チェルニーV、ケルデルマンが首位堅持…ジロ・デ・イタリア第19S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月23日、モルベーニョ〜アスティ間の251kmで第19ステージが行われ、CCCのヨセフ・チェルニー(チェコ)が優勝。総合成績ではサンウェブのウィルコ・ケルデルマン(オランダ)が首位を守った。

ヨセフ・チェルニー(チェコ)が第19ステージ優勝 ©Marco Alpozzi/LaPresse
トヨタのハイブリッド車が大会で大活躍 ©Fabio Ferrari/LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第19ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
ヒンドレーにけん引されてマリアローザを守ったケルデルマン ©Marco Alpozzi/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EF)
□マリアビアンカ(新人賞) ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、サンウェブ)

第19ステージのチーム賞はバーレーン・マクラーレンで、新城幸也(右端)も登壇 ©Marco Alpozzi/LaPresse

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ケルデルマンが首位浮上…アシスト役のヒンドレーV…ジロ・デ・イタリア第18S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月22日、今大会最高峰のステルビオ峠が待ち構えたピンツォロ〜ラーギディカンカーノ間の207kmで第18ステージが行われ、サンウェブのジェイ・ヒンドレー(オーストラリア)がイネオス・グレナディアスのタオ・ゲオゲガンハート(英国)との一騎打ちを制して初優勝。

第18ステージ優勝で新人賞でもトップに立ったヒンドレー(左)とマリアローザのケルデルマン ©Jennifer Lorenzini/LaPresse

総合成績ではサンウェブのウィルコ・ケルデルマン(オランダ)が首位に立った。

ジロ・デ・イタリアの最難関、ステルビオ峠 ©Marco Alpozzi/LaPresse
先頭を走るヒンドレー(左)とゲオゲガンハート ©Fabio Ferrari/LaPresse
チマコッピと呼ばれる今大会最高峰のステルビオ峠 © Fabio Ferrari/LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第18ステージのステルビオ峠 ©Fabio Ferrari/LaPresse
サンウェブのケルデルマンがステルビオ峠を目指す ©Fabio Ferrari/LaPresse
勝負はヒンドレー対ゲオゲガンハート ©Fabio Ferrari/LaPresse
ヒンドレーが第18ステージを制した ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ウィルコ・ケルデルマン(オランダ、サンウェブ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EF)
□マリアビアンカ(新人賞) ジェイ・ヒンドレー(オーストラリア、サンウェブ)

最難関で優勝したヒンドレーは総合2位、敗れたゲオゲガンハートも総合3位に ©Massimo Paolone/LaPresse

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オコーナー初V、アルメイダ15日間首位堅持…ジロ・デ・イタリア第17S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月21日、バッサーノデルグラッパ〜マドンナディカンピーリオ間の203kmで第17ステージが行われ、NTTのベン・オコーナー(オーストラリア)が初優勝。

ベン・オコーナー(オーストラリア)が敢然と前を向く ©Fabio Ferrari/LaPresse

総合成績ではドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダ(ポルトガル)が首位を堅持。マリアローザを守って15日となった。

2020ジロ・デ・イタリア第17ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

オーストラリア勢は開催国イタリアに次ぐ18選手が今大会に出場しているが、ようやく第17ステージで1勝目を挙げた。オコーナーは第1グループの中から残り8.5km地点で抜け出すことに成功した。オーストラリア選手が山岳ステージで勝ったのは、2014年に現在のコーチであるマイケル・ロジャースがゾンコランを制して以来。

オコーナー自身はグランツール初優勝。ジロ・デ・イタリアでオーストラリア選手が勝ったのは17人目、34勝目となる。

2020ジロ・デ・イタリア第17ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
アシストにけん引されるマリアローザのアルメイダ ©Fabio Ferrari/LaPresse
ベン・オコーナー(オーストラリア)がグランツール初制覇 ©Gian Mattia D’Alberto/LaPresse
超級山岳でもアルメイダが首位を守った ©Massimo Paolone/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ルーベン・ゲレイロ(ポルトガル、EF)
□マリアビアンカ(新人賞) ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)

