新田祐大、梶原悠未ら6選手が東京五輪トラック代表に

新田祐大、脇本雄太、小林優香、橋本英也、梶原悠未、中村妃智の6選手が東京五輪の自転車競技トラック代表選手に選出された。日本自転車競技連盟が6月4日11時、オンラインWeb会議サービスのZoomを使って発表した。

上段左から脇本雄太、新田祐大、小林優香、下段左から橋本英也、梶原悠未、中村妃智

新田祐大(男子スプリント、男子ケイリン)

「新型コロナウイルス感染拡大によって東京五輪が1年延期になりましたが、金メダルまでの時間ができたという気持ちです。モチベーションとしても高く保てると感じています。2021年の金メダル獲得だけを目指していきたい」

リモート記者発表に出演する新田祐大 ©More CADENCE

新田祐大(NITTA Yudai)
1986年1月25日(34歳) 福島県出身 身長:173.0cm 体重:88.0kg 血液型:O型
東京オリンピック出場予定種目:スプリント・ケイリン
所属:一般社団法人日本競輪選手会福島支部(S級S班) ドリームシーカーレーシングチーム
出身校: 福島県立白河高
専門種目:トラックレース(短距離) 日本自転車競技連盟トラック短距離強化A指定選手
UCIランキング: 男子スプリント12位

新田祐大 ©JCF

脇本雄太(男子ケイリン、男子スプリント)

「中止かなと思って落ち込んだ時期もありましたが、2大会連続で五輪代表に選出されてうれしいです。2016年のリオ五輪では競輪で情けない成績でしたが、東京では必ず金メダルを」

脇本雄太 ©More CADENCE

脇本雄太(WAKIMOTO Yuta)
1989年3月21日(31歳) 福井県出身 身長:180.0cm 体重:82.0kg 血液型:A型
東京オリンピック出場予定種目:ケイリン・スプリント
所属:一般社団法人日本競輪選手会福井支部(S級S班) チームブリヂストンサイクリング
出身校: 福井県立科学技術高
専門種目:トラックレース(短距離) 日本自転車競技連盟トラック短距離強化A指定選手
UCIランキング: 男子ケイリン4位

脇本雄太 ©JCF

小林優香(女子ケイリン、女子スプリント)

「五輪に出場するためにバレーボールから転向し、競輪学校に入学した8年前に東京大会開催が決まりました。2020年の東京五輪延期が決まったときは残念に思いましたが、コーチに助けてもらいながらしっかりと準備をしていきたいです。長所であるスピード持久力を伸ばすとともに、短所である加速力をつけていきたい」

小林優香 ©More CADENCE

小林優香(KOBAYASHI Yuka)
1994年1月18日(26歳) 佐賀県出身 身長:165.0cm 体重:67.0kg 血液型:A型
東京オリンピック出場予定種目:ケイリン・スプリント
所属:一般社団法人日本競輪選手会福岡支部(L級1班) ドリームシーカーレーシングチーム
出身校: 熊本市立必由館高
専門種目:
トラックレース(短距離) 日本自転車競技連盟トラック短距離強化A指定選手
UCIランキング: 女子スプリント20位

小林優香 ©JCF

橋本英也(男子オムニアム)

「東京五輪が延期になって、これはチャンスだなと思いました。今年の世界選手権の結果をふまえると、このままではメダル獲得は無理だなと思っていました。2021年に開催される大会では(4種目の複合競技であるオムニアムで)最初の3種目で合計100点を取り、最後のポイントレースで金メダルが取れるように走りたい」

橋本英也 ©JCF

橋本英也(HASHIMOTO Eiya)
1993年12月15日(26歳) 岐阜県出身 身長:180.0cm 体重:75.0kg 血液型:A型
東京オリンピック出場予定種目:オムニアム
所属:一般社団法人日本競輪選手会岐阜支部(A級2班) チームブリヂストンサイクリング
出身校: 鹿屋体育大
専門種目:トラックレース(中距離) 日本自転車競技連盟トラック中距離強化A指定選手
UCIランキング: 男子オムニアム9位


梶原悠未(女子オムニアム、女子マディソン)

「強くなるために練習する時間が持てたと思っています。自粛期間中も私の原動力は母の存在です。全力でサポートしてくれるので、それに応えるために頑張ろうと努力してきました。日本代表としての誇りをもって必ずオムニアムで金。有言実行を胸に臨みたいです」

