石上優大がロンド・ド・リザール第3ステージで同タイムの9位

23歳以下の世界最強選手たちが集うUCI2.2Uカテゴリーステージレース、ロンド・ド・リザールが5月17日から20日まで行われ、石上優大がサバイバルレースの様相となった第3ステージで9位になった。ジロ・デ・イタリアやツアー・オブ・ジャパンと同期間開催ということで注目度が薄い大会ではあるが、世界トップU23選手たちがプロへと上がる足がかりという意味では、同期間における世界の最重要なレース。日本の若手選手は着々と世界レベルへとステップアップしている。

ロンド・ド・リザール第3ステージで同タイムの9になった石上優大(写真右端)

ロンド・ド・リザールに参加しているEQADS/AVCAIXの石上優大が強豪がひしめく先頭集団のスプリントに食い込んだ。山岳続きのこのレースにおいて、唯一クライマー以外が活躍できるステージだけあって、非常に激しい高速サバイバルレースになった。最後まで先頭集団で生き残った経験は、石上の成長にとって大いなる糧となるだろう。

U23選手向けのUCIレース、ロンド・ド・リザールは、ツール・ド・フランスを主催するASOが協力し、近未来の世界トップ選手を輩出すべく1977年から開催される伝統的なステージレース。過去に2009ジロ・デ・イタリアと2007ブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝したデニス・メンショフや、現在チームスカイに所属するパベル・シバコフとケニー・エリッソンドが総合優勝を果たしている。

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