米国No1ランシューズブランドのブルックスからハイペリオンテンポ

アキレスが日本国内における総合販売代理店を務める米国No.1ランニングシューズブランド「BROOKS」では、トップランナーとともにより速く、より長くをコンセプトに開発し、多くのランナーから支持を集める「HYPERION TEMPO(ハイペリオンテンポ)」を7月上旬より新色を加え本格的に販売を開始する。

HYPERION TEMPO  2020年秋冬モデル。 1万8000円(税別)【サイズ】 22.0~29.0cm 【ドロップ】 8mm 【重量】 206g (27.0cm/片足)

「HYPERION TEMPO」は、ブルックスが世界のトップランナーに寄り添うをテーマに、トップランナーとともに4年もの歳月を経て開発したトップモデルであり、彼らが求めていた速さと安定感を両立させることに成功したランニングシューズ。また、2020年2月には限定店舗で先行販売し、多くのランナーの支持を集め再販を求める多くの声が寄せられていた。

ミッドソールに搭載した新素材「DNA FLASH」は、軽量性、クッション性、反発性の3つをバランスよく兼ね備えていて、さまざまなランナーのストライド、スピードに反応し、テンポ走やインターバルトレーニングなどさまざまなスピードトレーニングに対応しつつ、レースにも最適なモデルとなっている。

HYPERION TEMPO(ブラック)

『HYPERION TEMPO』の3大特性

① 軽量かつレスポンス抜群の新素材「DNA FLASH」

第3のミッドソール新素材「DNA FLASH」はエネルギー反発力と軽さを融合させた素材。液化窒素ガスを混ぜて臨界発泡し、成型している。微細な気泡が閉じ込められたミッドソールは、軽さと弾力と反発力を生み出し、さまざまなランナーの走りに対応する。

② ランニングエネルギーを効率化

理想的なフォームで走り続けることを可能にし、トレーニングを効率的にするハイペリオンテンポ。軽量かつレスポンスのいい走り心地とソフトなクッション性を実現したDNA FLASHとのコンビネーションにより、ポイント練習、レースでも粘れる力を引き出してくれる。

③ パフォーマンスフィット

伸縮性と通気性を兼ね備えたエンジニアードナイロンメッシュアッパーは、2WAYの伸縮と3Dプリントの補強でによってランナーの足をしっかりかつ心地よくホールドする。

HYPERION TEMPO(ホワイト)

BROOKSとは
1914年創業の100年を超える歴史をもつ全米シェアNo.1のランニングシューズブランド。
ランニングシューズ界では今でこそ当たり前となったEVA搭載シューズを1975年に開発し、シューズ界の“スタンダード”を確立するなど、数々の革新的技術を搭載したランニングシューズで、ビギナーからトップアスリートまで、数多くのランナーをサポートするとともに今もなお革新性に挑み続ける。
“RUN HAPPY(すべてのランナーに走る喜びを)”をブランドメッセージに、ランニングがライフスタイルとして根付く米国で最も支持されているブランドであり、製造工程におけるブルーサイン認証の取得や昨今の環境問題にも配慮したミッドソールの開発など、サスティナブルな取り組みも高く評価されている。

●ブルックスのホームページ

一山麻緒が女子単独マラソンのアジア新…名古屋の記録が認定

一山麻緒(ワコール)が2020年3月8日に開催された「名古屋ウィメンズマラソン2020」で優勝したときの記録、2時間20分29秒が女子単独マラソン日本記録であり、さらに今回アジア陸連発表の6月20日付け最新アジア記録リストで女子単独マラソンのアジア記録として正式に認められた。日本陸連に連絡があった。

一山麻緒。東京五輪に「挑」と掲げた

ワールドアスレティックスは2016年から女子マラソンについて男女混合と女子単独の2つの世界記録を設定していた。これまでアジア陸連は男女混合と女子単独2つのアジア記録の対応
をしていなかったが、今回最新のリストで一山が女子単独のアジア記録保持者として認
定されたという。

〇一山麻緒選手プロフィール(東京五輪女子マラソン日本代表内定)
〇日本記録
〇世界記録
〇名古屋ウィメンズマラソン公式 WEB サイト

トライアスロン界のレジェンド宮塚英也のストライドラボが那須にオープン

北関東地区で初めてのALTRAシューズブランドの直営店であるSTRIDE LAB(ストライドラボ)那須店が栃木県那須塩原市にオープンした。ランニング・ウオーキング・ハイキングを通じて地域に合わせた楽しみ方を提案。健康レベルの向上に貢献していきたいという。

