KEENがビッグイシューの街頭販売員の足もとをサポート

アウトドアシューズメーカーのKEEN(キーン)は、カルチャー&エンターテインメント誌ビッグイシューを街頭で販売するホームレス状態にある人を支援するため、アウトドア用で防水されたフットウエアを提供している。

1991年英国で創刊された雑誌ビッグイシューの日本版が創刊されたのは2003年。月2回発行され、一般誌にはなかなか登場しないミュージシャンや俳優などVIPのインタビューを独占掲載するこの雑誌は、ホームレス状態にある人の独占販売とすることで一冊450円の売り上げのうちの230円が販売者に支払われ、彼らの生活再建を支えるひとつのツールとなっている。

ビッグイシューとKEENが最初の出会ったのは2008年。KEENは「ビッグイシューの販売者さんを足元から支えたい」という思いからフットウエアを提供。以来、毎年KEENはビッグイシューの販売者にフットウエアを提供することで、彼らの社会復帰への挑戦を支えている。

●KEENのホームページ

KEENがコロナと戦う医療関係者に10億円分のシューズ提供を完了

アウトドアシューズブランドのKEEN(キーン)が新型コロナウイルスの脅威と戦うために長時間の業務に携わっている人の足元にすこしでも快適さを提供しようと全世界で最大10万足のシューズ(約10億円相当)を提供した。 

前例のない無謀な企画との意見もあり、さたには悪意あるソフトウェアの攻撃を受けて申し込みシステムがダウン。不正な申し込みの削除と不正防止対策を講じて、ようやく再開させたという。

「ここまでたどり着けたのは、本企画への皆さまのご賛同、温かいお言葉や励ましがあったからこそと感謝しております。本プログラムを通じて、大変な時こそ互いを支えあうという趣旨を実行いただき、本当にありがとうございました!」と同社。

プログラムは、予定数に達して終了したが、KEENはこれからも「一緒だから、できること」を実現していきたいという。

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ペットボトル再生繊維で編んだオープンエア…キーン新製品

2020春夏シーズンからペットボトル再生繊維を採用したUNEEKのデザインをアップデートした次世代のスニーカー、UNEEK SNK(ユニーク・スニーク)がキーンから3月19日に発売された。

人気モデルがさらなるサステナブルプロダクトにアップデートされた。リサイクル素材を使用することにより20SSシーズンの同社製品が50万個のペットボトル廃棄を削減した。

アッパーをコードで形成した革命的な一足

UNEEK SNKのアッパーは2本のコードで形成した革命的なオープンエア・スニーカーUNEEKのデザインをアップデートしたもの。さらに歩行時の衝撃を穏和するミッドソールをハイブリッド。最上級の履き心地を実現させたという。

メンズ・ユニーク・スニーク 全10色 1万4850円

いわゆるオープンエアスニーカー。UNEEKのアッパーデザインに、 最上級の履き心地を実現した肉厚なミッドソールをハイブリッド。リサイクルマテリアルを多用したエコロジカルプロダクトに語呂、語感ともにいいネーミングを冠した。

●KEENのホームページ

KEENがコロナウイルスに立ち向かう人に10万足のシューズ提供

アウトドアシューズブランドのKEEN(キーン)が新型コロナウイルスの脅威と戦うために長時間の業務に携わっている人の足元にすこしでも快適さを提供しようと全世界で最大10万足のシューズ(約10億円相当)を提供する。 

新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、多くの大都市では移動が制限され、それによって多くの人の健やかな生活が阻害され、経済にも大きな打撃を与えている中、「安全にアウトドアでリラックスしていただくためのシューズづくりを通して、KEENとして貢献できることがあると考えた」と今回のプロジェクトを発案した。

KEENは2003年の創業当時から二つの理念に従い、ビジネスを展開してきたという。
1) 個人とその家族のつながりを尊重すること
2) 地球に生きる市民として、多様性やアイデアを受け入れ、よりよい未来に向けて貢献していくこと

創業当初からの二つの理念に沿って、この状況下、休まずに現場で働く人と家族のために頑張っている人にプロジェクトを考えた。

難局に立ち向かっている知り合いや家族をご紹介してください。KEENのシューズを無料でお届けします。

今いちばん必要なのはシューズではないかもしれないが、シューズは人々が外に出て活動するには欠かせないもの。そしてシューズを作ることは、KEENの重要なミッションであり、最も得意とすることという。

