蕎麦ライド…茨城のサイクリングルートは霞ヶ浦だけじゃない

サイクリング途中にお昼ご飯を食べるなら、胃の負担が少なく復路もしっかりとペダルをこぐことができるから蕎麦(そば)がいい。通称蕎麦ライド。そこで今回は都内からクルマで100kmほど移動し、茨城県常陸太田市にある「そば街道」を訪ねた。適度なアップダウンのあるルートを走ってから、おいしい蕎麦や温泉を堪能。毎年11月には紅葉も楽しめる。

茨城県は意外にも蕎麦処だという

ライド途中で昼食を取るなら栄養価の高い蕎麦がいい

サイクリングをするときの補給は背中のポケットに入る程度の携行食でこと足りることが多い。よほどの山間部でなければコース途中にコンビニもあるはずで、パンやおにぎりを購入することもたやすい。ところが強度の高いコースや距離100kmを超えるロングライドになると、中間地点あたりできちんと席に座って1時間ほどの休憩をしながら栄養を補充したほうがいい。

常陸太田の主要道を外れてのどかなルートを選んで走る

そんな時、焼肉定食やどんぶりメシは胃もたれしそうで敬遠される。だからサイクリストは蕎麦。意外と栄養価が高く、消化がそれほどいいというわけではないので腹持ちがする。復路に50kmを残すときときはベストの食事だ。埼玉県東松山市にある週末ライドツアー拠点「シクロパビリオン」でも、奥武蔵の蕎麦屋を目指す定番コースがあり、レベルの高い参加者ばかりが集まっているという。

常陸秋そば

今回の目的地は茨城県北。茨城県に蕎麦のイメージを持つ人は少ないと思うが、全国生産量の半分を占める北海道に続き、茨城は長野や栃木と常に2位を争っている。「常陸秋そば」というブランド銘柄で、十割蕎麦や二八蕎麦で食べると独特の香りとのどごしが格別だという。しかも11月は新蕎麦の時期。紅葉狩りも合わせて、ここにサイクリングに行くしかない。(取材日は2019年11月13日)

竜神峡にかかる大吊り橋ではバンジージャンプもできるという

茨城県北エリアの中でも常陸太田市はサイクルツーリズムの推進に意欲的だという。常磐自動車道を降りた際の玄関口となる「道の駅ひたちおおた」には、自転車ラックやサイクリストにうれしいカフェテリアを整備した。県の南部にある霞ヶ浦湖岸道路や廃線跡にできた「りんりんロード」は定番サイクリングコースとなったが、北部にも目を向けてほしいという施策を打ち出している。霞ヶ浦エリアよりも適度なアップダウンがあり、竜神峡などの観光スポットもある。県南部は初級者や海外サイクリスト向きだが、北部は走り屋にお勧めだと感じた。

道の駅ひたちおおたは朝から地元の人たちが野菜を買いに来る
道の駅ひたちおおたにはイートインスペースがあってサイクリストも利用しやすい

県南部より起伏があって練習にいい

実際に走ってみると、コースそのものに全国サイクリストを引き寄せる特別なものがあるわけではない。幹線は意外と交通量がある。それでも太平洋岸に近いことから栃木や群馬の山間部より冷え込みが少ないようで、冬場にトレーニングするならここもありだ。

路地の奥にある古民家風の「そば処かねさん」

実走日は水曜だったが、蕎麦店に意外と水曜定休が多く、ちょっと焦った。人気店の中には月〜木曜定休なんてところも。それでも「常陸秋そば店」と検索すれば、常陸太田市観光物産協会の店舗リストが表示され、スマホの飲食店サイトを頼りに評価を特定することができる。今回は水曜営業店の中から、路地の奥にある古民家風の「そば処かねさん」ののれんをくぐってお目当ての蕎麦をいただいた。サイクリング途中で食べるランチとしては最高の味わい。値段はざる蕎麦なら1000円以下だ。

そば処かねさんの天ぷら蕎麦。1800円。ボリューミーなので800円のざる蕎麦と天ぷら単品注文がいいかも

エリア最大の観光スポットである竜神峡にかかる大吊橋までは短い激坂を上ってすぐ。平日にもかかわらず地元サイクリストが汗を流していた。吊橋から見下ろせるダム湖周辺の歩行者・自転車道は台風被災により通行止め。この周辺の無料駐車場は紅葉時期になると混雑するので、道の駅ひたちおおたなどを発着点とするといい。

横川温泉の巴屋旅館も日帰り入浴ができる
横川温泉の中野屋旅館で入浴。日帰り利用で500円

竜神峡から東に向かい小さな峠を越えた先には道の駅さとみがあるが、駐車スペースが少なくここにクルマをデポして走りに行くのは不向き。近くには日帰り入浴ができる横川温泉があるので、汗を流して帰路につきたい。また1泊サイクリングなら里美地区にあるプラトーさとみがいい。

