インドア練習で頭角を現した植竹海貴がZwift選手権で2連覇

Y’sRoadの植竹海貴が11月30日に開催されたアミノバイタル全日本最速店長選手権 in Zwift 2ndの女性店長 and 女性スタッフカテゴリーで優勝し、2021年に続いて連覇を達成した。

全日本最速店長選手権を連覇した植竹海貴

八重洲出版の自転車月刊誌サイクルスポーツの名物企画「全日本最速店長選手権」のオンライン版である「アミノバイタル全日本最速店長選手権 in Zwift」は、バーチャルサイクリングアプリ「Zwift」上で開催される。スポーツサイクルショップ店長や女性スタッフの中で最速の選手を決定する大会だ。

今回は、「男性店長」と「女性店長 and 女性スタッフ」の2つのカテゴリーで実施され、植竹が参戦した「女性店長 and 女性スタッフ」カテゴリーには8選手が参加した。

植竹は序盤、男子選手に交じり先頭集団を牽引。レース全体を通して高パワーをキープした走りで終始独走態勢を崩さず、2位以下を引き離して優勝し、連覇を達成した。

JBCF「Jフェミニンツアー」年間総合優勝の植竹海貴

レース後に植竹は、大会を振り返って次のようにコメント。

「去年に引き続き優勝できてうれしかったです! 今回は男性選手と同時スタートだったので、男性の集団についていく作戦でしたが、2回目のアタックで集団からドロップしてしまい、そこから独走になってしまいました。Zwiftのレースは実走とは違い、アイテムの使用ポイントなどが難しかったので、もっと練習したいです。応援ありがとうございました!」

SARISサポートライダーである植竹は、実走練習に加え、SARIS社のスマートトレーナー 「SARIS H3」とバーチャルサイクリングアプリ「Zwift」を組み合わせたインドアトレーニングも取り入れ、競技力の強化に取り組んでいる。このトレーニングの結果、「Jフェミニンツアー」 で、2022年度に参加した12戦中8勝を挙げ、2022年の年間総合優勝を達成し、2021年に続く2 年連続のタイトル獲得が実現した。

スマートトレーナーのSARISに乗ってバーチャル練習

●植竹海貴のトレーニング日記

「バグかな」さんはバーチャルライド界のインフルエンサー

「バグかな」のアカウント名でインスタフォロワー2万7000人を数える女性サイクリストがいる。ロードバイクに乗り始めて2年だが、室内トレーニングを本格導入するなどで、SNSを駆使して自転車の魅力を発信中。いまでは自転車界随一のインフルエンサーとも言える。機材と周辺環境をそろえれば、そんなバグかなさんとだれでもバーチャルライドできる。

自宅で室内トレーニングをこなすバグかなさん

バーチャルライドならシゴト帰りや雨の日も乗れる

中学は女子バレーボール部、高校・大学は陸上部で中距離の800mをやっていたというバグかなさん。神戸市出身で、1年前に東京に引っ越してきた。フルタイムの会社員だ。部活引退後は趣味としてマラソン出場したこともあったが、スポーツをしていない時期も2〜3年あったという。

そんなバグかなさんが自転車を始めたのは、大学陸上部の友人がロードバイクをやっていて、すすめられたのがきっかけだった。いきなりしまなみ海道や箱根、筑波山などの難コースに挑戦。

「初心者にしてはバグった(想定から逸脱した)ライドをしていると言われ、バグかなという名前でインスタを始めました(笑)」。

もともとは実走で男性サイクリストについていけるようにと室内トレーニングを導入した

2021年からスマートトレーナーと呼ばれる室内サイクリング機器、SARISを導入。ヒルクライムレースへの出場を目標にしていたので、それに向けてのトレーニングを積むためだ。画面に映し出されるコースとペダルの重さが連動するバーチャルライドが楽しそうだったので、以前から興味があったという。

平日や雨の日も自転車に乗れるのが魅力の室内ライド。週末サイクリングの他に、平日の仕事終わりにも自転車に乗れるようになった。実際にやってみると、レベルアップがアプリ上で評価されたり、新しいコースに挑戦できたり、ゲーム的な要素があって飽きずに楽しめた。ミートアップという機能を使って、遠方の人と一緒に走れるのも楽しかった。飽きてきたら音楽を聴いたり、映画を観ながら走るといいとおすすめする。

