自転車部がない中高生は埼玉ユース自転車競技部が救世主

総合サイクリングステーション「シクロパビリオン」で活動中の自転車サークル「シクロクラブ」には、より競技を目指したい若者向けに結成された「埼玉ユース自転車競技部」があって、2023年4月期生徒の募集を開始した。

「シクロパビリオン」に併設するユース/U23向け本格的ロードレースチームであるEQADSほどは実力・経験もないけど、やはりしっかりと競技もやってみたいというユース世代にもってこいのクラブ。

EQADSと埼玉ユース自転車競技部の違いは

■「EQADS」=ツール・ド・フランスを目指す本格的ユース&U23向けロードレースチーム。全日本レベル競技者で、海外遠征も実施。
■「埼玉ユース自転車競技部」=これから競技を本格的にやってみたい。世界まではまだ無理だけど、力を伸ばしてレースで勝ってみたいというユースサイクリスト向け。イメージとしては、学校における部活動の位置づけ。EQADSの弟分。

ユースチーム「埼玉ユース自転車競技部」の特徴

自転車競技の才能発掘と能力開発に重要なU17~ジュニアカテゴリーが対象
成長と競技レベルの向上に合わせたエキップアサダ独自の長期プログラムの実施
自転車競技においての競技力と適性を考慮した競技進路指導を実施
週1回の集合トレーニング機会と自宅で行うトレーニング課題の提供
成長に応じジュニアカテゴリー内にEQADSの活動へ参加を検討
(*参考)2023年2月21日に「埼玉ユース自転車競技部」選手が出場したレースのレポート

対象者(中学生)】  
・毎週末の活動に参加できる地域在住の中学生(2023年4月からの新中学生、および2023年3月末までの中学生=4月からの新高校生)男子6名程度
・トレーニングに耐えうる基礎体力と協調性、自発性をもって成長を目指せる人

注意事項 】  
他の自転車クラブチームや高校自転車競技部に所属している人の所属は原則として入部不可能。
*ただし当部と所属先との特別な合意を結ぶ場合はその限りではない。

【  ユースチーム「埼玉ユース自転車競技部」概要】
<予定名称>埼玉ユース自転車競技部(略称:ユース埼玉)
<活動時期>2020年11月より活動中
<活動場所>埼玉県東松山市シクロパビリオン周辺
<指導者等>プログラム監修=浅田顕
エキップアサダの有資格指導者およびスタッフによる指導
<活動内容>国際レベルへ到達するためのエキップアサダ独自の育成プログラムの実施
     ・毎週末1回程度(月4回)の集合トレーニング
     ・平日自宅での課題トレーニングの実施
     ・個別定期実績評価と分析による継続指導
<参加条件> 
毎週末(月4回)のトレーニング参加のために拠点(埼玉県東松山市)へ通えること。
<参考費用(実務実費として)>
・年会費       :22,000円 保険料、事務手数料等
・プログラム受講料  :13,200円(月額) 体育館、競技場等の施設利用料別
・ウエア購入費    :39,600円(レースウエア上下+ウインドブレーカー)
・指定大会参加費   :都度実費を負担いただきます。
・自転車レンタル   :ユースチーム推奨競技用ロードレーサー 1カ月5,500円
                  トラックレーサー 1回4,000円
*自転車の貸し出しあり。
*自転車は自前でも可能だが、指定範囲があるので要確認。
(推奨=ブリヂストンRS6 105モデル相当のアルミまたはクロモリフレーム仕様)

【募集期間】
2023年3月1日(水)~3月31日(金)

●埼玉ユース自転車競技部の詳細ページ

世界で最も過酷な400m、ラージヒル逆走レース参加者募集開始

レッドブルは5月20日(土)、北海道札幌市の大倉山ジャンプ競技場でヒルクライムのスプリ ントレース「Red Bull 400 2023(レッドブル・フォーハンドレッド)」を開催。18歳以上の健康な人であれば誰でも参加できる。

ゴールは視線の先にある © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull 400 はスキージャンプのラージヒルを利用するヒルクライムのスプリントレースで、 世界で最も過酷な400m走とも言われている。最高斜度37度の壁に体力の限界が試されるこのレースは2011年にオーストリアで初開催され、年々規模が拡大。日本では2017年に初開催され、2023年が6 回目となる。

