ポガチャルがUAEツアー総合優勝…最終区はユアンV

中東を走る7日間のステージレース、UAEツアーは最終日となる2月27日に第7ステージが行われ、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が初の総合優勝を遂げた。35秒遅れの総合2位は、前年の覇者アダム・イェーツ(英国、イネオス・グレナディアス)

カレブ・ユアンがゴール勝負を制す ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto

最終ステージはスプリンターのカレブ・ユアン(オーストラリア、ロット・スーダル)が優勝した。

UAEツアー第7ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari
2021UAEツアー総合優勝のタデイ・ポガチャル ©LaPresse – Fabio Ferrari
最終ステージで一矢を報いたユアン(左前方) ©LaPresse – Fabio Ferrari

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●UAEツアーのホームページ

総合優勝のタデイ・ポガチャル ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto

ベネット2勝目、ポガチャル総合Vへ前進…UAEツアー

中東を走る7日間のステージレース、UAEツアーは2月26日に第6ステージが行われ、ドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)がゴール勝負を制して優勝。第4ステージに続く2勝目を挙げた。

2021UAEツアー第6ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

総合成績ではUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が首位を守った。

2021UAEツアー第6ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

「今日も平たんステージだったから勝ちたかった。最後の直線は横風になって、多くの選手が乱雑に走行ラインを変えたが、チームメートのモルコフが残り150mまで完ぺきに連れていってくれた」とベネット。

リーダージャージを着るタデイ・ポガチャル ©LaPresse – Fabio Ferrari

総合1位を守ったポガチャルは、「横風で忙しい1日となったが、フィニッシュまで1段階近づいた。昨日の山岳ステージが終わって、ボクのシェイプに問題はない。明日もこんな集団走行になるといいな」と語った。

サム・ベネットがステージ2勝目 ©LaPresse – Fabio Ferrari
総合1位を守ったタデイ・ポガチャル ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

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2021UAEツアー第6ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrari

大坂なおみが世界スポーツ賞最終候補…日本選手初受賞なるか

テニスの大坂なおみが、世界のスポーツシーンで最も優れた功績を残した選手を称えるローレウス世界スポーツ賞2021の年間最優秀女子選手の最終候補にノミネートされた。年間最優秀復活選手部門にはバドミントンの桃田賢斗がノミネートされた。

大坂なおみ

大坂はアスリートオブザイヤーでも日本勢初受賞

世界40カ国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウスが主催するローレウス世界スポーツ賞2021は、1000人を超える世界中のスポーツジャーナリストの投票によりノミネートが決定した。このあとは69人のローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーメンバーによる投票が行われ、その投票結果をもって受賞者が決定する。

大坂は国際スポーツプレス協会(AIPS)のアスリートオブザイヤーでも日本勢として初受賞した実績があり、今回も有力候補と言われている。

ローレウス世界スポーツ賞2021の6部門にノミネートされた選手・チーム・団体

年に一度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称える同賞は、2021年で22回目を迎え、今日ではスポーツ界において最も名誉あるアワードの一つと称されている。2020年は大坂がローレウス年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされていた。

バドミントンの桃田賢斗が年間最優秀復活選手部門にノミネートされた

年間最優秀女子選手部門には大坂のほか、自転車世界選手権でロードレースとタイムトライアルの両方で優勝を飾ったオランダのアンナ・ファンデルブレッゲン、イタリア人で初めてワールドカップスキーで総合優勝を果たしたイタリアのフェデリカ・ブリニョネ、ロンドンマラソンで優勝したケニアのブリジット・コスゲイ、リヨンのキャプテンを務め女子チャンピオンズリーグで5連覇を果たしたワンディ・ルナール、そしてシアトル・ストームをWNBAチャンピオンシップ優勝に導いたバスケットボールのブレアナ・スチュワートが名を連ねている。

年間最優秀女子選手にノミネートされたのは自転車ロード2冠のアンナ・ファンデルブレッゲン(オランダ)、スキーのフェデリカ・ブリニョネ(イタリア)、陸上競技のブリジット・コスゲイ(ケニア)、大坂、サッカーのワンディ・ルナール(フランス)、バスケットボールのブレアナ・スチュワート(米国)

大坂なおみのコメント
「世界中のメディアのみなさまによってローレウス賞に再び選出していただき、光栄に思っています。ローレウスはコートやピッチ上で行われるスポーツの結果だけでなく、スポーツを通じた活動をいかに世界中の若者の助けになるのかという面も含め、大局的な評価を重視しているので、この賞にノミネートされるというのは私にとって特別なことです。現代は、スポーツはいろいろな方法で大きな変化をもたらすことができ、世界を変える力を持った時代であると思っています」

