2020ツール・ド・フランス出場176選手

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart a Nice

●イネオス・グレナディアス(英国)
1 エガン・ベルナル(コロンビア)*
2 アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
3 リチャル・カラパス(エクアドル)
4 ヨナタン・カストロビエホ(スペイン)
5 ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)
6 ルーク・ロウ(英国)
7 パベル・シバコフ(ロシア)*
8 ディラン・ファンバーレ(オランダ)

8月27日にニースで開催されたチームプレゼンテーション ©A.S.O.-Alex-Broadway

●ユンボ・ビスマ(オランダ)
11 プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)
12 ジョージ・ベネット(ニュージーランド)
13 アムントグレンダール・ヤンセン(ノルウェー)
14 トム・デュムラン(オランダ)
15 ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
16 セップ・クス(米国)
17 トニー・マルティン(ドイツ)
18 ワウト・ファンアールト(ベルギー)

●ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)
21 ペテル・サガン(スロバキア)
22 エマヌエル・ブッフマン(ドイツ)
23 フェリックス・グロスチャートナー(オーストリア)
24 レナード・ケムナ(ドイツ)*
25 グレゴール・ミュールベルガー(オーストリア)
26 ダニエル・オス(イタリア)
27 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)
28 マキシミリアン・シャフマン(ドイツ)

ボーラ・ハンスグローエ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●AG2Rラモンディアール(フランス)
31 ロマン・バルデ(フランス)
32 ミカエル・シュレル(フランス)
33 ブノワ・コズネフロワ(フランス)*
34 ピエール・ラトゥール(フランス)
35 オリバー・ナーセン(ベルギー)
36 ナンズ・ピーターズ(フランス)
37 クレマン・バントリーニ(フランス)
38 アレクシー・ビエルモ(フランス)

AG2Rラモンディアール ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●ドゥークニンク・クイックステップ(ベルギー)
41 ジュリアン・アラフィリップ(フランス)
42 カスパー・アスグリーン(デンマーク)*
43 サム・ベネット(アイルランド)
44 レミ・カバニャ(フランス)
45 ティム・デクレルク(ベルギー)
46 ドリス・デベナインス(ベルギー)
47 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)
48 ミケル・モルコフ(デンマーク)

●グルパマFDJ(フランス)
51 ティボー・ピノ(フランス)
52 ウィリアム・ボネ(フランス)
53 ダビ・ゴデュ(フランス)*
54 シュテファン・キュング(スイス)
55 マチュー・ラダニュ(フランス)
56 バランタン・マデュアス(フランス)*
57 リュディ・モラール(フランス)
58 セバスティアン・ライヒェンバッハ(スイス)

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart –

●バーレーン・メリダ(バーレーン)
61 ミケル・ランダ(スペイン)
62 ペリョ・ビルバオ(スペイン)
63 ダミアーノ・カルーゾ(イタリア)
64 ソンニ・コルブレッリ(イタリア)
65 マルコ・ハラー(オーストリア)
66 マテイ・モホリッチ(スロベニア)
67 ワウト・プールス(オランダ)
68 ラファエル・バルス(スペイン)

●EF(米国)
71 リゴベルト・ウラン(コロンビア)
72 アルベルト・ベッティオル(イタリア)
73 ヒュー・カーシー(英国)
74 セルジオ・イギータ(コロンビア)*
75 イェンス・クークレール(ベルギー)
76 ダニエル・マルティネス(コロンビア)*
77 ニールソン・ポーレス(米国)*
78 ティージェイ・バンガーデレン(米国)

EF ©A.S.O.-Alex-Broadway

●アルケア・サムシック(フランス)
81 ナイロ・キンタナ(コロンビア)
82 ウィネル・アナコナ(コロンビア)
83 ワレン・バルギル(フランス)
84 ケビン・ルダノワ(フランス)
85 ダイエル・キンタナ(コロンビア)
86 ディエゴ・ローザ(イタリア)
87 クレモン・ルッソ(フランス)*
88 コナー・スウィフト(英国)*

ナイロ・キンタナ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●モビスター(スペイン)
91 アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)
92 ダリオ・カタルド(イタリア)
93 イマノル・エルビティ(スペイン)
94 エンリク・マス(スペイン)*
95 ネルソン・オリベイラ(ポルトガル)
96 ホセ・ロハス(スペイン)
97 マルク・ソレル(スペイン)
98 カルロス・ベローナ(スペイン)

元世界チャンピオンのアレハンドロ・バルベルデ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●トレック・セガフレード(米国)
101 リッチー・ポート(オーストラリア)
102 ニクラス・エイ(デンマーク)*
103 ケニー・エリッソンド(フランス)
104 バウケ・モレマ(オランダ)
105 マッズ・ピーダスン(デンマーク)*
106 トムス・スクインシュ(ラトビア)
107 ジャスパー・ストゥイベン(ベルギー)
108 エドワード・トゥーンス(ベルギー)

