梶原悠未がトラックワールドカップ第5戦の女子オムニアムで3位

2018-2019UCIトラックワールドカップ第5戦がニュージーランドのケンブリッジで1月18日に開幕。19日に行われた女子オムニアムで梶原悠未(筑波大)が3位になった。

トラックワールドカップ第5戦の女子オムニアムを走る梶原悠未 ©2019 JCF

トラックワールドカップ第5戦、大会2日目の19日に女子オムニアムの梶原が銅メダルを獲得した。

梶原は昨シーズンのワールドカップで女子オムニアムにおいて2勝をあげているものの、オリンピックの出場枠争いが始まった今シーズンの表彰台は初。強豪相手にも臆することないレースを見せ、世界トップクラスの選手とも対等に走れる力を見せた。

女子オムニアム
1 アネット・エドモンドソン(オーストラリア)131点
2 アリソン・べバレッジ(カナダ)123点
3 梶原悠未(日本)113点

トラックワールドカップ第5戦の女子オムニアムを制したアネット・エドモンドソン(オーストラリア)を中央に、左が2位アリソン・べバレッジ(カナダ)、右が3位梶原悠未 ©2019 JCF

女子チームパーシュート
6 日本(中村妃智、古山稀絵、梶原悠未、橋本優弥) 4分26秒779(1回戦のタイム)
※予選は梶原に変わり鈴木奈央

梶原悠未がアジア選手権女子オムニアムで3連覇

インドネシアのジャカルタで開催されている第39回アジア自転車競技選手権は大会4日目となる1月12日、女子オムニアムが行われ、日本の梶原悠未(筑波大)が3連覇を飾った。

梶原悠未がアジア選手権女子オムニアムで3連覇 ©2019 JCF

日本のみならずアジアでも連覇を続ける梶原だが、ロンドン五輪ロードレースの銅メダリストであるオルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン)が今大会に参戦し、強力なライバルとなった。

レースでは梶原がすべての種目を安定して上位を獲得し、首位で最終種目のポイントレースへ。ポイントレースでも常に10点程度の差をキープし、そのまま優勝。アジア選手権オムニアムでは2017年から3連覇となった。

「すっごくうれしい気持ちでいっぱい。2年連続で勝っていて、オリンピックのポイントもあり絶対に落とせない大会。目標を達成できほっとしている」と梶原。

「プレッシャーというより緊張はあったが、スタートしたら自分の走りをするだけ。集中して強い気持ちを持って走ることができた。次のワールドカップでも全力を尽くし表彰台に立ちたい」

女子オムニアム
1 梶原悠未(日本)130点
2 ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ)119点
3 オルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン)119点

アジア選手権女子オムニアムで3優勝した梶原悠未を中央に左が2位ファン・ティンイン(チャイニーズタイペイ)、右が3位オルガ・ザベリンスカヤ(ウズベキスタン) ©2019 JCF

男子スプリントは渡辺一成、新田祐大、深谷知広の3選手が出場。全員がベスト8まで勝ち進んだが、渡辺の4位が最高となった。

男子スプリント
1 アジズルハスニ・アワン(マレーシア)
4 渡辺一成(日本)
6 新田祐大(日本)
7 深谷知広(日本)

男子ポイントレース
6 窪木一茂(日本)52点

男子ジュニアスプリント
8 市田龍生都(日本)

男子ジュニアポイントレース
4 生野優翔(日本)8点

男子ジュニア個人パーシュート
4 四宮寛人(日本)3分33秒291

女子ジュニアスクラッチ
2 内野艶和(日本)

梶原悠未が完全勝利で3度目の優勝…全日本選手権オムニアム

自転車競技トラックレースのオリンピック種目・オムニアムの日本一を決める「2018全日本自転車競技選手権大会オムニアム」が10月6日、伊豆市の伊豆ベロドロームで開催され、梶原悠未(筑波大)が3種目で1位、最終種目のポイントレースも全ポイントを1位通過の完全勝利で3度目の優勝。

2018全日本自転車競技選手権大会オムニアム/マスターズを走る梶原悠未 ©2018 JCF

大会初日は女子エリートを実施。2017-2018シーズンのワールドカップで2勝をあげた梶原が圧倒的な実力差を見せつけた。2018年10月後半から始まる2018-2019シーズンに向けていいスタートを切った。

