ログリッチがタイムトライアル優勝で首位奪還…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月3日、ミュロス〜ミラドルデエザロ間の33.7kmで第13ステージとして個人タイムトライアルが行われ、前日に首位を陥落したプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が執念のトップタイム。今大会4勝目、大会通算5勝目を挙げた。

個人タイムトライアルで最速記録をたたき出したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

首位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)は49秒遅れの7位。その結果、総合成績でログリッチがカラパスに39秒差をつけて首位を奪還した。

首位を陥落したカラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

今大会唯一の個人タイムトライアル。ログリッチは9月のツール・ド・フランスで、最終日前日にあった個人タイムトライアルで首位を陥落した苦い経験があった。

「ボクがカラパスに遅れるだろうとみんなが思っていたが、今日は脚に余力があって自分を追い込むことができた」とログリッチ。

「他の選手も強いけど、総合優勝のために最後まで全力で戦いたい」と大会連覇に向けて意欲を見せた。

新人賞ジャージのエンリク・マス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

総合1位のマイヨロホを奪還したログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第12ステージにもどる≪≪   ≫≫第14ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

カーシーV、カラパス首位奪還…ブエルタ・ア・エスパーニャ第12S

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは11月1日、ラポララビアナ〜アングリル間の109.4kmで第12ステージが行われ、58秒遅れの総合4位につけていたEFのヒュー・カーシー(英国)がステージ優勝。メジャー初勝利を飾った。

ヒュー・カーシーがステージ優勝。メジャー初勝利を飾った ©PHOTOGOMEZSPORT2020

激坂アングリルにゴールする難関区間は総合優勝をかけて争う有力選手たちが壮絶なバトル。首位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)とタイム差なしで並ぶ総合2位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)は16秒遅れの区間4位。ログリッチは26秒遅れの5位で、カラパスが首位を奪還した。

カーシーは区間1位のボーナスタイムも獲得し、32秒遅れの総合3位に浮上した。

山岳ポイントを取りに行くギヨーム・マルタン ©PHOTOGOMEZSPORT2020

「開幕からここまで多くのエネルギーを消耗してきたので、カーシーのアタックにはついていけず自分のペースで上った。深紅のリーダージャージーを取り戻したのはうれしい」とカラパス。

第12ステージで先行する第1集団 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

ログリッチも正念場の走り ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第11ステージにもどる≪≪   ≫≫第13ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ゴデュ初優勝、ログリッチ0秒差首位守る…ブエルタ・ア・エスパーニャ

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月31日、ビジャビシオサ〜アルトデラファラポナ間の170kmで第11ステージが行われ、グルパマFDJのダビ・ゴデュ(フランス)がゴール手前200mからスパートしてメジャー初優勝を飾った。総合優勝では首位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)がその座を守った。

ダビ・ゴデュがステージ優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

2連続の超難関ステージの初日は、序盤に形成された7人の第1集団に加わったゴデュ(フランス)がゴール手前で抜け出して優勝した。

「ハロウィーンだから絶叫したわけじゃない。困難なシーズンはうまくいかなくて、ようやくホッとできたからだ」とゴデュ。
「ツール・ド・フランスでもいい走りができなくて、やる気を維持するためにこの大会に臨んだ。ゴール前は逆風だったが、スプリント力はあるので自信があった」

新人賞のエンリク・マス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

総合優勝をかけてタイム差なしの大接戦を演じるログリッチと2位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)は、5つの峠を越えたこの日もタイム差なしでゴール。これまでの着順の合計でログリッチが首位を守った。

マイヨロホのログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
山岳賞のギヨーム・マルタン ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

マイヨロホを守ったログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第10ステージにもどる≪≪   ≫≫第12ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ログリッチV3で同タイム首位…ブエルタ・ア・エスパーニャ第10S

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月30日、カストロウルディアレス〜スアンセス間の185kmで第10ステージが行われ、13秒遅れの総合2位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が今大会3勝目。総合成績でも首位を奪還した。

