ツール・ド・フランスを走るプロ選手が使用する最先端ロードバイクは200万円以上の高値となる昨今、ある程度のスピードと快適な走りを楽しめるモデルを見極めるポイントは? 価格はどの程度まで許容範囲となるのか? 専門的には細かい話になるが、今回は基本として押さえておきたいところだけを解説した。

待望のフレームセット販売も登場したアルミロード、STRAUSS RACE3
総合自転車メーカーのホダカが持つスポーツバイクブランドに「KhodaaBloom(コーダーブルーム)」がある。1972年に創業し、これまではマルキン自転車などの一般車を製造・販売してきたが、自社開発ブランドとしてKhodaaBloom、NESTOなどをリリース。日本の自転車メーカーとして日本の道や使用環境にフィットした自転車づくりを行い、新しいサイクリング文化の発展推進に取り組んでいるようだ。
KhodaaBloomから発売された「STRAUSS RACE3(ストラウス レース3)」。エアロダイナミク ス、スタビリティ、レスポンスを追求したアルミ製自転車で、UCI(国際自転車競技連合)認証を受けている。
このモデルがおすすめできるポイントは3つ
メインパーツにシマノの105を組み込んでいる
レース仕様として設計され、国際認証を受けている
日本人向けのサイズがある
メインパーツにシマノの105を組み込んでいる
世界最強の自転車パーツメーカー、シマノの製品には定評がある。プロが使用するトップグレードのパーツもあるが、105は3番目のグレードでありながらレースで使える性能を持たせている。電子制御変速のほかに、予算が10万円も削減できる従来型変速の2タイプが選択できる。

レース仕様として設計され、国際認証を受けている
ダウンチューブのカムテール形状やケーブル類の内装化、ドロップシートステーにより、前作と比べエアロ性能が向上。ヘッド周りの剛性を確保しつつ、ジオメトリー全体のバランスを見直すことで高速走行時の安定感を高めた。 これらの開発を採用しつつ、プロレースに不可欠な国際認証をクリアしているというところに安心感がある。
日本人向けのサイズがある
日本のロードレースに挑戦する人が最適なサイズを選択できるように、4つのサイズをラインナップ。身長150cmから189cmまでのライダーがより深い前傾姿勢を取れるよう、各サイズでジオメトリーを最適化した。
数量限定でフレームセットの発売もある。フレームセット価格は、前作のSTRAUSS RACE2 フレームセットから据え置きの税込み11万円。発売は完成車が5月中旬、フレームセットは6月中を予定。
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