梶原悠未 ©More CADENCE

梶原悠未(KAJIHARA Yumi)
1997年4月10日(23歳) 埼玉県出身 身長:155.0cm 体重:56.0kg 血液型:O型
東京オリンピック出場予定種目:オムニアム、マディソン
所属: 筑波大大学院(在学中)
専門種目:トラックレース(中距離) 日本自転車競技連盟トラック中距離強化A指定選手
UCIランキング:女子オムニアム1位 女子マディソン個人ランキング33位(チームランキング:日本15位)

オムニアムの現世界チャンピオン、梶原悠未 ©JCF

中村妃智(女子マディソン)

「東京五輪延期には動揺しましたが、この段階で代表選手を選考してもらえ、プレッシャーを感じながらも頑張っていきたい。五輪は小さいころからテレビで見ていたので、その盛り上げ役の一躍を担えるようになりたいです」

中村妃智 ©More CADENCE

中村妃智(NAKAMURA Kisato)
1993年1月7日(27歳) 千葉県出身 身長:165.5cm 体重:67.0kg 血液型:AB型
東京オリンピック出場予定種目:マディソン
所属: 日本写真判定株式会社
出身校: 日本体育大
専門種目:トラックレース(中距離) 日本自転車競技連盟トラック中距離強化A指定選手
UCIランキング: 女子マディソン個人ランキング27位(チームランキング:日本15位)

中村妃智

補欠選手
短距離種目=男子補欠1 深谷知広、男子補欠2 河端朋之、女子補欠 太田りゆ
中距離種目=男子補欠 窪木一茂、女子補欠 古山稀絵

●日本自転車競技連盟のホームページ

今井美穂は初、山本幸平4大会連続…東京五輪MTB代表に

第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の自転車マウンテンバイク競技日本代表選手に山本幸平(ドリームシーカー)と今井美穂(CO2bicycle)が選出された。日本自転車競技連盟が6月3日に発表した。山本は2008北京、2012ロンドン、2016リオに続く4大会連続。今井は初選出。

東京五輪MTB代表の今井美穂(左)と山本幸平
山本幸平
今井美穂

期待に応えるため練習に励み、本番で最高の走りを…山本幸平

「東京オリンピック内定が決まったこと、今までの競技人生の中でも一番うれしい報告でした。まずは、ここまで応 援と支援していただいた多くの方への感謝の想いを伝えたいと思います。本当に、ここまでサポートしてくれてありがとうございます」と山本。

山本幸平

「山本ファミリーや妻と娘のサポートがなければ、リオ五輪後から競技者としてのメンタルを保つことができなかったと思います」

「感染症問題で1年延期となりましたが、僕が1年前から日本代表に内定をいただいたことはとても素晴らしく、本番に向けて準備を確実に進められる期間を与えてくれたことに感謝します。そして、日本代表として、みんなの期待に応えるために、練習に励み、本番で最高の走りをします。 それと同時に、残された期間で若手選手と切磋琢磨してみんなで強い日本チームを作り上げ、今後のマウンテンバイクの発展に貢献していきたいです」

今から胸が高まり、楽しみでいっぱい…今井美穂

「はじめに、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、医療機関に大きな影響が及んでおりますが、最善を尽くして感染予防や診療などの業務に携わり、地域医療を支えてくださっている医療従事者の方々や、私たちの生活を支えてくださっている多くのみなさまに、心より敬意を表します」と今井。

今井美穂

「2020東京オリンピックMTB−XCO代表選手として、正式に内定をいただきました。 幼い頃 から漠然と「オリンピック選手になりたい」という夢を描いてきましたが、自国開催でもある記念すべき東京オリンピックの代表選手に選出され、幼い頃からの夢を叶えることができたことを本当にうれしく思っております。 新型コロナウイルス感染症の影響により、開催が1年間延期という形になってしまいましたが、全世界においてコロナウイルス感染症が1日でも早く終息されることを願いながら、この延期された期間をプラスにとらえ、自分自身のフィジカル面・スキル面をともに向上させることができるよう、トレーニングを重ねていきたいと思います」

「自国開催の東京オリンピック。 たくさんの方に応援してもらいながら走れることを想像すると、今から胸が高まり、楽しみでいっぱいです。みなさんに最高の走りをお見せすることができるように1日1日を大切に、準備をしていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」


MTB選手選考について日本自転車競技連盟は選考基準発表から約2年間の実績と、さらに直近1年間の成績(UCIポイント)を基準とするとしてきた。しかし新型コロナウイルスの影響による2020年のオリンピック延期、そして3月15日以降UCIポイントの付くすべてのレースは停止となり、 選考期間は5 月28 日を待たずして約75 日間のチャンスが失われた。

