キナンのプロ選手らがキッズスクールで講師役

「KINAN AACA CUP」が開催された6月22日に、KINAN Cycling Teamのプロ選手らが講師となり、こどもたちに自転車レースや操縦技術の基本を教えるキッズスクールが行われた。

プロライダーが講師役のキッズスクール ©︎KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

毎回大好評のキッズスクールには中西健児アカデミーコーチ、椿大志、大久保陣、雨乞竜己が講師として参加。早い段階から安全な走り方を身につけてほしいという思いと、将来のKINAN Cycling Teamライダーが育ってほしいという願いが込められていて、このシリーズで開催されているキッズレースへの参加にかかわらず、誰でもスクールで学ぶことができる。

今回は「ウィリー先生」と紹介された大久保がお手本を見せ、そのたびに驚きの声があがる。バイクコントロールの向上や、小石などの障害物をとっさに避ける危険回避に役立つ技術をテーマに、ウィリーの前段階として前輪・後輪を順に持ち上げて障害物を越える課題にチャレンジ。はじめのうちは恐る恐る走っていたキッズたちだったが、講師たちのアドバイスを聞きながら繰り返し挑戦する姿が印象的だった。(Text: 清水翠、Edit: 福光俊介)

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KINAN AACA CUP第6戦は大久保陣が優勝…ホストチーム4戦ぶり勝利

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のサイクルロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」は、6月22日に今シーズンの第6戦を実施。最上級クラスの1-1カテゴリーは100kmで争われ、スプリント勝負を制した大久保陣が優勝。チームとしては第2戦以来となるシリーズ勝利を挙げた。

KINAN AACA CUP 2019 第6戦は大久保陣が優勝 ©︎KINAN Cycling Team / Midori SHIMIZU

今節も主会場である長良川沿いの周回コースでの開催。従来の5.1kmのサーキットとは異なり、1周4kmのコースを設定。25周回でレースが行われた。今回はKINAN Cycling Teamから8選手が出走。ジャージカラーを白と紺に分け、実質2チーム編成で挑むことに。白チームは椿大志、大久保陣、雨乞竜己、中島康晴が、紺チームは福田真平、新城雄大、荒井佑太、さらに中西健児アカデミーコーチが久々のレースとして参戦することになった。

朝方の降雨で路面には水たまりが残るコースコンディションではあるものの、強い日差しが照り付ける中でのレーススタート。序盤から細かなアタックがかかったが、単独での飛び出しや強さに欠くもので逃げが決まるまでには至らない。

この状況が一変したのはスタートから20km過ぎ。12選手が集団から抜け出すことに成功し、そのまま先頭グループを形成。KINAN勢では白チームから椿と大久保、紺チームから福田と新城が加わる。メイン集団がこれらの動きを容認したことでレースは落ち着き、中盤までに先頭と集団との差は1分25秒まで開いた。

レースが後半に入りメイン集団がペースを上げると、力のあるメンバーをそろえている先頭グループもスピードアップ。すると、この流れに対応できない選手が徐々に脱落していき、残り5周回を迎える頃には先頭は8選手に絞られる。一方、メイン集団は残り15kmを切ろうかというタイミングで一気に崩壊。11選手が追走を試み、ここに白チームの雨乞と中島が合流。追走グループは人数を絞りながら前を目指し続け、残り2kmでついに先頭へジョイン。結果的に、これが優勝争いに加わる最終便となった。

緊迫感を増す中で迎えた最終周回。スプリントに勝負がゆだねられる中、残り300mで6選手が先行。先頭グループは縦に伸びた状態で最終コーナーへ突入。ここで完全な勝ちパターンに持ち込んだのは白チーム。中島、大久保の順でホームストレートを迎えると、最後はチーム内での争いとなり、フィニッシュライン手前でトップに立った大久保が今節の優勝を決めた。

