男子軽量級ダブルスカルの池田裕紀・西村光生が準決勝へ

オーストリアのリンツで開催されているボートの2019世界選手権は8月26日、男子軽量級ダブルスカル(LM2x)敗者復活戦が行われ、3組の池田裕紀・西村光生が2着になり、28日の準々決勝に進出した。

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)の池田裕紀・西村光生

パラ女子シングルスカル(PR1W1x)の市川友美は予選2組で6着。28日の敗者復活戦へ。

●8月27日の組み合わせ
パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之
敗者復活戦1組
1レーン 日本
2レーン 中国
3レーン ロシア
4レーン ドイツ
5レーン メキシコ
6レーン 韓国
3位までが準決勝へ。4位以下は13~18位決定戦へ

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)の池田裕紀・西村光生

●日本代表選手リスト
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冨田千愛がボート世界選手権の軽量級シングルスカルで準決勝へ

ボートの2019世界選手権が8月25日、オーストリアのリンツで開幕し、女子軽量級シングルスカルの冨田千愛予選3組で1着。29日の準決勝に進んだ。同大会は五輪種目ではない男女軽量級シングルスカルを除いて2020東京の出場枠がかかる重要な大会

女子軽量級シングルスカル(LW1x)の冨田千愛

男子軽量級シングルスカルの武田匡弘は準々決勝へ

男子軽量級シングルスカル(LM1x)の武田匡弘

パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3Mix4+)八尾陽夏・西岡利拡・有安亮平・齊藤舞香・立田寛之
予選2組 6着 27日の敗者復活戦へ

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)池田裕紀・西村光生
予選3組 4着 26日の敗者復活戦へ

女子軽量級ダブルスカル(LW2x)上田佳奈子・大石綾美
予選2組 3着 28日の準々決勝へ

女子軽量級ダブルスカル(LW2x)の上田佳奈子・大石綾美

男子軽量級シングルスカル(LM1x)武田匡弘
予選6組 3着 28日の準々決勝へ

女子軽量級シングルスカル(LW1x)冨田千愛
予選3組 1着 29日の準決勝へ

パラ男子シングルスカル(PR1M1x)遠藤隆行
予選1組 6着 28日の敗者復活戦へ

男子ダブルスカル(M2x)山尾圭太・荒川龍太
予選4組 3着 28日の準々決勝へ

男子ダブルスカル(M2x)の山尾圭太・荒川龍太

8月27日のレースの組み合わせ
パラ女子シングルスカル(PR1W1x)市川友美
予選2組 17:08スタート
1レーン 日本
2レーン 韓国
3レーン ウクライナ
4レーン フランス
5レーン アルゼンチン
3位以上が準決勝へ。4位以下は敗者復活戦へ

男子軽量級ダブルスカル(LM2x)池田裕紀・西村光生
敗者復活戦3組 19:27スタート
1レーン フィリピン
2レーン 香港
3レーン 日本
4レーン 米国
5レーン 北マケドニア
2位以上が準々決勝へ。3位以下は25位~32位順位決定予備戦へ

●日本代表選手リスト
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2020東京の出場枠がかかるボート世界選手権開幕へ

ボートの2019世界選手権が8月25日からオーストリアのリンツで開催され、日本は男子ダブルスカル、男子軽量級ダブルスカル、男子軽量級シングルスカル、女子軽量級ダブルスカル、女子軽量級シングルスカル、パラ男子シングルスカル、パラ女子シングルスカル、パラ男女ミックス舵手つきフォアの8種目に出場する。

同大会は2020東京五輪とパラリンピックの出場権をかけた大会となり、下記以上の成績をあげると日本に出場権が与えられる。

男子ダブルスカル(M2x)11位(エントリー数31ヵ国)
男女軽量級ダブルスカル(LM2x、LW2x)7位(同男子33ヵ国、女子28ヵ国)
パラ男女シングルスカル(PR1M1x、PR1W1x)7位(同男子27ヵ国、女子14ヵ国)
パラ男女ミックス舵手つきフォア(PR3 Mix4+)8位(同17ヵ国)
※男女軽量級シングルスカル(LM1x、LW1x)はオリンピック種目ではないため出場権は与えられない。

