2020ブエルタ・ア・エスパーニャは東京五輪直後の8月14日オランダ開幕

2020年の第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは例年よりも1週間早い8月14日にオランダのユトレヒトで開幕する。東京五輪が8月9日まで開催されているのでその直後となる。オランダという遠隔地で3ステージを行うことから、異例の金曜日開幕で、大会期間は24日間となる。

2015年にはツール・ド・フランスの開幕地となったユトレヒト

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャが2020年8月にオランダのユトレヒトとノールトブラバント州で開幕することは、2018年12月12日に発表されていた。さらに2019年月20日には最初の3ステージのコースが発表されていた。ただし正式な開幕日はこれまで発表されていなかった。

これは2020東京五輪が開催されることで(自転車競技は7月25日から8月9日まで)、通常シーズンの大会日程をUCI(国際自転車競技連合)と調整する必要が生じていたため。実際にツール・ド・フランスは例年よりも1週間早い6月27日から7月19日までの日程となった。

ブエルタ・ア・エスパーニャがオランダで開幕するのは2009年のアッセンに続く2回目。海外開幕は1987年のリスボン(ポルトガル)、2017年のニーム(フランス)を含めて4回目となる。

ユトレヒトは2010年にジロ・デ・イタリア、2015年にツール・ド・フランスの開幕地を務めたこともあり、5年に一度の間隔でグランツールの開幕地となる。

ユトレヒトはミッフィーの作者ディック・ブルーナが生まれ育った町だ

2020年の主要大会の日程を整理すると

5月未定 ジロ・デ・イタリア(ハンガリー・ブダペスト開幕)
6月27日〜7月19日 ツール・ド・フランス(ニース開幕)
7月24日〜8月9日 東京五輪
8月14日〜9月6日 ブエルタ・ア・エスパーニャ(オランダ・ユトレヒト開幕)

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトで開幕する (c) Unipublic

「ようやく正式な日程を発表できて、うれしいニュースとなった」と、ユトレヒトのヤン・ファンザネン市長。
「ユトレヒト市民や観光客がこの地域のすべての資産を楽しめるように、私たちが考えているさまざまなアイデアを実践できるように準備します」

大会を主催するユニパブリックのハビエル・ギレンマネージングディレクターは、この声明に完全に同意。
「ブエルタ・オランダプロジェクトは、私たちの75周年を祝う最良の方法です。新しい国際的なスタートを切れたことをうれしく思うし、オランダが理想的なパートナーであると信じています。2009年にオランダはすでに比類のないホストであることを私たちに証明しています。スペインと密接な歴史的関係を持つ国で開幕できることを誇りに感じます」

ブエルタ・ア・エスパーニャにブルゴスら参戦…22チーム出そろう

2019年8月24日に開幕する第74回ブエルタ・ア・エスパーニャの主催者推薦4チームが5月7日にマドリードで発表された。 UCIワールドチームの18に加えて、ブルゴスBH、カハルラル・セグロスRGA、エウスカディバスクカントリー・ムリアス(以上スペイン)、コフィディス(フランス)が主催者推薦で加わった。

全22チームで1チームは8人編成。大会は9月15日に終幕する。

●UCIワールドチーム
アージェードゥーゼル・ラモンディアル(フランス)
アスタナ(カザフスタン)
バーレーン・メリダ(バーレーン)
ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
CCC(ポーランド)
ドゥクーニンク・クイックステップ(ベルギー)
グルパマFDJ(フランス)
ロット・スーダル(ベルギー)
ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)
モビスター(スペイン)
ディメンションデータ(南アフリカ)
EFエデュケーションファースト(ドイツ)
ユンボ・ビスマ(オランダ)
カチューシャ・アルペシン(スイス)
イネオス(英国)
サンウェブ(ドイツ)
トレック・セガフレード(ドイツ)
UAEエミレーツ(UAE)
●ワイルドカード
ブルゴスBH(スペイン)
カハルラル・セグロスRGA(スペイン)
エウスカディバスクカントリー・ムリアス(スペイン)
コフィディス(フランス)