年間最優秀男子選手にノミネートされたのは陸上5000mのジョシュア・チェプテゲイ(ウガンダ)、棒高跳びのアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)、モータースポーツのルイス・ハミルトン(英国)、バスケットボールのレブロン・ジェイミス(米国)、サッカーのロベルト・レバンドフスキー(ポーランド)、テニスのラファエル・ナダル(スペイン)

交通事故から復帰を果たした桃田賢斗がノミネート

桃田は、2020年1月のマレーシアマスターズ優勝の翌日、車で空港へ移動する際に乗っていた車両が交通事故に遭遇し重傷を負った。さらに新型コロナウイルス感染拡大の影響で世界大会が相次いで中止になったこともあり、12月に行われた全日本選手権まで競技復帰の時間を要した。

しかし、その全日本選手権では準々決勝で1セットを失ったものの、この試合以外はストレート勝ちで決勝に進出。決勝では2-1で勝利をおさめ、復帰戦を優勝で飾った活躍が評価されてローレウス最優秀復活選手部門に選出された。

大ケガからカムバックしたバドミントンの桃田賢斗がノミネートされた年間最優秀復活選手部門

この部門にノミネートされた選手たちはさまざまなハードルを乗り越えたアスリートの真の精神や固い決意、粘り強さを体現した選手たちが並ぶ。父の死からカムバックを果たし優勝を手にした女子トップスキー選手のミカエラ・シフリン、がんを克服しXゲームのスノーボードで2つの金メダルを手にしたカナダのマックス・パロット、脚の負傷により728日の離脱、17回の手術を経て復帰したNFLワシントン・レッドスキンズ(ワシントン・フットボールチーム)のアレックス・スミス、イップスにより引退し7年後に見事メジャー復帰を果たした野球のダニエル・バード、そして出産からわずか184日後にロンドンのクラブチーム、トッテナムで現役復帰を果たした米国サッカースターであるアレックス・モーガンらが候補。

ツール・ド・フランス逆転優勝のポガチャルも

ローレウス年間最優秀成長選手賞の候補者には、2020年に大きなインパクトを残した最高の若手選手たちが名を連ねている。ツール・ド・フランスで100年振りに最年少総合優勝記録を打ち立てたスロベニアの21歳タデイ・ポガチャル、スペイン代表史上最年少得点者となったバルセロナの17歳、アンス・ファティ、そしてmotoGP世界選手権で初優勝を果たしたスペインの23歳、ジョアン・ミル。全仏オープンテ ニスで1990年以降で最年少グランドスラム優勝を果たしたポーランドの19歳イガ・シフィオンテク、そして全米オープンテニスでグランドスラム初優勝を達成したオーストリアの27歳ドミニク・ティーム。そしてカンザスシティ・チーフスを50年振りのスーパーボウル優勝に導いたパトリック・マホームズ。

大躍進した若手選手を表彰するブレークスルー賞には2020ツール・ド・フランス総合優勝のタデイ・ポガチャル(スロベニア)がノミネートされた

元オールブラックスのレジェンドでローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミー会長
ショーン・フィッツパトリックのコメント

「困難な1年を経て、私たちはローレウスを通じて人びとの功績を称える重要性をかつてないほど痛感しています。彼らは多くの場合これまでとまったく異なる環境下で、あるいは無観客にもかかわらず、大変な苦労の末にスポーツの世界に戻ってきてくれました。困難な時にすべての人の心を前向きにしてくれたのです。
アカデミーのメンバーとして、素晴らしい成果を達成した選手たちのほかに、3つのプログラムがローレウス・スポーツ・フォー・グッドの受賞者候補として選出されていることを誇りに思っております。こうしたプログラムは、世界中の社会的格差に苦しむコミュニティで過酷な状況の中活動を行い、スポーツの素晴らしさを示すとともに、逆境の中でも社会を変えるツールとしてスポーツを用いて、懸命に取り組んできました」

チーム賞にノミネートされた6団体

●ローレウスのホームページ

ポガチャルがUAEツアー第3S優勝…惜敗のイェーツは総合2位へ

UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が2月23日に行われたUAEツアー第3ステージで、前年の覇者アダム・イェーツ(英国、イネオス・グレナディアス)をタイム差なしで制して優勝。総合成績でも首位を守った。

ポガチャルがUAEツアー第3ステージで優勝 ©LaPresse – Fabio Ferrari

この日はジャバルハフィート州立公園に駆け上がる山岳ステージで、ポガチャルは2020年に続いてこのアップヒルを制した。これまでにスペインのアレハンドロ・バルベルデが2018、2019年に2連勝して以来の記録。