ストライドラボ那須店の宮塚英也さん(中央)ら

那須塩原市を拠点に活動する宮塚英也スポーツ研究所、ミナト製薬、ナチュラルランニングによる怪我の予防を提唱するシューズブランド「ALTRA」を展開するロータスの3社共同で展開するランニングショップ。宮塚英也さんは1988アイアンマン・トライアスロンワールドチャンピオンシップで9位になった元トライアスロン選手。

エスカランテ レーサー ボストンは男女別にモデルが用意されている
多様なモデルがラインナップする

ストライドラボ那須の目的
ウオーキング・ランニング・ハイキングなどの生涯継続スポーツの、地域に合わせた楽しみ方・続け方を提案し、地域の健康レベルの向上に貢献していく。

ストライドラボ那須のサービスメニュー
アスリート向けサービスとして呼気ガス分析をはじめとした、最先端のスポーツ理論に基づき、アスリートのパフォーマンス向上のサポート。

一般消費者向け健康増進サポート事業
①ウォーキング・ランニング・登山教室の開催
②スポーツギア販売による、外反母趾や足のトラブル相談

ウォーキング・ランニング・ハイキングなどを生涯継続できるスポーツとして地域に合わせた楽しみ方・続け方を提案していく
5月8日にオープンすると待ち望んでいたアスリートが数多く来店
トライアスロン界のレジェンド、宮塚英也さんがフィッティングしてくれた
つま先部分がカモノハシのくちばしのようにワイドでゆとりがあるのが特徴
普段使いできるカジュアルなVALI。1万4000円(税別)
ALTRAのランニングシューズの中で、最もフルマラソンのタイムを求める人に選ばれているエスカランテ レーサー ボストン。1万6500円(税別)
アルトラで最も人気の高いトレイルシューズの新バージョン。1万5000円(税別)

最新の呼気ガス分析装置でトレーニングやフィットネスをサポート

呼気中の酸素及び二酸化炭素の濃度/容量を即座に分析して効率的に身体目標へ到着できるようにサポートする呼気ガス測定デバイスも設置され、有料で自らのパフォーマンスレベルを知ることができる。効果的なトレーニングの提案、理想的なカロリー消費/栄養補給タイミングなど、個々のユーザーが求めるデータを簡単に知ることができる。

呼気ガス測定マシンでVO2MAXやAT値などの身体データが測定できる

【オープン記念価格】ランニング測定(RMR+AeT値+AT値+VO2MAX測定)
120分、1万6500円(税込み)

自己ベストの近道! ランニング指標測定からのトレーニングプランのアドバイス。トライアスロン界のレジェンド宮塚さんが、測定からアドバイスしてくれる。
○パフォーマンスを分析する重要な指標
RER(呼吸交換比)・・基礎代謝に使われるエネルギの脂質と糖質の割合がわかる。
AeT値(有酸素性作業閾値)・・有酸素運動がはじまるタイミングの指標。
AT値(無酸素性作業閾値)・・トレーニングプランを作成するための重要な指標。フルマラソンのペース目安としても活用できる。
VO2MAX(最大酸素摂取量)・・現在の運動能力の指標となる。

上記4指標を最新の呼気ガス分析装置「CardioCoach」で測定すると、運動中の強度によって、エネルギーとして糖をどの程度つかっているか、脂肪をどの程度つかっているか明確に数値で表すことができる。

エネルギー源が脂肪なのか糖なのかが分かる。脂肪をより燃焼する心拍数を知ればフィットネスも簡単

こちらのデータをもとに、宮塚英也スポーツ研究所所長の宮塚さんが目標にあわせたトレーニング内容の提案をする。限られたトレーニング時間を、必要な運動強度に合わせて効率よくプランニングすることにより、目標までの最短路を提案してくれるというもの。

