第103回ジロ・デ・イタリアは10月8日、カストロビッラーリ〜マテーラ間の188kmで第6ステージが行われ、グルパマFDJのアルノー・デマール(フランス)が第4ステージに続く今大会2勝目、大会通算3勝目を挙げた。
フランスチャンピオンのデマールが優勝 ©LaPresse
個人総合成績ではドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダ(ポルトガル)が首位を守った。
バーレーン・マクラーレンの新城幸也は1分32秒遅れの区間80位。総合成績では48分11秒遅れの103位。
2020ジロ・デ・イタリア第6ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
この日のデマールは2日前の写真判定にもつれ込んだステージ優勝とは異なり、2位以下に差をつけてガッツポーズでフィニッシュ。今シーズンのデマールは8月5日にミラノ〜トリノで1勝目を挙げて以降、これで通算12勝目。レムコ・エベネプールとタデイ・ポガチャルの9勝、プリモシュ・ログリッチの7勝を上回る最多勝利数を記録している。
マリアローザはドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダが守った ©Fabio Ferrari/LaPresse
デマールがマイケル・マシューズやペテル・サガンを退けた ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
「今朝のチームミーティングまでは、今日のステージは自分に向いていると思っていたが、昨日の厳しいレースの後、逃げを図る選手らがいるだろうと考えると集団スプリントフィニッシュに持ち込む自信がなかった」とデマール。
「結局、スプリントになった。短いけど急な上り坂は地獄のように苦しんだが、ゴールまでに回復した。チームメイトにできるだけ引っ張るように言った。最後の200mで平らな上り坂を見たとき、ここだと思った。完璧なスパートのタイミングだった」
区間2勝目のデマールをチームメートが祝福 ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
●4賞ジャージ
■マリアローザ(個人総合成績)ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
■マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
■マリアアッズーラ(山岳賞)フィリッポ・ガンナ(イタリア、イネオス・グレナディアス)
□マリアビアンカ(新人賞) ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
ステージ優勝のデマールはポイント賞でも首位に立った ©Gian Mattia D’Alberto – LaPresse
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