●CCC(ポーランド)
111 グレッグ・バンアーベルマート(ベルギー)
112 アレッサンドロ・デマルキ(イタリア)
113 シモン・ゲシュケ(ドイツ)
114 ヤン・ヒルト(チェコ)
115 ヨナス・コッホ(ドイツ)
116 ミヒャエル・シャール(スイス)
117 マッテオ・トレンティン(イタリア)
118 イルヌル・ザカリン(ロシア)

CCCのグレッグ・バンアーベルマート ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●コフィディス(フランス)
121 ギヨーム・マルタン(フランス)
122 シモーネ・コンソンニ(イタリア)
123 ニコラ・エデ(フランス)
124 ヘスス・エラダ(スペイン)
125 クリストフ・ラポルト(フランス)
126 アントニー・ペレ(フランス)
127 ピエールリュック・ペリション(フランス)
128 エリア・ビビアーニ(イタリア)

コフィディス ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●UAEエミレーツ(UAE)
131 タデイ・ポガチャル(スロベニア)*
132 ファビオ・アルー(イタリア)
133 ダビ・デラクルス(スペイン)
134 ダビデ・フォルモロ(イタリア)
135 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー)
136 ベガールステイク・ラエンゲン(ノルウェー)
137 マルコ・マルカート(イタリア)
138 ヤン・ポランツ(スロベニア)

UAEエミレーツのアレクサンドル・クリストフ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●アスタナ(カザフスタン)
141 ミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)
142 オマール・フライレ(スペイン)
143 ユーゴ・ウル(カナダ)
144 ゴルカ・イサギレ(スペイン)
145 ヨン・イサギレ(スペイン)
146 アレクセイ・ルツェンコ(カザフスタン)
147 ルイスレオン・サンチェス(スペイン)
148 アロルド・テハダ(コロンビア)*

●ロット・スーダル(ベルギー)
151 カレブ・ユアン(オーストラリア)
152 ステフ・クラス(ベルギー)*
153 ジャスパー・デブイスト(ベルギー)
154 トマス・デヘント(ベルギー)
155 ジョン・デゲンコルプ(ドイツ)
156 フレデリック・フリソン(ベルギー)
157 フィリップ・ジルベール(ベルギー)
158 ロジャー・クルーゲ(ドイツ)

手を挙げて声援に応えるジョン・デゲンコルプ ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●ミッチェルトン・スコット(オースラトリア)
161 アダム・イエーツ(英国)
162 ジャック・バウアー(ニュージーランド)
163 サムエル・ビューリー(ニュージーランド)
164 エスデバン・チャベス(コロンビア)
165 ダリル・インピー(南アフリカ)
166 クリストファー・ユールイェンセン(デンマーク)
167 ルカ・メズゲッツ(スロベニア)
168 ミケル・ニエベ(スペイン)

ミッチェルトン・スコット ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●イスラエル・スタートアップネーション(イスラエル)
171 ダニエル・マーティン(アイルランド)
172 アンドレ・グライペル(ドイツ)
173 ベン・ヘルマンス(ベルギー)
174 ユーゴ・オフステテール(フランス)
175 クリスツ・ニーランズ(ラトビア)
176 ガイ・ニーブ(イスラエル)
177 ニルス・ポリッツ(ドイツ)
178 トム・ファンアスブロック(ベルギー)

アンドレ・グライペル ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●トタル・ディレクトエネルジー(フランス)
181 ニッコロ・ボニファツィオ(イタリア)
182 マチュー・ブルゴドー(フランス)*
183 リリアン・カルメジャーヌ(フランス)
184 ジェローム・クザン(フランス)
185 ファビアン・グレリエ(フランス)
186 ロマン・シカール(フランス)
187 ジョフレ・スープ(フランス)
188 アントニー・テュルジス(フランス)

●NTT(南アフリカ)
191 ジャコモ・ニッツォーロ(イタリア)
192 エドワルド・ボアソンハーゲン(ノルウェー)
193 ライアン・ギボンズ(南アフリカ)
194 ミヒャエル・ゴグル(オーストリア)
195 ミケル・バルグレン(デンマーク)
196 ロマン・クロイツィゲル(チェコ)
197 ドメニコ・ポッツォビーボ(イタリア)
198 マキシミリアン・バルシャイド(ドイツ)

NTT ©A.S.O.-Thomas-Maheux

●サンウェブ(ドイツ)
201 ティシュ・ベノート(ベルギー)
202 ニキアス・アルント(ドイツ)
203 セース・ボル(オランダ)*
204 マルク・ヒルシ(スイス)*
205 ショーレン・クラー(デンマーク)
206 ヨリス・ニューエンハイス(オランダ)*
207 カスパー・ピーダスン(デンマーク)*
208 ニコラス・ロッシュ(アイルランド)