トレッドミルの速度を上げると心拍数が上昇する。赤と緑のラインが交差する場所が有酸素と無酸素の境界、AT値

☆オープン記念価格の特典
①通常2万7000円のフルパッケージがお試し価格で
定価:RMRのみ1万1000円、AT+VO2MAX 2万円、RMR+AT+VO2MAX 2万7000円
※自身のバイクを持ち込んでもらえればバイクでの測定も可能
②脂質代謝をサポートするMCTオイル配合のサプリメント【カイメラエブリデイ(4300円)】をプレゼント

現役引退したものの宮塚さんのVO2MAXは57.3

宮塚英也スポーツ研究所 宮塚英也
ただ1人アイアンマントライアスロンの最高峰アイアンマンハワイワールドチャンピオンシップ(水泳3.86km、自転車走行180.25km、マラソン42.195km)のトップ10入りを2度(1988年と1994年)成し遂げたトライアスリート界のレジェンド。指導にも定評があり、日本最大級のトライアスロン部がある東北大学のコーチなど、国内トップアスリートのトレーニングをサポート。

ローンピークシリーズの耐水ミッドカットモデル。2万3000円(税別)

STRIDE LAB 那須
〒329-3156 栃木県那須塩原市方京1-1-19
電話 0287-74-3134
那須塩原駅西口徒歩3分
●ストライドラボのホームページ
●呼気ガス分析の予約サイト

Garminコーチ完結編…使いこなせば確実にタイムは伸びる!

GPSと光学式心拍計で測定したトレーニングデータを無償提供アプリで解析し、個人目標を達成するために必要なトレーニングメニューを提示してくれる「Garmin(ガーミン)コーチ」が使える! アプリの新メニューとして搭載された「ペースプロ」もスゴ技。本番レースで序盤から突っ込むか抑えるか、上りで積極的に走るか休むかなどがプログラムでき、目標達成を強力にサポートしてくれるのだ。

Garminコーチは動画やコラムでも役立ち情報を随時提供してくれる

アプリのアップデートでかなり使えるものになった

健康維持のために目標設定する。マラソンに挑戦する。在宅ワークで増えてしまった体重を落とす。次のレースで自己ベストを出す。個人的な目標やフィットネスレベルにかかわらず、成功を支援するトレーニングプランが無料アプリで使える時代になった。

Garmin社が取得した膨大なワークアウトデータを検証し、世界でトップをいくコーチたちから専門的なアドバイスを自動的に提供する。そんなサービスを見過ごすことはない。自分にぴったりのプランを見つけ、スマホにダウンロードしたGarmin Connectアプリに追加すれば第一段階クリア。週ごとのワークアウトが手首に装備したGarminデバイスに送信されるので、それを地道に実行するだけだ。

21週にわたるハーフマラソンのトレーニングを完結。よくできました

ボクの場合は東日本大震災以来連続出場してきた4月中旬のハーフマラソンをターゲットにして、21週に及ぶトレーニングメニューを開始していた。新型コロナウイルス感染拡大により大会は開催中止となったが、Garminアプリのバーチャルコーチトレーニングは継続していて、調整期間となる最終週まできっちりと練習できた。

目標タイムをクリアできる「確実性」を示した円グラフが振り切れるほどいい感じで仕上がった。走れば必ず自己ベストが出せる自信はある。Garminコーチは1年前、「ホントに使えないアプリ」だったが、どんどんアップデートされて、それと同時にこのプログラムのクセも把握したので有効活用できたのが自信の裏付けだ。

次のメニュー、1週間単位のメニューのほか、動画でも情報が送られてくる

ちょうど1年前、Garminコーチを使って2019東京マラソンのためのトレーニングを試みたのだが、当時は大失敗した。目標とする距離設定が「Garminコーチ5K」しか選択できなかったからだ。

「これは使えない」と、しばらく無視していたが、「10Kプラン」と「ハーフマラソンプラン」が追加になっていた。初級者から中級者までのトレーニング指針となることは確かだと感じられる。

これらの項目を設定すればパーソナルなメニューが作成される
パソコンではインターネットのGarminサイトにアクセスすればスマホと同じ情報が見られる

「Garminコーチ」ってどんなものなの?