回を重ねるごとにレベルが高まる今シリーズで、ホストチームながら思うように勝ち星を重ねられなかったが、4カ月ぶりの勝利はチームとして終始主導権を握ってレースを展開してのものに。間近に迫った全日本選手権に向け、手ごたえをつかむ一戦となった。

KINAN AACA CUP次節は7月6日、今回と同じ国営木曽三川公園長良川サービスセンターでの開催。「IRC tire presents KINAN AACA CUP Round 7」と銘打ち、井上ゴム工業の協賛のもと、IRCタイヤグッズや「BUCYO COFFEE」利用チケット(1000円相当)などが配布予定。レースでは、各カテゴリーに加えてチームタイムトライアルが実施される。(Text: 清水翠、Edit: 福光俊介)

大久保陣のコメント
「スプリンターが多く参加していたので、大きな集団でも、逃げ集団だとしても、スプリントで勝てたらと作戦立てしていた。メイン集団から追いついてきた中島選手が最終コーナーを先頭で入って走りやすくしてくれた。
ツール・ド・コリアで調子が良くなくチームに迷惑をかけたが、全日本選手権に向けて、ここで上がってきた感覚がある。期待していてください!」

中島康晴のコメント
「もう少し最後の人数を減らしてのスプリントが理想だったが、展開に応じて動くことはできた。最終的には大久保選手、もし大久保選手の脚がなかった場合には自分が勝てたらと思ってスプリントに挑んだ。最終コーナーを先頭で入ったのは、どちらが勝負することになっても良い位置で入らなくてはならないから。
もちろん自分で勝ちたいという思いはあるが、雨乞選手と一緒にブリッジをかけて先頭に追いついたり、チームとして動いて勝つことができた。全日本に向けていい足がかりになったと感じている」

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キナンがいなべ市の小学校で自転車安全教室

KINAN Cycling Teamは6月20日、三重県いなべ市の小学校2校を訪問。中西健児アカデミーコーチを筆頭に、椿大志、雨乞竜己を講師にウィーラースクール(自転車安全教室)を実施した。

キナンがいなべ市で自転車安全教室 ©︎KINAN Cycling Team / Tomohiro TANAKA

このウィーラースクールは、5月21日に開催されたツアー・オブ・ジャパンいなべステージの関連事業として、同ステージをホストとして戦うKINAN Cycling Teamが参画する各種取り組みの一環として行われている。この日は午前中員弁西小へ、午後には員弁東小へとおもむいた。

スクールでは、事前に小学校の近くで撮影した写真を用いて、交通安全のルールなどをクイズ形式で確認。進行役を務めた中西アカデミーコーチと児童たちとの掛け合いで盛り上がりつつ、安全で楽しい自転車の乗り方を学んでいった。

その後行った実技では、参加児童全員が自転車操縦に挑戦。正面を見ながら走行して一本橋のコース取りをし、一時停止を示すライン上で完全停止。この課題には、日頃から自転車走行に慣れている児童でも難しさを感じていた様子。

チャレンジを繰り返していくごとに、仲間をみんなで応援するムードが高まっていき、はじめのうちは緊張していた児童もやがてスキルアップ。なかにはスピードに乗せたままスムーズにすべての課題をクリアしていく児童の姿も見られたほか、椿・雨乞両選手の的確なアドバイスによって走りのコツをつかんだ児童も多数いて、日々のサイクリングへの応用が期待できるものとなった。

そして、両校ともにメインイベントとして「おそのり競争」で大盛り上がり。数m先のフィニッシュラインまで、バランスを保ちながらいかにしてゆっくり進めるかを競うゲームは、大きなハンデを背負った選手たちと児童との真剣勝負。体育館には応援の声が鳴り響いた。

スクールの締めには、交通ルールを記載したプリントを児童たちへ配布。交通安全の「お守り」としてもらうべく、選手たちからのメッセージも記された。それを手に選手たちとの記念撮影でプログラムはお開きとなった。