これらの影響を考慮した選考期間の延長、また5月15日付けのUCI追加発表を受けた2021シーズンのワールドカップ2大会追加なども検討してきたというが、
・資格基準期間2年間の約90%、個人ランキング換算期間1年間の約80%はすでに消化されていて、一定の判断ができる期間と判断できること
・今後の世界的な活動計画も定まらない中、また、安全性についても不安のある遠征の助長を促しかねない期間設定は得策ではないこと
・期間延長を行うよりも選考を早期に決着させることが選手への配慮、安心感を与え、1年後の大会に向けて最大限調整することができること

これらのことから当初の基準に従って、競技者の選考したという。

●日本自転車競技連盟のホームページ

東京五輪の1年延期でツール・ド・フランスと日程重複する問題が

2020東京五輪が1年延期され、2021年7月23日(金)から8月8日(日)までの日程で開催されることが発表された。これにより世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスの開催と重複する事態となり、ツール・ド・フランス側がすでに発表している日程を変更する必要に迫られている。

コペンハーゲンで開幕する2021ツール・ド・フランスのコースプレゼンテーションをするクリスティアン・プリュドム ©ASO_G.Demouveaux

2021年のツール・ド・フランスはデンマークのコペンハーゲンで開幕することから移動日を加味した1日増の24日間で行われる。7月2日(金)にコペンハーゲンでのタイムトライアルで開幕し、同国で3日間を過ごし、大会4日目の5日(月)に選手らは空路で移動。6日(火)からフランスでのステージとなる予定だ。

現在発表されているのは最初の3日間と、最終日が7月25日(日)となること。コース全容は2020年10月中旬に発表されるはずだ。

2020年は東京五輪にツール・ド・フランス側が配慮

2020年のツール・ド・フランスは東京五輪に配慮して開催日程を通常より1週間早めていて、6月27日(土)から7月19日(日)まで開催される予定で現在も新型コロナウイルス感染の状況を見守っている。当初の2020東京五輪での男子ロードは開会式翌日の25日(土)に計画されていたので、ツール・ド・フランスで完走を果たした選手も中5日の余裕があった。

©A.S.O. / Thomas-MAHEUX

自転車男子ロードは五輪での最初の決勝種目が慣例

近年の五輪では開会式翌日の競技初日に最初の決勝種目として自転車競技男子ロードが開催される。その理由は、町々をつないで走るロードレースは開催都市の全容を世界中に知らせるのにうってつけの種目であるからだ。とりわけ男子ロードは選手数が多く、空撮や併走による映像でその都市の魅力をあますことなく配信するというねらいがあった。

これは2020年に開催予定だった東京五輪でも適用され、1年延びて開催される2021年実施の東京五輪でも同様だ。つまり五輪がスライドしたことによって五輪男子ロードが開催される7月24日(土)は、このままだとツール・ド・フランス出場選手は最終日前日を走っているということになる。

五輪で行われる自転車競技はロード以外にもトラック、MTB、BMXがあり、半月以上の日程で開催される五輪の全期間で競技が行われる。仮にロードが五輪開幕直後に組み込まれる日程でなければ、この問題は解決できることになるのだが。

国際自転車競技連合(UCI)は五輪延期に肯定的で、日程調整にも協力を惜しまない。ASOとしてもそうでありたいはずだが、すでに発表されているデンマークでの3日間の計画を修正することは容易なものではない。ツール・ド・フランスという観光アイテムを重視するフランス国内のコースならまだしも、他国におじゃまするだけに関係者はその調整に頭を抱えているかも知れない。

●ツール・ド・フランスのホームページ

ボートの選考レース中止、活動自粛…東京五輪延期を受けて

日本ボート協会は東京五輪の延期が発表されたことを受けて、3月28日から熊本県菊池市で行う予定だった男女軽量級ダブルスカルの代表選考レース、24日から行っていた熊本合宿を中止した。

また、ナショナルチームとしての活動は1カ月間自粛するという。4月上旬に出される国際ボート連盟(FISA)からの予選システムの通知に従って、2021年に延期された東京五輪代表選手選考方針を立てて、代表選手の選考にあたるという。

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五輪延期の渦中にありながらボートは最終選考レース開催へ

日本ボート協会が3月28日、熊本県菊池市の斑蛇口湖漕艇場で男子軽量級ダブルスカル、女子軽量級ダブルスカルの日本代表選考を行う。

ボートの2019世界選手権日本代表選手団

東京オリンピックの出場権を争う国際大会が中止となり、日本がどの種目で出場権が獲得できるか不明という現状に加え、2020東京五輪そのものも延期の可能性が高まっている。そんな状況の中、五輪の軽量級種目がこの2種目しかないため、日本のトップクルーを選考し、五輪に備えるための選考レースを開催する。