「Garminコーチ」は、Garminデバイスで計測した各種データを無償提供アプリで自動解析し、スマホの中の仮想コーチがトレーニングメニューを提示してくれ、それをこなしていくうちにランの記録が向上していくという、夢のようなシステムなのだ。設定などは前回コラムを確認のほど。

●Garminコーチがさらに進化…パーソナルに目標達成を後押し

コンディションを色別に把握できる。ただし上り調子のプロダクティブやピークで言いタイムが出るとは限らないのがフシギ

レース当日が近づいてからの極めて繊細なコンディショニングも支援してくれる。長期的トレーニングは準備期、走り込み期、改善期、調整期などがあるはずだが、それがプログラムされているのでパーソナルトレーナーの指導を受けているかのように、ベストに近い状態でレースに臨めることをたやすくしたのである。

走り込み期には週に一度ほどのタイムトライアルなどがあって、その実走データが解析されて、翌週のメニューや強度が変更されるような仕組み。調整期には次第に負荷を落としていき、疲れを残さずレース当日を迎えられるはずだ。

アプリには「トレーニングステータス」が表示される項目があるので、「ピーク」の表示でレースを迎えられれば最高の記録が誕生する可能性が高い。こういった可視化を実現しているのが、このアプリの最大の功績だ。

パソコンのガーミンコネクトサイトで身体変化をチェックして励みにしたい

スゴいのは「ペースプロ」という最新プログラム

Garminコーチはこのように、レースの準備期間として有効だが、アプリには実戦で使える最新プログラムも追加された。それが「ペースプロ」だ。

レースコースの高度変化や疲労などの要因により、レース全体を通してペースは常に変化する。ペースプロは、これらの要素を考慮して推奨されるペースを示してくれるというもの。ペースプロでレース戦略を計画することができるのが特徴だ。コースと目標の詳細をいくつか指定すれば、ペースプロがカスタマイズしたペース戦略を作成するのだ。

1年前の目標レースに挑戦したときにGPSでデータ取得していればそのコースの起伏などが記録されているので、それを目標レースとして選択する。まだ走ったことのないレースなら「マラソン」や「10km」といった距離から選択する。ただし後者の場合はアップダウン情報が取得できていないので、上り坂をどんなペースでいくかはカスタマイズできなくなる。あくまでも距離をにらんでのペースだ。

そして重要なのはペース配分という戦略だ。じつはこれ、Garmin Connectアプリで編集することができる。

まずは目標タイムを入力しよう。次に入力するのがペース戦略で、ポジティブスプリットとネガティブスプリットがある。ポジティブスプリットは、レースの前半をより速く走ることを意味。ネガティブスプリットはその逆で、レースの後半をより速く走ることで後半に追い上げる走りをすることs。

アプリには左右に動くスライダが用意されているので、それを動かしてペース戦略を自分に最適なものに調整していく。多くのランニングの専門家は、わずかにネガティブスプリット寄りのペース戦略を推奨しているという。

ペースプロ。左中断のスライダを動かすとペース設定が変化していくのが楽しい

上り坂をどう走るかも設定できる

レースコースのアップダウンは、レースのペースを計画するうえで大きな要因となる。上り坂に時間をかけて楽に走りたいという人もいれば、積極的に攻めることを好む人もいる。前者ならイージー、後者ならハードにスライダを動かして、上り坂の運動量を調整し、最適なものに合わせることができる。

多くのランニングの専門家は、レースの後半に備えて持久力を温存するために、上り坂で少しペースを落とすことを推奨しているという。

作成した戦略をGarminデバイスと同期すれば手元で確認しながら走ることができる。レースのさまざまな区間のペースを色分けし、その情報を確認しながら走るといい。

●GarminのGPSデバイスレビュー特設サイト
●connect garmin.comのホームページ

青学大で箱根駅伝優勝の吉田祐也がGMOで現役続行

GMOインターネットは、世界で戦うNo.1アスリートの育成を行う「GMOアスリーツ」の選手として、男子陸上長距離の吉田祐也(青山学院大4年)の所属が内定しましたことを発表した。2020年4月1日入社予定。

左からGMOインターネット取締役副社長 兼 GMOアスリーツ部長の安田昌史、吉田祐也、GMOアスリーツの花田勝彦監督

吉田は、全日本大学駅伝2018年大会で5区区間賞、2019年大会で5区区間3位、2020年の箱根駅伝では第4区区間賞と区間新記録を樹立し、青山学院大の総合優勝に貢献した。さらに、2020年2月に開催された別府大分毎日マラソンでは、マラソン初出場ながら2時間8分30秒の好記録で総合3位(日本人トップ)という結果を残し、今後のさらなる活躍が期待されている。

