赤星憲広が追いつかれるまで逃げ続けるラン大会アンバサダー

全世界で参加者が一斉にスタートして、追いつかれるまで逃げ続けるランニングイベント「Wings for Life World Run(ウィングス・フォー・ライフ・ワールドラン)」のイベントアンバサダーに元プロ野球選手で野球評論家、プロ野球解説者として活躍中の赤星憲広さんが就任した。

赤星憲広

脊髄損傷の治療方法発見に取り組む研究の資金助成を目的に全世界で一斉にスタートするイベント。日本時間の5月7日(日)20時スタートで、地球上で最後まで捕まらなかった選手がチャンピオンとなる。

2022年の東京でのアプリラン・イベントに参加した鬼塚雅と紀平梨花 ©Jason Halayko for Wings for Life World Run

5年連続盗塁王、脊髄損傷で引退した赤星憲広さん

赤星さんは2000年に阪神タイガース入団。1年目に盗塁王と新人王を獲得し、2005年まで5年連続盗塁王を獲得。2007年に1000本安打を達成し、ゴールデングラブ賞を6度受賞している。

俊足を生かした全力プレーでチ ームを牽引したが、2009年に試合中のダイビングキャッチで脊髄を損傷し、同年惜しまれながら現役を引退した。

豊田スタジアム ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

足に病をかかえる一人のファンとの出会いをきっかけに選手時代から盗塁数と同数の車いすを寄贈する活動をしていて、2004年には社会福祉活動に貢献したプロ野球選手に贈られるゴールデンスピリット賞を受賞。少年野球普及とともに車いす寄贈活動を目的とした「Ring of Red ~赤星憲広の輪を広げる基金~」を設立して協力の輪を広げている。

豊田スタジアム ©Suguru Saito for Wings for Life World Run

脊椎損傷治療法の発見という夢の実現に貢献したい

「Wings for Life World Run日本ナショナルアンバサダーに就任させていただきました」と赤星さん。

「私自身も現役時代に脊椎を損傷し、いまだに痺れが残っている状態です。私自身の経験やこれからの活動を通し、一人でも多くの方にWings for Life World Runを知っていただき、認知していただけるよう尽力したいと思います。アンバサダーとして、そして当事者としてさまざまな取り組みを行うことで、Wings for Life財団の“脊椎損傷治療法の発見”という大きな夢の実現に少しでも貢献できれば幸いです」

追いつかれるまで逃げ続けるワールドランに出てみた

追いつかれるまで逃げ続けるランニング大会、Wings for Life World Runが2021年5月9日、UTC協定世界時午前11時、日本時間で20時にスタートした。新潟県南魚沼市の会場に集まった参加者とともに精いっぱい逃げた。今回はそのレポート。