「このような時だからこそ、私たち一人ひとりの強みを分かち合い、みんなでチカラを合わせればポジティブなインパクトを生み出せると信じています」

紹介にあたって、商品の購入は不要
紹介は1人1回まで。紹介者と受け取られる人は、18歳以上の日本在住の人。受け取る人には、後日受け取り方法が記載されたメールをKEENより送信。紹介者は、指定のページで希望のKEENシューズを選択。配布は予定配布数量に達した場合、または予告なく終了する場合がある。質問は、info.japan@keenfootwear.comまで。

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キーンが台風15号・19号緊急災害支援マッチングペイ

アウトドアフットウエアブランド「KEEN(キーン)」を展開しているキーン・ジャパンが台風15号・19号で被災した地域の支援活動を目的とし、1000万円を目標とした寄付をマッチングペイで募る。また今後、KEEN社員はボランティア活動のほか、被災した人への靴の提供を行う予定。

環境保護・社会貢献活動KEEN EFFECT(キーン・エフェクト)

1000円の寄付があればKEENもその同額1000 円を寄付!

これまでも多くの人が賛同してくれた募金手段『マッチングペイ』。災害支援ネットワーク『一般社団法人OPEN JAPAN』 宛に寄付すると、500万円を上限に同額の現金または物資などをKEENが拠出(マッチング)する。集まった寄付金は『一般社団法人OPEN JAPAN』、『DRT JAPAN』、『災害NGO結』、『IVUSA』の4団体へ、台風15号、19号に対する災害支援活動費として寄付される。

KEEN のマッチングペイ実績:熊本地震目標総額600万円、九州北部豪雨災害目標総額400万円、西日本豪雨目標総額1000万円

●詳しくはKEENブログを参照

目標総額1000万円。500万円集まればKEENが500万円を寄付

今回支援する4団体は、さまざまな技術、技能を持つメンバーが集まり、全国各地の被災地できめ細やかな支援を行う災害支援のプロフェッショナル。水害で孤立した人の人命救助を行ったり、重機を使った瓦礫の撤去作業などを行うかたわら、泥のかき出しや、炊き 出しを行うことも。地域コミュニティとの連携を大切にしながら、人の顔が見える支援を行う心強いパートナーだ。現在も千葉県、宮城県、長野県など全国各地での活動を展開するとともに、台風19号の被害状況の調査と支援内容の検討に入っている。

今回のマッチングペイ詳細
○目標寄付総額: 1000万円(この金額の半分はKEENが負担いたします)
○期間: 2019年10月15日(火)~11月15日(金)の1カ月間

マッチング・ペイとは
個人からの寄付を募る際に、企業や財団、篤志家等が個人からの寄付額に一定の比率で上乗せし、同一の対象に寄付をするという仕組みです。企業や団体が単独で寄付を行うよりも、一人一人の思いとマッチングさせることでより大きな社会貢献の成 果が期待できるため、欧米の慈善財団では盛んに用いられています。

KEEN(キーン)とは

2003 年、ローリー・ファーストにより創業されたアウトドアフットウエアブランド KEEN。つ ま先を衝撃から守るトゥ・プロテクション機能を搭載した創業モデル NEWPORT(ニュー ポート)”を発表以来、常にスポーツシューズの世界に革命をもたらしてきた。屋根のない場所すべてを『KEEN と共に楽しむ 場所』と定義し、米国・ポートランドから革新的なフットウエアを提供し続けている。

佐賀県大町町でのKEEN EFFECT活動

KEEN EFFECT(キーン・エフェクト)

KEEN はシューズ作りを通じて、地球環境をよりよく変える努力を続けています。自然環境保護・社会貢献の活動を『KEEN EFFECT(キーン・エフェクト)』と称し様々な取り組みを行っています。特に自然災害支援は KEEN EFFECT の原点であり、東日本大震災を始めとする災害支援から社員のボランティア活動、寄付金の拠出などを行っています。