この日のウィーラースクールは、員弁西小が4~5年生121人、員弁東小が4~6年生129人が参加。両校ともKINAN Cycling Teamとのかかわりは深く、員弁西小は2年ぶり、員弁東小は2018年に続く訪問でもあった。

KINAN Cycling Teamのホームタウンであるいなべ市内での地域貢献活動は今後も継続的に行っていくことが決まっていて、6月中には他の小学校で、7月には中学校での交通安全教室を行うことになっている。(Text: 田中国大、Edit: 福光俊介)

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キナンの山本大喜は骨折で全日本選手権を欠場

KINAN Cycling Teamの山本大喜(まさき)は左大腿骨大転子骨折により、エントリーしていた全日本選手権タイムトライアル(6月27日)とロードレース(6月30日)を欠場する。チームが6月14日に明らかにした。

キナンの山本大喜

山本は6月2日に行われたツール・ド・熊野の第3ステージで、10.5km周回4周目の下りコーナーでオーバースピードで進入し、スリップして落車。その後、レースを再開しメイン集団への復帰を目指したが、左脚付け根を強打した影響によりレース途中でリタイアしていた。

レース翌日の初診では骨の異常は発見されなかったが、落車から10日以上経っても痛みが引かないため、再診したところ「左大腿骨大転子骨折」であることが判明した。幸い、骨のズレは認められなかったため、今後は保存治療を行い、1カ月をメドにリハビリとトレーニングを開始。9月頃のレース復帰を目指していく見通しとなっている。

山本はこの負傷により、エントリーしていた全日本選手権タイムトライアルとロードレース(6月30日)を欠場する。

山本大喜のコメント
「今回の怪我でたくさんの方に心配や、ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ありません。骨は折れてしまいましたが、心は折れていないので、安心してください!
 少しの間、レースから離れることになりますが、必ず一回り成長した山本大喜になって帰ってくるので、楽しみに待っていてください!
引き続き、KINAN Cycling Teamの応援をよろしくお願いします!」

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トマ・ルバが熊野ステージ優勝…総合はアウラールが維持

第21回ツール・ド・熊野は6月1日、三重県熊野市の山岳コース109.3kmで第2ステージが開催され、キナンサイクリングチームのトマ・ルバ(フランス)がステージ優勝。総合成績ではオールイス・アウラール(マトリックスパワータグ)が首位を守った。

キナンのトマ・ルバが第21回ツール・ド・熊野第2ステージで優勝 ©︎Tour de Kumano 2019

ツール・ド・熊野3日目の第2ステージは、三重県熊野市で109.3kmのロードレース。「熊野山岳コース」と名付けられている通り、厳しい登りが連続する。日本最大級の棚田である「丸山千枚田」の中を縫うように登る2級山岳、曲がりくねった細い山道が続く1級山岳の札立峠、さらに丸山千枚田をもう1回登り、計3回の山越えをする。ツール・ド・熊野の最難関ステージにして、大会を象徴するステージでもある。

天候は晴れ。レースの進行と共に日差しが強くなったが、木立の中の札立峠は薄暗い道が続く。

リアルスタートが切られるとアタックが繰り返されるが、なかなか逃げが容認されない時間が続く。10名ほどの集団が先行する場面もあったが、差が30秒以上開く前にメイン集団が吸収していく。約30kmを走って1回目の丸山千枚田の登りに入ると、マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)が中腹から単独で先行し、山岳賞ポイントを先頭通過する。この登りでバラバラになった集団は、丸山千枚田からの下りとその後の平地区間でまとまり、40人前後の集団となる。

抜け出す動きが無いまま1級山岳に指定される札立峠の登りへ入ると、リーダージャージのアウラール擁するマトリックスパワータグと、キナンサイクリングチーム、チーム右京の攻防が始まる。

