富士スピードウェイのコースを知るにはママチャリで走るのが一番

FIA世界耐久選手権やSUPER GTの舞台、過酷なコースレイアウトで知られる富士スピードウェイ(静岡県小山町)で、毎年恒例となる参加型エンターテインメントレース 「スーパーママチャリグランプリ」 が2026年1月10日に開催される。

全長4563m、最大高低差40mを誇る国際レーシングコース

主催は富士スピードウェイとガレージ茶畑。レーシングコースを自転車で走る開放感が魅力。

一般的なシティサイクル、いわゆるママチャリで富士スピードウェイの国際レーシングコースを走る、国内最大級の参加型人力耐久レース。職場仲間、大学サークル、地域チーム、家族チームなど多様な参加者が全国から600チーム以上が富士に集結。時に真剣に、時に笑いながら6時間にわたるチームリレー形式の耐久レースに挑む。

人気アニメのキャラ、動物着ぐるみ、戦隊ヒーロー、サラリーマン風など、奇想天外なコスプレも大会の名物。1チームあたり3人以上(ママチャリミックスペアクラスは2名、アイアンマンクラスは1人(計10人以下のリレー形式)で6時間を走破。トラブル対応、作戦会議、夜明けの引き継ぎなどもドラマだ。

●富士スピードウェイの詳細ページ

富士スピードウェイが2020東京五輪自転車ロードの会場に…IOCが承認

富士スピードウェイが2020年に開催される東京オリンピックでの自転車競技ロードレースゴール会場と、個人タイムトラアル会場として正式承認された。2月3日に韓国の平昌で開催された国際オリンピック委員会(IOC)理事会で決まった。

富士スピードウェイのサーキットを走る自転車エンデューロイベント

開催の詳細については東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と関係各所で協議され、別途発表を予定していると、富士スピードウェイのリリース。

富士スピードウェイ・原口英二郎代表取締役社長のコメント
「このたび、日本を象徴する富士山の麓にある富士スピードウェイが、東京2020オリンピックで行われる自転車競技のロードレースゴール会場と、個人タイムトライアル会場として正式決定したことを受けて、大変光栄なことであると同時に、責任の重さを感じております。
今後、関係機関の皆様、地域の皆様、 また自転車競技ファンの皆様と共に、安全・快適なオリンピックが開催できるよう、準備を進めてまいります。」

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