ツール・ド・三陸はロゲイニングが追加されて4コースに

東日本大震災復興支援サイクルイベントの「ツール・ド・三陸 サイクリング チャレンジ 2019 in りくぜんたかた・おおふなと」が2019年8月25日(日)に岩手県の陸前高田市と大船渡市で開催される。

震災後の状況を全国の人に実際に来て見て体感してもらいたいという気持ちから始まった大会も8年目。少しずつ復興の明るい兆しが見えてきていて、2018年の大会スタート/ゴールは、かさ上げされた市街地中心部の「まちなか広場」で、まちびらきイベントと合同開催された。あいにくの雨にもかかわらず、全国からたくさんの参加者が集まり、街の復興を盛り上げたイベントとなった。

2019年のコースは「健脚 Basic コース(約 48km)」、「健脚フルコース(約 63km)」に上級ヒルクライマー向け「剛脚もののけフルコース(約 70km)」の3コースに、子供も含めて幅広く参加できる「ファミリー・サイクルロゲイニング」の4コースでの開催となる。

今回も大会ホストライダーの日向涼子、3年連続参加のモデルの福田萌子とタレントの杏寿沙、初参加の成田美織らが大会に花を添える。

さらに2019年で3回目参加のパラサイクリスト石井雅史、元競輪選手の松島伸安、アテネパラリンピック・タンデムスプリント銀メダリストの大木卓也らが初参加で大会を大いに盛り上げる。

■大会目的:東日本大震災によって甚大な被害を被った東北地方三陸エリアの復興町づく りを、環境にやさしく、健康的な自転車イベントの開催で応援しながら、地域振興と広域 観光の推進を継続的にサポートしていくことを目的とする。また、参加者はもとより被 災地の多くの人にサイクリングの楽しさを広く啓発することも目指す。

■開催場所:岩手県陸前高田市、大船渡市内周辺コース
■開催日程:2019年8月24日 (土) ~8月25日(日)
8月24日(土):登録受付、前夜祭
8月25日(日):大会開会式、コース走行、ステージイベント
■スタート&ゴール会場
:陸前高田市 「まちなか広場」周辺(陸前高田市高田町字大町39番地)

岐阜県・西美濃はまだだれも知らないビチパラダイス

自然に恵まれた岐阜県の西美濃エリアは、走りやすい道路があって、初級者から上級者まで楽しめる次世代サイクリング聖地だ。サイクルトレインや道の駅、沿道店舗の工具類貸し出しなど、「ビチ」いわゆる自転車を応援する環境作りも積極的。ロードバイク女子の成田美織さんがのびのびとした景色を楽しみながらサイクリングをした。

大野町の野古墳群を走る

6市町がおすすめコース設定…備品環境も充実

揖斐郡の揖斐川町・大野町・池田町、本巣市、神戸町(ごうどちょう)、大垣市からなる西美濃夢源回廊協議会が推進するのが「西美濃サイクルツーリズム」。安心してサイクリングを楽しめる環境を整備しようというものだ。公式ガイドブックやホームページが作成され、見どころや休憩地点、自転車整備備品があるコンビニなどの商店を網羅したルート地図を収録している。今回はその中から、大垣駅を発着とした「池田山いび茶ルート」を選択。距離62.8km、所要4時間ほどの中級者向けだ。

ロードバイク女子の成田さんは、ミスツーリズム日本代表時代に環境問題を勉強。旅行手段として自転車を取り入れ、知らない地方のいいところを巡ってみたいという意欲を持ったという。すぐにロードバイクを購入し、未経験の輪行や整備にとまどいながらも全国を訪れている。

大垣城へはロードバイクなら大垣駅から数分だ
大垣駅から広神戸駅まで養老鉄道を利用。指定列車なら無料で自転車を持ち込むことができる

「岐阜県は初めてなのでドキドキ!」という成田さんは、まず観光スポットとして外せない大垣城を朝イチ訪問。そして養老鉄道のサイクルトレインを利用して、次の目的地である神戸町へと移動した。このルートはそんなこともできるのがいい。また揖斐駅と池野駅、道の駅「池田温泉」には電動アシスト付きレンタサイクルもあって、一般車1日900円、スポーツタイプ同1000円で借りることもできる。