登り口からベンジャミ・プラデス(チーム右京)と山本大喜(キナンサイクリングチーム)の2人が先行。それをフランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)を先頭に集団が追走し、ほどなく吸収する。その後マルコス・ガルシア(キナンサイクリングチーム)とサム・クローム(チーム右京)の2人が新たに先行。さらにクロームと入れ替わってプラデスとアウラールがガルシアと合流し、3人の先頭集団で登っていく。  

丸山千枚田を行く第21回ツール・ド・熊野第2ステージ ©︎Tour de Kumano 2019

山岳賞の頂上まで数km残したところでガルシアが加速。そのまま単独で登り続け、頂上を先頭通過する。これでガルシアは2級山岳と1級山岳を先頭通過し、山岳賞争いトップに立つ。

札立峠からの下りに入り、先行していたガルシア、プラデス、アウラールらを集団が吸収。そこからトマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)がアタックして単独先行。ドリュー・モレ(トレンガヌ・INC・TSG・サイクリングチーム)も飛び出し、ルバを追う。

20人ほどまで絞られた集団は再びマトリックスパワータグがコントロール。先行するルバとの差が2分まで開いたところで2回目の丸山千枚田への登りに入る。頂上の山岳賞はルバが先頭通過、40秒ほど遅れてモレの順に通過して下りへ。残り10km付近、モレがルバに追いつき、先頭は2人となる。後方集団との差は1分30秒。勝負はルバとモレの2人に絞られた。

フィニッシュまで残り200mの登り、先頭で姿を現したのはルバ。追いすがるモレを確認することなく勝利を確信し、ガッツポーズを何度も繰り返した。

個人総合順位争いの後方集団は、アウラールを先頭にフィニッシュ。4秒のボーナスタイムを自ら勝ち取り、2位岡篤志(宇都宮ブリッツェン)との差をわずかに広げた。

オールイス・アウラールを擁するマトリックスパワータグがペースメーク ©︎Tour de Kumano 2019
第2ステージ優勝:トマ・ルバ コメント
札立峠の登りでチームメイトの山本大喜が遅れたので、彼を待って集団に復帰させた。その後集団内のチームメイトの力を温存させるためにアタックした。1人が追走してきたので力を使いすぎないようにセーブして最後の勝負に備えた。勝てて本当に嬉しい。チームとして個人総合優勝を狙うのはとても難しくなったけれど、トップ10ないし表彰台を確保出来れば最高だと思う。明日も今日のようにステージ優勝を狙っていきたい。

京産大の吉岡衛がKINAN AACA CUP 2019 第5戦で優勝

KINAN Cycling Teamがホストを務める東海地区のサイクルロードレースシリーズ「KINAN AACA CUP」は、5月5日に今シーズンの第5戦を実施。102kmで争われた1-1カテゴリーは小集団スプリントによる優勝争いとなり、吉岡衛(京都産業大)がプロ選手らを破る金星。終始有力選手の果敢なアタックが目立つ活発なレースとなった。

KINAN AACA CUP 2019 第5戦を制した京産大の吉岡衛©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

おおよそ月1回のペースで東海各県のレースコースを転戦するシリーズ戦。今節は主会場でもある国営木曽三川公園長良川サービスセンター内のコースで開催。メインレースである1-1カテゴリーは5.1kmの周回コースを20周する102km。コースは全体的にフラットながら、各所に鋭角コーナーが待ち受けコーナーリングや立ち上がりでのテクニックが要求されるほか、シリーズ開幕以来選手たちを苦しめてきた北風が季節の変化により南風に。周回後半が強い向かい風となり、これまでとは違ったレース展開になることが予想された。

今節にあたり、ホストのKINAN Cycling Teamから7選手が出走。紅白戦ならぬ“紺・白戦”としてジャージカラーを変えて各色別チームとしてスタートラインにつくこととなった。「白組」には山本元喜、椿大志、山本大喜、荒井佑太、「紺組」には大久保陣、雨乞竜己、新城雄大を振り分け、それぞれ勝利を目指した。

