ファンデルプール首位死守、S・イェーツV【ジロ・デ・イタリア第2S】

第105回ジロ・デ・イタリアは5月7日、ハンガリーの首都ブダペストで第2ステージとして9.2km個人タイムトライアルが行われ、サイモン・イェーツ(英国、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)がトップタイムで優勝。首位のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)は3秒遅れの区間2位の好タイムで首位を守った。

ブダペスト中心街を走る個人タイムトライアル ©Marco Alpozzi/LaPresse

イェーツは総合成績で11秒遅れの2位に浮上。トム・デュムラン(オランダ、ユンボビスマ)がこの日5秒遅れの区間3位になり、総合成績で16秒遅れの3位となった。

「ハンガリーの人が楽しんでくれてうれしい」イェーツ

サイモン・イェーツが2022ジロ・デ・イタリア第2ステージの個人タイムトライアルで優勝 ©Fabio Ferrari/LaPresse

イェーツは2019パリ〜ニースの第5ステージに続く個人タイムトライアル2勝目。ジロ・デ・イタリアでは2018年に区間3勝、2021年に1勝していて、通算5勝目。

「個人タイムトライアルはいいときもあれば悪いときもある。今日はこれまでで最高の走りだった」とイェーツ。

チーム一丸となってスペシャル機材とコンディショニング調整をして臨んだ。その成果が発揮されたという。

「ファンデルポールがとても速かったことに驚きはない。前日に彼が見せた仕上がりを確認しているからね。今日はタイムを稼ぐことができたが、個人的には今日のタイムはあまり関係ないだろうと思う。これからは全く違うレースになる。今日は、たくさんのハンガリーの人がサイクリングを楽しんでいるのに驚いた。とてもうれしい」

2022ジロ・デ・イタリア第2ステージの個人タイムトライアルで3位に入ったトム・デュムラン(オランダ、ユンボビスマ) ©Fabio Ferrari/LaPresse
ブダペストの子どもたちがジロ・デ・イタリアを観戦 ©LaPresse

「明日はスプリンターのヤコブ・マレツコをアシスト」ファンデルプール

「マリアローザを守るために個人タイムトライアルに挑んだ。それが第一の目標だったが、こんなにトップタイムに近づいたことは、予想以上だった」とファンデルプール。

「まだレース序盤だということもあるが、今日のコースはボクに合っていた。昨日も今日もたくさんのファンに会った。ここの綺麗さにびっくりした。集団スタートのステージでマリアローザを着られるのがうれしい。明日はスプリンターのヤコブ・マツレコのリードアウトをする。大会がイタリアに入り、エトナまでマリアローザを守るのは可能だけど、そこで失うと思う」

2022ジロ・デ・イタリア第2ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザを守ったファンデルプール ©Fabio Ferrari/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マリアアッズーラ(山岳賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
□マリアビアンカ(新人賞) マッテオ・ソブレロ(イタリア、バイクエクスチェンジ・ジェイコ)

マリアローザを守ったファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse

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ファンデルプールがジロ・デ・イタリア初日を制してマリアローザ

第105回ジロ・デ・イタリアは2022年5月6日、ハンガリーの首都ブダペストで開幕。同地からビシェグラードまでの195kmで第1ステージが行われ、マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)がゴール勝負を制して優勝。総合成績で首位になり、マリアローザを着用した。

最後に抜け出したファンデルプール。カレブ・ユアンは落車した ©LaPresse

開幕から3日間はハンガリーで行われ、大会4日目が移動日。全21ステージと休息2日を加えると、例年よりも1増の24日間。29日にベローナで終幕する。

2022ジロ・デ・イタリアは大会史上初めてハンガリーで開幕した ©Fabio Ferrari/LaPresse

ハンガリーの大地を走った第1ステージは、平坦ながらゴール前が上り坂になっていて、ダッシュ力のある選手らが区間勝利と、そして同時についてくるマリアローザを争った。ジロ・デ・イタリア初出場となるファンデルプールとビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)の争いとなり、ファンデルプールが先着した。

2022ジロ・デ・イタリア第1ステージのゴール勝負。右端がファンデルプール ©Marco Alpozzi/LaPresse

「ガッツポーズできないほど全力を出した」

「スプリントは予想通りだったが、もしもう一度やるなら、違ったポジションで挑みたかった。今日は理想的ではなく、ボックスに封じ込まれたので、そこから抜け出すために迂回しなければならなかった」とファンデルプール。