成田さんは広神戸駅までローカル電車の旅を楽しみ、ここからサイクリングを始めた。バラの産地でもある神戸町では、町の象徴でもある日吉神社を参拝。いきなり国の重要文化財に指定されている日吉神社三重塔を目撃。クルマを使ったドライブなら確実に通り過ぎてしまうだろうが、こうした寄り道もサイクリングの魅力。「だから自転車っていいですよね」と成田さん。

自転車を持ち込んでいい電車にはこのマークが掲示される
3両編成なら真ん中、2両なら後ろが自転車持ち込み可の車両だ
国重要文化財の日吉神社三重塔をパシャリ!
日吉神社には7の神様がまつられていて、それそぞれご利益も異なるという

コースは中盤に2つの上り坂が待ち受ける。そのアプローチに「パレットピアおおの」、下りきったところに「池田温泉」という2つの道の駅があり、ここにも自転車ラックが置かれるなどサイクリストフレンドリーな雰囲気。フードコートで地元の味覚をチェックするのにうってつけのポイントだ。

推奨コースからちょっと足を伸ばせば、「岐阜のマチュピチュ」と言われる天空の里上ヶ流茶畑も訪れることができる。インスタ映えする撮影スポットまでは細い未舗装路となるので、自転車を置いて徒歩で向かうことになる。

道の駅「パレットピアおおの」。バイクラックや自転車整備キットがある
道の駅「パレットピアおおの」のベーカリーカフェ&デリ。サイクリストにはちょうどいい
揖斐川の支流、根尾川沿いの土手を走る
かつての名鉄谷汲線の終着駅にはレトロな車両が保存されている

神戸町、大野町を駆け抜け、揖斐川町から池田町に広がる茶畑をながめながら池田町ふれあい街道を走る。ここからの景色はそう快だ。車種としては成田さんが持ち込んだようなロードバイクがベスト。サイクルトレインをうまく使えばクロスバイクや電動アシスト自転車でも楽しめる。

コース途中には自転車ラック、フロアポンプ、修理工具を備えたエイドステーションがあり、今回のコースには20カ所以上にも及ぶ。万一のトラブル時には役立つはずで、サイクリング女子でも安心だ。

緑の茶畑が美しい時期もあれば、富有柿の色彩に目を奪われるときもある。
「秋にはここでサイクリングイベントも開催されるので、また訪れてみたいです」と、成田さんもすっかりその魅力にハマった。

谷汲門前町から谷汲山華厳寺へ
谷汲山華厳寺は西国三十三所巡礼の最後の霊場だ
伊吹薬草を使った料理や飲み物が味わえるkitchen marcoでランチ
【西美濃サイクルツーリズム】

ねお・いびがわチャレンジルート
バラと柿と中山道ルート
池田山いび茶ルート!今回の実走コース!
お花見ルート
水の都おおがきルート
「岐阜のマチュピチュ」と言われる天空の里上ヶ流茶畑
池田町ふれあい街道では茶畑の間を走る。「とっても気持ちいい!」と実走した成田さん
道の駅「池田温泉」には自転車が空を飛ぶかのように設置できるラックがある
道の駅「池田温泉」では電動アシスト自転車も借りることができる
レンタサイクル利用料は9時から17時まで1日借りて普通車900円、スポーツタイプ1000円。他ステーションでの乗り捨て可
●成田美織の関ケ原サイクリング編

成田美織のサイクリング後記

ロードバイク女子の成田美織さん

自転車そのまま乗り込みOKの養老鉄道に乗り、西美濃へ。雨上がりの澄んだ青空の下、日本遺産に認定された谷汲山華厳寺や神戸町にある日吉神社の三重塔などを巡りながら揖斐郡池田町にある池田温泉を目指して走りました。

途中美しい茶畑や古墳を眺めたり、新緑の匂いや田んぼから流れる水の音を感じ、西美濃の大自然を味わいながらサイクリングを楽しむことができました。養老鉄道では、サイクルステーションも点在しているので、現地で借りるのも良さそうです。