札幌市街に背を向けてひたすら大倉山ジャンプ競技場を上る © Jason Halayko/Red Bull Content Pool

2017年世界選手権では、日本大会の女子部門を制した田中ゆかりさんが初代世界女王の座に就くという快挙も成し遂げた。

立ったままでは登れない最大斜度37度のスロープ © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

Red Bull 400 2023(レッドブル・フォーハンドレッド 2023)
開催日: 2023年5月20日(土)7:30 受付開始予定(イベントは17:00 終了予定)
会場:大倉山ジャンプ競技場 (北海道札幌市中央区宮の森1274)
内容:スキージャンプ競技場のラージヒルで行うヒルクライムのスプリントレース
コースの長さは 400m、平均斜度:35度、最高斜度37度
種目は、フルディスタンス個人(男子、女子)と、4×100mリレー(男子、オープン、学生チーム対抗)の5カテゴリー
個人は予選と決勝を実施。リレーは決勝のみ ※リレーの男女混合または女子のみのチームはオープンでの参加となる

2018女子優勝は高村貴子。トレイルランのハセツネなどで優勝経験を持つ第一人者 © Suguru Saito / Red Bull Content Pool

定員:個人780名(男子、女子合わせて) リレー180チーム・720名(男子、オープン、学生チーム合わせて)
参加資格:18 歳以上の健康な男女(未成年の場合は保護者の同意が必要)
参加費:個人(一般)8000円/人・(学生)5000円/人
リレー (学生チーム対抗)1万円/チーム
リレー (男子、オープン)1万6000円/チーム
※すべて税込、スポーツ傷害保険含む
賞品:後日発表

レーススタート © Jason Halayko/Red Bull Content Pool

●Red Bull 400 2023申し込みページ

モンベルのソフトシェル群はアウターにもミッドにもなる

防風性と保温性を備え、ストレッチ性にも優れるモンベルのソフトシェル。アウターとして中間着として、マルチに使える行動着だ。表地のシェル素材ははっ水性に優れ、風・雨・雪を適度に防ぐ。

春の低山ハイキングの行動開始時のアウターとして、残雪期登山の稜線歩きの中間着として役立つが、サイクリングや日常の中でも幅広いシーンで快適に着用できる。

ソフトシェルは、防風性と保温性を備え、ストレッチ性にも優れる高性能ウエア。アウターレイヤーとして、ミドルレイヤーとして、1枚でマルチに活躍する。通気性も高いので行動中でも蒸れにくく、樹林帯での行動開始から稜線歩きまで着用できる。

●モンベルの詳細ページ

サイクリング時の花粉・黄砂対策はモンベルのクールフィールドマスク

花粉や黄砂が気になる春のハイキングや、サイクリング時の粉塵対策などオールシーズン活躍する高機能マスク、WIC.クール フィールドマスクがモンベルから発売されている。グレー、ライトグリーン、ダークグレー、ブルーの4色。1430円。交換用フィールドマスクは660円。

通気性に優れた生地を使用しているため呼吸がしやすく、顔のラインに沿う立体裁断に加え、鼻の形状にフィットする樹脂製芯材を入れているため、メガネやゴーグルが曇りにくくなっている。また、本体生地、フィルターともに消臭機能を備えているため、汗をかいてもにおいが気にならない。フィルターは交換可能。

紫外線遮へい率90%以上
白色生地においても90%以上の高いレベルでのUVカット効果を備えている(メッシュ部分は除く)。野外でのアクティビティにも安心して使用できる。

●モンベルの詳細ページ

自転車好きでつながるJ SPORTSのコミュニティサイト「サイクルビレッジ」

J SPORTSが自転車を楽しむ人たちが集まるコミュニティサイト「サイクルビレッジ」を2月28日にオープンさせた。観る、乗る、応援するなど、自転車に関するさまざまな楽しみを多くのメンバーが共有し、共感し合える自転車を楽しむ仲間同士でつながるコミュニティサイト。J SPORTS IDとニックネームの登録だけで、無料で利用できる。

「マイアカウント」で仲間と繋がる

「マイアカウント」では自分の好きなチームや選手、所有自転車メーカー、ライドの目的・楽しみ方など自転車に関するプロフィール情報を登録できる。メンバーの情報も見ることができるので、自分と趣味嗜好が近いメンバーのフォローや、サイクルロードレース優勝予想サービス「サイクル誰クル?」でフォローした相手の順位やポイント履歴などをチェックすることもできる