●ボート世界選手権日本代表選手
M2x 山尾圭太 荒川龍太
LM2x 池田裕紀 西村光生
LM1x 武田匡弘
LW2x 大石綾美 上田佳奈子(8月24日に山領夏美から選手変更)
LW1x 冨田千愛
PR1M1x 遠藤隆行
PR1W1x 市川友美
PR3Mix4+ 八尾陽夏 西岡利拡 齊藤舞香 有安諒平 立田寛之

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BMX世界選手権フリースタイルパークで大池水杜10位…中村輪夢は転倒

中国の成都で11月7日から開催されているUCI世界選手権アーバンサイクリングは、11月11日にBMXフリースタイルパークで男女の決勝が行われ、女子エリートに出場した大池水杜(岡山JFBF)が62.40ポイントで10位に入った。大池は朝の試走で転倒し、足首を痛めての出走。1本目はラン序盤の大技バックフリップで転倒し37.00ポイント。2本目はバックフリップを成功させ、最後のテイルウイップで転倒してしまい62.40ポイントとなり、この得点が最終結果となった。

UCI世界選手権BMXフリースタイル・パークの大池水杜 ©2018 JCF

BMXフリースタイルパークの世界選手権は2回目の開催で、大池は2017年も出場してメダルまであと一歩の4位に入った。前日に行われた予選を自身初の1位で通過。準決勝は2本目での転倒が響き、点数を落とすものの8位で決勝に進出していた。

男子の中村輪夢(ウィングアーク1st)は予選を前年の最終順位を上回る6位で通過するものの、準決勝での転倒が響き17位。決勝進出はならなかった。

UCI世界選手権BMXフリースタイル・パークの中村輪夢 ©2018 JCF

BMXフリースタイルパーク 女子エリート決勝結果
1位 BENEGAS Perris(米国)93.00
2位 MARINO Angie(米国)87.80
3位 ROBERTS Hannah(米国)86.30
10位 大池水杜(岡山JFBF)62.40

大池水杜のコメント
優勝を狙って調整中の技を初めて大会で挑戦していくなかで、朝の試走で転倒して足を痛めてしまった。決勝でも2本とも転倒してしまった。課題も見える大会であったし、この経験を次につなげていきたい。

出口智嗣監督のコメント
大池がいま持っているすべての技を出し切らないとメダルには届かないと思っていた。彼女自身、調整中の技にも挑戦するという気持ちで決勝に臨んだ。その結果転倒したが次への課題も見つかり、来年や東京オリンピックに向けていく姿勢も確認できた収穫のある大会だった。
全体を通しては、ジャッジの傾向が今後の課題になってくると感じた大会だった。これまでは技の難易度を重視していたが、全体の流れや高さ、スピード感を重視したものになっている傾向だった。こちらもそれらを考えながら作戦を組み立てて臨んでいきたい。

中村輪夢のコメント
準決勝1本目は、パフォーマンスを上げてだいぶうまく走れていたが、ラスト1秒で転倒してしまって悔しい。転倒がなければ決勝に進出できていたと思う。ただ2本目で自分の思いどおりの走りができた。もっと練習して体力をつけて、次につなげたいと思う。

世界チャンピオンに挑む…サガン、バルベルデ、S・イェーツ、アラフィリップ、ログリッチ

自転車ロードレースの世界チャンピオンを決める世界選手権ロードが9月23日にオーストリアのチロル地方にあるインスブルックで開幕する。合計12種目が行われ、最終日の30日にはエリート男子ロードが開催される。

チームタイムトライアルの練習をするボーラ・ハンスグローエ © Innsbruck-Tirol 2018 / Jan Hetfleisch

エリート男子ロードは距離258.5km。午前9時40分(日本時間午後4時40分)にスタートし、ゴール予定は午後4時50分(同午後11時50分)。

大会4連覇をねらうペテル・サガン(スロバキア)をはじめ、アレハンドロ・バルベルデ(スペイン)、サイモン・イェーツ(英国)、ジュリアン・アラフィリップ、ロマン・バルデ、ティボー・ピノ(以上フランス)、プリモシュ・ログリッチ(スロベニア)、ジャンニ・モスコンとビンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)、ナイロ・キンタナとミゲルアンヘル・ロペス(コロンビア)、ステーフェン・クライスバイク(オランダ)、ダニエル・マーティン(アイルランド)、ミハウ・クビアトコウスキー(ポーランド)、ティム・ワレンス(ベルギー)、中根英登(日本)らが出場する。