部屋に置かれたトレーニング機器。バグかなさんはワイズロードのSARISアンバサダーを務めている

「実走時に一緒に走る人たちが速いので、少しでも置いていかれないように室内トレーニングも頑張りました。その結果、実走でのサイクリングも明らかに長距離を速く走れるようになり、体力もつきました。体重も5kg落ちました!」

2022年は富士山を登るフジヒルクライム大会で、所定のタイムを切った選手に与えられるブロンズメダルを目標にトレーニングをする。コロナ禍が落ち着いたら、四国や九州など今まで走ったことがない場所でサイクリングを楽しみたいという。

「海外限定のカラーを取り寄せて、大切な友人に組んでもらった特別なバイク」を実走では愛用する

周辺環境を揃えればバグかなさんと一緒にライドできる!

スマートトレーナーを購入し、オンライントレーニングアプリのZwift(ズイフト)に登録するとミートアップという形で一緒に走れる。Zwift利用料は月1650円。スマホかパソコンとその通信環境が必要。

バグかなさんは、スポーツ自転車専門店ワイズロードが運営する「ワイズロード・ズイフターズ」内のイベントとしてのZwiftミートアップを毎月2回開催。店舗利用者でなくても無料で入会・参加可。
●ワイズロード・ズイフターズ

インスタ映えする自撮りテクを教えて!

掲載写真は本人提供のもの。バグかなさんに自撮りテク、インスタ映えする写真を撮る秘けつを教えてもらった。

練習シーンもインスタで発信中

「自分が一番素敵に見える角度で撮影しています(笑)。自分のことは自分が一番よく知っていると思うので。自撮りはちょっと恥ずかしいのですが、恥を捨てて思いっきりキメたほうがよく映ります!」

●バグかなさんのInstagram
●SARISの関連ニュース

サリス・ルービーがアプリで若手選手のトライアウト実施

ドイツに拠点を置くUCIコンチネンタルチーム、サリス・ルービーザウアーラント(SARIS ROUVY Sauerland Team)が、室内スマートトレーナーのサリスとバーチャルスポーツアプリのルービーを使用したトライアウトを2月から開催。若手選手の発掘を目指す。

サリス・ルービーザウアーラント

サリス・ルービーザウアーラントは、2016年にドイツで設立され、日本では2019年のツアー・オブ・ジャパンに出場した。

ワイ・インターナショナルが国内における輸入総代理を務めるスマートトレーナーのリーディングブランド、サリスが2022年からチームをサポートすることになり、新チーム名となった。

チームのミッションは、才能のある18~23歳の若い選手をプロレベルに育成させることとしている。チームとしても上のカテゴリーへ昇格することを大きな目標として掲げている。

今回、新たな取り組みとして世界中の18~23歳のサイクリストを対象に、サリスとルービーを使用したトライアウトを実施。トライアウトでは、ルービー内で4つのステージレースが行われ、上位者は3月にスペインで開催される対面での最終トライアウトに招待される。この中から2選手が正式にチームメンバーとして迎えられる予定。

●トライアウトエントリーページ
SVL Sports日本語相談窓口は team(@)svl-sports.de  (@)を半角@に置き換える

サリスのヨーロッパにおけるマーケティング責任者のFrank Schreinerは、「我々の社会的なビジョンとコアバリューに沿って、愛するプロサイクリングの世界に参加したいと思っています。これまで埋もれていた隠れた才能がプロサイクリングの世界にアクセスできるよう、この取り組みを通じて微力ながら貢献して行きたいと思います」という。

H3 Direct Drive Smart TrainerとMP1 Nfinity Trainer Platform

SARIS ROUVY Sauerland Team

チーム名:SARIS ROUVY Sauerland Team(サリス・ルービーザウアーラント)
設立:2016年
本拠地:ドイツ
カテゴリー:UCIコンチネンタルチーム
●ホームページ

村上・笹川流れ国際トライアスロンでバーチャルサイクリングイベント

ワイ・インターナショナルが10月10日から31日まで開催される「村上・笹川流れ国際トライアスロン大会 バーチャルサイクリングイベント」の運営をサポートする。9月26日に予定されていた大会が新型コロナウイルスの影響で中止になったことを受け、開催を望む声が全国から寄せられたことをきっかけに、日本トライアスロン連合として初となるトライアイスロンのバーチャルイベントが開催されることになった。