3月22日に埼玉県戸田市の戸田ボートコースで開催された日本代表候補選手選考レースの「男女軽量級シングルスカル」の上位4選手が28日午前9時にスタートする「男女軽量級ダブルスカル」の日本代表選考レースに出場する。

日本代表候補選手選考レース「男女軽量級シングルスカル」の結果は以下の通り。

男子軽量級シングルスカル(LM1x)
1 武田匡弘(関西電力)
2 宮浦真之(NTT東日本)
3 西村光生(アイリスオーヤマ)
4 古田直輝(NTT東日本)

女子軽量級シングルスカル(LW1x)
1 冨田千愛(福井県スポーツ協会)
2 大石綾美(アイリスオーヤマ)
3 山領夏実(デンソー)
4 上田佳奈子(明治安田生命)

3月22日の選考レースで1、2位になった選手のクルーが勝てばその2選手が日本代表候補選手となる。負けた場合はすべての組み合せを変えて29日、30日も実施する。

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野中生萌…ワガママな性格がクライミングに向いているのかな

新種目スポーツクライミング複合でメダル獲得を目指す東京生まれの22歳、野中生萌(のなかみほう)。2018年ワールドカップ世界ランキング1位。2019年のジャパンカップではボルダリングとスピード種目、五輪競技として採用された複合で1位。2019年8月の世界選手権時は肩のケガの影響もあって日本女子2位となり、同1位野口啓代に五輪代表1枠目をさらわれたが、ケガも回復し五輪当日を見すえて練習を怠らない。

3姉妹の末っ子。9歳のときに姉2人とともに父親に連れていってもらったジムでクライミングに出会った。2人の姉が楽々と登っていく姿に触発され、負けず嫌いな性格に火がついた。自然と自身を練習で追い込んだことでクライマーとしての才能が開花する。

自らが発案した一般向けのボルダリングコンペティション「レッドブル・アシュラ」でデモンストレーション
男子のトップ選手、原田海と

「末っ子なのでワガママです。そんな性格がクライミングに適していたのか、結局続けたのは私だけです。今は家族全員で応援してくれています」

左肩の痛みはもうないので、思い切り身体を動かせるという

鍛え抜かれた筋力は見事だ。総合力が求められる複合種目にあって、野中はパワーで攻めるスタイルだ。筋肉を形成する肉などのたんぱく質は大好きだというが、体重が増えるとクライミングには不利となる。そのため常に食べる量とバランスを考えているという。

リラックスできるのは「ネコかな」。家族とともに住む自宅には生後一週間のときに捨てられていたクロネコを含めて3匹と同居する

東京五輪のスポーツクライミング日本代表は男女各2人。日本山岳・スポーツクライミング協会は2019年8月の世界選手権のコンバインドで日本勢最上位だった男子の楢崎智亜と女子の野口啓代を五輪代表に決定した。ところが国際スポーツクライミング連盟の規定変更により、世界選手権で日本勢2番手に入った男子の原田海と女子の野中に五輪出場権を与えたと発表。

日本協会がスポーツ仲裁裁判所に提訴するというニュースも報じられ、現在は渦中の存在となってしまったが、それでも野中は冷静にその先を見すえる。

プールと海がめちゃめちゃ好きですが、泳げないんですよ。ガチな泳ぎはできませんが、水遊びは大好きです

五輪に初採用され、しかも伸び盛りの年齢で迎える2020東京への思いは?

「まさにそこなんです。東京出身の私にとってもうこれ以上のチャンスはないと思っているので、そのチャンスをつかみたいたいと思います。絶対に悔いのないように頑張りたい。メダルを絶対に取りたいです。

●野中生萌が語る“クライミング”や“オフタイム” 東京五輪は冷静にその先を見すえる

東京五輪予選大会中止のボートで日本代表候補選手内定へ

日本ボート協会は3月20日から22日まで埼玉県戸田市の戸田ボートコースで日本代表候補選手選考レースを開催し、男女シングルスカル、男女軽量級シングルスカル、男女舵手なしペアの優勝者を決めた。

2019世界選手権の女子軽量級シングルスカルで2位になった冨田千愛(写真は2019世界選手権)

