ガールズケイリンを職業にするための体験型キャンプに参加してみよう

中学生から30歳までの女性を対象とした体験型イベント「トラックサイクリングキャンプ in 伊豆」を公益財団法人JKAが2025年8月14日から16日までの3日間、静岡県伊豆市にある日本競輪選手養成所で開催。その参加者を募集している。

トラックサイクリングキャンプin伊豆 ©公益財団法人JKA

競技用自転車(ピストバイク)に乗って、実際のバンク走路を走行できる体験型イベントとして2010年から実施。このキャンプを通じて数多くのガールズケイリン選手が誕生している。専用の自転車やヘルメット、シューズはすべて無料でレンタルされ、練習も習熟度別のグループに分かれて実施するため、スポーツバイクに触れたことがない人から競輪選手養成所受験を考える人まで幅広く参加できる。

参加費は6000円と安価で、交通費補助もある。コストをJKAが負担するが、将来のガールズケイリン選手を発掘するのがねらいだからだ。

自転車、ヘルメットなどは無料レンタルしてもらえる ©公益財団法人JKA

2025年の会場は日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市)。選手候補生宿舎に宿泊しながら、国内外での指導経験豊富なコーチによる直接指導や現役選手による講義や実走デモンストレーション、ナショナルチーム栄養士によるアスリートの食事についての講義など盛りだくさんの内容を学び、体験できる3日間。

経験豊富なコーチ陣が参加者のレベルに合わせて指導 ©公益財団法人JKA

トラックサイクリングキャンプ in 伊豆
実施日:2025年8月14日(木)~16日
実施場所:日本競輪選手養成所(静岡県伊豆市大野1827)
応募資格:12歳以上(中学生以上)から30歳までの女性
募集期間:2025年6月10日(火)10:00~7月6日(日)23:59 まで
その他:自転車・ヘルメット・シューズほか体験に必要な機材は全て無料でレンタル可能

未経験者でもバンク上部まで駆け上がれるように ©公益財団法人JKA

●トラックサイクリングキャンプのホームページ

世界のサトミナが競輪祭を制してガールズグランプリ出場へ

大阪・関西万博協賛ガールズグランプリ2024の出場7選手が決まった。小倉競輪の第2回競輪祭女子王座戦を制したケイリン世界チャンピオン、佐藤水菜が出場権を獲得した。ガールズグランプリは2024年12月29日に静岡競輪場で開催される。

ケイリン世界チャンピオンの佐藤水菜(中央)。左は2位ファンデオーウ(オランダ)、右は3位マーチャント(英国) ©日本自転車競技連盟

出場選手は児玉碧衣(福岡)、石井貴子(千葉)、佐藤水菜(神奈川)、坂口楓華(愛知)、尾崎睦(神奈川)、尾方真生(福岡)、石井寛子(東京)。

佐藤水菜が悲願のケイリン世界チャンピオン…名実ともに世界のサトミナに

世界選手権の女子ケイリンで過去2回2位に甘んじていた佐藤水菜(楽天Kドリームス)がついに世界チャンピオンになった。デンマーク・バレラップで開催されていたUCIトラック世界選手権は大会最終日(5日目)の10月20日、女子ケイリンでサトミナの愛称で知られる佐藤水菜が優勝した。同じ決勝に出場した梅川風子は5位。

ケイリン世界チャンピオンの佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

佐藤はこれまでの世界選手権女子ケイリンで2021年と2022年に2位の実績があった。今回の世界選手権では大会3日目の女子スプリントで同種目初の3位に食い込んだ。

佐藤水菜が世界選手権女子ケイリンでトップフィニッシュ ©日本自転車競技連盟

佐藤と梅川の日本代表は、各組上位2選手が勝ち上がる1回戦をそれぞれ2位で突破して準々決勝に進出。各組上位4選手が勝ち上がる準々決勝では佐藤が3位、梅川が4位で準決勝へ。各組上位3選手が1-6位決定戦に進出する準決勝では佐藤、梅川はそれぞれ別組で3位を確保して揃って1-6位決定戦に進出。

ケイリン世界チャンピオンとなり声援に応える佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

1-6位決定戦で佐藤はフィニッシュライン手前で完全に身体一つ抜け出す完勝で、悲願の世界チャンピオンになった。

ケイリン世界チャンピオンの佐藤水菜(中央)。左は2位ファンデオーウ(オランダ)、右は3位マーチャント(英国) ©日本自転車競技連盟
世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを着用した佐藤水菜 ©日本自転車競技連盟