「でも落ち着いて、スプリントのタイミングを完璧に合わせた。両手を空中に掲げるエネルギーは残っていなかった。優勝できて本当にうれしい」

パワーを使い果たして倒れ込んだファンデルプールをチームメートが祝福 ©Fabio Ferrari/LaPresse

ファンデルプールは優勝候補の筆頭にいることに慣れているので、レース前はかなりリラックスしていたという。

「今日はボクにとって、マリアローザを手に入れるまたとない機会だった。数カ月前、ジロ・デ・イタリアに行こうと決めたのは、第1ステージが自分に本当に合うものだったからだ。第2ステージの個人タイムトライアルでリードを維持するのは難しいだろう。やってみるけど、今日やったことにはすでに満足している」

マリアローザを着用したファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto / LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マリアアッズーラ(山岳賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
□マリアビアンカ(新人賞) ビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオ)

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ポガチャル最速、ファンデルプール首位死守【ツール・ド・フランス5S】

第108回ツール・ド・フランスは6月30日、シャンジェ〜ラバル・エスパスメイエンヌ間の27.2kmで第5ステージとして個人タイムトライアルが行われ、前年の総合優勝者タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)が32分00秒の最速タイムをたたき出して区間勝利。大会通算4勝目を挙げた。

2021ツール・ド・フランス第5ステージでトップタイムを記録したポガチャル ©A.S.O. Pauline Ballet

総合1位のマチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)は31秒遅れの区間5位。総合成績でポガチャルを8秒上回り、首位選手に与えられるマイヨジョーヌを守った。

バイクエクスチェンジのアムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)がスタート ©A.S.O. Charly Lopez
クリストファー・フルーム ©A.S.O. Charly Lopez
ボーラ・ハンスグローエのニルス・ポリッツ(ドイツ) ©A.S.O. Pauline Ballet
ジュリアン・アラフィリップをトリコロール旗が声援 ©A.S.O. Pauline Ballet
ファンデルプールがマイヨジョーヌを守った ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)マーク・カベンディッシュ(英国、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)イーデ・スヘリンフ(オランダ、ボーラ・ハンスグローエ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

フランス期待のブノワ・コスヌフロワ(AG2Rシトロエン) ©A.S.O. Charly Lopez

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🇫🇷ツール・ド・フランス2021特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

ファンデルプールがボーナスTで首位に【ツール・ド・フランス2S】

第108回ツール・ド・フランスは6月27日、ペロギレック〜ミュールドブルターニュ間の183.5kmで第2ステージが行われ、アルペシン・フェニックスのマチュー・ファンデルプール(オランダ)が2位集団に6秒差をつけて初優勝。

ファンデルプールが第2ステージ優勝 ©A.S.O. Charly Lopez

前日の成績で18秒遅れの総合20位だったファンデルプールは途中の特別ポイントで8秒、ゴールで10秒のボーナスタイムを獲得し、総合成績で一気に首位に立った。

キャラバン隊が放水サービス。2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Aurélien Vialatte
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
2021ツール・ド・フランス第2ステージ ©A.S.O. Pauline Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
マイヨベール(ポイント賞)ジュリアン・アラフィリップ(フランス、ドゥクーニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)マチュー・ファンデルプール(オランダ、アルペシン・フェニックス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

祖父レイモン・プリドールがなし得なかったマイヨジョーヌを獲得したファンデルプール ©A.S.O. Charly Lopez

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🇫🇷ツール・ド・フランス2021特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

ファンデルプール全力の50km逃げでポガチャルを振り切る

イタリア半島をはさむティレニア海とアドリア海を結ぶ7日間のステージレース、ティレーノ〜アドリアティコは3月14日に第5ステージが行われ、オランダチャンピオンのマチュー・ファンデルプール(アルペシン・フェニックス)が第3ステージに続いて優勝した。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージで逃げ切ったファンデルプール ©Marco Alpozzi – LaPresse

ファンデルプールは悪天候の中で残り50kmから独走。後方ではこれを追うアタックが連発したが、残り17kmでUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が抜け出し、追走する選手らを追い抜かして単独でファンデルプールを追った。

ファンデルプールは全力の走りで最後まで独走。ゴール後は路面に倒れ込むほどのエネルギー消耗で、今大会2勝目を挙げた。

ティレーノ〜アドリアティコ第5ステージ ©Marco Alpozzi – LaPresse
マチュー・ファンデルプールとそれをマークするポガチャル ©Marco Alpozzi – LaPresse

ポガチャルはファンアールトに10秒差まで詰め寄ったが区間2位。総合成績では2位ワウト・ファンアールト(ベルギー、ユンボ・ビスマ)との差を1分15秒に開いて首位を守った。

ポガチャルを振り切ってゴールしたファンデルプール ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
ポガチャルが首位を守った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

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●ティレーノ〜アドリアティコのホームページ