「チームメートが厳しい横風から守ってくれて感謝している。アダム・イェーツは上り坂に強いので、勝負の瞬間まで体力を保持する必要があった。だからアダムの後輪についていった。彼は何回かアタックしたけど、逃がすことはなかった」とポガチャル。

リーダージャージを着るポガチャルと、それをけん引するUAEエミレーツ勢 ©LaPresse – Fabio Ferrari

イェーツはステージ勝利を逃したものの、前日の総合5位から43秒遅れの総合2位に浮上した。強烈な横風で集団が分断された第1ステージで、イェーツはポガチャルとともに先頭集団に残ったが、得意ではない第2ステージの個人タイムトライアルで1分近くも遅れ、総合5位に甘んじていた。

UAEツアーの勝負どころ、ジャバルハフィートを上る ©LaPresse – Fabio Ferrari
アダム・イェーツのアタックに反応するタデイ・ポガチャル(右)とセップ・クス ©LaPresse – Fabio Ferrari
ポガチャルがイェーツを制して優勝。総合成績でも首位を守った ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto
UAEツアー第3ステージ優勝のポガチャル ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto
UAEツアー第3ステージで首位を守ったポガチャル ©LaPresse – Gian Mattia D’Alberto

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世界チャンピオンのガンナがUAEツアーのTTステージ優勝

タイムトライアルの世界チャンピオン、イネオス・グレナディアスのフィリッポ・ガンナ(イタリア)が2月22日に行われたUAEツアー第2ステージの個人タイムトライアルで優勝した。

トップタイムをたたき出したフィリッポ・ガンナ ©LaPresse – Fabio Ferrari

総合成績では23秒遅れの4位の記録で走ったUAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)が、大会2日目にして首位に立った。

前日の第1ステージで優勝し、首位となったアルペシン・フェニックスのマチュー・ファンデルプール(オランダ)は当日夕方にチームスタッフが新型コロナウイルスに罹患していることが発覚。第2ステージからチームとして離脱することを余儀なくされた。大会は27日まで。

アブダビで行われた個人タイムトライアル ©LaPresse – Fabio Ferrari
UAEツアー第2ステージ ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

ガンナの次の役割は連覇を目指すイェーツのアシスト

ガンナはこれで個人タイムトライアルの連勝記録を8に伸ばした。この日は距離13kmを13分56秒、平均時速55.981kmで走り、2位に14秒差をつけて優勝した。

タイムトライアルの世界チャンピオン、フィリッポ・ガンナが実力通りのトップタイム ©LaPresse – Fabio Ferrari

「世界チャンピオンの称号であるアルカンシエルを着て勝てたことがうれしい。個人タイムトライアルは場所によって難しさが異なるから、ボクが世界チャンピオンであるからといっても簡単ではない。新しいレースにはまた異なった過酷さがある。今日はいいパフォーマンスを発揮することができた」とガンナ。

「昨日の第1ステージはトイレのためにストップしたし、そのあとに横風によるエシュロンが発生した。ラッキーだったのはチームエースのアダム(・イェーツ)が先頭集団に入ってくれたこと。昨年獲得したリーダージャージを取り戻すことがチームの最大の目標だ。このレースでは風が重要な要素となるので、多くのことが変わる可能性がある。山岳ステージに突入するまでアダムをサポートするのがボクの役割だ」

UAEツアー第2ステージ ©LaPresse – Fabio Ferrarim

山岳もいいけど平たんのタイムトライアルも楽しいとポガチャル

「タイムトライアルの前に、いい感の手応えがあったし、最終的には本当にいいタイムトライアルができたので結果に超満足している。リーダージャージを獲得できたのはチームとしていいことだ。自信を持って次のステージに進むことができる」とポガチャル。

「今日はフラットなコースだったが、実際にはそれが好きだ。ボクは上りと同じくらい、府ラートなルートでもトレーニングを積んでいる。山岳ステージも好きだけど、コンスタントな走りを要求されるタイムトライアルで、フラットに乗って楽しむ。タイムトライアル用のバイクでレースをするのも大好きだ」

タデイ・ポガチャルが総合1位に ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse

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UAEツアーでワールドシリーズ33戦開幕…コロナ禍でどうなる?
ファンデルプールがUAEツアー第1ステージで優勝
アルペシン・フェニックスがUAEツアーから撤退
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UAEツアーでワールドシリーズ33戦開幕…コロナ禍でどうなる?