2019年9月の九州北部豪雨では、佐賀県にてボランティア活動に参加する他、被災者の皆さまに少しでもお役にたてればと、KEENシューズの無償提供をさせていただきました。

一般社団法人OPEN JAPANとは
日本大震災を始め様々な災害で被災された方に対し迅速できめ細やかな支援を続ける『一般社団法人 OPEN JAPAN』。災害発生時、初動の緊急支援ではボランティアを受け入れるためのベースの立ち上げや、活動に必要な機材の調達・運搬や燃料費など、被災された方々への支援を行っています。また緊急時のみならず、地域の方々との繋がりを大切にし、今、何が必要とされているかを常に考え、支援内容を変化させて各被災地で活動を続けています。

▼災害支援ネットワーク団体
災害技術支援のプロボノ団体『DRT JAPAN』
自然災害の復旧・復興支援団体『災害 NGO 結』
NPO 法人国際ボランティア学生協会『IVUSA』

4月15日はイリオモテヤマネコの日…アウトドアフットウエアのKEENが環境保全活動

沖縄の西表島(いりおもてじま)にのみ生息する国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコが発見された4月15日はイリオモテヤマネコの日。近年は観光客増などでこの希少種が交通事故の犠牲となるなどの問題があり、アウトドアフットウエアブランドのKEEN(キーン)が環境保全プロジェクトをスタートさせた。

左から戸川久美さん、仲程長治シネマトグラファー、キーン・ジャパン竹田尚志代表、竹中康進さん

米国ブランドのシューズメーカー。屋根のないところすべてを「KEENと共に楽しむ場所」と考え、アウトドアを楽しむための多様な商品を開発・販売するとともに、さまざまな社会貢献活動を展開している。東京都港区に本社を置く日本法人のキーン・ジャパンは、西表島の豊かな自然と文化を「明日」に継承していこうと、同地を訪問するひとりひとりができることを考え、行動していくプロジェクト「Us 4 IRIOMOTE」を「イリオモテヤマネコの日」に合わせて本格スタートさせた。

イリオモテヤマネコ 写真提供:環境省西表野生生物保護センター

西表島の明日のためにできる4つのこと。「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」

西表島で自然保護に取り組む人たち、文化を継承する人たちとともに「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」の4つのキーワードを軸に、「明日」のために、ツーリスト一人ひとりができることを考え、行動してゆく、「Us 4 IRIOMOTE」(アス・フォー・イリオモテ)プロジェクトを発足し、企業、団体の枠組みを超えた展開をしていきたいという。

Us 4 IRIOMOTEの由来
Us=明日・私たち、4=4つ。西表島の明日に私たちができる、4_つのこと。
Us 4 IRIOMOTEにおける4つのキーワード 「知ろう」「守ろう」「話そう」「残そう」。
西表島の自然や生態系・文化を「知る」ことからはじめ、アクションを起こして「守り」、みんなで「話し」、未来に「残し」ていく。

Us 4 IRIOMOTEの活動に活用される『UNEEK EVO』

UNEEK EVO “IRIOMOTE”パック。1万3000円(税別)。カラーは左からPetrified Oak/Raven、Star White/Raven、Blue Mirage/White

2本のコードと1枚のソールで編み上げられたオープンエア・スニーカー『UNEEK(ユニーク)』に、エンジニアードニットを取り入れた最新モデル『UNEEK EVO(ユニーク エヴォ)』を2019年4月12日(金)より発売。イリオモテヤマネコの柄をモチーフにした”IRIOMOTE”パックの売り上げの10%をUs 4 IRIOMOTEに活用する。

Us 4 IRIOMOTEオリジナルマイボトル&Tシャツ

Tシャツ、3500円(税別) 5イラスト ホワイト・ブラック・オリーブ 3色展開

長場雄イラストレーターが手がけるキービジュアルを配したチャリティグッズを制作。売り上げの一部がUs 4 IRIOMOTEに活用される。2019年4月下旬よりKEENオフィシャルサイトおよびSORA石垣店で販売。(取り扱い店は増える可能性も)