プリモシュ・ログリッチが今大会3勝目 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

ゴール手前が上り坂となるステージで、ログリッチが最後に集団を抜け出してスパートしたことで大集団が二分。首位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)は3秒遅れの第2集団でのゴールとなった。ログリッチは1着のボーナスタイム10秒も獲得し、カラパスとタイム差で並び、これまでの着順の合計で首位に立った。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

大会は第12、13ステージで最難関の山岳に突入する。ツール・ド・フランスで最終日前日に逆転負けを喫したログリッチ。ジロ・デ・イタリア連覇の夢を捨てて日程重複した今大会に乗り込んだカラパス。どちらも母国の自転車人気を高めたヒーローがタイム差なしで勝負どころに挑む。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
アレハンドロ・バルベルデ、ホセ・ロハス、カルロス・バルベロの地元スペイン勢 ©PHOTOGOMEZSPORT2020
2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第10ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

タイム差ゼロで首位を譲り渡したリチャル・カラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第9ステージにもどる≪≪   ≫≫第11ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ログリッチが2勝目…首位カラパスに13秒差に詰め寄る

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月28日、ログロニョ〜アルトデモンカルビリョ間の164kmで第8ステージが行われ、大会連覇をねらうユンボ・ビスマのプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)と首位リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)がゴールまでの上り坂で抜け出し、最後はログリッチが13秒差をつけて優勝した。

ポイント賞ジャージを着るプリモシュ・ログリッチ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

ログリッチは第1ステージに続く2勝目、大会通算3勝目を挙げるとともに、首位を守ったカラパスとの差を13秒にした。

©PHOTOGOMEZSPORT2020

1カ月半前のツール・ド・フランスでは最終日前日に首位陥落。今大会も初日に首位に立ったが、第6ステージでその座を明け渡したログリッチ。この日は未経験の山岳だったが、「チャンスがあれば勝負をかけよう」と積極的に走り、上りに強いカラパスを置き去りにした。

「献身的にアシストしてくれるチームメートのためにも」とエースとしての自覚をもって再び首位を見すえる。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
リチャル・カラパス ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)ギヨーム・マルタン(フランス、コフィディス)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第8ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020

第7ステージにもどる≪≪   ≫≫第9ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram

ログリッチ首位、フルーム脱落…ブエルタ・ア・エスパーニャ開幕

第75回ブエルタ・ア・エスパーニャは10月20日、イルン〜アラーテ間の173kmで第1ステージが行われ、前年覇者であるプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が最後の坂で抜け出してステージ優勝。初日から深紅のリーダージャージを着用した。

ログリッチがブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージで優勝 ©PHOTOGOMEZSPORT2020

2011、2017年の総合優勝者、クリストファー・フルーム(英国、イネオス・グレナディアス)は11分12秒遅れ。区間2位に入ったリチャル・カラパス(エクアドル)は2019ジロ・デ・イタリアを制した実力者だけに、エース交代劇が見られそうだ。

大会は11月8日に首都マドリードにゴールする。

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージ ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ブエルタ・ア・エスパーニャ第1ステージで総合成績の上位進出が期待されていたEFのダニエル・マルティネス(コロンビア)がリタイア ©PHOTOGOMEZSPORT2020
ログリッチから1秒遅れでリチャル・カラパス、ダニエル・マーティン、エステバン・チャベスらがゴール ©PHOTOGOMEZSPORT2020
2019年の覇者ログリッチが初日から首位に立った ©PHOTOGOMEZSPORT2020

●4賞ジャージ
マイヨロホ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベルデ(ポイント賞)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨルナレス(山岳賞)セップ・クス(米国、ユンボ・ビスマ)
□マイヨブランコ(新人賞)エンリク・マス(スペイン、モビスター)

≫≫第2ステージにすすむ

2020ブエルタ・ア・エスパーニャ出場176選手

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャの公式サイト
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのfacebook
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのtwitter
⚫ブエルタ・ア・エスパーニャのinstagram