自転車ロードレースの2021シーズン到来。UCI(国際自転車競技連合)ワールドツアー全33レースの緒戦として、2月21日から27日まで中東のUAEでUAEツアーが開催される。ジロ・デ・イタリアを主催するRCSスポルトが大会運営し、放送権はIMGが統括。日本では有料インターネットチャンネルのGCN+で生中継される。スタート記念キャンペーンの50%引きを適用すると年間2750円。

2021UAEツアーに参戦する有力選手 ©LaPresse – Fabio Ferrari

コロナ禍と若手台頭、昨季はこの大会がすべての始まりだった

2020年2月23日に開幕した7日間のステージレースの主催者は大会6日目の早朝、参戦していたUAEエミレーツのチームスタッフ2人が感染したとして、残る2ステージをただちに打ち切った。

出場中だった新城幸也(当時バーレーン・マクラーレン、現バーレーンビクトリアス)を含む全選手がホテルに長期隔離された。しばらくしてUAEエミレーツのスプリンター、フェルナンド・ガビリア(コロンビア)の罹患が発覚。このあと、自転車競技界もコロナ禍に巻き込まれていく。

アダム・イェーツ ©LaPresse

5ステージで打ち切られた大会は、その時点で首位にいたアダム・イェーツ(英国)が総合優勝者となった。同選手は今季、母国のイネオス・グレナディアスに移籍し、今回のUAEツアーには連覇をかけて乗り込んでくる。

「トレーニングはいい感じでこなせたが、レースで同じような走りができるとは限らない。チームはボクをサポートしてくれるが、ツール・ド・ラプロバンスで勝ったイバン・ソーサもいるので、2つのオプションがある」とイェーツ。
「チームには強いクライマーもいるが、この大会は個人タイムトライアルもあるので、ボクにはそれが不利となりそうだ」

ホームチームのUAEエミレーツはポガチャルが雪辱を期す

2020年の大会で区間1勝と総合2位の成績を修め、一躍トップ選手の仲間入りを果たしたのが、UAEエミレーツのタデイ・ポガチャル(スロベニア)だ。21歳の若手選手だったが、そのシーズンは2カ月延期されて開催されたツール・ド・フランスで総合いきなり優勝した。そのポガチャルが今季の緒戦として選んだのが、チームが拠点を置くUAEツアーである。ポガチャルと同じチームに電撃移籍したスイスのマルク・ヒルシも今大会に初出場する予定。

「ツール・ド・フランスで総合優勝したけれど、選手としては変わっていない。今年も同じモチベーション、同じ集中力、同じ目標を持っている」とポガチャル。
「UAEツアーはホームレースなので、チームにとって本当に重要なイベントだ。昨年はここで2位に終わったのは少し残念だったが、今回は再チャレンジとなる」

タデイ・ポガチャル ©LaPresse

イネオス・グレナディアスからイスラエルスタートアップネーションに移籍したクリストファー・フルーム(英国)にとっても感慨深い大会だ。2019年、ツール・ド・フランス最多の5勝目を目指したが、直前の大ケガで参加できず。懸命のリハビリを行い、カムバックしたのが昨季のUAEツアーだった。今季は南米合宿をこなして現地レースに出場予定だったが、現地の感染拡大により大会が中止になり、移籍チームでの初レースはこのUAEツアーになった。

「レースを楽しみにしている。自分の弱点を修正するために米国カリフォルニアでいい冬を過ごした。リハビリは間違いなく昨年の今ごろよりもいい」とフルーム。
「もちろん総合優勝をねらって出場するわけではないが、本来の調子を戻せるようなきっかけとなる走りがしたい」

クリストファー・フルーム ©LaPresse

個人タイムトライアルの世界チャンピオン、フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアス)は初出場。スプリンター勢はロット・スーダルのカレブ・ユアン(オーストラリア)、2020ツール・ド・フランスでポイント賞を獲得したドゥークニンク・クイックステップのサム・ベネット(アイルランド)、ボーラ・ハンスグローエのパスカル・アッカーマン(ドイツ)も出場。

フィリッポ・ガンナ ©LaPresse
アルペシン・フェニックスのマチュー・ファンデルプール(オランダ) ©LaPresse
トレック・セガフレードのビンチェンツォ・ニバリ(イタリア) ©LaPresse
サム・ベネット ©LaPresse
パスカル・アッカーマン ©LaPresse

そして2020年の大会で自転車選手として最初に罹患したガビリア。シーズン中に2度目の感染を経験したがカムバック。この大会に懸ける意気込みはだれよりも強い。

昨季はコロナ禍が若手台頭を後押し

コロナ禍で開催される2シーズン目。1月にオーストラリアで開催予定だったワールドツアー2大会が中止となり、そのためUAEツアーが開幕戦となった。欧州では依然として感染が落ち着く兆しはない。国際団体は大会日程を平時のものに戻したが、中止あるいは延期も想定される。昨季は後半に主要大会が凝縮され、そんな強行日程が若手台頭を後押しした。

有料インターネットチャンネルのGCN+はスタート記念キャンペーンの50%引きを適用すると年間2750円。

●UAEツアーのホームページ