クビアトコウスキー初優勝…ツール・ド・フランス第18S

第107回ツール・ド・フランスは9月17日、メリベル〜ラロシュ・シュル・フォロン間の175kmで第18ステージを行い、ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)とリチャル・カラパス(エクアドル)のイネオス・グレナディアス勢がワンツーフィニッシュ。先着したクビアトコウスキーが初勝利、先を譲ったカラパスが山岳賞部門でトップに立った。

ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)、マルク・ヒルシ(スイス)、リチャル・カラパス(エクアドル)、ペリョ・ビルバオ(スペイン) ©A.S.O. Alex Broadway

総合優勝争いでは、首位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が57秒遅れの総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)の攻撃を許さず同タイムでゴール。初の総合優勝に一歩前進した。

2020ツール・ド・フランス第18ステージ ©A.S.O. Pauline-Ballet
2020ツール・ド・フランス第18ステージ ©A.S.O. Alex Broadway
第1集団の中にはリチャル・カラパスやヨナタン・カストロビエホ(スペイン)のイネオス・グレナディアス勢が加わった ©A.S.O. Alex Broadway
マイヨジョーヌのログリッチを援護するユンボ・ビスマ勢 ©A.S.O. Alex Broadway
下りで落車したマルク・ヒルシ ©A.S.O. Alex Broadway
2020ツール・ド・フランス第18ステージ ©A.S.O. Alex Broadway
ドゥークニンク・クイックステップのティム・デクレルクとジュリアン・アラフィリップ  ©A.S.O. Alex Broadway
山岳を乗り切りポイント賞獲得が見えてきたサム・ベネット ©A.S.O. Alex Broadway
第18ステージを制したクビアトコウスキー ©A.S.O.-Thomas-Maheux
第18ステージでカルパスが山岳賞1位に ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)リチャル・カラパス(エクアドル、イネオス・グレナディアス)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2020ツール・ド・フランス第18ステージ ©A.S.O. Alex Broadway

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ロペス初優勝…ログリッチがポガチャルをリード…ツール・ド・フランス17S

第107回ツール・ド・フランスは9月16日、アルプスを舞台とした今大会最難関の第17ステージをグルノーブルからメリベル・ラロズ峠までの170kmで行われ、アスタナのミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)が首位プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)と総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)を振り切って初優勝した。

2020ツール・ド・フランス第17ステージ ©A.S.O. Charly-López

総合優勝争いでは、区間2位のログリッチが同3位のポガチャルに15秒差をつけた。ボーナスタイム差を合わせて2選手の差は40秒から57秒に開いた。

エマニュエル・マクロン大統領がツール・ド・フランスを訪問 ©A.S.O. Pauline_Ballet
2020ツール・ド・フランス第17ステージ ©A.S.O. Charly-López
2020ツール・ド・フランス第17ステージ ©A.S.O. Alex Broadway
マドレーヌ峠からダウンヒル ©A.S.O. Pauline_Ballet
2020ツール・ド・フランス第17ステージ ©A.S.O. Charly-López
独走するリチャル・カラパス ©A.S.O. Alex Broadway
ミゲルアンヘル・ロペスがツール・ド・フランス第17ステージ優勝 ©A.S.O. Pauline_Ballet
エマニュエル・マクロン大統領に目礼するマイヨジョーヌのログリッチ ©A.S.O. Pauline_Ballet

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

2020ツール・ド・フランス第17ステージ ©A.S.O. Charly-López

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ケムナがカラパスを制して第16S優勝…ツール・ド・フランス

第107回ツール・ド・フランスは9月15日、ラツールデュパン〜ビラールドランス間の164kmで第16ステージが行われ、ボーラ・ハンスグローエのレナード・ケムナ(ドイツ)とイネオス・グレナディアスのリチャル・カラパス(エクアドル)の争いとなり、残り20kmでケムナが抜け出して初勝利した。

レナード・ケムナが独走 ©A.S.O. Alex Broadway

総合成績では首位のプリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)が総合2位タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)を封じ込めてマイヨジョーヌを守った。

マイヨジョーヌのログリッチをその前後でアシストするチームメート ©A.S.O. Pauline Ballet

2回目の休息日となる14日に行われた、今大会4回目のPCR検査は選手・スタッフ合わせて785人全員が陰性だった。フランスの人口は6700万人で累積感染者数は40万人。ツール・ド・フランスの選手・チームスタッフ785人をテストすれば、単純計算で4.71人は陽性となる。その結果はすべて陰性。主催者が大会前に打ち出した「バブル」という考え方が感染を阻止したか。注目すべき事象だ。