歓迎のあいさつをするインスブルックのゲオルグ・ウィッリ市長 © Innsbruck-Tirol 2018 / Franz Oss

男子チームタイムトライアルは23日(日)。距離62.8km。第1チームスタートは午後2時40分(日本時間午後9時40分)、最終チームのゴール予定は午後5時05分(翌日0時05分)。
前年優勝のサンウェブ(ドイツ)をはじめ17チームが出走。BMC(米国)、ミッチェルトン・スコット(オーストラリア)、ロットNLユンボ(オランダ)、クイックステップフロアーズ(ベルギー)、スカイ(英国)など。

© Innsbruck-Tirol 2018 / Jan Hetfleisch

男子タイムトライアルは26日(水)。距離52.5km。第1選手スタートは午後2時10分(日本時間午後9時10分)、最終選手のゴール予定は午後5時10分(翌日0時10分)。
前年優勝のトム・デュムラン(オランダ)、ローハン・デニス(オーストラリア)、ホナタン・カストロビエホ(スペイン)、ステファン・キュング(スイス)、ビクトール・カンペナールツ(ベルギー)、トニー・マルティン(ドイツ)、バシル・キリエンカ(ベラルーシ)、アレックス・ドーセット(英国)、ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク)、ジョーイ・ロスコフ(米国)ら。

© Innsbruck-Tirol 2018 / Jan Hetfleisch

●各レースの日程

世界選手権インスブルック・チロル大会が9月22日から30日まで開催

世界選手権インスブルック・チロル大会が9月22日から30日まで開催

ロードレース世界選手権インスブルック・チロル大会が9月22日から30日まで、オーストリアのチロル地方にあるインスブルックとその周辺で開催され、12の競技で世界チャンピオンを決める最高峰の戦いが繰り広げられる。コースはアップダウンの厳しいもので、真の実力者を決めるにふさわしい舞台が設定された。

© Innsbruck Tourismus / Tom Bause

9月22日(土)09:00 – 12:00 UCIチームタイムトライアル公式練習
9月23日(日)10:10 – 12:05 UCI女子チームタイムトライアル
9月23日(日)14:40 – 17:05 UCI男子チームタイムトライアル
9月24日(月)10:10 – 11:55 ジュニア女子個人タイムトライアル
9月24日(月)14:40 – 16:50 U23男子個人タイムトライアル
9月25日(火)10:10 – 12:40 ジュニア男子個人タイムトライアル
9月25日(火)14:40 – 16:50 エリート女子個人タイムトライアル
9月26日(水)09:00 – 12:00 ロードレース周回コース公式練習
9月26日(水)14:10 – 17:10 エリート男子個人タイムトライアル
9月27日(木)09:10 – 11:15 ジュニア女子ロードレース
9月27日(木)14:40 – 18:15 ジュニア男子ロードレース
9月28日(金)12:10 – 16:50 U23男子ロードレース
9月29日(土)12:00 – 17:00 エリート女子ロードレース
9月30日(日)09:40 – 16:40 エリート男子ロードレース
日本との時差は7時間。上記の現地時間に7時間をプラスしてください。
(例=現地の16:40は日本の23:40)

世界選手権ロードの周回コース部分。ジュニア男子はショートラップ2周、U23は4周、女子は3周、エリート男子はショートラップを6周し、最後にロングラップを1周する

世界選手権エリート男子ロードの周回コース部分

世界選手権ロードの周回コース高低表。エリート男子はショートラップを6周し、最後にロングラップを1周する

全カテゴリーで使用するショートラップと、エリート男子のみ使用するロングラップの高低表

男子エリート・U23・ジュニア、女子エリートの全カテゴリーはクーフシュタインをスタートして90.6kmを走り、インスブルックの周回コースへ

インスブルックの周回コース。下がショートラップ、上の部分を含めたものがロングラップとなる

エリート男子が最後に走るロングラップに待ち構える勾配値28%の激坂グラマルトボーデン

世界選手権エリート男子個人タイムトライアルのコース

世界選手権エリート男子個人タイムトライアルの高低表

世界選手権男子チームタイムトライアルのコース

世界選手権男子チームタイムトライアルの高低表

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