股間を圧迫しないノーズレス自転車用サドル、evo4 Super HornetがAll wings社から再発売された。ロードバイクやクロスバイク、一般の自転車まで幅広く取り付け可能だという。台湾製で、特徴的な機能や形状は米、欧州、中国、台湾で特許を、日本でも意匠登録を取得しているという。
evo4 Super Hornetはその名が示す通り、米軍のF-18スーパーホーネットの尾翼から着想を得た「ノーズのない」自転車用サドル。中央部分も空洞で、お尻を乗せても股間への圧迫がほとんどないことが特徴だ。
またお尻を乗せる座面が狭い一般のサドルと違い、evo4 Super Hornetは翼のように横に細長くデザインされている。これは実際にサドルにお尻を乗せる坐骨部分に合わせた形状だという。坐骨は骨盤の中で最も衝撃に耐えられる部分で、左右に細く長い座面が坐骨にかかる体圧を効率よく分散させる効果があるようだ。
新登場のS-Works Phenom with Mirrorは、ワールドツアーやワールドカップに参戦する世界最高峰のアスリートとの密接な関係から誕生した。デリケートゾーンを保護し、血流を改善させながら、坐骨にかかる圧迫を最大28%減らすサドルだという。
500時間以上におよぶ厳格なテストを実施
長い全長とフラットな形状が特長のPhenomサドルは、ロンド・ファン・フラーンデレン優勝のカスパー・アスグリーンやUCIダウンヒル世界王者のロイク・ブルーニなど、トップクラスのライダーが愛用。他のスペシャライズドサドルと同じくBody Geometry メソッドを用いて開発され、際限なくチューニングができるMirror 3D プリントテクノロジーで作られている。
高解像度圧力マッピングで従来のサドル(右)とMirror テクノロジー搭載サドル(左)を比べたもの
全長27cm(Powerは24cm)でスペシャライズドのサドルの中で最もフラット形状のS-Works Phenom with Mirror サドル。最大限のパワーで走れるポジションが簡単に見つかるという。お尻を前後に細かく調節してテンポペースの走行に適した位置を選んだり、さらにはヒルクライムでスタンディングとシッティングをスムーズに繰り返せるのがメリット。
坐骨の圧迫を最大28%軽減
S-Works Phenom with Mirror 価格:¥55,000 (税込) サイズ:2サイズ(143mm、155mm) 重量:223グラム(143mmサイズ)、227グラム(155mmサイズ) レール:カーボン製、7x9mmオーバーサイズ
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