「GMOアスリーツ」は、世界の大舞台での活躍を目指す吉田がこの先も競技活動に専念できるよう、GMOインターネットグループの総力を挙げて支援していきたいという。

責任感を持って愚直に取り組みたいと吉田

●吉田祐也のコメント
2020年度からGMOインターネットグループ(GMOアスリーツ)に所属し競技を続けることにいたしました。日々支え、応援してくださるみなさん、尊敬できる先輩方や監督とともに、2024年パリオリンピック、2028年ロサンゼルスオリンピックのマラソン日本代表を目指します。社会人として「走ることを楽しむ」気持ちに加え、「責任感」を持って、長い時間をかけ地道に愚直に取り組んでいきます。これまで同様、個人、チームともに応援のほどよろしくお願いします。

吉田祐也プロフィール
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■名前     :吉田祐也(よしだ ゆうや)
■出身地    :埼玉県
■生年月日   :1997年4月23日
■主な成績・記録:5000m公認:14分02秒18
         10000m公認:28分42秒58
         フルマラソン公認:2時間08分30秒
         2018年全日本大学駅伝:第5区走者・1位
         2019年全日本大学駅伝:第5区走者・3位
         2020年箱根駅伝:第4区走者・1位(区間新)
         2020年別府大分毎日マラソン:3位(日本人1位/学生歴代2位)

GMOアスリーツとは

GMOインターネットグループは多くの人の笑顔・感動を創造するべく、さまざまな文化・スポーツの活動支援・協賛を行っている。その一環として2016年4月1日に、「世界に通用するNo.1アスリートの育成」を目的に「GMOアスリーツ」を創設。現在は男子陸上競技(長距離)のアスリートを支援している。
公式サイトURL
公式選手プロフィールURL
公式Facebook
GMOアスリーツ紹介動画

Garminコーチがさらに進化…パーソナルに目標達成を後押し

GPSで計測した走行データを分析し、設定した目標をクリアするために必要なトレーニングメニューを提示してくれる「Garmin(ガーミン)コーチ」が飛躍的に進化した。陸上部などに所属せず、指導者を持たない一般ランナーにとっては、とても便利なプログラムだ。

世界でトップを行くコーチからの専門的なアドバイスがもらえる

ラントレーニングの理想は、専門知識を有するコーチに直接指導してもらい、ターゲットとする目標や実力レベルに合ったメニューを組んでもらうこと。でも普通のランナーにはそんな環境は望めない。有料のランニングクリニックに参加するなどが精一杯だ。

右上の丸が記録達成の確実を示す。緑はほぼ確実、黄色はもっと努力する必要がある
GPSで取得したこれまでのデータをもとに検証済みのワークアウトが提示される

そこで、光学式心拍計を搭載したGPSデバイスを使ってトレーニングする方法をご紹介。GPSデバイスは購入する必要があるが、アプリは無償ダウンロードできるので、手持ちのスマホがあれば十分。アプリ名はGarmin Connect。パソコンではインターネットサイトのconnect garmin.comで同様のことができる。

アプリを起動させるだけでデバイスと自動的に同期が始まる

これまでは5km練習しか設定できなかった

ちょうど1年前にも「Garminコーチ」を使って2019東京マラソンのためのトレーニングを試みたのだが、その当時は大失敗した。目標とする距離設定が「Garminコーチ5K」しか選択できなかったからだ。

●以前のコラム
心拍計搭載のGPSウォッチとアプリでGARMINコーチにランニング指導を受けてみた

素人考えで、「レース距離は違っても走る練習だから」と5kmのタイム向上を目指す練習メニューをやってしまったのだから、当然のように無理があった。

算出される実績がよかったことも拍車をかけて、精神的にちょっと弱いボクのハートには負荷が高かったようだ。筋肉群は順調に強化されたが、精神的に不安定になってしまって、一時期練習を中断するハメに。

やっぱりフルマラソンはフルマラソンのメニューでなければダメです。

この日のメニューを消化するとオレンジのデータが表示され、よくできましたとホメてくれる
パソコン版のGarminコーチ。細かなパーソナル設定ができる

「Garminコーチ、使えないな」と思って、しばらく無視していたら、「10Kプラン」と「ハーフマラソンプラン」が追加になっていた。折しも2020東京マラソンの抽選に落ちたので、ターゲットを21週後のハーフマラソンに設定。そうして再び「Garminコーチ」を使い始めた。

結論から言うと、今回のアップデートでかなりのところまでできるようになっていた。初級者から中級者までのトレーニング指針となることは確実で、使いようによってかなり効果的にレベルアップに貢献してくれる。

日本語テロップがついたビデオメッセージも定期的に送られてくる

「Garminコーチ」ってどんなものなの?