今まで東北ばかりに赴いていましたが、今回のサイクリングをキッカケに、岐阜県をもっと知りたくなりました。

成田美織(なりたみおり)
2017ミスアース群馬代表・全国大会4位受賞 。2017Miss Tourism queen of the year世界大会へ日本代表として出場。各国の出場者たちの投票によって決まるミスフレンドシップ賞を受賞。国内・国外の大会経験で美や健康、コミュニケーション力などを学ぶ。現在はモデル・MCとして活躍
成田美織のアメブロ
成田美織のInstagram
成田美織のライドハンターズ上野村

歴女ポタなら関ケ原…目的や体力に応じて推奨5ルート

関ケ原の戦いは西暦1600年。社会科のテストに必ず出題されるが、実際に現地を訪れたことある? 点在する史跡をめぐるのは自転車がまさにピッタリで、地元岐阜県はおすすめのサイクリングコースを設定。随所に史跡案内看板を設置して国内外からサイクリストなどの誘致を図る。ロードバイク女子の成田美織さんが歴女ポタ、いわゆる散歩感覚で自転車を走らせるポタリングを楽しんだ。

電車アクセスの場合はJR東海道本線を利用。関ケ原駅前観光交流館(いざ!関ケ原)がベースとなる

点在する史跡を訪ねるなら自転車がベスト

天下分け目の関ケ原がサイクリングコースとして注目されている。岐阜県が史跡を網羅したコースを設定し、現地には、案内板やガイド地図、アプリなどサイクリングを楽しむコンテンツがそろっている。電動アシスト自転車などのレンタルもあって、新たなサイクリング訪問地として魅力をアップさせている。

最近ロードバイクにハマっているという成田さんはマイバイクを現地に持参。関ケ原町歴史民俗資料館でガイドマップを手に入れ、サイクリングに出発した。レイアウトされたおすすめコースは自転車のスピードにうってつけの道幅で、多少のアップダウンがあるものの、普段あまり自転車に乗っていない人でも楽しく走れるルート。27の史跡などをめぐるのでスタンプラリーのような楽しさもある。

関ケ原笹尾山交流館で戦国武将「島左近」の甲冑姿に変身。武将を選ぶこともでき、3時間5000円。子ども甲冑1000円、幼児甲冑500円、姫甲冑は3800円
決戦地を走る。悠久の歴史に身震いする思いさえする
関ケ原町歴史民俗資料館で史跡ガイドの古山政樹さんに歴史を教えてもらってからサイクリングへ
グループの場合は史跡ガイドをお願いすると詳しい歴史を解説しながら回ってくれる。1グループ1500円。昼食代別途
史跡解説板は東軍が赤色、西軍が青色で表示。写真は徳川家康最後陣地なので赤だ

この日の成田さんはビンディングシューズではなくスニーカー。自転車を降りて少し歩けば、古戦場を一望できる展望台などに脚を伸ばせるからだ。それでも拠点間の移動は徒歩よりも自転車がいい。クルマだと見落としてしまいそうな道標も簡単に見つけることができる。

それぞれの立ち寄りポイントはサイクリストが利用できる駐輪余地が十分にある。清潔なトイレも4カ所に新設されたという。外国人旅行者の訪問も想定し、多言語によるアプリ・ホームページ案内も充実。さらにおすすめコースはルートラボで公開されているので、手持ちのGPSデバイスに取り込めばコース案内もしてくれるので迷うことはない。

天下分け目の決戦当日は夜来の雨が上がったものの、霧が立ちこめていたというが、成田さんが実走したこの日はそれを再現するかのような雨上がりの天候。西の山麓に陣地を敷いた西軍が有利と言われた合戦は小早川秀秋らの寝返りによって敗北。現地で西軍石田三成陣跡に立ってみると、その小早川隊が不穏な動きを見せた松尾山が手に取るように望むことができる。

「事前に歴史を知っておけば興味は倍増ですね。各所に陣取った戦国武将それぞれの思いがちょっと感じられる雰囲気がありました」と成田さん。

岐阜県の関ケ原古戦場整備推進課が提案するおすすめサイクリングコースは5つ。成田さんが走ったのはこのうち最も短い距離11.5kmコースだが、絶対外せない古戦場をぐるり1周する。歴史に思いをはせながらゆっくりまわって2時間半ほど。これ以外に織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の史跡を周遊する100kmコースまで脚力に応じて選択できる。飲食店や自転車店も記載されているコースマップを入手するのがいい。

