した。

ビニヤム・ギルマイがファンデルプールを制して優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

翌日の朝にチームがリタイアを発表した。前日はゴール地点のジェシ病院で診察を受け、左目の損傷が認められたため。

エリトリア勢として初優勝したギルマイ ©LaPresse

ギルマイがエリトリア勢として初優勝【ジロ・デ・イタリア第10S】

第105回ジロ・デ・イタリアは休息日明けの5月17日、ペスカーラ〜ジェシ間の196kmで第10ステージが行われ、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオのビニヤム・ギルマイがエリトリア選手として大会初優勝した。

ビニヤム・ギルマイがファンデルプールを制して優勝 ©Massimo Paolone/LaPresse

総合成績ではトレック・セガフレードのフアン・ロペス(スペイン)がマリアローザを守った。

2022ジロ・デ・イタリア第10ステージ、事故死したミケーレ・スカルポーニを称える垂れ幕が掲げられる ©Fabio Ferrari / LaPresse

この歴史はチームと家族のおかげだ…ギルマイ

クラシックレースのゲント〜ベベルゲムで初優勝して注目されたギルマイが、アフリカ勢として、1979年のアラン・ファンヘーデン(南アフリカ)以来となる2人目の区間優勝者となった。

この日のエリトリア勢の優勝でジロ・デ・イタリアは通算36カ国のステージ優勝者が生まれた。最後の優勝者は2020年のスロバキア勢のペテル・サガン。

2022ジロ・デ・イタリア第10ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse

「今回のジロ・デ・イタリアではステージを勝ち取りたいという思いでスタートした。今日はチームのみんながボクのために引っ張ってくれたし、GCライダーのドメニコ・ポッツォビーボも最後に素晴らしい働きをしてくれた」とギルマイ。

「ゴールの600m手前で、彼は着いて来いと言った。彼は私を勝利に導いた。私は歴史を作っていることを認識しているが、それは私のチームと私の家族のおかげだ。本当に感謝している」

エリトリア勢として初優勝したギルマイ ©LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞)ディエゴ・ローザ(イタリア、エオーロ・コメタ)
□マリアビアンカ(新人賞) フアン・ロペス(スペイン、トレック・セガフレード)

フアン・ロペスが第10ステージでマリアローザを守った ©LaPresse

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