「Garminコーチ」は、Garminデバイスで計測した各種データを無償提供アプリで自動分析し、スマホの中の仮想コーチがトレーニングメニューを提示してくれ、それをこなしていくうちにランの記録が向上していくという、夢のようなシステムだ。

今回のアップデートはGPSデバイスのほうではなく、アプリ側で改良された。数あるGarmin社製デバイスのなかで、VO2 Maxが測定できる機種なら「Garminコーチ」が使える。ボクが使っているデバイスはすでに購入から2年が経過しているGarmin Fenix 5 Sapphireだが、アプリ側のアップデートは定期的に行われているので、できることは今後もどんどん増えていきそうだ。

メニューは日程変更できるが、過ぎてしまったメニューは変更できない
ビデオや日本語訳されたテキストで効率的な練習方法を習得する

それでは実際に「Garminコーチ」を使ってみよう。

まずアプリをダウンロードしたスマホで、目標とする大会の距離を「5km」「10km」「ハーフマラソン」から選ぶ。続いて「週に何日走れるか」といった個人的な生活環境を入力すると、アプリの中でそれを考慮した週間メニューがプログラムされる。基本的には週末に所要時間のかかるメニューが組み込まれるが、そのあたりは編集することも可能。

いくつかも項目を入力すれば、デバイス上のランニングコーチが無料トレーニングプランを提供してくれるという仕組みだ。

アプリにはコンディションの波も表示される
コンディションを把握すればレース日に絶好調を持ってくることができるかも

コーチから与えられるワークアウトは、同期を済ませているGarminデバイスとデータのやり取りをするごとに、自動的にデバイスに転送されるからとても便利。メニューは1週間単位で提供され、どうしてもこの日は走れないなと思ったらアプリでスケジュール変更すれば、次の同期時にデバイスに送り込まれる。 陸上部でもなく、ランニングクリニック参加者でもないボクにとって、ランのパーソナルトレーナーがいつでも身近にいてくれるという安心感がうれしい。

はじめのころに提供されるメニューは意外とクリアしやすい。経験上はここで頑張りすぎず、デバイスとの関係を良好にできるように気軽にこなしていくのがいい。そのうちにインターバルが登場したり、タイムトライアルをするように提案される。

トレーニング負荷を見れば練習が足らないか、オーバートレーニングかが見極められる

こういったメニューの消化率や実績、タイムトライアルのデータなどを取り込んで、次週のメニューが作られる。そのため翌週以降のメニューをクリックしても、「詳細情報は随時お伝えします」と明らかにしてくれない。

メニューは徐々にレベルが上がっていくが、うまく消化していくと設定タイムをクリアする確率も高まっていく。仕事や所用でメニューがクリアできなくても焦る必要はない。それはそれで次週のメニューが再構成されるからだ。

さらにレース日が近づくとコンディショニングのためにメニューが抑えられるので、なにも考えずに提案されたものをしっかりやっておけばそのままレース当日を迎えられるというのがいい。

そんなこんなで、意外ときめ細かい。次回のハーフマラソンでどんなタイムが出るか、とても楽しみ!

●GarminのGPSデバイスレビュー特設サイト
●connect garmin.comのホームページ

大迫傑と一山麻緒が東京五輪へ…マラソン男女代表が決定

ワコールの一山麻緒(22)が、3月8日に行われたMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)ファイナルチャレンジの名古屋ウイメンズマラソンで、日本女子歴代4位となる2時間20分29秒で優勝。東京五輪マラソン代表の座をつかんだ。

ナイキの大迫傑(左)とワコールの一山麻緒

また男子は、同日に行われたびわ湖毎日マラソンで、ナイキの大迫傑(28)が持つ日本記録2時間5分29秒を上回る選手がいなかったため、MGCファイナルチャレンジの東京マラソンでこの記録を出した大迫が東京五輪代表となった。

