2020ロードシーンで最もポップなデザインとされるEFプロサイクリングのラファ製サイクリングウエアが市販される。チームにはコロンビアのリゴベルト・ウランらが所属し、メジャーレースでも活躍する勢いだ。
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ラファは2004年、英国ロンドンでサイモン・モットラムが設立した。創業以降、ラファは一貫して世界で最も上質なサイクリングウエアを生み出してきた。15年もの間、バイクの魅力に気付いたばかりの初心者からワールドツアーレースに参戦するプロ選手まで、ありとあらゆるサイクリストを納得させる製品を生み出すため、ラファは快適性とパフォーマンス、そしてスタイルを刷新し続けてきた。
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このスポーツへの愛を源流とするラファは、これまでにないユニークなライドやイベントを定期的に開催し、またスポンサーとして携わってきた。サイクリストが集まる過去に類を見ないコミュニティとして、2015年に設立したラファサイクリングクラブには現在世界中で1万2000人を超えるメンバーが所属している。ヨーロッパ、北米、アジアに散らばる合計23店舗のクラブハウスでは、最新の製品を取り揃えるのはもちろん、カフェスペースがRCCメンバーや地元のサイクリストの集いの場所として機能している。
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ラファはその黎明期から、ロードレースの最高峰の選手たちとともに製品開発を行ってきた。2005年から2012年まで英国のUCIコンチネンタルチームであるラファコンドールのタイトルスポンサーを務め、2012年から2016年まではウエアスポンサーとしてスカイの活躍に貢献した。2016年からはUCIウィメンズワールドツアーの強豪チームであるキャニオンスラムのスポンサー活動を開始。ロードレースの実情に関する2年間のリサーチをまとめた『ラファロードマップ』を発行した。2019年にはEFエデュケーションファーストのスポンサーとしてUCIワールドツアーへの復活を果たしている。
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2020年のラファは2つの鍵となる新しい試みを始めた。オンライン上の革新的なデザインツールを使って、だれでも自身でフルカスタム製品を簡単にデザインできる『ラファカスタム』がスタート。さらに、サイクリング界によりよい未来をもたらしたいという使命感から、次世代の選手たちを鼓舞して力を与え、金銭的にサポートするための『ラファファウンデーション』を設立。選手育成に携わる非営利団体に資金を提供していく。
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