2018全日本自転車競技選手権大会オムニアム/マスターズ優勝の梶原悠未を中央に左が2位鈴木奈央、右が3位中村妃智 ©2018 JCF

梶原悠未のコメント
今大会で優勝する、という強い気持ちをもって挑んだ。1種目目のスクラッチから積極的なレースができたと思う。最初からパーフェクトをねらっていたわけではないが、レース展開的に8回全てが集団スプリントになったので、スプリントは全て1着を意識して走った。
10月からワールドカップシーズンが始まるので第2戦カナダ大会のオムニアムでメダル獲得を目標に挑む。シーズン最後の2月の世界選手権でもオムニアムでは、メダルの獲得に向けてしっかり準備していきたい。

梶原悠未がアジア競技大会女子オムニアムで金メダル

アジア競技大会女子オムニアム、スクラッチを走る梶原悠未 ©2018 JCF

ジャカルタ・アジア競技大会は12日目となる8月29日、自転車トラック競技・女子オムニアムが行われ、梶原悠未(筑波大)が金メダルを獲得した。

アジア競技大会女子オムニアムの表彰式。中央が金メダルの梶原悠未 ©2018 JCF

オムニアムは1日に4種類のレース(スクラッチ、テンポレース、エリミネイション、ポイントレース)を走り、最終的な獲得ポイントで争う競技。昨シーズンのワールドカップ3戦、4戦の同種目で優勝している梶原は、スクラッチ3位、テンポレース1位、エリミネイション1位の暫定1位で最終種目のポイントレースに挑み、ポイントレースでは暫定2位の台湾の黃亭茵と競合いながらも順調にポイントを重ね暫定首位をキープ、合計獲得ポイントを138とし、黃に8ポイント差で優勝した。

アジア競技大会女子オムニアム、ポイントレースの梶原悠未 ©2018 JCF

梶原悠未のコメント
アジア選手権で2連覇しているので、今回は金メダルだけをねらってきた。金メダルを獲得し、表彰台に立ったときはすごくうれしかった。たくさんの方々に応援してもらったこと、会場に来てくれた母、サポートしてくれたチームに感謝の気持ちを伝えたい。スタッフのみなさんが全力でサポートしてくれたので、今日は自信をもって走ることができた。最初のスクラッチでは、1選手先行を許し、スプリントでも負けて3位だったが、次のテンポレースは得意なレースだったので、自分が一番強いという強い気持ちをもって走り、ここからは落ち着いて走ることができた。最後のポイントレースでも冷静にライバルたちのポイントを計算しながら走ることができた。

アジア競技大会女子オムニアムで梶原悠未(筑波大)が金メダル ©2018 JCF

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橋本英也は男子オムニアムで10位…トラック世界選手権

オランダのアペルドールンで開催されているトラック世界選手権は大会4日目となる3月3日に男子オムニアムが行われ、橋本英也(日本競輪学校)が10位になった。女子マディソンに出場した梶原悠未(筑波大)・橋本優弥ペア(鹿屋体育大)は途中リタイア。

トラック世界選手権の男子オムニアムで10位になった橋本英也 ©Takenori WAKO/JCF

トラック世界選手権の女子マディソンを走る橋本優弥(左)と梶原悠未 ©Takenori WAKO/JCF

女子個人パシュートの橋本優弥は19位。男子スプリントでは渡邉一成が15位、脇本雄太16位、河端朋之(以上競輪選手)23位。女子500mタイムトライアルへの日本選手の出場はなし。大会は4日まで。

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梶原悠未はオムニアム8位。パシュートの近谷涼21位…トラック世界選手権

オランダのアペルドールンで開催されているトラック世界選手権は大会3日目となる3月2日に女子オムニアムが行われ、この種目のアジアチャンピオンである梶原悠未(筑波大)が8位になった。男子パシュートの近谷涼(ブリヂストンサイクリング)は21位。女子スプリントの小林優香(女子競輪選手)は22位、前田佳代乃(京都)は同28位。男子ポイントレースへの日本選手の出場はなし。大会は3月4日まで。

トラック世界選手権の女子オムニアムで総合8位になった梶原悠未 ©Takenori WAKO/JCF

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トラック世界選手権の男子パーシュート21位の近谷涼 ©Takenori WAKO/JCF

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