●第74回ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのオフィシャルソング

スペイン・アリカンテ州出身のラップミュージシャン、アルカノが2019ブエルタ・ア・エスパーニャのオフィシャルソング「Otro intento más」をリリースした。

ブエルタ・ア・エスパーニャが公式ソングを指定して40年になるが、初めて選ばれたラップ曲となる。アルカノはアリカンテ州出身だが、第74回ブエルタ・ア・エスパーニャでは3ステージ、合計400kmにわたって同州を走行する。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ最初の3区間は2月20日発表

2020年のブエルタ・ア・エスパーニャは、その最初の3ステージの全容を2月20日15時(欧州中央時間)からオランダのブレーダで発表する。2月7日に主催者ウニプブリックが明らかにした。

2015年にはツール・ド・フランスの開幕地となったユトレヒト

2020年の大会は8月にオランダのユトレヒトとノールトブラバント州で開幕することが、2018年12月12日に発表されている。同大会がオランダで開幕するのは2009年のアッセンに続く2回目。海外開幕は1987年のリスボン(ポルトガル)、2017年のニーム(フランス)を含めて4回目。

ユトレヒトは第1ステージのチームタイムトライアルの舞台となるとともに、ゼルトゲンボスをスタートする第2ステージのゴールにもなる。ユトレヒトは2010年にジロ・デ・イタリア、2015年にツール・ド・フランスの開幕地を務めたこともあり、5年に一度の間隔でグランツールの開幕地となる。

第3ステージのゴールはブレーダになる。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャはオランダのユトレヒトで開幕する (c) Unipublic

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャ特集サイト

コンチネンタルがブエルタ敢闘賞協賛…交通事故撲滅運動も

コンチネンタルタイヤが第74回ブエルタ・ア・エスパーニャで敢闘賞の協賛会社になった。自動車ドライバーとサイクリストの交通安全をサポートする運動も推進する。

ブエルタ・ア・エスパーニャに協賛するコンチネンタルタイヤ

第74回ブエルタ・ア・エスパーニャは8月24日から9月15日まで開催されるが、ツール・ド・フランス総合優勝を達成した元選手オスカル・ペレイロ(スペイン)をブランドアンバサダーに起用して、全ステージをサポートする。

コンチネンタルタイヤは自動車業界の世界企業。2019年からブエルタ・ア・エスパーニャの協賛会社に復帰し、全日程を通して道路通行のセキュリティ確保をサポートしつつ、交通安全運動を展開していく。

特にドライバーとサイクリストのセキュリティを高める「ディスタンスT」運動を掲げ、不幸な交通事故の撲滅を目指していく。

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース…近年まれに見る難関ルート

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

2019コース発表はツイッターで75万3000ツイートされた

8月24日(土) 第1ステージ サリナスデトレビエハ〜トレビエハ 18km(チームタイムトライアル)
8月25日(日) 第2ステージ ベニドルム〜カルペ 193km★
8月26日(月) 第3ステージ イビ・シウダドデルフゲテ〜アリカンテ 186km★
8月27日(火) 第4ステージ クリェラ〜エルプイグ 177km
8月28日(水) 第5ステージ レリアナ〜ハバランブレ天文台 165.6km★★
8月29日(木) 第6ステージ モラデルビエロス〜アレスデルマエストラト 196.6km★
8月30日(金) 第7ステージ オンダ〜マスデラコスタ 182.4km★★
8月31日(土) 第8ステージ バルス〜イガラダ 168km★
9月1日(日) 第9ステージ アンドラ・ラベリャ〜コルタルスデンカンプス96.6km★★★
9月2日(月) 休養日
9月3日(火) 第10ステージ ジュランソン〜ポー(フランス) 36.1km(個人タイムトライアル)
9月4日(水) 第11ステージ サンパレ(フランス)〜ウルダクスダンチャリネア 169km★
9月5日(木) 第12ステージ シルクイトデナバラ〜ビルバオ 175km★
9月6日(金) 第13ステージ ビルバオ〜ロスマンチュコス 167.3km★★★
9月7日(土) 第14ステージ サンビセンテ・デラバルケラ〜オビエド 189km
9月8日(日) 第15ステージ ティネオ〜サンチュアリオデルアセボ 159km★★★
9月9日(月) 第16ステージ プラビア〜アルトデラクビリャ 155km★★★
9月10日(火) 休養日
9月11日(水) 第17ステージ アランダデドゥエロ〜グアダラハラ 199.7km
9月12日(木) 第18ステージ コムニダドデマドリード〜ベセリルデラシエラ180.9km★★★
9月13日(金) 第19ステージ アビラ〜トレド 163.4km
9月14日(土) 第20ステージ アレナスデサンペドロ〜プラタフォルマ・デグレドス 189km★★★
9月15日(日) 第21ステージ フエンラブラダ〜マドリード 105.6km
総距離:3272.2km ★は難易度
2019ブエルタ・ア・エスパーニャは21区間3272.2km、8人編成で22チームが参戦する

