前橋市は、前橋商工会議所・太陽誘電・ブリヂストンサイクル・一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構と連携し、回生電動アシスト自転車を活用して市街地の活性化や環境に配慮した継続的な交通手段の提供を推進していくことを発表した。
その第1弾として、太陽誘電より無償で貸与される回生電動アシスト自転車100台を活用し、モニタリング事業を実施する。さらにシェアサイクル化への活用を目指し、モニタリングデータを活用する予定だという。
ブリヂストンサイクルの回生電動アシスト自転車に太陽誘電のIotユニット(GPS、LTE 機能)を取り付け、モニターに日常生活や業務の中で使用してもらう。モニターは、前橋商工会議所を通じ市民や会員企業、団体、大学などから募集。簡単なアンケートや自転車走行データなどを収集する。また、実際に自転車利用のメリットを体感してもらうことで、自転車利用促進広報モデルとして広報誌やSNSで情報発信してもらう。
事業を通じて、モニターとなった人たちに自転車利用のメリットを体感してもらい、自らが広報モデルとなることで、より親近感と説得力のある広報を行っていくのがねらいだ。
また、収集した検証データは、第2弾「回生電動アシスト自転車のシェアサイクル化」 へ活用し、MaaSと連携させた前橋市の新たな公共交通政策の一つとして組み込み、前橋の魅力を高めることを目指したいという。
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