デンマークのメイトバイクが全地形を踏破できるeバイク日本先行発売

デンマーク・コペンハーゲン発のe-BIKEブランドMATE.BIKE(メイトバイク)が、アドベンチャー性と利便性を兼ね備えたハイブリッドなオールテラインモデル「MATE Fusion」を世界に先駆け日本先行発売する。

2023年4月22日からMATE.BIKE TOKYOと公式オンラインストアで限定100台の先行予約販売を開始。先行予約で購入した人には特典としてオリジナルのエアサスペンション専用ポンプをプレゼント。製品届けは6月中を予定。

新たに登場するMATE Fusionは、MATE Xのアドベンチャー性とMATE Cityの利便性を融合した次世代e-BIKE。フレームのロゴ、 モダンなカラースキームに一新したニューモデルは、従来モデルより多い9スピードのギアシステムを採用したほか、国内の駐輪場にもフィットする20×2.4インチのセミファットタイヤを搭載した。

通勤・通学などのシティライディングだけでなく、砂利道やアウトドアシーンにも対応。またBafangのモーターキットとトルクセンサー、サスペンション、ギアなどのコンポーネントスペックもアップグレード。

今まで以上に燃費がよく、バッテリーの持ちも向上した。ディテールもオールブラックで統一し、これまで以上にスタイリッシュな印象に仕上げている。

MATE Fusion

MATE Fusion 製品概要
モーター:250W
ディスクブレーキ:油圧式
ギア:9段変速microSHIFT製ギア
速度上限:24.0 km/h (15mph)
バッテリー:Samsung / LG / BAK等
バッテリー出力:36V 13Ah (468Wh)
最大アシスト走行距離:80km
重量(バッテリーを含む):26 kg
サイズ:通常時▶高さ108 x 長さ160 x 幅57cm 折りたたみ時▶高さ68 x 長さ90 x 幅40cm
価格: ¥330,000(税込)
同梱品:製品本体、充電器、2年間の国内正規保証、 コンピューターダッシュボード、バッテリー(1年) 。フロントライト、リアライト、前後フェンダー、リアラックは純正オプションパーツ

●メイトバイクのホームページ

このままでは日本の道端がオレンジに染まってしまう…危険ナガミヒナゲシ

春から初夏にかけて田んぼや道端に咲くオレンジ色のかわいい花が年を追うごとに増えていることに気づいている人も多いはず。欧州地中海由来のケシ科・ケシ属の植物「ナガミヒナゲシ」で毒があり、強い繁殖力を持つため各自治体が注意喚起を始めた。

長い実をつけるのでナガミヒナゲシと命名された

全国の自治体が危険外来種として注意喚起を始めた

地中海沿岸原産の一年草は高さ20~60cm、4月ごろから6月ごろに道端や空き地などで直径3cmほどの薄いオレンジ色の花を咲かせる。花はポピーと似ていて、葉はヨモギと似ているのでカメラを向けたり、食用として収穫したりする人もいるが要注意。

現在のところ特定外来生物には指定されていないが、他の植物の育成を妨げる成分を含んだ物質を根から出すことから、特定外来生物と同様に日本の生態系に大きな影響を与える植物であることは間違いない。

クルマのタイヤや靴底に付着して運ばれるので道路脇に群生することが多い

1つの花から1600粒の種が取れる。1つの個体が100個の花をつけることもあるため合計で16万の種が発生する。クルマのタイヤや人間の靴底に付着して運ばれるので、道路脇などに群生することが多い。かわいい花なのでたいていの人はほほえましく見届けるだけだ。

かわいいのだが、実は毒がある。黄色い汁の中にアルカイド性の有害物質が含まれ、素手で触るとかぶれる恐れがある。また根には他の植物を攻撃する成分が含まれ、在来植物の生育に影響が出る可能性がある。

ナガミヒナゲシは4月から6月に開花する

毒があるため駆除は慎重に行う。できれば種ができる前に抜き取り、ビニール袋などに密封して可燃ゴミとして処分するのがベスト。たいていはオレンジの花が咲いて初めて気づくので、ゴム手袋などをして根から抜き取って処分する。種ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意する。

●環境省のホームページ

最小サイズでも大型サドルバッグと揺れるおにぎりリフレクター

ワールドサイクルのオリジナルブランド、R250から新商品としてR250防水サドルバッグ2 スモールと、R250おにぎりリフレクター お先にどうぞ イエロー/オレンジが発売された。

R250から新商品が発売に

R250 防水サドルバッグ2 スモール

高さが最大わずか90mmしかない、最小サイズの大型サドルバッグ。縫製ではなく溶着することで、縫い糸の穴がなく、防水性が高いタイプ。携帯工具、軽量輪行袋、着替えを入れるのにちょうどいい。