常陸太田市の里美地区にあるプラトーさとみ。プラトーはフランス語で高原という意味

サイクリング途中に立ち寄ったスポット
●常陸秋そば店
●道の駅ひたちおおた
●竜神峡
●横川温泉中野屋旅館
●プラトーさとみ

全国オススメのサイクリングコース

●しまなみ海道 ●大弛峠 ●伊豆大島 ●2020東京五輪ロード ●上野村 ●霞ヶ浦 ●関ケ原 ●西美濃 ●水郷佐原 ●碓氷峠 ●常陸太田
画像をクリックすると「サイクリングコース」まとめページに飛びます。

じつは生産量日本一!いばらきメロンまつり…有楽町でメロン提供

茨城県営業戦略部販売流通課は、2019年6月1日(土)11:00〜17:00 JR有楽町駅前広場で「じつは生産量日本一!いばらきメロンまつり2019」を開催。鉾田市、茨城町といった日本有数のメロン産地からの出展に加え、一度に3種類のメロン食べ比べられる「メロン・タベ・クラーベ」やメロンの生果とバニラアイスを使った「メロンクリームシェイク」なども提供。

イベントプログラム
キッチンカー メロングルメ|メロン・タベ・クラーベ

(限定500食 500円)
3種類のメロンを一度に食べ比べできる、日本一の産地<茨城県>だからこそ実現できる
メロン好きには夢のような一皿を提供。青肉メロン、赤肉メロンの見た目の違いはもちろん、微妙に特徴の異なる味や香りを比べて、好みのメロンを見つけてみよう。
●使用メロン
青肉メロン:鉾田市産イバラキング、アンデスメロン、茨城町産 愛ちゃんメロン(イバラキング)
赤肉メロン:鉾田市産クインシーメロン、茨城町産 愛ちゃんメロン(レノン)

キッチンカー メロングルメ|メロンクリームシェイク
(限定300食 500円)
茨城県が開発したメロン<イバラキング>の生果とバニラアイスをミックスしたメロンシェイクを提供。爽やかな香りのイバラキングを贅沢に使ったシェイクに、杏仁フレーバーのホイップをのせた。暑い初夏のひととき、冷んやりとした喉ごしでメロンの魅力を。

メロン産地、茨城県アンテナショップ「IBARAKI sence」によるPR出展
茨城県より、全国でも有数のメロン生産地「鉾田市(ほこた)」「茨城町」
茨城県アンテナショップ「IBARAKI sence」が出展
各産地が誇るメロンや、地場産品などを案内

茨城メロンまるごと1玉配布…マロニエゲート銀座で24日13時

茨城のメロンお届けします! 茨城県が地元特産のメロンのおいしさを知ってもらおうと、東京都中央区銀座3丁目の「マロニエゲート銀座」で5月24日(木)13時から茨城県産のおいしいメロン500玉を配布する。ひとりにつき丸ごと1玉。いばらき大使のタレント磯山さやか、茨城県大井川和彦知事、鉾田市の岸田一夫市長が出席。

2018年度は首都圏百貨店でフェアを充実
■三越銀座店
期間:5月23日(水)〜29日(火) ★知事トップセールス
5月24日(木)15時には、いばらき食のアンバサダー、パティシエ鎧塚俊彦氏も応援のため来店
今年新たにメロンフェア
■伊勢丹新宿店
期間:5月23日(水)〜29日(火)
■三越日本橋店
期間:6月6日(水)〜12日(火)

さまざまなPRを展開
■いばらきメロンおもてなしフェア2018 県内宿泊施設、菓子店など89店舗で県産メロンを使用したメニュー提供
期間:5月14日(月)〜6月30日(土)

●関連ニュース

鎧塚パティシエ、ぐんまちゃんが「もぐもぐタイム」…いちごはスポーツ時の補給食に最高

●最新ニュースへ

日本最大級のサイクリングリゾートがJR土浦駅に…2018年3月に第1弾

日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatré」がJR土浦駅に誕生する。全長180kmのサイクリングコース「つくば霞ヶ浦りんりんロード」のスタート地点として、シャワーやコインロッカー、レンタサイクル、サイクルショップ、カフェなどサイクリングを楽しむための施設がそろう。

2018年3月下旬に第1弾として「りんりんスクエア土浦」などがオープン。2019年秋以降のグランドオープンに向けて、サイクリングホテルやレストラン、茨城の人気ショップを集めたフードマーケットなども続々開業予定。

茨城県とアトレが官民一体となって取り組む地方創生の新しい試みから生まれた、日本最大級のサイクリング拠点だ。サイクリスト(上級者・ビギナー・観光客)向けのサービスをワンストップで提供し、多種多様なサイクリングライフを提案する。館内にはサイクリングコンシェルジュが常駐し、コース案内はもちろん、土浦の観光スポットや街の楽しみ方に関するインフォメーション機能も充実。

タリーズコーヒーとイタリアの自転車メーカーBianchiとのコラボレーションによる全国初のサイクルカフェも誕生。エステやコンビニ、ドラッグストア、お客様用駐輪場など地元の人たちも便利に使えるショップが続々と仲間入りする予定。

日本最大級の体験型サイクリングリゾート「PLAYatré」
http://www.perch-tsuchiura.com/playatre/