「岐阜県は初めての訪問でしたが、かつての日本の歴史にふれることができ有意義な1日でした。次はもっと郊外に出て中級や上級コースにチャレンジしてみたいです」

小早川秀秋の裏切りスナックを関ケ原笹尾山交流館で見つけた!
戦国武将のフィギュアは歴女垂涎のアイテム。コンプリートを目指せ!
西暦1600年、世界三大古戦場のひとつである関ケ原の戦いが始まった開戦地を訪ねる
西軍副大将の宇喜多秀家はイケメンだったという
大谷𠮷継陣跡は東海道本線を渡った先にある。悲運の武将でパワースポットとなっている
西軍を裏切った小早川秀秋が陣取った松尾山までは自転車を降りて40分ほどのトレイル。成田さんなら20分だ
藤堂高虎・京極高知陣跡は関ケ原中学校の敷地内にあるが、訪れることはOK
関ケ原駅のコインロッカーは武将の兵力によって利用料が異なる。徳川家康と石田三成は最高額の300円!
関ケ原駅前観光交流館(いざ!関ケ原)にはコンプリートしたくなるようなおみやげがいっぱい!

関ケ原サイクリングコースの情報をゲットする

関ケ原古戦場や西濃・岐阜地域を周遊する5つのサイクリングコースが設定された。それぞれのコースは、関ケ原の戦いにちなんだ内容がテーマで、距離などの難易度を選択すればサイクリング初級者から上級者まで幅広く楽しめる。

各コースのルートは「みる!しる!かわる!関ケ原」ホームページ物語で巡る古戦場 で公開され、電子マップをダウンロードして利用したり、初級者向けの2コースについては、持ち運びしやすい紙のガイドマップが用意されている。

【岐阜県の関ケ原サイクリングコース】

①決戦!関ケ原コース(11.5km)!今回の実走コース!
②策謀!垂井コース(20km)
③出陣!東西進軍コース(40km)
④チェスト!島津退き口コース(63km)
⑤天下一!美濃戦国コース(100km)

【ガイドマップ配布場所】
関ケ原駅前観光交流館、関ケ原町歴史民俗資料館、関ケ原町役場、垂井町観光案内所、垂井町役場、岐阜県庁関ケ原古戦場整備推進課など

岐阜県の古田肇知事も国内外のサイクリストを大歓迎

岐阜県の古田肇知事

誰もが知る「関ケ原の戦い」。その魅力を全国にPRするため、サイクリング・ウォーキングコースの設定をはじめ、史跡や案内サインの整備、関ケ原グッズの開発などのほか、合戦を再現した野外劇や武将に着目したイベントのシリーズ展開など、古戦場の魅力創出を進めてきました。さらには、アメリカのゲティスバーグ、ベルギーのワーテルローと姉妹協定を締結し、幅広い分野での交流を進めるとともに「世界三大古戦場」として世界に発信しています。

加えて、戦いから420年目となる2020年には、新たなシンボルとなる「岐阜関ケ原古戦場記念館」がオープンします。大型スクリーンやCGを使って合戦をリアルに再現するシアターや、古戦場を一望できる展望機能を備えた施設として整備を進めているところです。

2020年1月には、岐阜県とゆかりの深い明智光秀が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の放送がスタートします。 光秀やその主君である斎藤道三、織田信長ゆかりの地と、「関ケ原の戦い」で活躍した武将ゆかりの地を重ね合わせると、本県は戦国時代の黎明期からクライマックスに至るまでの多くの武将の魅力を満喫できる歴史観光エリアとなります。お気に入りの武将やご当地の武将に思いを馳せながら、本県の誇る自然や食、伝統文化などをお楽しみいただきたいと思います。

●成田美織の西美濃サイクリング編

歴女美織のポタリング後記

関ケ原サイクリングでは、関ケ原町歴史民俗資料館だけでなく古戦場や陣跡など点在している史跡1つひとつに案内パネルが設置され、目的地までのルートもわかりやすく自転車で巡っていくのが楽しかったです。また最後に笹尾山から眺めた石田三成が見た景色は、それまで自転車で走ってきたルートを見下ろすことができ、達成感を得ることができました。また実際に足を運ぶと雨天ながらも教科書だけでは得られないような臨場感を感じました。