R250 防水サドルバッグ2 スモール

ファスナーを使用していないので、破損のリスクが低く、高耐久。シートポストに固定するベルトは、27.2mm~34.9mmの円形シートポスト用と、横幅50mm程度のエアロシートポスト用の2種類が付属。

開口部はロールタイプを採用。2回折り曲げてバックルを止めると約3L、4回で約2Lとなる。

後部(上下)に4本のリフレクター素材をプリント。サイドのR250ロゴもリフレクター。夜間の視認性も確保。クリップ式のテールライトが取り付けられるスリット付き。

カラーはブラック(左)とブラック/グレー

サイズ:W350/30 x D370 x H90mm
容量:2~3L
素材:600DポリエステルTPU
カラー:ブラック、ブラック/グレー
重量:178g
販売価格:8,910円(税込)

R250 おにぎりリフレクター お先にどうぞ イエロー/オレンジ

twitterでアンケートした中で、最も支持の多かったセリフをプリントした。2本のマジックテープでサドルのレールやサドルバッグ、サイドバッグ、バックパックなどにぶら下げれば、後続車のライトに照らされ、自転車の存在を強烈アピール。

R250 おにぎりリフレクター お先にどうぞ イエロー/オレンジ

長期ツーリングはもちろん、夜間走行の多いブルベや自転車通勤・自転車通学の必需品。ゆらゆら揺れることで、視認性アップ。夜間はもちろん、昼間も効果大。

反射素材を使用したアクセサリーで、道路交通法が定める反射板ではない。

サイズ:(レギュラー)175 x 155mm (ミニ)110 x 105mm
素材:ポリエステルメッシュ、リフレクターテープ
重量:(レギュラー)15g、(ミニ)11g
販売価格:(レギュラー)1,430円(税込)、(ミニ)1,320円(税込)

シャンゼリゼの特別観覧席でツール・ド・フランスを目撃しよう

一般社団法人さいたまスポーツコミッションが2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとツール・ド・フランスの両大会でスペシャルな体験ができるオフィシャルサポーターズ「ツール・ド・フランス2023観戦プラン」の募集を決定した。

コンコルド広場では凱旋する選手らを出迎える用意がされる

ツール・ド・フランスを現地観戦できる特典は今回が初めて

オフィシャルサポーターズは、「さいたまクリテリウム」をより楽しめるプランとして、申し込み者には、選手との交流や観戦席、オリジナルグッズなどの特典が付与されるプランとして毎年募集をしている。

2023年は、各プランの概要発表に先駆け、ツール・ド・フランスさいたまだけではなく、ツール・ド・フランスのファイナルステージ(7月23日/フランス・パリ)でもスペシャルな体験ができる特別なプランを提供する。

シャンゼリゼの特別観覧席

「ツール・ド・フランス2023観戦プラン」は、『2つのツール・ド・フランスを現地で満喫』をコンセプトに、フランスではパリのシャンゼリゼ通りで行われるファイナルステージを観戦。23日間におよぶツール・ド・フランスの、最終日に繰り広げられる最後の戦いを味わってもらう。

さらに、チームパドック(チームバスの待機エリア)やテレビ制作エリアなどのバックステージ見学も含め、さまざまな角度からツール・ド・フランスを楽しもうという特典を用意した。

ツール・ド・フランスを現地観戦できる特典が付いたプランの募集は今回が初めて。

さいたまクリテリウムとツール・ド・フランスのどちらの大会でも特別な体験ができるオフィシャルサポーターズは、限定数での募集。オフィシャルサポーターズのその他のプランは7月頃に発表予定。

コンコルド広場の観覧スペースはシャンパンやタパス付きだ

オフィシャルサポーターズ「ツール・ド・フランス 2023 観戦プラン

販売内容

席種販売口数金額(税込)
①ラ・テラス観戦席プラン5口500,000 円
②ガブリエル・グランドスタンド観戦席プラン15口300,000 円

日程
ツール・ド・フランス2023 ファイナルステージ(第21ステージ)=7月23日(日)
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム=11月5日(日)

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月5日開催へ

2023ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月5日、さいたま新都心駅周辺で開催されることが4月14日に発表された。世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスの名を冠したクリテリウムイベントとして2013年に始まった。2020、2021年はコロナ禍により開催を断念したが2022年に3年ぶりに開催。2023年は9回目となる。

2022ツール・ド・フランスさいたま ©Yuzuru SUNADA

2024年の10回記念大会に向けて大きくステップアップ

ツール・ド・フランスを主催するA.S.O.は世界各国でさまざまなスポーツイベントを開催するが、ツール・ド・フランスの名を冠した大会として2013年に始まったのが「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」だ。