●B&Bホテルズ・ビタルコンセプト(フランス)
211 ブライアン・コカール(フランス)
212 シリル・バルト(フランス)*
213 マキシム・シュバリエ(フランス)*
214 イェンス・デブシェール(ベルギー)
215 シリル・ゴティエ(フランス)
216 カンタン・パシェ(フランス)
217 ケビン・レザ(フランス)
218 ピエール・ロラン(フランス)

*は25歳以下の新人賞対象選手

26/08/2020 – Tour de France 2020 – Grand Depart –

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感想(1件)

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J SPORTSがJ-WAVEのSTEP ONEとコラボ…ツール・ド・フランス開幕日に無料配信

国内最大4 チャンネルのスポーツテレビ局、J SPORTSが第107回ツール・ド・フランス開幕日の8月29日、J-WAVEで毎週月曜~木曜午前9:00~午後12:30に放送中の「STEP ONE」とコラボレーションした特別番組「STEP ONE × ツール・ド・フランス コラボSP!~世界最大の自転車レースへナビゲート~」をYouTubeのJ SPORTSチャンネルで無料配信する。

番組MCにJ SPORTSのサイクルロードレース実況でもおなじみの「STEP ONE」ナビゲーターのサッシャと増井なぎさを迎え、解説陣やリモートゲストを交えてツール・ド・フランス第1ステージを観戦。YouTubeのコメントやSNSに寄せられた質問・疑問に答えながら、初めてロードレースを観戦する人にも楽しく視聴できる番組をお届けする。 

通常の解説、実況付きの第1ステージの生放送番組はJ:COM及び一部のケーブルテレビ局、スカパー!のJ SPORTS 4チャンネルでも無料放送、さらにJ SPORTSオンデマンドの会員無料LIVE配信に加えTwitter、ニコニコ動画でも無料LIVE配信するので、いつもの番組を出演者と一緒に楽しめるような参加型番組としてお届けする。「みんなで観戦」が難しい今、感想や疑問を共有しながらオンライン観戦体験を。

STEP ONE × ツール・ド・フランス コラボSP!~世界最大の自転車レースへナビゲート~
配信日時: 8月29日(土)午後8:00~レースフィニッシュまで(深夜1:00頃)
MC:サッシャ、増井なぎさ
解説:栗村修、飯島誠(J SPORTSサイクルロードレース解説)
リモートゲスト:団長安田(安田大サーカス)、浅田顕(自転車ロードレース男子日本代表監督)
辻啓(サイクルフォトグラファー)、宮本あさか(スポーツライター)
配信ページ: https://youtu.be/QqU6E6t5yh8

また8月26日(水)にはJ SPORTSサイクルロードレース解説としてもおなじみの栗村修が「STEP ONE」に登場。番組内「BEHIND THE SCENE」(午前10:10~10:25)のコーナーで2020年ツール・ド・フランス史上初めて開催され話題となった「バーチャルツール・ド・フランス」について語る。

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🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

キンタナがツール・ド・フランスでエース、アシストのバルギルもチャンスをねらう

フランスのアルケア・サムシックが8月29日に開幕する第107回ツール・ド・フランスに、今季加入のナイロ・キンタナ(コロンビア)を新エースと、ワレン・バルギル(フランス)をアシスト陣の一員とする布陣を発表した。

「ツール・ド・フランスのために強力でバランスの取れたチームを構築した」と統括ディレクターのエマニュアル・ウベール。

「コナー・スウィフトとクレモン・ルッソが平たんステージでナイロ・キンタナとワレン・バルギルをサポートする。ナイロ・キンタナはリーダーに指定した。フランスのスキー場、イゾラ2000で高地トレーニングを終えていて、昨年7月に負傷した膝に問題もなく長距離を乗り込むことができた」

© Team Arkéa – Samsic

ナイロ・キンタナのコンディションはいい状態とのことで、これまでプレッシャーの多かったバルギルの立ち位置を楽にさせる存在になると期待している。

「バルギルはナイロのサポートの一員だが、このツール・ド・フランスの総合順位で可能な限り最高のパフォーマンスを達成することができるはずだ。 とはいってもバルギルにも重要な役割がかかっていて、チャンスがあれば勝利に向けて走ることになる」

前フランスチャンピオンのワレン・バルギル © Team Arkéa – Samsic

●アルケア・サムシックの2020ツール・ド・フランス出場選手
ウィネル・アナコナ(コロンビア)
ワレン・バルギル(フランス)
マキシム・ブエ(フランス)
ダイエル・キンタナ(コロンビア)
ナイロ・キンタナ(コロンビア)
ディエゴ・ローザ(イタリア)
クレモン・ルッソ(フランス)
コナー・スウィフト(英国)