イベントでは、バーチャルサイクリングのアプリケーションFulGaz(フルガス)を使用する。FulGazを利用することで、走行中に実際のコース風景と同じ景色を体感できるため、本来走行予定であった村上・笹川流れの美しいバイクコースの景観が楽しめる。

ワイ・インターナショナルは、日本トライアスロン連合のオフィシャルサポーターであることと、独自のバーチャルサイクリングコミュニティを運営しイベント開催などのノウハウがあることから、今回運営のサポートとして参加す ることが決定した。

イベントには日本トライアスロン連合の会員であればだれでも無料で参加することが可能で、ワイズロードの一部店舗では日本トライアスロン連合の会員登録を手伝っている。

2022年以降も日本トライアスロン連合主催のバーチャルサイクリングイベントの開催について、トライアスリートが楽しめるように前向きに検討していきたいという。同社が日本国内で輸入総代理を務めるインドアトレーナーブランドSARISの活用も視野に入れ、バーチャルサイクリングの一層の発展に寄与していきたいという。

村上・笹川流れ国際トライアスロン大会 バーチャルサイクリングイベントのホームページ

SARIS JAPANが1周年ありがとう!キャンペーン

ワイ・インターナショナルが日本国内における輸入総代理を務める、米国インドアトレーナーのリーディングブランドSARIS(サリス)が日本上陸してから1年を迎えるのを記念し、SNSを利用したプレゼント企画とZwiftでのライドイベントを実施。「SARIS JAPAN 1周年ありがとう!キャンペーン」が2月17日に始まった。

SARIS JAPANは、2020年2月にY’sRoad渋谷本館にてローンチイベントを開催してから1周年の節目を迎える。

SNSプレゼントキャンペーン
ハッシュタグ #SARIS1周年をつけてレビューを投稿しMP1・TD1を手に入れよう!

特賞の TD1(左)と MP1(右)

SARISスマートトレーナー「H3」およびトレーナープラットフォーム「MP1」を使用している人を対象。使用期間は問わず。Twitter/Facebook/Instagramのいずれかで、ハッシュタグ #SARIS1周年を付けて「H3」 もしくは「MP1」のレビューを投稿した人から抽選で豪華賞品をプレゼント。
H3のレビュー:1名に特賞「MP1」をプレゼント!
MP1のレビュー:1名に特賞「TD1」(SARISオリジナルトレーニングデスク)をプレゼント!
特賞に外れた人から 20名にノベルティ賞「SARIS CAP(非売品)」をプレゼント!
対象投稿期間:2021年2月17日(水)~3月21日(日)
その他詳細に関しては次ページの告知サイトを確認

Zwiftライドイベント開催
SARIS JAPAN1周年記念バーチャルライドイベントを企画中!

ノベルティ賞の SARIS CAP

バーチャルサイクリングアプリZwift(ズイフト)上で、SARISユーザーもそうでない人も一緒に1周年記念バーチャルライドに出かけよう!
イベントの詳細は現在企画中で、3月中旬~4月上旬の開催を予定していて、SARIS JAPANの アンバサダーとサポートライダーも参加予定。開催日時、ライド形式、距離、コースなど、詳細は告知サイトおよびSARIS JAPANのSNSでお知らせ。

●SARIS JAPAN1周年ありがとう!キャンペーン告知サイト

スマートトレーナー「SARIS H3」。12万8000円(税別)
トレーナープラットフォーム「SARIS MP1」 。15万8000円(税別)
トレーニングデスク「SARIS TD1」は5万5000円

ワイズロード19店でスマートトレーナー体験ブース充実

ワイ・インターナショナルはスマートトレーナーがもたらすインドアサイクリングの楽しさ、フィットネスとしての自転車の素晴らしさを年代・性別問わず幅広く伝るために、全国のワイズロード19店舗でスマートトレーナーの試乗体験ブースを充実させ拡大した。

体験できる機種は好評のSARISやWahoo、TACX、ELITEといったスマートトレーナーを代表するブランド。

同社は2020年のスマートトレーナー販売実績台数が3000台以上と業界ナンバーワン。 この販売実績を誇るワイズロードがノウハウを活かし、スマートトレーナーの試乗ブースを新たに設置もしくはスペースを拡大し充実化。より多くの人にそのクオリティや楽しさを実感してもらおうと考えた。

スマートトレーナー試乗体験ブース ワイズロード設置店舗

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