この日はあいにくのお天気でサイクリングコースの全てを周ることができなかったので、もう一度関ケ原サイクリングに行きたいです。

成田美織(なりたみおり)
2017ミスアース群馬代表・全国大会4位受賞 。2017Miss Tourism queen of the year世界大会へ日本代表として出場。各国の出場者たちの投票によって決まるミスフレンドシップ賞を受賞。国内・国外の大会経験で美や健康、コミュニケーション力などを学ぶ。現在はモデル・MCとして活躍
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成田美織のライドハンターズ上野村

バンムーフには手を出すな…オランダの自転車窃盗団もお手上げのスマートバイク日本上陸

オランダの自転車窃盗団が「あれだけは手を出すな」と言うブランドがあるそうだ。チェーン錠さえないバンムーフだ。所有者の持つスマホが近づかないと解錠せず、他人が移動させると警報音が鳴りまくる。万一にも盗まれたらハンターが出動して探し出す。そんな最先端のスマートバイクをチェックしてみた。

最新のバンムーフを持つ成田美織さん。大きなバッテリーがスマートなボディに内蔵される。精密機器も内装されるのでメンテナンスも楽

東京・原宿の竹下通りとキャットストリートが交わるあたり。ファッショナブルな町並みのなかにバンムーフストアがある。世界初の盗難ガードシステム採用。フレームに警告音を発するスピーカーを組み込み、スマホのアプリで電動アシストパワー出力など諸機能をコントロールする。

2年前、オランダのアムステルダムにある同社を訪れたことがあるが、その際もスタイリッシュな外観と最新技術とのマッチングに目を見張った記憶がある。自転車にIT技術を導入した先駆けのブランドだった。アプリ連動の独自盗難を取り入れた最新モデルを、日本仕様に変更。こういった自転車の総称である「スマートバイク」として日本で本格的に売り出したのだ。

ステルス・ロック:自転車を降りて小さなロックボタンを押せば、後輪タイヤがロックされ、3段階の盗難防止装置が作動

無料アプリで駐輪位置情報、ライトの明暗調整、盗難防止用の設定などを行う

ハンドル横の小さなボタンを押すと、さらに加速ができます。坂道や強風の時などとても便利です

最大の特徴は鍵を持ち歩かなくてもいいこと。後輪軸近くにある小さなボタンを押すと車輪がロックされ、盗難防止システムが作動する。これを解錠するには専用アプリをインストールした自分のスマホを近づける必要がある。自転車とスマホの通信はBluetoothを駆使。所有者以外がこの自転車を移動させようとすると、車輪が完全ロック。警告音が次第に大きくなっていき、前後ライトもSOSモールス信号で異常があったことを周囲に伝える。

フレームにはSIMカードが内蔵されていて、GPSを使えばどこにあるかが大まかに分かる。盗難通報を受けたバンムーフのハンターが出動し、GPSで追跡を開始。最後はBluetoothでピンポイントの位置までまで特定する。

2サイズがあってフレーム形状が異なる。こちらは大きい方のSmart S。小さいサイズはZ型フレームのSmart Z

盗難時はハンターとして出動することもあるスタッフ。幸いなことにめったに盗難はないという

電動アシストに関しては日本の道路交通法に準拠して、時速24km以上のスピードになるとアシスト力がゼロになるように仕様変更。特徴的なのは他のeバイクよりも重量が軽く、取り回しがいいこと。バッテリーはフレーム内に収納されているので、見た目がスッキリしていて、それでもフル充電で150km走れるという。パワー出力はアプリで4段階に変更できる。また急な上り坂が出現したときはハンドル右のブーストボタンを押すとパワーが強くなる。

販売価格は今回紹介した電動アシスト搭載モデルで43万円(以下すべて税込み)だが、2018年末まで13万円引き。また電動機能のないモデルは12万円から。リース契約も可能で、初期費用1万2000円と月額2500円から。この初期費用はいわば「キーを買う」というイメージで、友人などに自転車を譲る際に売却できるという。契約中は東京だけでなくストアのあるニューヨーク、ロンドン、ベルリン、台北などでバンムーフを借りることもできる。

