姉Ayaneと同時参戦のShigekixがブレイクダンス世界大会優勝

世界最高峰の1on1ブレイキン(ブレイクダンス)バトルの世界大会、Red Bull BC One World Final 2020が日本時間の11月29日(日)午前4時から6時30分にオーストリアのザルツブルクで開催され、大阪府出身のShigekix(シゲキックス)が優勝。大会史上最年少の世界チャンピオンとなった。

Shigekixがブレイキン(ブレイクダンス)バトルの世界大会で最年少優勝 ©Little Shao/Red Bull Content Pool

大会には世界トップクラスのB-Boy、B-Girl計16選手が出場し、日本からは2020年全日本ブレイキン選手権チャンピオンのShigekixと、その姉Ayaneの姉弟が参戦した。

Red Bull BC One World Final 2020で演技する日本代表のAyane ©Little Shao/Red Bull Content Pool
Shigekix ©Little Shao/Red Bull Content Pool
Shigekixとともに世界大会に挑んだ姉Ayane ©Little Shao/Red Bull Content Pool

●決勝の動画サイト

次世代五輪種目のストリートスポーツが渋谷でバトル

中学生以下のU15を対象としたストリートスポーツプロジェクト「NEXT GENERATIONS」が9月21、22日に東京都渋谷区の渋谷ストリームなどで開催され、2020東京五輪に採用されたスケートボード(ストリート)、2024パリ五輪採用のブレイキン(ブレイクダンス)、ダブルダッチのコンペティションが行われた。

渋谷を歩く人たちの注目を集めたダブルダッチのパフォーマンス

ストリートスポーツ振興とマナー向上の啓蒙を目的として、渋谷区民を含めた若年層が積極的に参加できるストリートスポーツプロジェクト「NEXT GENERATIONS」を一般社団法人渋谷未来デザインが2018年に立ち上げ、渋谷にゆかりのある企業や団体がサポートする。

ブレイキン競技は交互にパフォーマンスをくり出すマジバトルだ

今回のコンペティションは、渋谷~原宿~表参道エリアを中心に多拠点でカンファレンスや体験プログラムが開催される都市回遊型イベント 「Social Innovation Week Shibuya 2019」の一環として開催された。

渋谷駅直結の渋谷ストリーム稲荷橋広場は活気にあふれた
2本のロープを使う縄跳びダブルダッチ
ユースオリンピック競技に正式採用されたブレイキンことブレイクダンス

いわゆるU15(15歳以下)のストリートスポー ツコンペティションとして、中学生以下を対象としたスケートボード(ストリート)、ブレイキン、そしてダブルダッチの大会が行われ、またぞれぞれの分野で活躍するトップアスリートを招いて体験ワークショップが開催された。

ダブルダッチに出場した8選手。10歳から15歳までのネクストジェネレーションだ

2020年東京五輪で正式種目となったスケートボード(ストリート)、2024年パリ五輪の追加種目ブレイキン、米国で生まれ世界60カ国以上で競技が行われているダブルダッチは、いずれも日本人選手の活躍がめざましく、世界でも注目を集める競技。各

優勝者にはG-SHOCKとニューバランスのシューズが贈呈された

競技のコンペティションには、その活躍が注目される中学生以下の選手たちが集結するのみならず、スケートボード(ストリート)とブレイキンではエントリー枠を設けて、中学生以下であればだれでもチャレンジできる機会を提供した。

また、各競技のジャッジにはその世界で活躍するトップアスリートたちが起用された。次世代を担う若手たちの目の前で、ショーケースやデモランで華麗な技を披露するのも見ど ころの一つだった。

ブレイキンの決勝進出4選手。右から2番目が優勝のBboy HAL

体験ワークショップでは、各競技のジャッジたちを中心としたインストラクターたちが、多くの子供たちにそれぞれのスポーツを楽しんでもらう体験ワークショップを開催。アスレチックブランド「New Balance」がサポートする若手・精鋭ダンサーによるスペシャルダンスユニット「 F_ind (ファインド)」の SORA/MIYU/GEN ROC による、中高生を対象としたスペシャルワークショップも開催された。

大会2日目に行われたブレイキンとダブルダッチの上位選手

●NEXT GENERATIONSのホームページ