ネイマールのアイデアと哲学に基づいたアマチュアサッカープレーヤー向けU25ストリートサッカー世界杯「ネイマール・ジュニア・ファイブ」のワールドファイナルが7⽉20、21⽇にブラジルのサンパウロで開催された。⽇本代表として男⼦は⼤分の⽴命館アジア太平洋⼤サッカー部メンバーで構成する「FCあぷ」が、⼥⼦は埼⽟の武蔵丘短⼤⼥⼦サッカー部2年⽣チーム「シエンシア」が出場。シエンシアがベスト4に輝いた。
現地時間7⽉20⽇に開催のグループ予選で、FCあぷはアルゼンチン、ケニア、ベルギー、アゼルバイジャンと同組になり、宿敵ベルギーとアゼルバイジャンに勝利。しかし他試合に敗れてグループ3位で惜しくも決勝トーナメントに進出できなかった。ワールドファイナル開催3回⽬の今回初めて実施する⼥⼦限定の枠に、⽇本代表として出場したシエンシアはスイス、ブラジル、ベルギーら強豪国と同組に。スイスには勝利したが、ブラジルに敗れ、ベルギーと引き分けて2位でトーナメントに進出。翌⽇の決勝トーナメント1回戦でフランスに勝利したが、次のイタリアに0対1の僅差で敗退。決勝戦に⼀歩届かなかったが、ベスト4になった。
シエンシアの島⽥優依菜は⼤会について「ジャパンと呼ばれることにすごく責任感を感じました。優勝への想いはありましたが、こうしてベスト4になれてすごいと思います。海外選⼿はフィジカルが強いのですが、パスなどでは世界でも通⽤できたかなと思います。ただ、あと少しでネイマールと対戦できたかと思うと悔しいです」と語っている。
「テクニックなどの部分ではおそらく⽇本⼈選⼿の⽅が上ですが、海外選⼿は勝つことに貪欲で、勝負強いと感じました。試合前にメンバー同⼠で激しい⾔い争いをしていたにもかかわわらず、試合になると団結して守備をしたり、またボールとともに⽣活し、空港に着いた瞬間からサッカーを始めるなどサッカーに対して熱いと感じました。そんな部分が勝ち負けを分けるのかなと思います。ネイマール・ジュニア・ファイブはすごく素敵な⼤会だと感じました。⾔葉も通じないのに、ボールひとつあれば他国の⼈々とつながることができることを実感するなど、なかなかできない体験で、すごい刺激になりました。この経験をもとに、⽇本に戻ったらインカレ優勝を⽬指して練習に励みたいと思います」
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