これまで経験したことがなかったような新サービスに、古い思考の人間はついていくのがやっとだが、バンムーフで試走したロードバイク女子のモデル、成田美織さんは、「カッコいいし、楽に乗れるので、活動範囲が飛躍的に広くなります!」とイチ押し。これからの都市型生活はスマートに自転車を取り扱うのがトレンドとなりそうだ。

「28インチタイヤはスイスイ気持ちよく走ることができました」と成田美織さん

群馬県上野村で開催されたライドハンターズin上野村で使用(クリックするとレポートページに飛びます)

VanMoof Japan
東京都渋谷区神宮前 3-26-3  営業時間12時~20時、月曜定休

原宿近くの裏通りにあるバンムーフ東京ショップ

【ロードバイク女子】成田美織の「ライドハンターズin上野村へ行ってきました♪」

11月24日に群馬県上野村で開催された第1回ライドハンターズin上野村へ行ってきました。

ロードバイクを始めたばかり、初級者女子の成田美織です

ライドハンターズとは、

決められたMAP上にある60以上ものスポットを探索しながらサイクリングを楽しむ、
子どもから大人までどなたでも楽しめる探検型サイクルイベント!

第1回目のこの日は、なんと長崎県から駆けつけたサイクリストを含め総勢約100名が参加♪

第1回の開催となるライドハンターズin上野村に各地からサイクリストが集まりました

制限時間内にどれだけスポットを巡り、スポット得点を獲得できるか、さらに、スポットでよりユニークな写真を撮ることや、地域の美味しいものを食べることでポイントを稼ぐことができる”ミッション得点”も多数設けられており、どなたでも楽しめば楽しむほど優勝できるチャンスがあるという、今までにない新感覚サイクルイベントに、私もはじめての参加ということで思いっきり楽しんできました!!

見渡す限りの山!紅葉!そしてピーカンの天気!
上野村絶好コンディションで迎え入れてくださいました。

途中寄った道の駅。こちらもスポットとなっており、多くのサイクリストの姿が

こちらは上野村で古民家Cafeを営業しているyotaccoさんのキッチンカーもスポット。ポイントGET

また、スポットのひとつである新羽神社ではなんと・・・

新羽神社の隣に住む男性が手作りしたというみそ田楽をふるまってくれました

神社近くにお住いの地域の方がアツアツのおでんを用意して待っていてくれました~。

このおでん、上野村の十石味噌や群馬食材こんにゃくを使った群馬名物”味噌田楽”のこと(来年も期待!笑)
甘辛い味噌だれがアツアツのこんにゃくと大根にしみこんで美味しい。

のどかな集落が上野村の魅力です!

とにかくスポットを巡り、ポイントを稼ぐもよし、

地元の美味しいグルメを堪能しながらユニーク写真で加点を狙うもよし、

おみやげを探したり、地元の人たちとの交流を楽しむもよし。

最後には美味しいイノブタ汁をご馳走になりました。

大会MCの杏寿沙さん(中央)と

このイベントで一気に上野村が好きになっちゃいました。

ライドハンターズを通して、知らない地域を思いっきり楽しんでみてはいかがでしょうか?

クルマの往来がほとんどない旧道にて

ライドハンターズin上野村のホームページ(2018年)

成田美織(なりたみおり)
2017ミスアース群馬代表・全国大会4位受賞 。2017Miss Tourism queen of the year世界大会へ日本代表として出場。各国の出場者たちの投票によって決まるミスフレンドシップ賞を受賞。国内・国外の大会経験で美や健康、コミュニケーション力などを学ぶ。現在はモデル・MCとして活躍
成田美織のアメブロ
成田美織のInstagram

笑顔あふれる宝探しサイクリングに全国から100人…ライドハンターズin上野村

仲間と協力しながら自転車に乗って宝探しするサイクリングイベント「ライドハンターズin上野村」が11月24日、群馬県上野村で初開催され、長崎県からやって来たサイクリストをはじめ約100人が参加。地元の人たちとふれあえるサイクリング大会はアットホームな温かさがあふれていた。

旧道沿いにダイコンや干し柿が!