自転車ファン専用「トークルーム」で自転車の楽しみを創る 

トークルームはサイクルビレッジのメンバー同士が好きなテーマで話せる機能。ライド中に見つけたスポットやお気に入りの写真の投稿、好きなチームや選手、レースについて語り合うなどメンバー間でさまざまな楽しみや情報を共有できる。興味のあるハッシュタグでテーマを絞り込めるので、共通の趣味や話題を持つメンバーをフォローでき、好きなテーマに関するほかのメンバーの投稿にコメントするなどメンバーの好みに合った楽しみができる。 

【サイクルビレッジ 写真部】

写真部ではトークルームに投稿された写真の中からフォトグラファー辻啓氏が毎月優秀作品を数点セレクトし、辻氏のコメント付きでサイト内に展示。毎月の優秀作品選定に加えて、年間優秀賞の表彰も予定している。また辻氏が撮影した写真の掲載や、辻氏による写真撮影のコツなどを紹介する無料動画も公開。ライド先の景色や食事、愛車などを撮影しながら自転車を楽しむ方必見の部活。

【サイクルビレッジ 宅トレ部】

宅トレ部ではオリンピック3大会出場の飯島誠氏を迎え、オンライントレーニングソフトを活用したライドイベントの開催や、ソフト内の機能を活用したトレーニングメニュー作成・提供など、自宅トレーニングを中心に乗る楽しみを共有。イベントやメニューはオンライントレーニング初心者でも楽しめる内容を予定していて、レースの生中継と連動したライドイベントも企画中。オンラインでもリアルライドで繋がれる自転車ならではの部活。

○オープン記念キャンペーン
サイクルビレッジオープンを記念して2月28日から3月12日までプレゼントキャンペーンを実施。サイクルビレッジに登録し、コメント投稿した人の中から抽選で計5名にスマートウォッチ、骨伝導ヘッドホンをプレゼント。 

期間:2023年2月28日(火)午後0:00~2023年3月12日(日)午後11:59 
賞品: 
GARMIN スマートウォッチForerunner255 Slate Grey 当選者数:2名
Shokz 骨伝導イヤホン OpenRun ブラック 当選者数:3名
対象:サイクルビレッジに参加登録のうえ、1回以上コメントを投稿した人

●サイクルビレッジのホームページ

東京五輪コースからショートまで走れるツール・ド × 富士山開催へ

サイクリングアプリ「ツール・ド」を使って東京2020オリンピックロードレースレガシーの走りごたえあるロングコースから、誰でも楽しめるショートコースまでを用意したキャンペーン「ツール・ド × 富士山」が2023年3月4日から5月14日の2カ月間限定で実施される。

富士山を拝む静岡県ならではの景色とグルメを楽しめる

全国各地でサイクルツーリズム事業(自転車・サイクリングを活用した観光振興事業)を展開する一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパンが運営、TOKYO2020開催市町レガシー推進協議会が主催。

ツール・ド × 富士山
期間:3月4日(土)~5月14日(日)
持ち物:自転車、スマートフォン、自転車用スマホホルダー、スマホ用のモバイルバッテリー ヘルメット、グローブ、保険
主催:TOKYO2020 開催市町レガシー推進協議会(小山町・御殿場市・裾野市)
共催:一般社団法人ルーツ・スポーツ・ジャパン
事務局:ツール・ド・ニッポン事務局
●ツール・ド × 富士山のホームページ

◆コース紹介

小山町・御殿場・裾野のオリンピックレガシーを巡るロングコース
小山町発着(71.6km)、御殿場市発着(71.8km)

小山町・御殿場市・裾野市を中心とした「東京2020オリンピックレガ シー」を体感するロングコース。選手が走ったロードレースコースや鉄板を巡りながら、富士山麗ならではの絶景を楽しめる。コースは小山町発着と御殿場発着の2つある。
小山町発着 URL
御殿場市発着 URL

小山町を満喫するショートコース(18.8km)

小山町の魅力あふれる観光スポットやオリパラ記念モニュメントなどを巡るショートコース。サイクリストも普段自転車に乗らない人もサイクリングを楽しもう。
URL

御殿場市を満喫するショートコース(14.3km)

御殿場の魅力あふれる観光スポットやグルメ巡るショートコース。サイクリストも普段自転車に乗らない人もサイクリングを楽しもう。
URL