フルームとトーマスがツール・ド・フランス参戦…ベルナルはジロ・デ・イタリア

英国のスカイが2019シーズンの参戦計画を表明し、クリストファー・フルームとゲラント・トーマス(ともに英国)が7月のツール・ド・フランスに出場することになった。若手期待のエガン・ベルナル(コロンビア)はツール・ド・フランスを欠場し、2人にかわって5月のジロ・デ・イタリアで優勝を目指す。

チームスカイ。左からゲラント・トーマス、クリストファー・フルーム、エガン・ベルナル

トーマスはツール・ド・フランスのディフェンディングチャンピオンとなるが、大会最多優勝の5勝にあとひとつと迫っているフルームもツール・ド・フランスに出場。2019年はツートップ態勢で総合優勝を目指す。ツール・ド・フランス初参加でアシストに徹しながらも総合15位になったベルナルは、ツール・ド・フランスを欠場し、ジロ・デ・イタリアにエースとして参加する。

フルームは年、2018ジロ・デ・イタリアで総合優勝したものの、その後のツール・ド・フランスで調子を落としたため、2019年はツール・ド・フランスに照準を合わせて5勝目に挑むという。

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ピナレロのDOGMA F10にジャージを刷新したスカイの2019カラー追加

ピナレロがバイクサポートを行っている英国のスカイが、2019年に使用する新しいグラフィックのDOGMA F10を発表した。2019シーズンはチームのメインカラーが「ブラックとブルー」に変更され、新しいチームバイクもそれに合わせたデザインになる。マットブラックベースでロゴの部分にスポットでブルーのグラデーションが入る。シンプルながら存在感のあるものになっている。

チームスカイが2019年に使用する新しいグラフィックのDOGMA F10

チームスカイの2019ジャージ。左からゲラント・トーマス、クリストファー・フルーム、エガン・ベルナル

“Team SKY 2019″カラーは、DOGMA F10シリーズに用意され、DOGMA F10 XLIGHT、DOGMA F10 DISKにも設定される。フレームスペックはそれぞれ各モデルの標準フレームと同じで、AIR8フルカーボンシートポストが付属する。シートポストは通常のオフセットタイプとゼロオフセットから選択できる。

チームスカイのジャージが青と黒のグラデーションとなり、DOGMA F10もそれに追従
ピナレロ・DOGMA F10

カラーコード
DOGMA F10 : 424 TeamSKY 2019
DOGMA F10 XLIGHT : 426 TeamSKY 2019
DOGMA F10 DISK : 425 TeamSKY 2019

価格:
DOGMA F10フレームセット 68万円(税別)
DOGMA F10 XLIGHTフレームセット 90万円(税別)
DOGMA F10 DISKフレームセット 70万円(税別)

デリバリーは2019年3月頃から順次開始の予定。

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スカイの2019ジャージはマリンブルー&ブラック…海洋生物救済活動を継続

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ゲラント・トーマスが盗まれたトロフィーと同じものをツール・ド・フランスから受け取る

2018ツール・ド・フランスの総合優勝者、スカイのゲラント・トーマス(英国)が大会の主催者ASOから総合優勝者に贈られる新しいトロフィーを受け取った。じつは英国バーミンガムのショーで、パリで受け取ったトロフィーが盗まれてしまったからだ。

スカイチームのTwitterアカウントでトーマスはASOに感謝の意を伝えている。ツール・ド・フランス最終日のシャンゼリゼで、総合優勝者に贈呈するトロフィーをトーマスに贈っていた。ところが10月初旬にバーミンガムで行われたショーの間に、シャンゼリゼの表彰台で受け取ったものなくなってしまい、警察の捜査でも発見されなかった。

「トロフィーを持っていった人にとって、それはたいした価値があるものじゃない」とトーマス。
「でもチームとボクにとっては努力の象徴だった。もちろんトロフィーは重要だが、最も大切なのはこの美しい夏の思い出で、それだけは誰も私から奪い取ることはできない」

スカイの2019ジャージはマリンブルー&ブラック…海洋生物救済活動を継続

クリストファー・フルームやゲラント・トーマスらを擁する英国のスカイが2018年11月30日にチームのSNSで2019年に着用するチームジャージを発表した。白が基調だった2018シーズンからイメージが一変し、海をイメージする深みのある青とこれまでも使用していた黒のグラデーション。

チームスカイの2019ジャージ。左からゲラント・トーマス、クリストファー・フルーム、エガン・ベルナル

活動10年目となる2019年は、始動時のブラックカラーを復活。プラスチック包装容器の使用を削減し、世界中の海に流出するマイクロプラスチックをなくして海洋生物を守ろうという「オーシャンレスキュー」がチームをバックアップすることからマリンブルーが初めてイメージカラーとして採用された。

製作はイタリアのカステリ。チームの公式オンラインストアで受注開始。


●スカイの公式オンラインストア

エリートの人気ボトル&ボトルケージにオーシャンレスキューなど新色が登場

ゲラント・トーマスの総合優勝に沸いたツール・ド・フランス 2018で使用された「SKY OCEAN RESCUE(スカイ オーシャン レスキュー)」キャンペーンのボトルや、ツール優勝を記念した限定カラーのチームボトルが数量限定で発売された。