エリア探索サイクリングという、いま最も人気が上昇しているサイクリング大会。「その土地ならでは」のものを感じながら、旅行気分で楽しめるのが特徴だ。今回のエリアは「山岳サイクリストの聖地」とも呼ばれる西上州・上野村。全国各地で毎週のように開催されているツール・ド・ニッポンシリーズとしても群馬県でのイベントは初めてとなる。

ライドハンターズとは地図上で指定されたスポットを巡り、制限時間内に獲得した総合得点を競うゲーム感覚のサイクリング。スポット得点のほかにミッション得点(~で●●を食べる、~にいる■■さんを訪ねて一緒に写真を撮るなど)も多数設定されていて、脚力というよりは「よりこの地域を楽しんだ人」が有利になるといったルールになっている。

第1回の開催となるライドハンターズin上野村に各地からサイクリストが集まった

拠点は上野村役場。神流川沿いののどかな道を目指してスタート

チームごとにエントリーした参加者は、地図やグーグルマップを使って村内65カ所に設定されたチェックポイントを制限時間内に回る。オリエンテーリングと似ているが、ポイント数が多いのですべてを回る必要がなく、回る順番も決められていない。地形的な難易度によって配点され、集めた得点の合計で順位が決まるというのが着順で争うロードレースとは異なる点だ。

ポイントに到着したら自撮り画像をLineで送信。事務局がリアルタイム集計し、途中経過順位も確認できる。また、いい写真などには特別賞が与えられるなどフォトコンテストの要素もある。緊張感あるレースとはまったく異なる、こんな楽しいイベントが全国に増殖中だ。

旧道をいく成田美織さん。自転車を始めて数カ月というロードバイク女子だ

黒澤八郎村長も「継続して開催します!」と宣言

群馬県の南西部に位置する上野村は四方を山に囲まれた、すり鉢の底に集落がたたずむ。この村に行くには必ずどこかの峠を越えなければならない。そんな特殊な地形から、古くから峠越えを趣味とするサイクリストが訪問するようになり、いつの日か「自転車野郎の聖地」と呼ばれるようになった。

今でこそ国道299号がバイパスとして村を貫き、上信越自動車道の下仁田インターにアクセスする湯の沢トンネルも開通したが、川沿いの旧道は時代がストップしたかのようなたたずまいをみせる。

2017ミスアース群馬代表の成田美織さんも今回のイベントに参加。ロードバイクを始めたばかりだが、「信号がなく、気持ちいいサイクリングは初体験でした。また走りたいです!」と大満足。

成田さんが訪ねた得点ポイントのひとつが、軽トラ移動カフェのYotacco。店主の黒澤恒明さんはかつて4年ほど海外サイクリングをしていた経験を持つ。「遠方から参加しに来てくれたサイクリストと話がはずみました。村のことを知ってもらえて、感激しました!」と顔をほころばせた。

軽トラ営業中のカフェYotaccoを見つけて記念撮影の成田美織さん

ユニークなポーズでフォト賞をねらう!

民家の脇を通らないと見過ごしてしまうような新羽神社もポイントだった。隣の民家の男性が自家製こんにゃくいもから作ったおでんを用意。神社にやって来た参加者に「みそ田楽」をふるまった。
「風雨にさらされているけど本殿の彫刻は素晴らしいもの。観光客が訪れてくれるイベントは本当にありがたい」という。

上野村の黒澤八郎村長は、「参加者のみなさんの笑顔が印象的でした。これからも継続して開催していきます」と約束。

優勝チームは31カ所のポイントを回り、副賞として宿泊施設のペア宿泊券をゲット。そのほかにも特産しいたけ3kgやイノブタ肉3kgなどの特産物が各賞獲得チームに提供された。

新羽神社の隣に住む男性が手作りしたというみそ田楽をふるまってくれた

今回のポイントは交通量がほとんどない旧道に多く設定された。古い日本のよさをしのばせる、のどかな雰囲気はのんびりと自転車を走らせるのにうってつけ。ケータイ電波の圏外であることから今回のポイントから除外されたが、上野村には走りごたえ十分の峠がいくつもある。そんな魅力あふれるエリアであることを参加者全員が感じたことだろう。

地元の人たちとふれあえる企画にしたことも特徴だ。イベント翌日にサイクリングしてみると、軽自動車を運転する村の人たちがこれまで以上にサイクリストを気遣う運転をしてくれていることが感じられた。こういったイベントが全国に増えることで、政府の掲げる「自転車活用推進」の旗艦となる自転車ツーリズムが普及していくのだと確信した。

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