その夏に開催されたツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたり、各賞を獲得するなど大活躍したプロロード選手が出場する。厳密に言えばツール・ド・フランスの一部分がさいたまで開催されるということではないが、ツール・ド・フランスで激闘を展開した選手が来日すること、それと同時にツール・ド・フランスのエッセンスが持ち込まれ、日本にいながらにしてその興奮と感動が味わえるのが魅力。

さいたま大会は「パリ・シャンゼリゼの次のステージ」とも呼ばれる。世界190カ国に国際中継されるグローバルなツール・ド・フランスブランドをそのままに、看板などの小道具もツール・ド・フランスで使われたものが持ち込まれる。舞台はさいたま新都心の高層ビル群。距離の短い周回コースとして設定され、沿道に立てば世界最高峰のスピード感が味わえる。

3年ぶりに開催された2022年大会は10万人超の観戦者が集まった

2022年は11月6日に開催され、2022総合優勝のヨナス・ビンゲゴー(デンマーク、ユンボ・ビスマ)に加えて、クリストファー・フルーム、ゲラント・トーマス、ビンチェンツォ・ニバリの歴代覇者が参戦した。アレハンドロ・バルベルデとニバリは引退レースに。レースは、最終日のパリ・シャンゼリゼを含むステージ2勝を挙げたベルギーのスプリンター、ヤスパー・フィリプセン(アルペシン・ドゥクーニンク)が初優勝した。観戦者は10万人を超えた。

2023年の来日選手も例年と同規模の選手数が集まる見込みで、総合優勝者や複数のステージ優勝を挙げた選手の来日が期待される。コースは2019年、2022年と同様。またコロナ禍でできなかった来日選手との交流も強化していきたいという。

©SSC

ツール・ド・フランス2023の現地観戦プランも実施へ

●ツール・ド・フランスさいたまのホームページ

植竹海貴が全日本タイトル奪還とおきなわ初優勝を目指す

ワイ・インターナショナルの実業団チーム「Y’s Road」に所属する植竹海貴(うえたけみき)が、今季初戦となる第57回JBCF東日本ロードクラシックに参戦。2023年は6月の全日本選手権と11月のツール・ド・おきなわで優勝を目指したいと語った。

2022年は全日本選手権で敗北するなど悔いの残るシーズン

2021年10月の全日本選手権で優勝し、2022年は全日本チャンピオンとしてレースに臨んだ。JBCFのレー スでは12戦8勝、出場したすべてのレースで表彰台に乗り、2年連続で年間総合優勝をすることができた。

しかし、シーズン中盤で調子を崩してしまい、目標としていた全日本自転車競技選手権ロードレースとツール・ド・おきなわ2022は調子を合わせることができず、2レースとも優勝争いに加わることなく、表彰台を逃す結果となってしまい、悔いの残るシーズンだった。

2021年の全日本選手権、植竹海貴(右)が金子広美を制して優勝 ©JCF

まずは6月の全日本自転車競技選手権ロード

「ワイズロードをはじめ、コルナゴなど各スポンサーのおかげにより、昨シーズンに続き強力なサポート体制でレース活動ができることがうれしい」と植竹。

今季は昨年よりコンディションを整えるためJBCFの遠征を減らし、6月に開催予定の全日本自転車競技選手権ロードレースと、11月開催予定のツー ル・ド・おきなわに挑む。目指すは全日本選手権優勝&ツール・ド・おきなわ優勝だ。

「出場するレースは全て優勝する気合と、レースを楽しむ気持ちを忘れずに走りたいと思いま す」

「今シーズンも見ていて楽しいレースになるように、強気の走りをしたいと思います。私たちのレースを見て、女子のレースにも興味を持っていただけたらうれしいです。全日本チャンピオンの座を奪還できるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

全日本最速店長選手権を連覇した植竹海貴

植竹海貴(うえたけみき)
生年月日:1996年1月29日
出身地:東京都板橋区
所属チーム:ワイズロード
勤務先:ワイズロード新宿本館

専門学校卒業後の2016年から2020年3月までは保育士として勤務。2020年4月に自転車に専念できる環境として、スポーツ自転車の専門店ワイズロードを運営する株式会社ワイ・インターナショナルに入社。同社の旗艦店であるワイズロード新宿本館で勤務しながらトレーニングを積み、実業団レースの JBCF(一般社団法人全日本実業団自転車競技連盟)に参戦。

トレーニングには従来の実走練習に加え、SARIS社のスマートトレーナーとバーチャルサイクリングアプリZwiftを組み合わせたインドアトレーニングも取り入れ、課題の克服と競技力の強化に取り組んだ結果、年間12戦中8勝を挙げ、2年連続で年間総合優勝の座を射止めた。現在はワイズロード新宿本館で週3日間勤務。

●植竹海貴のZwiftトレーニング日記