ツール・ド・フランス第16ステージ ©A.S.O. Charly Lopez
第16ステージで抜け出して区間勝利を目指す先頭集団 ©A.S.O. Alex Broadway
総合2位のタデイ・ポガチャルは新人賞ジャージを着る ©A.S.O. Alex Broadway
ツール・ド・フランス第16ステージ ©A.S.O. Thomas Maheux
リチャル・カラパスのアタックをレナード・ケムナが許さず ©A.S.O. Alex Broadway
この日自由に動けるようになったリチャル・カラパス ©A.S.O. Pauline Ballet
ツール・ド・フランス第16ステージ ©A.S.O. Thomas Maheux

●4賞ジャージ
マイヨジョーヌ(個人総合成績)プリモシュ・ログリッチ(スロベニア、ユンボ・ビスマ)
マイヨベール(ポイント賞)サム・ベネット(アイルランド、ドゥークニンク・クイックステップ)
マイヨブラン・アポワルージュ(山岳賞)ブノワ・コズネフロワ(フランス、AG2Rラモンディアール)
□マイヨブラン(新人賞)タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEエミレーツ)

ツール・ド・フランス第16ステージ ©A.S.O. Thomas Maheux

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イネオスがツール・ド・フランス出場リスト…フルームとトーマスが外れる

ツール・ド・フランスの直近9大会で8回の総合優勝者を輩出している英国のイネオスが8月29日に開幕する第107回大会の出場予定選手を明らかにした。前年の総合優勝者エガン・ベルナル(コロンビア)とリシャル・カラパス(エクアドル)がリスト入りするが、4回の総合優勝を誇るクリストファー・フルームと2018年覇者のゲラント・トーマス(ともに英国)が外れた。

●イネオス・グレナディアのツール・ド・フランス出場予定選手リスト
アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
エガン・ベルナル(コロンビア)
リチャル・カラパス(エクアドル)
ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)
ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
ルーク・ロウ(英国)
パベル・シバコフ(ロシア)
ディラン・ファンバーレ(オランダ)

ツール・ド・フランスでのチーム名称は総合化学会社イネオスが開発する四輪駆動自動車のグレナディアがサブネームに加わって、イネオス・グレナディアとなる。

●イネオスのツイッター

ベルナルがジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランス参戦へ

イネオスのエガン・ベルナル(コロンビア)は2020年、ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスに参戦する予定であることを明かした。チームメートには2019ジロ・デ・イタリア総合優勝者のリカルド・カラパス(エクアドル)がモビスターから加わり、ツール・ド・フランス5勝目を目指すクリストファー・フルーム(英国)、2018ツール・ド・フランス総合優勝のゲラント・トーマス(英国)がいる。

2019ツール・ド・フランス総合優勝のエガン・ベルナル ©Luca Bettini/BettiniPhoto©2019

2019年のベルナルはジロ・デ・イタリアでイネオスのエースになるはずだったが、直前の鎖骨でレースを走ることができなかった。その野心をツール・ド・フランスにスライドさせ、22歳で総合優勝している。

2019ツール・ド・フランス。最後の山岳ステージをフィニッシュしてベルナル(左)はトーマスから祝福される ©ASO Alex BROADWAY

「2020年はジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスに出場したい」とベルナルは作戦を明らかにした。
「ジロ・デ・イタリアは美しいレースで、ボクは2年間イタリアに住んでいたからそこにたくさんの友達がいる。二大大会への参加はちょっとナーバスになる可能性があるが、たとえそれがほとんど不可能に思えても、チームはなんとかうまく対応できると思う」

ベルナルはジロ・デ・イタリア(5月9〜31日)、ツール・ド・フランス(6月27日〜7月19日)、さらにはブエルタ・ア・エスパーニャ(8月14日〜9月14日)までを見すえているという。

2020年はイネオスで走るカラパス ©Fabio Ferrari / LaPresse

カラパスの獲得により、フルームとトーマスをかかえるイネオスは、2020年のグランツールすべてを手中にする可能性もある。1998年のマルコ・パンターニ(イタリア)以来、同じ年にジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで優勝した選手はいない。

「もちろんチームメートの欲望を考慮に入れなければならない」と1月13日に23歳の誕生日を迎えるベルナルは続ける。
「すべての選手が気持ちよく、それぞれの役割に合った理想的な参戦プログラムを見つける必要がある。ボクたちはたくさん話すので、クリスやゲラントとの関係に問題が生じることはない」

2018ツール・ド・フランス。先頭からベルナル、マイヨジョーヌのトーマス、その後ろがフルーム

●イネオスのホームページ