男女軽量級シングルスカルの上位4選手は3月28日から行われるダブルスカル2艇でのシートレースを経て代表選手が内定する。

日本代表が決まっても五輪枠獲得の国際大会が中止に

日本代表選手は本来なら東京五輪のアジア・オセアニア大陸予選と世界最終予選に出場して東京五輪の国別出場枠を目指すはずだったが、新型コロナウイルスの拡大によって予選大会がすべて中止。

国際ボート連盟(FISA)から五輪枠の配分規定が発表されるまでどの種目で東京五輪に出場するかが未定のため、今回のトップ選手が五輪出場に決まったわけではないという。日本ボート協会は今後、出場可能な種目が決定次第、必要な選考を経て派遣を決定する。

日本は2019年8月に開催された世界選手権で、五輪種目ではない女子軽量級シングルスカルで冨田千愛が日本女子初の銀メダルを獲得したものの、この大会での2020東京オリンピック・パラリンピックの出場権獲得はできなかった。そのためアジア・オセアニア大陸予選での出場枠獲得を目指していた。

日本は開催国枠としてシングルスカル男女で少なくとも各1枠が付与されることが決まっているが、それ以外は不透明な状態。


日本代表候補選手選考レース結果

男子軽量級シングルスカル(LM1x)
1 武田匡弘(関西電力)
2 宮浦真之(NTT東日本)
3 西村光生(アイリスオーヤマ)
4 古田直輝(NTT東日本)

女子軽量級シングルスカル(LW1x)
1 冨田千愛(福井県スポーツ協会)
2 大石綾美(アイリスオーヤマ)
3 山領夏実(デンソー)
4 上田佳奈子(明治安田生命)

男子シングルスカル(M1x)
1 荒川龍太(NTT東日本)
2 櫻間達也(NTT東日本)
3 山尾圭太(トヨタ紡織)

女子シングルスカル(W1x)
1 米川志保(トヨタ自動車)
2 中条彩香(デンソー)
3 西原佳(プリントパック)

男子舵手なしペア
1 大塚圭宏/高野勇太(NTT東日本)

女子舵手なしペア
1 高野晃帆/村松栄理(立命館大/関西電力)


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東京五輪予選を含め自転車全競技が4月3日まで中止に

国際自転車競技連合(UCI)は2020年3月15日に声明を発表し、新型コロナウイルスによる危機的状況のために、4月3日まですべてのUCIカレンダー掲載レースを中止するよう主催者に要請した。日本では3月20日から22日に開催予定のツール・ド・とちぎが対象となる。

沿道に観客がいないコースを走るパリ〜ニース第5ステージ ©A.S.O. Fabien Boukla

各国自転車競技連盟と主催者の一部はすでにレースを延期・中止する決定を下しているが、UCIはプレスリリースを通じて、4月3日まで競技の凍結を要求した。新型コロナウイルスが蔓延する地域でこれ以上の健康被害拡大をしないことが目的。開催・非開催によって影響が生じる国際ランキングや五輪出場枠争いにおける公平性を確保する意味もある。

UCIは前週と週末に複数の危機会議を行って、大会の中止、国際ランキングの停止、東京五輪・パラリンピックの予選会停止という決定を発表した。以下はその概要。

世界保健機関(WHO)によって危険にさらされていると特定された地域の自転車競技主催者は、UCI国際カレンダー上のレースをキャンセルする必要がある。

UCI国際カレンダーのすべてのイベントが中止になることを受けて、すべての国際ランキングを停止。3月15日から再開通知の日まで、少なくとも2020年4月3日まで期間中のUCIポイントは停止される。

2019ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari / LaPresse

延期のジロ・デ・イタリアも再設定は保証できず

2020東京五輪・パラリンピックの国別出場枠の配分にも影響が生じる。すでにロード、トラック、パラサイクリング・トラックは出場枠争いが終了しているが、マウンテンバイク、BMXレース、BMXフリースタイル、パラサイクリング・ロードは2020年3月3日からと期日をさかのぼって停止。UCIは、国際オリンピック委員会(IOC)と国際パラリンピック委員会(IPC)と調整する。

現在のところは4月3日までのレースを見送るとしているが、収束に向けての道筋が見られない場合はさらに措置を延長する可能性もある。第二次世界大戦でも中止されなかったツール・デ・フランドルは4月5日開催予定。パリ〜ルーベは12日だ。

ジロ・デ・イタリアをはじめとした主要大会は「開催延期」と発表し、統括団体のUCIに新たな開催日程の割り当てを求めているが、カレンダー上の保証はないとした。プロレースは毎週末にレース開催されているだけに23日間にも及ぶグランツールがどこに移動できるかは不明だ。

●国際自転車競技連合のリリース