大会3日目からマリアローザを守り続けるアルメイダ ©Marco Alpozzi/LaPresse

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ジロ・デ・イタリアがコロナ猛威のフランスを回避

ジロ・デ・イタリアの主催者RCSスポルトは10月21日、最終日前日の最後の山岳区間として設定された第20ステージのコースを修正した。フランスのオートアルプ県で新型コロナウイルス感染拡大の防止法令が施行されたことで同県をレースが通行できなくなり、コース変更を余儀なくされた。

2020ジロ・デ・イタリア第20ステージの修正コース

10月24日に開催される第20ステージはアルバをスタートしてから国境となるアルプスを越えてフランス入りし、再びアルプスを越えてイタリアのセストリエーレにゴールする198kmが予定されていた。

しかしフランス入りができなくなったため、スタート後に平たん路を走ってピネロロへ。ゴールとなるスキーリゾートのセストリエーレに向かうが、ステージの難易度を維持するためにセストリエーレを3回上ることになった。

当初予定ではフランスのイゾアール峠や国境にあるモンジュネーブル峠など、山岳ポイントは1級が3つ、2級が1つだったが、新コースは1級が2つ、2級が1つとなりわずかに難易度が低くなった。総合成績の行方を左右する変更点になるかは定かではない。

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トラトニクが大会2000ステージ目で栄冠…ジロ・デ・イタリア第16S

第103回ジロ・デ・イタリアは10月20日、ウディーネ〜サンダニエーレ・デル・フリウリ間の229kmで第16ステージが行われ、バーレーン・マクラーレンのヤン・トラトニク(スロベニア)が初優勝。故郷スロベニアにも近いゴールで歓喜を味わった。

2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Massimo Paolone/LaPresse

第3ステージで首位に立ち、マリアローザを着続けているドゥークニンク・クイックステップのホアン・アルメイダ(ポルトガル)はゴール前で総合優勝争いを展開するランバルたちに2秒先行してゴール。マリアローザを守って14日となった。

一度は吸収されたヤン・トラトニク(スロベニア)だが再び単独アタック ©Fabio Ferrari/LaPresse
ゴール前で総合優勝を争うライバルたちから先行するマリアローザのアルメイダ ©LaPresse
2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse
マリアローザのアルメイダとそれを守るドゥークニンク・クイックステップチーム ©Fabio Ferrari/LaPresse

●4賞ジャージ
マリアローザ(個人総合成績)ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)
マリアチクラミーノ(ポイント賞)アルノー・デマール(フランス、グルパマFDJ)
マリアアッズーラ(山岳賞) ジョバンニ・ビスコンティ(イタリア、ビーニザブKTM)
□マリアビアンカ(新人賞) ホアン・アルメイダ(ポルトガル、ドゥークニンク・クイックステップ)

2020ジロ・デ・イタリア第16ステージ ©Fabio Ferrari/LaPresse

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ガビリアが2度目のコロナ罹患…ジロ・デ・イタリア除外

UAEエミレーツのフェルナンド・ガビリア(コロンビア)が新型コロナウイルス感染によりジロ・デ・イタリアから除外された。ガビリアは2月のUAEツアーで新型コロナウイルスに感染した最初の自転車選手だった。

フェルナンド・ガビリア ©LaPresse

PCR検査は10月18、19日に行われ、492人が検査を受けた。選手で陽性となったのはガビリアのみ。AG2Rラモンディアールのチームスタッフ1人が陽性となり、医師によって隔離措置をとられた。

ジロ・デ・イタリアは10月11日と12日にもPCR検査を行い、ステフェン・クライスバイク(ユンボ・ビスマ)とマイケル・マシューズ(サンウェブ)が新型コロナウイルスに感染したことが分かり、ジロ・デ・イタリアから排除された。

ミッチェルトン・スコットは4人のスタッフが感染し、チームはジロ・デ・イタリアから撤退。さらにエースのクライスバイクを失ったユンボ・ビスマチームも自主的に大会をあとにした。

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