太田海也は男子スプリントで3位を確保

男子スプリントでは前日に準決勝進出を決めていた太田海也が出場。準決勝では強豪ラブレイセン(オランダ)と対決し、2本を先取されて3位決定戦へ。3位決定戦ではトリニダードトバゴのポールに2本先取して3位になった。

太田海也(右)が世界選手権男子スプリント3位 ©日本自転車競技連盟

20歳の池田瑞紀は世界の強豪を相手にポイントレース10位

24人で争われた女子ポイントレースで日本の池田瑞紀は上位勢と同一周回でレースを進めるものの、ポイント周回でのポイント獲得に苦戦して、全体の10位でレースを終えた。

世界の強豪を相手に女子ポイントレースで10位になった池田瑞紀 ©日本自転車競技連盟

女子競輪キャラのリンカイ!がJapan Expo Paris 2024に出没

女子競輪キャラクターコンテンツプロジェクト『リンカイ!』が2024年7月11日からフランスのパリで開催されるJapan Expo Paris 2024に出展する。

『リンカイ!』は、全国の競輪場をホームバンクとする女子競輪選手のキャラクターを制作、キャラクター、コミック、アニメなどの展開を通じて、「競輪」の魅力を発信、全国の競輪場を盛り上げようというプロジェクト。2024年4月に日本、フランス、スペイン、イタリア、韓国、その他アジア各国(中東、中国大陸除く)をはじめとした世界21カ国以上でアニメ『リンカイ!』の放送・配信を開始した。

Japan Expo Paris 2024のパリ・ノールビルパント展示会場にブースを設置し、フライヤー、オリジナルうちわの配布に加え、『リンカイ!』のキャラクター缶バッジがもらえる無料ガチャを実施するという。

ガールズケイリン総選挙で太田りゆや高木真備らが選出

「顔よりも太もも」というキャッチフレーズで知られるガールズケイリン総選挙の結果投票が発表され、7選手が8月13日に名古屋競輪場で開催されるガールズケイリンコレクション2020への出場権を獲得した。

総選挙の1位は児玉碧衣。2位は高木真備。3位は石井寛子。2024パリ五輪の女子ケイリン出場を目指す太田りゆが7位。

整理番号級班登録番号氏名年令府県期別
1L115080児玉 碧衣25福岡108
2L115021高木 真備25東京106
3L114963石井 寛子34東京104
4L115032小林 優香26福岡106
5L115023石井 貴子30千葉106
6L115218太田 りゆ25埼玉112
7L115027長澤 彩32愛知106
荒川ひかりは選考期間において欠場防止策にかかる規程などに抵触したため、選出なし。級班及び年令は第63回オールスター競輪初日(2020年8月12日)時点のもの

ガールズケイリン総選挙とは

オールスター競輪(8月12日~16日・名古屋競輪場)開催中に実施される一発勝負のレースに出場させたい14名のガールズケイリン選手を決めるのが、ガールズケイリン総選挙。上位7選手が女子最高レベルのガールズドリームレースに、8〜14位がアルテミス賞レースに出場する。

※2019年後期(7月~12月)における平均競走得点が47点以上の選手を投票対象としていて、47点未満の選手は除外している。投票12位の福田礼佳は選考期間において規定の出走回数に達していないため不選出。

●ガールズケイリン総選挙のホームページ

顔より太もも! ガールズケイリン総選挙の投票募集中

オールスター競輪が8月12日から16日まで、愛知県の名古屋競輪場で開催され、その期間中に実施される一発勝負のレース「ガールズケイリンコレクション2020名古屋ステージ」に出場させたい14人のガールズケイリン選手を決める、ガールズケイリン総選挙が行われている。

2019年後期(7月~12月)における平均競走得点が47点以上の選手を投票対象としていて、47点未満の選手は除外。だれでもインターネットで簡単に投票できる。投票締め切りは5月14日12時。

ガールズケイリンコレクション2020 名古屋ステージ

ファン投票1~7位は8月15日 第9R「ガールズドリームレース」へ
ファン投票8~14位は8月13日 第9R「アルテミス賞レース」へ

●ガールズケイリン総選挙の投票方法
好きな選手(最大7名まで)を押して選択し、応募フォームに必要事項にすべて入力後ページ下部の「送信する」ボタンを押す。

★女子102期・104期・106期・108期・110期・112期・114期・116期が対象
★2019年後期(7月~12月)における平均競走得点が47点以上の選手を投票対象としていて、47点未満の選手は除外
★投票にエントリーされている選手は、選手選考期間(2019年12月~2020年5月末)において、規定の出走回数に満たない場合、または欠場防止策にかかる規程などに抵触するなど、諸事情により投票終了後でも出場選手より除外されることがある。

●ガールズケイリン総選挙のホームページ