ポガチャル最速、ファンデルプール首位死守【ツール・ド・フランス5S】

第108回ツール・ド・フランスは6月30日、シャンジェ〜ラバル・エスパスメイエンヌ間の27.2kmで第5ステージとして個人タイムトライアルが行われ、前年の総合優勝者タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が32分00秒の最速タイムをたたき出して区間勝利。大会通算4勝目を挙げた。

2021ツール・ド・フランス第5ステージでトップタイムを記録したポガチャル ©A.S.O. Pauline Ballet

総合1位のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)は31秒遅れの区間5位。総合成績でポガチャルを8秒上回り、首位選手に与えられるマイヨジョーヌを守った。

バイクエクスチェンジのアムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)がスタート ©A.S.O. Charly Lopez
クリストファー・フルーム ©A.S.O. Charly Lopez
ボーラ・ハンスグローエのニルス・ポリッツ(ドイツ) ©A.S.O. Pauline Ballet
ジュリアン・アラフィリップをトリコロール旗が声援 ©A.S.O. Pauline Ballet
ファンデルプールがマイヨジョーヌを守った ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

フランス期待のブノワ・コスヌフロワ(AG2Rシトロエン) ©A.S.O. Charly Lopez

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ファンデルプールがボーナスTで首位に【ツール・ド・フランス2S】

第108回ツール・ド・フランスは6月27日、ペロギレック〜ミュールドブルターニュ間の183.5kmで第2ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのマチュー・ファンデルプール(オランダ)が2位集団に6秒差をつけて初優勝。

ファンデルプールが第2ステージ優勝 ©A.S.O. Charly Lopez

前日の成績で18秒遅れの総合20位だったファンデルプールは途中の特別ポイントで8秒、ゴールで10秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で一気に首位に立った。

キャラバン隊が放水サービス。2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

祖父レイモン・プリドールがなし得なかったマイヨジョーヌを獲得したファンデルプール ©A.S.O. Charly Lopez

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ファンデルプール全力の50km逃げでポガチャルを振り切る

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月14日に第5ステージが行われ、オランダチャンピオンのマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が第3ステージに続いて優勝した。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで逃げ切ったファンデルプール ©Marco Alpozzi – LaPresse

ファンデルプールは悪天候の中で残り50kmから独走。後方ではこれを追うアタックが連発したが、残り17kmでUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が抜け出し、追走する選手らを追い抜かして単独でファンデルプールを追った。

ファンデルプールは全力の走りで最後まで独走。ゴール後は路面に倒れ込むほどのエネルギー消耗で、今大会2勝目を挙げた。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ ©Marco Alpozzi – LaPresse
マチュー・ファンデルプールとそれをマークするポガチャル ©Marco Alpozzi – LaPresse

ポガチャルはファンアールトに10秒差まで詰め寄ったが区間2位。総合成績では2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)との差を1分15秒に開いて首位を守った。

ポガチャルを振り切ってゴールしたファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ポガチャルが首位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ関連ニュース
ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV(2021年3月12日)
ファンデルプールV、ファンアールト首位…ティレーノ〜アドリアティコ3S(2021年3月13日)
ポガチャル区間勝利で総合首位に…ティレーノ〜アドリアティコ4S(2021年3月14日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

ファンデルプールV、ファンアールト首位…ティレーノ〜アドリアティコ3S

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月12日に第3ステージが行われ、オランダチャンピオンのマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が同年代のライバル、ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)をスプリント勝負で制して優勝。

ファンデルプールがティレーノ〜アドリアティコ第3ステージ優勝 ©Marco Alpozzi – LaPresse

2位のファンアールトは総合成績で首位を守り、翌ステージの山岳コースに挑む。

2021ティレーノ〜アドリアティコ第3ステージ ©Marco Alpozzi – LaPresse

「フィニッシュラインでのポーズは、MotoGPライダーをマネしたもの。だれだったか正確に思い出せないけど(実際はファビオ・クアルタラロ)Instagramでそれを見つけ、次に優勝するときはそれをコピーするとチームメイトに約束していた」とファンデルプール。

「昨日は自分自身に少し怒っていたフィナーレでミスを犯したからだ。今日は本当に勝ちたかった。チームは逃げグループを捕らえるという素晴らしい仕事をした。ジュリアン・アラフィリップがチームメートを逃がすためにギャップを作ったが、ファンアールトがすぐに反応した。それは私にとって完璧だった。奇妙な状況だったかもしれないが、うまくいった。ミラノ〜サンレモは別の物語になる。今日のステージ勝利とは比べられないが、個人的にはこのステージ勝利はいい兆候だ」

オランダのファンデルプールがベルギーのファンアールトを制して優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ファンアールトが首位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
新人賞ジャージはタデイ・ポガチャル ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ティレーノ〜アドリアティコ関連ニュース
ティレーノ〜アドリアティコ初日はファンアールト優勝(2021年3月11日)
アラフィリップがティレーノ〜アドリアティコ第2ステージV(2021年3月12日)
●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ

ファンデルプールがストラーデビアンケ優勝…女子もオランダ勢

イタリアのトスカーナ地方の未舗装路を含むルートを走るストラーデビアンケが3月6日に行われ、男子はマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が、女子はシャンタル・ファンデンブロークブラーク(Sdワークス)のオランダ勢が優勝した。

シエナの上りでマチュー・ファンデルプールがジュリアン・アラフィリップに差をつける ©LaPresse – Marco Alpozzi

ファンデルプールは世界チャンピオンのジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥークニンク・クイックステップ)とエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアス)とともに抜け出すと、シエナのゴールに上る石畳の激坂で抜け出して優勝した。

15回目の開催となる男子レースでオランダ選手が優勝したのは初めて。一方、7回目の開催となる女子レースではオランダ勢が4連勝。

シエナを発着とする184kmで争われたストラーデビアンケ ©LaPresse – Fabio Ferrari

総合力のある選手もねらってくる特異なワンデーレース

「これは象徴的なレースだから本当に勝ちたかった。タデイ・ポガチャルやベルナルのように上りが強い選手がたくさん出場してくるので、勝つのが最も難しいレースの1つだと思う。ステージレースの総合優勝を争えるタイプなど多くのチャンピオンがワンデーレースの勝利のために戦うことはあまりない」とファンデルプール。

「今日は自信を持っていたし、かなりいい感じだった。フィナーレのためにエネルギーを節約し、最後のしかけどころを待っていた。コースを見て、いくつかの難しいセクションがあることは知っていた。チームとしても勝利への意欲は高かった。信頼できるチームメイトがいて、彼らがレースの重要なタイミングまでベストポジションで走らせてくれた」

次週は同じイタリアで開催されるステージレースのティレーノ〜アドリアティコに出場するというファンデルプール。さらにワンデーレースのミラノ〜サンレモにベストコンディションで挑みたいと語り、ステージレースへの意欲も口にした。

マチュー・ファンデルプールがストラーデビアンケ優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

5秒遅れの2位となったアラフィリップは、「いつも勝ちたいけど、表彰台に立てたことに満足している。最善を尽くしたので後悔していない」とコメント。

「勝利のために戦ったが、マチューが最強だった。残り約20kmで加速したとき、マチューとワウト・ファンアールトの違いに気づいた。調子はそれほど悪くなかったので、勝負どころに集中していたが、最後の上りでマチューは明らかに最強だった。次の目標はティレーノ〜アドリアティコでステージ優勝すること」

先頭からマチュー・ファンデルプール、ジュリアン・アラフィリップ、エガン・ベルナル ©LaPresse – Fabio Ferrari

スペシャリストではないので3位は驚き…ベルナル

20秒遅れの3位ベルナルは、「正直なところ、ワンデーレースのスペシャリストではないので、トップ3に入ったのは少し驚いた」とコメント。

「マチュー・ファンデルプールと世界チャンピオン(のジュリアン・アラフィリップ)と表彰台に上がれことは大きな名誉。次の目標に向けてモチベーションを高め、自信を与えてくれる。マチュー、ファンアールト、UAEエミレーツの選手たちは本当に強かった。フィナーレはどれだけ脚が残っているかだけの問題だった」

シャンタル・ファンデンブロークブラークとそれを追うエリサ・ロンゴボルギーニ ©LaPresse – Marco Alpozzi

女子はSdワークスチームがレースを掌握

女子はファンデンブロークブラークが地元イタリアのエリサ・ロンゴボルギーニ(トレック・セガフレード)に7秒差をつけて優勝した。9秒遅れの3位には世界チャンピオンでSdワークスに所属するアンナ・ファンデルブレッゲン(オランダ)が入った。

「最後は高速だった。私はチームメート数人と少人数の先頭グループにいた。私の役目はここでアタックすることだった。ロンゴボルギーニがついてきたが、それは承知の上の作戦だった。エリサは上りに強いけど、その後ろにはチームメートが控えていたので」とファンデンブロークブラーク。

シャンタル・ファンデンブロークブラークがストラーデビアンケ女子優勝 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

「チームは私にエリサの後輪についていくように指示した。彼女が優勝するチャンスは私よりも少ないはずだから、彼女が先頭でプッシュし続けることを知っていた。小さなグループのスプリント勝負になればチームメイトが勝てるから。エリサが多くのエネルギーを費やしている間、私は彼女をマークし続けて、最後の上りで彼女を落とすことに成功した。予想外の勝利だったのでとてもうれしい」

シャンタル・ファンデンブロークブラークを中央に左が2位エリサ・ロンゴボルギーニ、右が3位アンナ・ファンデルブレッゲン ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

●ストラーデビアンケのホームページ