第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)の自転車競技トラック種目日本代表選手が5月22日に日本自転車競技連盟から発表された。
男子 | 女子 |
今村 駿介 | 池田 瑞紀 |
太田 海也 | 内野 艶和 |
小原 佑太 | 太田 りゆ |
窪木 一茂 | 垣田 真穂 |
長迫 吉拓 | 梶原 悠未 |
中野 慎詞 | 佐藤 水菜 |
橋本 英也 | |
リザーブ(フランス同行) | |
松田 祥位 | 梅川 風子 |
リザーブ(フランス同行なし) | |
山﨑 賢人 |
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自転車トラックネーションズカップ第3戦は大会最終日となる2024年4月14日に女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)が10位、池田瑞紀(楽天Kドリームス/早稲田大)が13位になった。
暫定10位で最終のポイントレースを迎えた内野は、思うようにポイントを積み上げることができず苦しい展開となったが、最終のポイント周回で世界の強豪を相手に1着10点を積み上げて合計73ポイントの10位でフィ ニッシュ。
暫定18位で迎えた池田も、なかなかポイント争いに絡めない中、1ラップ獲得の好走を見せ順位を13位にまで押し上げてレースを終えた。
男子マディソンは今村駿介・窪木一茂ペアが6位、橋本英也・兒島直樹ペアが13位。日本は上位勢に対してなかなかポイント獲得争いに絡めない厳しいレース展開の中、今村・窪木ペアが 1ラップ獲得、一矢報いる形で20ポイントを加算して6位フィニッシュ。橋本・兒島ペアは13位でレースを終えた。
香港で開催されている2024UCIトラックネーションズカップ第2戦は大会3日目となる3月17日、女子オムニアムが行われ、梶原悠未(Team YUMI)が124点で優勝。内野艶和(楽天Kドリームス)が113点で2位になった。
梶原は女子エリミネーションとともに大会二冠。
3 種目を終えて全体1位となった梶原は最終のポイントレースでも堅実なレース運びで1位を死守して優勝した。同様に全体の3位でポイントレースを迎えた内野は、着実にポイントを積み重ね、逆転で2位になった。
女子ケイリンには佐藤水菜(楽天Kドリームス)、太田りゆ(ブリヂストンサイクリング)、梅川風子(楽天Kドリームス)、酒井亜樹(桃山学院教育大/楽天Kドリームス)が出場。1回戦では4選手とも上位に食い込めず、揃って敗者復活戦へ。太田と佐藤は2回戦へ進出。酒井と梅川はここで敗退。
2回戦で佐藤は3位になって1-6位決定戦へ。太田は6位で7-12位決定戦に進出。太田は7-12位決定戦で3位となり、全体の9位でレースを終えた。
ネーションズカップ2戦連続で表彰台が期待された佐藤だったが、5位でレースを終えた。
香港で開催されている2024UCIトラックネーションズカップ第2戦は大会2日目となる3月16日、女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)と垣田真穂(早稲田大/楽天Kドリームス)からなる日本のエースコンビが優勝した。
250mバンクを120周する30kmで争われたレースは、強豪国ニュージーランドがリード。ポイントが倍になる最終周回、12 回目のスプリント勝負で内野が圧倒的なスピードで1着通過。ニュージーランドを1点差で大逆転した内野・垣田ペアが優勝した。
池田瑞紀(早稲田大/楽天Kドリームス)、岡本美咲(京都・北桑田高)ペアは12位。
女子スプリントには佐藤水菜(楽天Kドリームス)、太田りゆ(ブリヂストンサイクリング)、梅川風子(楽天Kドリームス)、酒井亜樹(桃山学院教育大/楽天Kドリームス)が出場。
予選を7位通過の佐藤は1回戦に勝利し2回戦へ進出。予選13位の太田と同じく19位の梅川は1回戦敗退。酒井は予選29位で予選敗退。
佐藤は2回戦で相手選手の降着もあり準々決勝へ進出したが、マチルド・グロ(フランス)に敗れた。
インドのニューデリーで開催されている2024トラックアジア選手権大会は5日目の2月25日、女子マディソンが行われ、内野艶和(楽天Kドリームス)と垣田真穂(楽天Kドリームス/早稲田大)ペアが圧勝し、アジアチャンピオンになった。
日本ペアは合計12回のスプリントポイントのうち、10回を1位通過。圧勝で優勝した。内野は女子ポイントレースで、垣田は個人パシュートで優勝していて、さらに優勝したチームパシュートのメンバーでもあることからともにアジア選手権の三冠となった。
男子マディソンの窪木一茂、今村駿介(ともにブリヂストンサイクリング)は20回あるスプリントポイントをすべて1位通過。日本は圧倒的なスピードの違いを見せつけて優勝した。
男子ケイリンでは山﨑賢人(楽天Kドリームス)が優勝。
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