動物・自然保護を展開する団体を支援

絶滅危惧種イリオモテヤマネコを守る「JTEFトラ・ゾウ保護基金 やまねこパトロール」
Us 4 IRIOMOTEの活動:パトロール隊員を増員、地域住民への啓蒙活動を実施。交通事故防止対策をパワーアップする。
国の天然記念物で、絶滅危惧種に指定され、世界で西表島だけに生息する希少種イリオモテヤマネコは、種の存続ぎりぎりの100頭ほどと推測されている。入島者の増加に伴い、交通量が増え、それと比例するようにイリオモテヤマネコの交通事故も増加している。2018年は事故件数9件と、過去最悪を更新した。
「やまねこパトロール」は、野生動物保護のために活動するNPO「JTEFトラ・ゾウ保護基金」の西表島支部とし活動を展開。イリオモテヤマネコを事故から守るため夜間パトロールを実施し、ドライバーへの注意喚起やヤマネコが路上に餌付く原因となる小動物の死骸除去など、地道な活動を行っている。

西表島ドキュメンタリー映画、2020年公開予定

西表島 ©Choji Nakahodo

仲程長治氏が切りとる、うつくしい西表島の景色
土が香り、自然の生命を感じる力強いこれらの写真は、写真家・仲程長治(なかほどちょうじ)氏の作品。現在、同監督によるドキュメンタリー映画を制作中。美しい西表島の四季を通し、島の文化を継承する石垣金星・昭子夫妻をはじめ、島の文化や自然を守る人びとを追うドキュメンタリー映画。(2020年公開予定)

イリオモテヤマネコとは
沖縄県西表島のみに分布する夜行性のヤマネコ。1972年国の天然記念物に指定され、1977年には特別天然記念物に指定された。体長約50cm~60cmで体重約3kg程度。1965年4月15日に動物文学者の戸川幸夫氏らが発見し、1967年に新種として認定された。
分布状況主に、島の低地部の湿地、河川・沢沿いをよく利用し、マングローブ林、農耕地周辺にも現れる。生息数約100~109頭(2005~2007年第4次総合調査より)

4月15日は「イリオモテヤマネコの日」
沖縄の西表島にのみ生息する国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコ発見50年を記念し、同町は2015年9月25日、専門家がイリオモテヤマネコを新種と公表したのが1965年4月15日だったことから、4月15日を「イリオモテヤマネコの日」と制定すると発表。

認定NPO法人JTEFトラ・ゾウ保護基金の戸川久美理事長

戸川久美
認定NPO法人JTEFトラ・ゾウ保護基金理事長

国指定特別天然記念物イリオモテヤマネコの発見者である動物文学者戸川幸夫の次女。子どもの頃、父が日本政府に依頼され自宅で2年半ほどイリオモテヤマネコと共にくらす。2009年に現組織を設立し、絶滅に瀕するトラ、ゾウ、イリオモテヤマネコの現地の保全対策、違法取引防止、国内での普及活動に尽力する。2015年イリオモテヤマネコ発見50年目に、西表島・上原にJTEF西表島支部やまねこパトロールを設立し、現地在住の高山事務局長を中心に地域からのヤマネコを核とした島の保全活動に取り組んでいる。

【KEENについて】
KEEN(キーン)は、2003年に誕生した米国オレゴン州ポートランドに本拠を置くアウトドアフットウエアブランド。「サンダルは、つま先を守ることができるのだろうか?」このシンプルな疑問をきっかけに、KEENの歴史は幕を開けた。つま先を衝撃から守るトゥ・プロテクション機能(つま先の保護機能)を搭載した、革新的なサンダル『NEWPORT(ニューポート)』の登場は、スポーツシューズの世界に革命をもたらし、KEENの名を瞬く間に世界中に広めた。
アウトドアライフのために生まれたKEENには、自分たちが暮らし、遊び、働く場所を守る責任があるといい、2003年の創立以来、1800万米ドル(約20億円)を、志を共にする世界中のNPOへ寄付してきたのもこのため。地球のすべての場所を、見つけたときよりも美しくして去る。世界を少しでもポジティブに変える。この活動をキーン・エフェクトと呼び、「Giving Back:社会への還元」、「Taking Action:市民活動支援」、「Reducing Impact:環境負荷の低減」をテーマにしている。
「完璧ではないかもしれません。でも私たちは、この星によりよい未来を作る力があることを信じています」
● KEENのホームページ