FLY スカイ オーシャンレスキュー 550ml(限定商品)

FLY SKY OCEAN RESCUE
スカイオーシャンレスキューとは、海に捨てられるプラスチックによる汚染をなくし、海洋生物を保護しようとするキャンペーン。このキャンペーンを訴えるジャージとともに、チームスカイが2018年のツール・ド・フランスで使用したキャンペーンコラボボトルが新入荷。販売商品にはキャンペーン応募コードはプリントされていない。

FLY スカイ オーシャンレスキュー 550ml(限定商品)
容量:550ml
サイズ:φ74mm
800円(税別)

FLY SKY 2018 TDF
チームスカイのツール・ド・フランス4年連続総合優勝の功績を称え、イエローをあしらった特別なスカイモデルのFLYボトルが登場した。限定生産ですのでお早めに。

FLY SKY 2018 TDF 550ml(限定商品)

FLY SKY 2018 TDF 550ml(限定商品)
容量:550ml
サイズ:φ74mm
800円(税別)

FLY
圧倒的に軽く、やわらかく握りやすいボトル「FLY」はまたたく間にELITEボトルのべストセラーになっや。その優れた使用感をぜひ体感しよう。今回は新色のブルーが追加された。

FLY(フライ)

FLY(フライ)
容量:550ml/750ml
重量:約54g
サイズ:φ74mm
カラー:ブルー
690円(550ml)、810円(750ml)=税別

FLY CMC-WCC
人気の「FLY(フライ)」にUCI直轄のワールドサイクルセンター(WCC/CMC)のロゴが入った特別な限定モデルが登場。WCCはさまざまな国の有望選手を集め、欧州トップカテゴリーへの登竜門といわれている。今回その非常にレアなアイテムが数量限定で入荷。

FLY(フライ)CMC-WC

FLY(フライ)CMC-WCC
容量:550ml/750ml
重量:約54g
サイズ:φ74mm
730円(税別)

NANOGELITE
スクイーズボトルとしては最高クラスの4時間保温を可能とした「NANOGELITE(ナノゲリート)」は、抜群の保温/保冷力だけでなく、軽量でフレキシブル、ソフトな握り心地で優れた使用感を備えている。旧型に比べ流量をアップした新型の吸い口、ドリンクを注ぎやすく、洗いやすい広口のボディを採用。こちらも新色ブルーが追加された。

NANOGELITE(ナノゲリート)

NANOGELITE(ナノゲリート)
容量:500ml
保温時間:4時間
カラー:ブルー
2870円(税別)

VICO
高いホールド感と、抜き差ししやすい抜群の使用感を両立し、UCIワールドプロチームにも広く採用されている近年人気No.1のモデル。今回人気の「VICO(ヴィコ)」に新色のブルーが追加された。

VICO(ヴィコ)

VICO(ヴィコ)
素材:インジェクテッド・カーボン
重量:約23g(±10%)
3400円(税別)

ROCKO
サイド、斜め方向からのアクセスのしやすさと保持力を兼ね備える曲線を活かしたデザインと、コンポジットカーボンを採用することで優れた軽量性と、高いコストパフォーマンスを兼ね備えたパフォーマンスモデル。人気の高いゴールド、グリーン、ブルーの鮮やかな差し色をまとったニューカラーが登場!

ROCKO(ロッコ)

ROCKO(ロッコ)
素材:インジェクテッド・カーボン
重量:約25g(±10%)
カラー:ゴールド、グリーン、ブルー
3590円(税別)

CUSTOM RACE
エリートボトルケージのベストセラー「Custom Race」に新色登場。セルフアジャスト・システム採用でボトルをしっかりと保持する。

Custom Race(カスタムレース)
素材:グラスファイバー
重量:約44g
カラー:ブルー
1640円(税別)

クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャ参戦…1シーズン2大会は自身初

英国のスカイが8月25日から9月16日まで開催されるブエルタ・ア・エスパーニャの出場8選手を発表。元世界チャンピオンであるミカル・クウィアトコウスキー(ポーランド)が起用されることになった。ツール・ド・フランスではクリストファー・フルームやゲラント・トーマス(ともに英国)のアシスト役として知られるが、1シーズンにグランツールと呼ばれる三大ステージレースに2つ出場するのは自身初。

スカイのアシスト役として重要な役割を担ってきたミカル・クウィアトコウスキー(先頭) © ASO

ブエルタ・ア・エスパーニャには前年の総合優勝者であるフルーム、2018ツール・ド・フランス総合優勝のトーマスの英国・スカイ勢が欠場。ともに9月2日から9日まで開催される英国一周レースを選択した。スカイはクウィアトコウスキーと、地元スペインのダビド・デラクルスをダブルエースとして起用した。

クウィアトコウスキーがブエルタ・ア・エスパーニャに参戦するのは2年ぶり。
「ツール・ド・フランスを走ったあとでどんな走りができるかは、この身体が証明してくれる。プレッシャーは感じない。どちらかというと興奮している」とクウィアトコウスキー。

🇪🇸ブエルタ・ア・エスパーニャの特集サイト
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