75選手が出走した1-1カテゴリーは、2周目に高山恭彰(MAX SPEED 97)、水野貴行(FIETS GROEN)、新城の3選手が集団から抜け出し逃げの態勢に。さらに森崎英登(Yamanakako Cyclisme Formation)、山本大も合流し、5人の先行でレース前半が進行した。

先頭の5人は着々とリードを広げ、メイン集団に対して最大で40秒ほどまで差を開ける。だがメイン集団はそれ以上のタイム差は許さず、レースが半ばに差しかかるころにはアタックが散発し活性化。ペースが上がると先頭5人との差は徐々に縮まっていく。リードを保ちたい先頭グループだったが、人数が4人に減ったことも関係してか逃げ続けることは難しい情勢となり、いったん集団へと戻ることに。10周目にレースはふりだしに戻った。

ここから再びアタックの応酬へと移る。数人単位での飛び出しが起きては集団が反応する流れが繰り返され、簡単には逃げは決まらないムード。そんなこう着状態が破られたのは12周目。追い風を利用して14人が集団からの抜け出しに成功。力のある選手がそろったこともあり、そのまま集団を置き去りにしてスピードアップ。KINAN勢からは白組の山本元、山本大、紺組の大久保、新城がジョイン。さらに、椿を含む5人の追走グループも数周回を経て先頭に追い付くことに成功。その後もメイン集団では前方へのブリッジを狙う動きがたびたび見られるが、19人に膨らんだ先頭グループへのジャンプアップは難しい。先行する19選手がそのまま優勝争いへと移っていくムードが高まっていった。

先頭グループも残り周回を減らすにつれ活性化。残り3周では山田拓海(飯田風越高)ら4選手が飛び出したほか、山本大、山本元が交互にアタック。残り2周で山本大が再びアタックすると、松井大悟が反応。その後松井選手に代わって水野が山本大と逃げの態勢に入るなど、出入りは激しくなる一方。いずれも決定打には至らなかったが、アタックの応酬は最終周回まで続いた。

残り2kmでの新城のアタックがチェックされると、勝負はスプリントにゆだねられることに。最終コーナーを前に2選手が早めに仕掛け、大久保が追随。そのまま最後のコーナーを抜けフィニッシュをめがけたスプリントが始まると、この日一番の伸びを見せたのが吉岡。最後はバイク1台分の差をつけて快勝。絞り込みのタフなレースを制した。

2番手で最後の直線に飛び込んだ大久保は2位。レース序盤から逃げを狙って再三アタックを繰り返したほか、最終コーナー直前のポジションアップで脚を使ったことが響き、得意のスプリントであと一歩伸びを欠いた。

キッズレースも行われた ©︎KINAN Cycling Team / Syunsuke FUKUMITSU

各種カテゴリーのレースやキッズスクールも盛況

参加選手の脚力やレーススキルに合わせた4つのカテゴリー分けのほか、今節は個人タイムトライアルも実施。山本大と新城がオープン参加し、会場を盛り上げた。

また、KINAN AACA CUPではすっかり恒例行事となっているキッズスクールは、今回も約20人のキッズライダーが参加。中西健児アカデミーコーチのもと、集団走行のトレーニングを実施。KINAN Cycling Teamの選手たちもゲスト講師として加わり、効率的な走り方をレクチャー。スクール後に行われたキッズレースでは先頭交代の先頭交代のローテーションや、小集団スプリントによる優勝争いが繰り広げられるなど、キッズスクールの効果がさっそく表れていた様子。

会場には、チームサプライヤーである「ATHLETUNE(株式会社隼)」をはじめとするブースが各種出展。ゴールデンウィーク真っただ中の会場をより華やかにした。

KINAN AACA CUPは次節、6月22日に今節と同じく国営木曽三川公園長良川サービスセンター前特設コースにて開催されることが決まっている。