ナイキの大迫傑が2020東京マラソンで日本新記録
ナイキの大迫傑
22歳とMGC最年少の一山麻緒。東京五輪に「挑」と掲げた
一山麻緒はMGCで果敢に飛び出すが後半に失速した

●2020東京五輪マラソン男女日本代表
中村匠吾(26=富士通)
服部勇馬(25=トヨタ自動車)
大迫傑(28=ナイキ)
前田穂南(23=天満屋)
鈴木亜由子(28=日本郵政グループ)
ー山麻緒(22=ワコール)

富士通の中村匠吾がMGCで優勝
天満屋の前田穂南がMGCで優勝
富士通の中村匠吾
MGCで服部勇馬が大迫傑を振り切って2位に
トヨタ自動車の服部勇馬

激闘のMGCがついにフィナーレ

2019年9月15日に行われたMGCで、男子優勝の中村匠吾(26=富士通)、2位の服部勇馬、女子優勝の前田穂南(23=天満屋)、2位の鈴木亜由子(28=日本郵政グループ)を含め、男女各3選手の五輪代表が確定したことになる。

東京五輪のマラソンは男子が8月9日、女子はが8月8日、どちらも北海道札幌市で午前7時にスタートする。

MGC1位の前田穂南(右)と2位の鈴木亜由子
日本郵政グループの鈴木亜由子

●MGCのホームページ

2019年9月から2020年3月まで東京五輪マラソン代表を懸けたMGCシリーズが行われた

ブルックスも厚底…ハイペリオンエリート世界同時発売

米国ランニングシューズブランド「BROOKS」がトップモデルとしてHYPERION ELITE(ハイペリオンエリート)の世界同時発売する。日本ではアキレスが2月29日(土)から新宿西口ハルクや主要店舗10店のほか、「BROOKS」公式サイトで220足を限定発売する。

ブルックスのハイペリオン エリート

「HYPERION ELITE」は「BROOKS」がトップランナーとともに4年の歳月を経て開発したトップモデル。世界のトップランナーに寄り添うことをテーマに、彼らが求めていた速さと安定感を両立させることに成功した。独自のミッドソール材とカーボンプレートを搭載しているため、走行中の足首やその付近のブレが競合品より少なく、レース後半までの走力を少しでも温存し、より速くより長く走れるという。


ハイペリオンエリートの3大特性

伸縮性に富むメッシュアッパーが快適なフィット感を生み出す

① ミッドソール材「DNA ZERO」フォーム

軽量(従来モデルから45%軽量化、15%ソフト化)なのに必要十分な硬度と反発力を持ち 、足首の内反やブレを軽減。ランニングフォームの安定に加え、エネルギーロスの軽減にもつながる。試走したアスリートから「足首 が安定し、力を伝えやすい」という声も聞かれた。

強力な推進力を生む可変形状カーボンプレートを内装

② 強力な推進力を生む可変形状カーボンプレート搭載

その復元力で踏み蹴り動作を助けふくらはぎ部・下腿三等筋(かたいさんとうきん)の筋活動を軽減。レース後半までの走力を温存できる。

③ 着地時の安定感をサポートするソール形状

接地面積を最適化したソール形状が安定した着地を生む

ドロップ(シューズのつま先と踵のソールの厚さの差)8mmで自然な前傾姿勢と体重移動を生み出す。

【価格】 2万7000円(税別)
【サイズ】 25.0~28.0cm
【ソール厚さ(大―小)】 35mm-27mm
【ドロップ】 8mm
【重量】 196g (27.0cm/片足)


ブルックスとは

「BROOKS」は1914 年の創業以降、数々の革新的技術を搭載したランニングシューズでビギナーからトップアスリートまで、多くのランナーたちをサポートしてきた。2018 年には米国ランニングシューズ専門店における大人用ランニングシューズカテゴリー(販売価格100ドル以上)で No.1のシェアを誇る。日常のランニングが身体と心にいい変化を与える“RUN HAPPY”をブランドアイデンティティに、ランニングがライフスタイルとして根付く米国で支持されている。また製造工程におけるブルーサイン認証の取得や昨今の環境問題にも配慮したミッドソールの開発など、サスティナブルな取り組みも高く評価されている。