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

感染者2人でチーム除外…ツール・ド・フランス非常宣言

ツール・ド・フランスの主催者ASOは、選手とチームスタッフ30人の中から7日間で2人の感染者が出た場合、大会から除外すると各チームに通告した。第107回大会は8月29日にニースで開幕するが、各チームは滞在ホテル、チームバス、スタート、フィニッシュにアクセスできる30人(選手8人を含む)を申告する必要がある。

2019ツール・ド・フランス第12ステージ ©ASO Thomas MAHEUX

各チーム30人が「バブル」と呼ばれる閉鎖空間でレース活動をすることになる。これ以外の関係者は「バブル」内にアクセスすることが限定される。PCR検査は開幕6日前、3日前、そして2つの休息日に実施され、各チームの「バブル」内で2つの陽性者が出た場合、チームはレースから除外される。

9月20日にパリにゴールするまで、チームにプレッシャーをかけ続けることでクラスター感染を封じ込めることがねらいだ。

除外の原則は、検査で陽性と判断された場合だけでなく、非常に疑わしい症状が現れたときにも適用される可能性があ、医学的見地で判断される。

報道陣も、スタート地点では各チームのバスの前に待機して選手インタビューすることが禁止。ミックスゾーンが設定され、ソーシャルディスタンスを取って取材するという。

フランスでの新規感染者数は8月20日に4771人、21日に4586人と予断を許さない状況が続いている。

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト

イネオスがツール・ド・フランス出場リスト…フルームとトーマスが外れる

ツール・ド・フランスの直近9大会で8回の総合優勝者を輩出している英国のイネオスが8月29日に開幕する第107回大会の出場予定選手を明らかにした。前年の総合優勝者エガン・ベルナル(コロンビア)とリシャル・カラパス(エクアドル)がリスト入りするが、4回の総合優勝を誇るクリストファー・フルームと2018年覇者のゲラント・トーマス(ともに英国)が外れた。

●イネオス・グレナディアのツール・ド・フランス出場予定選手リスト
アンドレイ・アマドール(コスタリカ)
エガン・ベルナル(コロンビア)
リチャル・カラパス(エクアドル)
ジョナタン・カストロビエホ(スペイン)
ミハウ・クフィアトコフスキ(ポーランド)
ルーク・ロウ(英国)
パベル・シバコフ(ロシア)
ディラン・ファンバーレ(オランダ)

ツール・ド・フランスでのチーム名称は総合化学会社イネオスが開発する四輪駆動自動車のグレナディアがサブネームに加わって、イネオス・グレナディアとなる。

●イネオスのツイッター

東京五輪重複回避の2021ツール・ド・フランスはブルターニュ開幕

2021ツール・ド・フランスはフランスのブルターニュ半島にあるブレストで6月26日に開幕する。ツール・ド・フランス主催者のASOがレンヌのブルターニュ地域評議会で8月10日に記者発表した。

2021ツール・ド・フランスはブルターニュで開幕

2021年の開幕地は当初、デンマークのコペンハーゲンで計画されていたが、同市がこれを返上して、ツール・ド・フランス開幕ホストシティとしての座は2022年に延期された。

これまでの経緯を簡単に整理すると…

ツール・ド・フランスは2021年7月2日に大会史上初めてコペンハーゲンで開幕すると2019年2月に早々と発表していた。ところが新型コロナウイルス感染拡大により東京五輪が2021年に延期。五輪競技初日に開催される男子ロードとツール・ド・フランスの日程が重複するという問題が生じた。

2020年はツール・ド・フランス側が配慮して日程を例年よりも1週間前倒ししたが、2021年の開幕地コペンハーゲンは、同地で開催を予定していたサッカー欧州選手権が1年延期となり、ツール・ド・フランスが1週間前倒しとなると国際大会が重複するという問題が発生。2021年のツール・ド・フランス開催を返上せざるを得なくなった。

2018ツール・ド・フランスも前半戦でフィニステール県を訪問。ブルターニュだけに英国の影響を受けている地域だ

これを受けてASOが大会日程と開幕地を再考。2021年も東京五輪のために日程を1週間前倒しし、開幕地をフランス国内のブレストとした。

ブレストは「地の果て」という意味が込められるフィニステール県にある。同県をツール・ド・フランスが出発するのは1952年、1974年、2008年に続いて4回目。ブルターニュ地方での開幕は1964年のレンヌ、1985年のプリュムレックを加えて6回目。

開幕から4ステージがブルターニュ地方で行われるが、半島特有の丘陵地が多く、序盤から総合優勝争いに影響を与える難所が設定される。

ブルターニュ地方出身のベルナール・イノー

🇫🇷ツール・ド・フランス2020特集サイト
🇫🇷ツール・ド・フランス公式サイト