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サプライズのある難関ルート…2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース発表

2019年8月24日から9月15日まで開催される第74回ブエルタ・ア・エスパーニャのコースが12月19日に明らかになった。地中海に近いサリーナス・デ・トレビエハでのチームタイムトライアルで開幕し、50回目となるマドリードにゴールする。総距離3272.2km。

2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

全23日間。平たんステージは6、中程度の山岳区間が4、平たんながらゴールが峠の頂上に設定された区間が2、山岳ステージが7、個人タイムトライアルとチームタイムトライアルが各1。休息2日。

タイムトライアルを除くステージにはボーナスタイムが設定される。ゴールの1〜3着までに10、6、4秒、中間スプリントポイント通過者に3、2、1秒が与えられ、総合時間から差し引かれる。

個人総合成績のリーダージャージが赤色のマイヨロホになって10周年の節目となる。リーダージャージはそれ以外にポイント賞、山岳賞、そして2019年から新設される新人賞。

●2019ブエルタ・ア・エスパーニャのコース

2018年の総合優勝者サイモン・イェーツ(英国)を中央に左が2位エンリク・マス(スペイン)、右が3位ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア) © Unipublic

2019年はマイヨロホが誕生して10年となる

リーダージャージは4つ。上から個人総合時間賞、ポイント賞、山岳賞、新人賞

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ブエルタ・ア・エスパーニャが2019年から新人賞のリーダージャージを新設

最優秀自転車選手賞のヴェロドールを受賞したアレハンドロ・バルベルデ。左は往年の名選手ペドロ・デルガド © Unipublic

2019ブエルタ・ア・エスパーニャ第9ステージ

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ブエルタ・ア・エスパーニャが2019年から新人賞のリーダージャージを新設

グランツールと呼ばれる三大ステージレースの中で、新人賞のリーダージャージが唯一なかったブエルタ・ア・エスパーニャが2019年から新人賞ジャージを新設した。白色のマイヨブランで、2018年まではコンビネーション賞のジャージだった。新人賞ジャージのスポンサーはスペインのガス会社フェニエエネルジアが協賛することになった。

ブエルタ・ア・エスパーニャは2017年から新人賞を設定。リーダージャージはなかったがトロフィーが用意され、2017年はミゲルアンヘル・ロペス(左)、2018年はエンリク・マスが受賞した

新人賞ジャージは26歳未満の選手の中で最も総合成績のいい選手に与えられる。ブエルタ・ア・エスパーニャでは2017年から最終的な新人賞受賞者にトロフィーを贈っていたが、ジロ・デ・イタリアやツール・ド・フランスとは異なりリーダージャージはなかった。

コンビネーション賞は1970年に設定された。個人総合時間、ポイント賞、山岳賞の順位を足して、最も数字が小さい選手が1位となって、マイヨブランを着用する。ただし他の3つのリーダージャージと着用選手が重複することがあり、2位選手に繰り下がることが多かった。